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	<title>ぴょんぴょん・おーじ-おでかけ・ぴょんぴょん &#187; 関西(大阪・京都・奈良・滋賀・兵庫・和</title>
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	<description>ペットとおでかけ、アウトドア ～キャンプ・カヌー・カヤック・ウォーキング～、くるま旅～ドライブ・車中泊～</description>
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		<title>中国、近畿、四国もちらっと放浪旅　11　熊野～千葉</title>
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		<pubDate>Sun, 09 May 2010 14:38:27 +0000</pubDate>
		<dc:creator>richa</dc:creator>
				<category><![CDATA[2010]]></category>
		<category><![CDATA[キャンプ]]></category>
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		<description><![CDATA[<p>5時半起床。
渡瀬みどりの広場キャンプ場を改めて見渡す。
昨日は暗くなってからの到着だったから、ほとんど周りがわからない、と思っていたけれど、明るくなってから見てもその全景は変わらなかった(笑。</p>
<p>広場の真ん中に、石を積んだファイアーサークルがどんと鎮座している。イベントでも使われる広場なのかなぁ。そういう目的で使うとすれば、手狭に感じるキャンプ場。</p>
<p>朝ごはんは、車外で食べることにした。</p>
<p></p>
<p>ずっとエンジンを掛けて奥に停まっていたステップワゴンは、車で移動してきてゴミを捨て、そのまま6時頃にはキャンプ場を出て行った。
バイクもテントを撤収し、6時半にはいなくなっていた。
みんな早い。
早い出発と言っていた我が家と、トレーラーに宿泊している人たちだけが残っている。</p>
<p>キャンプ料金を払うと、領収済みの青い紙を車に貼ることになっている。
トレーラーから覗く人たちがいた。料金未払いで勝手に泊まっていると勘違いされたら嫌だな(苦笑。</p>
<p>7時半にキャンプ場を出発した。
早く出発、と思っていたけれど、他の人たちより大分のんびりした出発時間だった(苦笑。</p>
<p>北山川沿いを走る。
流れているのだろうかと思うほど静かな川。</p>
<p>濃い緑の山と山。その間は、山の緑を映した水面で埋まっている。まるで湖のようだ。</p>
<p>瀞大橋を渡り川を眺める。
釣りのボートが静かに出て行った。
カヌーは見当たらない。
この上流には瀞峡があって、観光用のジェット船やジェットスキーなどが通っているらしい。カヌーを出している人たちも多い流域のはずだ。が、その場にいたときは、そんな場所に自分たちがいることに気づいていなかった。</p>
<p>やはり突発的な行動は無駄が多い。ときに無駄は発見にもつながるけれど…。今回はどうだったのだろう。もし、気づいていても立ち寄る時間は持ち合わせていなかった。行けてもカヌーは持ってきていないので瀞峡に出ることはしないだろうし、見るだけなら行かなくてもいいという判断をしたかもしれない。</p>
<p>ナビにキャンプ場のマークを見つけて往復20kmの行程を見に行くと言う夫。
暗く細い、じめっとしたトンネルを抜け、くねくねと曲がる山道を進むと、集落が現れた。集落を抜けたところがキャンプ場だった。
料金表はあるが、トイレなどの施設が見当たらない。河原へ降りて見た。</p>
<p>川まで遠い。敷き詰められた小石が一面に広がっている。
子供の頃に伊勢神宮へ初詣に行ったことを思い出した。まだお日様が昇る前、伊勢神宮の選別された砂利の上を音をさせながら歩いていく。子供心にも厳かな気分が漂ったものだった。</p>
<p>山に囲まれた広い河原の真ん中にぽつんと立っていると、不思議な感覚になる。</p>
<p>アニミズムの精神は、こんな場所にいるとものすごくよく共感できる。そしてパワースポットとしても感じることができる。
万人対応のパワースポットもあるけれど、自分だけ、あるいは自分たちだけが共鳴できるパワースポットもある、と思う。</p>
<p>通ってきた道を戻るしかないと思ったが、舗装されている道が続いている。どこかに抜けているのかもしれないと期待をこめて進んで行った。
しかし、願いは無残にも叶わなかった。どん詰まりの場所まで行って一枚の看板が出てきた。看板を見ずとも行き止まりなことはわかる。道がつながっていないならもっと早くに書いておいて欲しい。キャンプ場にたどり着く前に通り抜けた集落以降、家は一軒もなかった。なんのためにこんな舗装道があるのだろう。どこかの道へとつなげる計画が頓挫してしまったのだろうか。</p>
<p>すごすごと今来た道を戻っていく。とは言え、往きと復路では景色も違う。往きには見えなかった蛇行する川の様子がはっきりと見えた。
トンネルが、別世界への出入口だったようだ。</p>
<p>熊野古道の一部を車で通る。
間違って旧トンネルへ入ってしまった。車幅いっぱいいっぱいで、通れるのかドキドキものだったけれど、かえって古道らしい風情だった。</p>
<p>スーパーカブの荷台の籠には、収穫してきたばかりらしいみかんがゴロゴロ入っている。
真正面にそびえる山から滝が落ちていた。</p>
<p>昭葉樹の山は明るく開放的だった。根拠のないイメージだけれど、北欧の雰囲気がする。
対照的に針葉樹で覆われた山々は、重く日本の神かがり的に感じる。熊野神社があったり、伊勢神宮がある、と知っているからそう感じてしまうのだろうか。それとも元々この地にそういう力があったから神社や神宮が建てられたのだろうか。</p>
<p>差し迫った問題は、高速まで、海沿いを行くか、山の中を一気に向かうか。
早いのは山の中コースだった。
しかし、それではあまり味気なく、もったいない気がした。
志摩湾フェリーはどうだろう。
ネットで検索すると、今年の9月に完全撤退と書かれているではないか。
乗るしかないでしょう^^</p>
<p>電話でフェリー会社に問い合わせる。予約もいらないらしい。今日はがらがらです、とも言われた。
まっすぐフェリーターミナルに向かっても、11時50分出港の便にギリギリ乗れるか乗れないか、という時間だった。
ここで急いで、事故でも起こしては元も子もない。
13時の便にしよう、とのんびり向かうことになった。海際から少しばかり離れて山の中を走る。</p>
<p>パセ&#38;ポプの散歩のために、まだオープンしたばかりの道の駅熊野きのくにに立ち寄る。
木の台の上に竹の子や夏みかんが並べられている最中だった。運び込まれたばかりの新鮮な竹の子は大きい。
大きな竹の子を二本と、キャベツを購入する。今日中に帰宅するという実感が沸いてくる。</p>
<p>裏に流れている大又川にはこいのぼりが風に揺れていた。
水を覗くのが趣味のポプラは、ここでも夫と一緒に橋の上から川を覗く。道の駅の隣に併設されている木工館はまだオープンしていなかった。大小の切り株を庭に置いたらどうだろう、と立ち止まって思案したけれど、スタッフがいなくて良かった。もしいたら、ひとつふたつ持ち帰るはめになっていたかもしれない。パセ&#38;ポプの運動も少しばかりできた。</p>
<p>尾鷲市に入り紀勢本線沿いを走り、道の駅海山が出てきた。次回来るときのために資料集め、とわたしだけ下りてみた。
ツアーでもあるらしく、リュックを背負い、歩く支度をしているたくさんの人たちが集っている。</p>
<p>紀伊半島のこの時期の花は、フジばかりが目立っている。道端のたんぽぽの姿も少なく感じる。
前を行くバスの広告スペースは虚しさばかりが強調されている。バスの案内や関連会社の広告なりで埋めることはできないのだろうか。</p>
<p>宮川沿いを行くか、熊野灘を眺めながら走るか、これもまた究極の選択だった。もし紀伊半島にカヌーを持って訪れたら海沿いを走るチャンスは少なくなるかもしれないし、海の景色の方が明るくていいという意見の一致で海沿い、近鉄志摩線沿いを進んで行くことになった。
あれほどニュースで騒がれた(消費期限及び製造日、原材料表示偽装事件)赤福は今でも健在な様子。電柱にずらずらと赤い看板が目立っている。</p>
<p>ところで、さっきから気になる風景がある。
すべての家ではないけれど、玄関にこの時期でも注連飾りがついている家を多く見かけるのだ。</p>
<p>注連飾り【しめかざり】
伊勢の町を歩くと、家々の門口に注連飾りが掲げてあるのが目につきます。中央に「蘇民将来子孫家門」あるいは「笑門」「千客萬来」などと墨書きした門符 （木札）が付き、左右にシデやウラジロなどを飾った太い注連縄です。正月の注連縄飾りは普通は松の内が過ぎればはずすのが一般的ですが、伊勢志摩では、一 年間かけたままで過ごす風習があります。
それは、「その昔、この地を訪れたスサノオノミコトに、貧しいながらも慈悲深い蘇民将来が一夜の宿を貸した。ミコトは旅立つ時、今後は門符を門口にかけ ておけば、子孫代々疫病から免れると言い残した」という伝説があるからです。蘇民の子孫である証拠として門符を掲げ、無病息災を願うようになったそうで す。つまり、家内安全の祈りを込めた「厄除け」の門符です。
ちなみに「笑門」とは、後に「蘇民将来子孫家門」を縮めた「将門」で、さらにこれが平将門に通じるのを嫌って「笑門」になったと言われています。</p>
伊勢市観光協会／ものしり情報より

<p>なるほど! と納得したのは帰宅後、しかももう夏の日差しを感じるころになってからだった(苦笑。
先を急ごう。</p>
<p>フェリーターミナルを確認して、お昼を買いに行く。</p>
<p>戻ってくると先客が1台入っていた。車を列に並べて停め、チケット売り場のある2階へ行く。階段を上っていくと、がらんとした待合所とおみやげ売り場、そしてチケット売り場のカウンターがあった。これまで乗ったことのあるフェリーで混雑してごった返しているところはなかった(いつも閑散期に利用するからだ)が、ここまで閑散としているのもなかった気がする。カウンターには女性がひとり座っていた。ネットでJAF割引があると読んでいたので聞いてみる。丁寧に、割引はないと言われた。高速料金の値引きのせいでこのフェリーはなくなると聞いていたけれど、違う原因もありそうだ。</p>
<p>お昼はフェリーターミナルの中の方が「らしい」ものが売っていた。おみやげ売り場には、赤福のコーナーもあった。夫はやはり「赤福」が食べたいと買っている。</p>
<p>鳥羽から乗船する車は10台ほどだった。
これまでわたしが経験したフェリーでもかつてないほど余裕のある停め方をする。バランスよく左右に振り分けられ、中央のスペースはバドミントンもできそうなくらい広く空いていた。</p>
<p>2番目に並んでいた我が家は向かって右端の一番前に誘導された。
犬はそのままとことこ連れて行っても平気だとネットに書かれていた。
トコトコとは連れて行かないが、抱いて上がって行く。
客室には入らず、甲板でパセ&#38;ポプと過ごすことにした。
夫がパセリを抱っこしていると、ちょっとだけおろしただけなのに、ポプラが「だっこ～」とねだる。
約1時間の船旅は、パセ&#38;ポプの写真を撮りまくっているうちにあっという間に終わってしまった。
次に紀伊半島を訪れるときはこのフェリーはないかもしれない。廃止しないよう嘆願されているという話も出ているそうだが、利用する人がいなければ存続は難しい。</p>
<p>伊良湖には定時に到着した。下船するともう、馴染みの「浜松」という案内が出ている。</p>
<p>もう帰ってきちゃったなぁ、という感覚。</p>
<p>まだまだひたすら千葉へ向けて走らなければならないけれど…。</p>
<p>渥美半島を遠州灘を望みながら走り抜けていく。
なぜか細長い半島を走るとき、のろのろの車が前方を走っていることが多い。やたら高速でそれに合わせなければいけないのも困るが、制限速度を下回る運転も安全運転ではない。</p>
<p>細く続くなだらかな丘陵地帯には、キャベツ畑が広がっていた。どこか三浦半島に似ている気がする。キャベツの産地として名を上げているのは、やはり気候や地形が似ているのだろうか。しかし、この時期のキャベツ畑の中には、さながら菜の花畑というような様相をしているところもあった。ニュースでキャベツが高騰していると聞いていた。収穫ができず花が咲いてしまったのだろう。</p>
<p>浜名湖の南、湖を左に、海を右に見ながら走ることは滅多にない。
国内の旅はほとんど車か飛行機なので、新幹線も数えるほどしか乗ったことがないし、これからもあまり乗る機会はないように思う。伊勢湾フェリーがまた利用できるなら話は別だが、わざわざこの地を訪れることでもない限り、このルートを使うことはなかなかないだろう。ゆえに、この景色はわたしにとって貴重なものとなるはず、たぶん。</p>
<p>浜松から東名高速に乗る。</p>
<p>前方には富士山が現れた。
もう日帰り圏内だ。
横浜町田から始まっていた事故渋滞は、近づくとともにその長さを伸ばしていた。</p>
<p></p>
<p>渋滞に巻き込まれる前にパセ&#38;ポプの散歩をしよう。
鮎沢PAに滑り込んだ。PAもまだ混んではいない。</p>
<p>PAをぐるっと周って車に戻ろうとすると、傾いた太陽が富士山を照らしていた。</p>
<p>この後、車から降りるのは家に到着したとき。あともう少しだからね、パセ&#38;ポプ。</p>
<p>毎回の旅で思うけれど、パセ&#38;ポプが車にも酔わず、一緒に旅をしてくれることがとてもありがたい。今回の旅ももうすぐ終わる。病気も怪我もすることなく、元気で家に戻れることに心から感謝する。</p>
<p>この先は渋滞していた。
目の前には、おそらく山を満喫して帰宅する人たちを乗せているだろうアミューズトラベルのバスが走っている。
どの車もつかず離れず、進んでいく。われ先に、と他の車を追い越していく車もしばらくすると横に並ぶ。</p>
<p>先日開通した大橋ジャンクションのループを通って帰ることにした。
ループは、やはり高速道路とは思えないほどの急カーブだった。中央環状線山手トンネルを抜け、C2中央環状線へ。</p>
<p>トンネルや地下が、得意ではない。このルートはまるでゲームで走っているかのような錯覚をしそうなものだった。そして、できればこのルートは、もうあまり使いたくないかも(笑。</p>
<p>10日間の旅はあっという間だった。
何より長かったのは、帰ってきたからレポを書く旅(笑。</p>
<p></p>
<p>2010年5月9日のルート</p>
<p>600km</p>
<p></p>
<p style="text-align: center;">***</p>
<p>やっと、完了です。
長期間、細切れのアップで、すみませんでした。
また、この長い旅にお付き合いいただいた皆様ありがとうございました。</p>
<p>おかげさまで、家に到着したパセ&#38;ポプは元気に家の中を走り回っていました。
しかし、帰宅後あまりはしゃき過ぎたためか、旅の方が快適だったためか(というのは冗談ですが)、３日後にパセリが体調を崩し、嘔吐と下痢という状態(パセリ、嘔吐と下痢で病院へ)になってしまいました。</p>
<p>原因は病院でもわからなかったのですが、やはり、私たち自身も最後の長距離ドライブはきつかったので、パセリにも辛かったのかもしれません。ケロッと治ってくれてホッとしましたが、これまで以上にパセ&#38;ポプの体調に気を使わねば、と肝に銘じました。</p>
<p>大切な家族との楽しい時間を過ごすために、石橋を叩きすぎて渡らないこともある我が家ですが、自分たちだけの楽しみのために連れ回したり、パセ&#38;ポプに無理をしいたりすることはしたくないので、これからもパセ&#38;ポプ優先に、今まで以上に体調管理に気を配って、みんなで旅を楽しみたいと思ってます^^</p>
 「中国、近畿、四国もちらっと放浪旅」シリーズの前のページ &#187;  ]]></description>
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		<title>中国、近畿、四国もちらっと放浪旅　10　一向平～熊野</title>
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		<pubDate>Sat, 08 May 2010 14:39:58 +0000</pubDate>
		<dc:creator>richa</dc:creator>
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		<description><![CDATA[<p>夜は暴れる風も朝にはすっかり落ち着いている。
今日も夜とはまったく違う顔をした穏やかな朝がやってきた。</p>
<p>昨晩、獣侵入対策として、ぶら下げたのはこんな(写真)感じ。
さすがに跳びつけなかったようだ。
跳びついても破くことはできないだろう。</p>
<p>テーブルの上は覗いた様子。
前足をテーブルに乗せた跡があった。
しかし、テーブルの上にはなにもなかった。さぞかし落胆したことだろう。とぼとぼとと帰る後姿を想像すると、少し悪い気がしてしまう。</p>
<p></p>
<p>さあ、明日には千葉の自宅に帰らなければならない。
今日の走りにかかっている。</p>
<p>野菜やお肉、ハムやソーセージなどまだたくさん食材があった。このまま持ち運んでいてはただ腐るだけ。
生ものはすべて火を通す。
サラダも作る。
タッパーに詰めておけばお弁当にもなる。</p>
<p></p>
<p>カーサイドリビングやHEXなどの大物は、9時前に撤収が完了した。
この一向平キャンプ場はごみを処理してくれるので、とてもありがたい。
ゴミを捨てに行った夫とパセ&#38;ポプは、途中の駐車場を通り抜けるときに足の裏などになにかつけてしまったらしい。変な歩き方をしている。ねばねばとガムのようにくっつく実が落ちていた。植物もなかなかしたたかで、とりにくい。</p>
<p style="text-align: center;"></p>
<p>管理人のおじさんが、管理棟からわざわざ出てきて見送ってくれた。
「また来て下さいね。」
「お世話になりました。」
温かな気持ちで出発する。</p>
<p>今日は熊野まで行く予定だった。
そう、紀伊半島の熊野。
だから当初は蒜山・大山はもう走らずにすぐに高速に乗ってしまうことを考えていた。
が、とてもいい天気である。
やはり、見納めに一周しよう。</p>
<p>窓を開けて、緑の風を車内に入れる。</p>
<p></p>
<p>さすがに土曜日ということで人出も多いようだ。
ハイキングする人、散策する人、ドライブする人とすれ違う。観光地らしい場所では、やはり人が多く、街のような賑わいがある。</p>
<p>日本海が薄ぼんやりと見えた。大山は、またゆっくりと訪れたい地だと思う。</p>
<p>快適にドライブしていると、視界の端に、斜面から道をまたいで流れ落ちていくような景色が目に飛び込んだ。</p>
<p>土石流</p>
<p>わたしがしっかり見なかったと知り、夫はＵターンして一の沢に戻ってくれた。白い煙をもうもうとあげながら山頂から麓へと土砂の川が駆け下りていったのだろう。
その場に停まって見ているのが怖くなる。いつ何時また土砂が雪崩れてくるかわからない。早々に出発すると、二の沢、三の沢、と次々にブナを薙ぎ倒してできた土石流の沢が現れた。</p>
<p>&#62;&#62; 一の沢・二の沢・三の沢</p>
<p>大山の南壁は崩壊しているそうだ。
見上げると、木々をこそげ落としたような山容があった。
どこの山でも、どこの川でも、どんな国でも日々変化はしている。山を人工的に切り崩している景色だって珍しくはない。自然と崩れているこの大山の姿を見ていると、自ら変化を起こして入るような気もしてくる。九州の桜島を思い出した。噴火や地震などの大きな衝撃や人間の手などの他からの作用がなくても、大山は自ら少しずつ少しずつ変わっているのだろう。壊れているのか、進化なのか。意思はあるのか、目的はあるのか。なんてことを考える。
でも、人間の目的や意思だって宇宙規模で考えると、意思も目的も「ない」に等しい。大山の崩落だって、宇宙規模で考えれば、変化していないに等しいし、そこに意思があろうがなかろうが、「ない」に等しいか(笑。</p>
<p>見覚えのある景色が現れた。一昨日、通った道に出たらしい。
どうやら大山を一周したようだ。
山から開けた草原へと景色が変わった。</p>
<p>前方にまた車が停まっている。先日蕨採りをした場所だ。先日よりも緑が濃くなったように見える。</p>
<p>日当たりのよい斜面は、今日も蕨採りをしている人たちがいる。
そういえば、業者なのか、道の駅などに卸すのか、という大量に山菜を採る人たちを大山一周する間にあちこちで見かけた。</p>
<p>高速乗る前に氷を買わなくてはならない。火は通していても、クーラーバッグに入れていても、常温では不安だ。道の駅に寄ったが氷はなかった。
道の駅のスタッフの女性が氷を売っていそうなお店を教えてくれた。
すぐ目の前の高速入り口を横目に、町まで走る。
大きなスーパーは見つからなかった。小さな商店の前に氷が入っている冷凍庫があった。スーパーの何倍もの値段もしているけれど、時間も買うと思えば安いものだ。板氷、ロックアイスを抱えてお店にはいる。地方では珍しく小奇麗なお店だった。</p>
<p>再度、お礼も込めて道の駅に立ち寄る。この前寄ったときは静寂に包まれていたのに、今日はさすがに人が多く、ホットドッグの店もオープンしていた。名物と書かれているのでホットドッグとジャージーソフトを購入。</p>
<p>12時、高速に乗った。
昨晩ゆっくり寝たはずなのに、高速に乗ったら快適なドライブで、眠気に襲われたわたしは車の中で舟を漕ぎはじめた。</p>
<p>ふと気付いたら、もう神戸辺り。</p>
<p>すぐに、わたしたちの魔の地域、大阪に入る。寝ぼけた頭を起こさなくては!
やはり今回も、ナビは無茶なこと言うし、標識に書かれている地名がどこを指しているかよくわからない。
紀伊半島方面はたしか関西空港の方。
こっちじゃない?
ほら、あれ。
えー、方向が変だよ。
あれ、出口があるよ。
あぁ、出ちゃった。
え、でも高速のままだ。</p>
<p>あ、阪和道って書いてある。
ほっ。</p>
<p>いつも大阪辺りはふたりでひーひー言ってしまう。案の定、今回も冷や汗ものだった。
東京も、他の場所から来るとそうなのかな。</p>
<p>30分も走ると、ビルばかりの街の景色ががらっと変わり、四方山に囲まれていた。</p>
<p>また料金所が出てきた。
いったい何回料金を取られるのだろう。</p>
<p>紀ノ川PAで休憩をする。
誰もいなかったので、あまり好きではないが、ドッグランに入ってみた。
入って気付いた。
パセ&#38;ポプが用を足したので取ると、すぐそばに糞が放置されていた。それも取ると、すぐまたそばに放置糞がある。ここにも糞、そこにも糞。よく見れば、ドッグランのいたるところに糞が放置されている。
ゴミ箱も設置されているというのにこのマナーの悪さはなんだろう。
病気になりそうで、慌ててパセ&#38;ポプを連れて出た。
同じ犬を家族とする人たちがそんなマナーなんて本当に悲しい。ドッグランができたらいいなぁ、と昔は思っていた。できてみると、ほとんど使っていない。</p>
<p>そして、もう二度と入らないだろう。</p>
<p>この先渋滞していると電光掲示板が伝えている。
対向車線長い列を作っていた。
どうやら長嶺トンネルの自然渋滞らしい。</p>
<p>やはり和歌山、みかんの木が山を覆っている。
16時半、南紀田辺の終点で高速を降りた。</p>
<p>まずはスーパーに寄って今晩の食料を調達。</p>
<p>山の緑が濃い。霜柱のように立っている杉。
中国地方の広葉樹の山がすでに恋しい。</p>
<p>この緑の濃さは、どこか房総半島の雰囲気に似ている。
そういえば、房総には「白浜」や「勝浦」など紀伊半島から移住した人たちが名づけたという土地がある。今ではオリジナルの紀伊半島の方がその違いを明確にするために「南紀白浜」とか「南紀勝浦」となっているのが不思議。黒潮に乗れば紀伊から房総は近いというが、なぜ、紀伊半島から房総へと移ってきたのだろう。戦禍を逃れてとか、江戸の発展で食料需要が増えたかためなどの説があるようだけど、本当のところはどうなのだろう。</p>
<p>ふるさとセンター大塔という小さな道の駅に入ってみた。ガイドのようなパンフレットがないかと思ったのだが、17時ジャストに到着すると、店の鍵は閉まっていた。中にいる店員さんはもう閉めたから、という顔をする。情報館のようなものもない。24時間開いているのは小さなトイレだけのようだ。「17時45分までオープン」とガイドに書かれているのは間違いなのだろう。</p>
<p>仕方ないのでまた杉の山を縫って走り出す。</p>
<p>川には「流れ橋」が架かっていた。大雨で川の水量が増えると、水の強さに逆らわず桁に乗せてある橋を流してしまい、おさまったらまた集めて桁に固定する。戦う相手の強さをよく知っている。こういうことこそが人間の知恵の気がする。コンクリートでいくら頑丈に作ったとしても壊れるよ。かなうわけないもの。壊れて作り直したら時間もお金もかかる。「流れ橋」の考え方で造ったほうがいいと思える工事はいくらでもある気がする。
重く深い緑の山々とその間を流れる川の上空には、白い雲の筋が何本も走っていた。</p>
<p>次に出てきた熊野古道中遍路という、これもまたこじんまりした道の駅によってみる。もう閉める準備をしていたが、ガイドがないか聞くと丁寧に現在位置なども示して教えてくれた。なんのための道の駅かわかっていらっしゃるという感じの人。そういう人がいるところはそれだけで応援したくなってしまう。</p>
<p>今晩泊まろうと思っていた奥熊野道の駅ほんぐうには18時半に到着した。
こちらもちょうど店を閉めたところ。
役所のように時間通り、ぴたっと閉めて絶対開けないという雰囲気がある。
駐車場にいかにも車中泊をするという車が2台駐まっていた。
すでにリアのカーテンも閉められているようだ。
宿泊場所に到着してしまえば、安心。
芝生の広場もあるので、パセ&#38;ポプと散歩をすることにした。
広場の前には「キャンプや花火を固く禁止」するということが書かれていた。この芝生を開放したら休日は大勢の人が利用するだろう。なにか問題があったのかもしれない。
車中泊に関してはなにも書かれていないし、他にも泊まっているし、と思ったら、なにやら「おねがい」と書かれているものが貼られていた。
宿泊もダメ、と。
つまり車中泊もダメということよね。
ご丁寧に野営場の紹介までしているのだから、やはりここは避けたほうがいいのだろう。
しかし、特定のキャンプ場を案内しているのだから地図と電話番号は書いておいて欲しい。
移動してからまたダメだったら困る。
そして、道の駅のオフィシャルサイトにも「トイレ・駐車場・公衆電話は24時間利用できます。」とわざわざ赤字で書いているのだから、他の道の駅とは違う禁止事項もはっきりと書いておいてほしい。
案内されている野営場へ、戻るように移動する。住所も電話番号も地図も書かれていないから、夫の記憶とナビが頼りだった。
細く険しい道を十数分走ってたどり着いた野営場の管理棟は暗く、管理人がいなかった。テントなどは場内の奥の方に数張り見える。
『9時以降の入場はお断り。
管理人に声を掛けること。』
そう書かれているが、管理人が見当たらない。
キャンプ場のポスターが貼られていたので、そこに書かれている電話番号に電話をしてみた。道の駅でここのキャンプ場が案内されていたことを話すと、「ええっ?」と驚いていた。なんの関係もないし、紹介されていることも知らないと言う。これまで一件も問い合わせがなかったのだろうか。不思議だ。
「どこでも張っていいですよ。明日の朝、料金は徴収しますから」と電話に出た女性はキャンプ場の使用に関して言う。
「でも明日早く出てしまうので、その場合はどうしたらいいか」と聞く。
「緑の広場じゃダメですか?」
「緑の広場ってなんですか?」
「こちらなんですけど、こちらならわたしがいるので料金払えますよ」
こちらって?と聞けばまた10分ほど戻った場所にキャンプ場があるらしい。
温泉もあるというし、仕方ないのでまた移動する。
地方での10分というのは距離として長い。
そして日が暮れたあとの山道はものすごく暗い。
川湯温泉街を抜けて、渡瀬温泉へ。</p>
<p>キャンプ場の管理棟はやはり暗かった。温泉施設に出向くしかない。古びた温泉施設だった。歩くと床がぎしぎし言いそうな雰囲気がある。すれたじゅうたんが敷き詰められ、妙なオブジェが飾られていた。にこやかに「いらっしゃいませ」とは言うものの、電話で話て事情をわかっている受付の人たちは、わざわざ料金を払いに移動したことに対してひと言もなかった。</p>
<p>キャンプ場宿泊者は温泉の割引券があります、と割引券を渡される。
「8種類の入浴タイプ」があるとパンフレットには書かれていた。確かにいくつもの浴槽があった。
間違って一番最初に入った浴槽は高温で、膝まで入っただけで、それ以上入れなかった。
となりの浴槽に手を入れてみると、ぬるい。高温の地獄風呂から移る。
さっきから移動ばかりしている。
洗い場のシャワーヘッドはダンベルかと思うほど重くて、笑ってしまうほど辛い。
紀伊半島、熊野の印象はどんどん悪くなる。
それでも、汗を流せたことは幸せなことだ。</p>
<p>クアハウス熊野本宮の駐車場からキャンプ場へと移動した。
常設のトレーラーに一組お客さんが入っている。</p>
<p>奥に一台エンジンをかけっぱなしの車がいた。
川沿いのキャンプ場だが、川の音は聞こえない。車のエンジン音の方が響いている。</p>
<p>川に近い端の方に、車を駐めた。料金を払っているというシールを車のフロントに貼る。
カーサイドだそうかなぁ、と夫が言う。
すでに19時を過ぎていた。</p>
<p>明日は早くから移動しなくちゃいけないし、撤収の時間は少なくとも30分は必要。幸いなことに雨も降っていないし、カーサイドはあきらめてもらいガタバウトを出す。</p>
<p>星を見上げながら、ビールなどを飲む。</p>
<p>バイクが入ってきた。
テントを張っている。</p>
<p>キャンプ場に管理人はいない。誰でも自由に入れる。</p>
<p>奥のステップワゴンはエンジンを止めない。</p>
<p>ビールでのどを潤して、車内に入った。
パセ&#38;ポプと、この旅最後の晩餐をする。</p>
<p>今日も元気にごはんもがつがつ食べるパセ&#38;ポプ。
わたしたちのエネルギーの源は、パセ&#38;ポプの元気な姿。</p>
<p>明日はたくさん走るから、ゆっくり休もうね。</p>
<p></p>
<p>2010年5月8日のルート
約550km</p>
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		<item>
		<title>中国、近畿、四国もちらっと放浪旅　04　しまなみ街道因島～羅漢</title>
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		<pubDate>Sun, 02 May 2010 14:56:31 +0000</pubDate>
		<dc:creator>richa</dc:creator>
				<category><![CDATA[2010]]></category>
		<category><![CDATA[四国(愛媛・香川・高知・徳島)]]></category>
		<category><![CDATA[車中泊/P泊]]></category>
		<category><![CDATA[関西(大阪・京都・奈良・滋賀・兵庫・和]]></category>
		<category><![CDATA[しまなみ街道]]></category>
		<category><![CDATA[中国]]></category>
		<category><![CDATA[四国]]></category>
		<category><![CDATA[車中泊]]></category>
		<category><![CDATA[道の駅]]></category>

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		<description><![CDATA[<p>4時半に目が覚めてしまった。
カーテンの隙間から外を覗く。
おっと、隣に車が駐まっている。ん、その隣もだ。あれ、右隣は駐車禁止スペースなのに車がこちらも駐まっている。
さすがGW! 見事に満車のようだ。というか、あふれてる?
朝の行事、カーテンを開けて、結露している窓を拭く。窓拭きにはパックタオル・オリジナルをカットしたものか、シャウワウが使いやすい。乾きも早いしね。</p>
<p>車外へ出ると、中から覗いた以上にPAは車で埋まっていた。夜中、夢の中にいた間に溢れんばかりに車が駐められていたのだ。昨日寝る前とはまったく様子が違う。寝ている間にどこか別の場所へと移動してしまったかのようだ。大型車スペースも、通路さえも普通車が駐車してふさいでいる。
車中泊用に2段ベッドに改造している1BOX車も何台もいる。トラックベースのキャンピングカーもいる。駐めたらシートをただリクライニングしてそのまんま寝る、という状態の普通の乗用車もいる。
トイレは混雑していた。水が出なくて、と出てきた人が言っている。清掃している女性が「仮説トイレの方が水の勢いがいいですから～!!」と列を作っている人たちに向かって大きな声を出していた。</p>
<p>朝食後、車で足の踏み場もないような混雑したPAを出発すると、本当に溢れていたらしく出口の進入路にも車がずらっと停まっていた。</p>
<p>GWってすごいんだ。(ここ数年、GW真っ只中に旅をしているけれどあまりその混雑には遭遇していないので^^;)</p>
<p></p>
<p>8時、朝のすがすがしい空気を感じながらしまなみ街道を走り抜ける。昨日すでに新尾道大橋と因島大橋は渡っているので、しまなみ街道の下りでは3つ目になる日本初の複合桁斜張橋「生口橋」、世界一の斜張橋「多々羅大橋」、本四連絡橋の先駆者「大三島橋」、日本初の補剛箱桁吊橋「伯方・大島大橋」、最後に世界初の三連吊橋「来島海峡大橋」を渡って終点の今治で降りる。よくもまぁ、こんなにたくさんの「世界一」とか「世界初」や「日本初」とつく橋を造ったものだと感心してしまう。しかし、この橋がなければ、現世この場所に来ることはなかったかもしれない。</p>
<p>島という場所になぜか惹かれる。橋の上を走りながら窓にかじりつくようにして島々を見渡す。もらった資料に載っているいくつもキャンプ場の文字が大きく際立って見えてしまう。</p>
<p>今治に下りたわたしたちは、どこへ行くという目的もなく、帰路はフェリーもあり?とフェリー乗り場へ行ってみた。フェリーの切符が自動販売機で売られている。本土へと行くフェリーはあっても、到着地がルートを戻るような場所だった。短い日程ゆえ、今回は見送り。車で街を走っていると「今治-東京」という看板が掲げられていた。一日一便バスが通っているらしい。どこに行っても、東京へ向かうバスがある。あちこちから東京というところに集まってくるんだ、と今更ながら驚く。東京から離れた所に生まれていたら、わたしも東京に向かうことにあこがれたりしたのだろうか。</p>
<p>特に行きたい場所があるわけではないので、渋滞が始まる前に戻ろう。道の駅に寄って一応名産の今治タオルマフラーを購入した。</p>
<p>とんぼ返りでまたしまなみ街道に乗る。
さっき走っていた今治に向かう対向車線はすでに渋滞が始まっていた。広島に向かうわたしたちの路線も車の数が増えている。行きにはほとんど姿がなかった自転車でしまなみ街道を走る人たち、家族連れで歩く人たちが、あちらこちらにいて歩道も賑やかだ。</p>
<p>しまなみ街道はあっという間に終わり。尾道に戻った。
尾道には巨石が多いらしい。
たまたま目にしたのはしまなみ街道を降りてすぐの場所。山の頂上付近に隕石でも落ちたかのように大きな石が緑茂る木々の中に鎮座している。地震でも来たら落ちてくるのではないかと、その巨石の下の住居を心配した。
尾道のほのぼのとした日当たり良好な山村集落を覗いてみた。街から数分程と近いのに別世界。</p>
<p>また街に戻り、新尾道駅に寄ってみる。
新幹線が停まるらしいが閑散としている。観光案内の窓口の前だけに少し人がいる。幼稚園に通うくらいの子どもを連れた母親だけが、改札口から入っていった。ここから乗り降りする人はどれくらいいるのだろう。
車を出し、海沿いへ向かう。
尾道駅近くに人だかりがあった。千光寺へ上がるロープウェイ乗り場だった。いつ上れるのか、と思うほどの人の列だった。</p>
<p>海沿いの海岸通りを走ると、今度はあっちにもこっちにも長蛇の列。尾道ラーメンの店の前だった。我が家の近所にも有名らしいラーメン店が2軒ほどあっていつも混んでいる。ラーメンってそんなに人を惹きつけるものなのか、とここに来て思う。
行列を横目に通過すると、骨董市の旗がたなびいていた。お昼なのにラーメンではなく骨董市に呼ばれてしまったわたしたち。
倉庫のような中で開催されていた骨董市だった。旧い着物や、食器、陶磁器、調度品など埃をかぶったようなものが並んでいる。私たちの好みのものはなく早々に退散。
近くにあったスーパーでお昼ごはんを買い、海を眺めながら昼食にした。</p>
<p>
さざなみ街道185号線で呉に向かう。
竹原市で、お世話になっている野鳥の長靴の製造メーカーを発見。時々直で送ってもらうことがある。ここから長靴が届くのだ、と感慨深い。</p>
<p>海沿いのこの道は、牡蠣ロードという名前がついているらしい。
外気を入れていると生の貝の匂いなのか、鼻の奥にツンときて眉間に皺が寄ってしまう。
せっかくだから、牡蠣が食べたい。「直売・地方発送します」と書かれている看板や旗を頼りに数件お店をあたったが、どこも閉まっていた。常設の看板は仕方ないとしても開店していないなら旗はしまって欲しい。</p>
<p>結局、道沿いに山積みにされている牡蠣の殻は見かけたが生牡蠣を見ることも出来ず、もちろん一口も食べることができなかった。</p>
<p>造船所が多い。そういえば
「大和」という案内があったのでまわってみる。大和ミュージアムがあった。臨時駐車場も出来ているほどの混雑。となりには「海上自衛隊呉史料館」があった。屋外には「てつのくじら館」という本物の潜水艦が展示されている。底が赤くて上部は真っ黒の潜水艦。実際に任務をこなしていた「あきしお」という潜水艦だそうだ。走る車の中から見るだけでも迫力がある。
山陽本線が通ると「湘南電車!」と叫ぶ夫。
路面電車が走っていると「お、路面電車」と叫ぶ夫。
なぜか釣られてカメラを構えるわたし。</p>
<p>広島では地味にフラワーフェスティバルの準備中だった。きっと明日は華やかになるのだろう。</p>
<p>原爆ドームは通過。あまりに悲惨な場所で、それを残してあるところへ行くのは、躊躇してしまう。いくら時間が経とうともそこに残っている感情に揺れてしまうのが怖い。</p>
<p>広島湾でも潮干狩りにいそしんでいる人たちがたくさんいる。川崎でも潮干狩りが半世紀ぶりに解禁された、とニュースで流れていたのを思い出す。</p>
<p>廿日市から海沿いを離れ、30号線で山へと入る。
今夜は温泉のある道の駅かその近くのキャンプ場に泊まる予定にしている。</p>
<p>この先山の中に入ってしまうと、道中に買い物が出来そうな店はなさそうだ。市街地へ戻ってサティに入った。
地上高が低い駐車場しかなく、車が駐められない。わたしがダッシュで店に入った。夫は渋滞している街中に車を移動させて行った。慌てていたわたしは買い物バッグを忘れ、レジ袋を5円出して払うことになってしまった。レジ袋って大きくても小さくても1枚5円なの?</p>
<p>道の駅へいく途中にある岩倉温泉キャンプ場を偵察する。
河原のキャンプ場を想像していたら、川から一段上がった松に囲まれたキャンプ場だった。テントもかなりの数立っている。ちょっと想像と違う、とそのまま走り去る。</p>
<p>山深い渓谷の中に道の駅「スパ羅漢」が出てきた。
31台しか駐められないこじんまりした道の駅なので、駐められなかったときのことを心配していた。
果たして、駐車スペースはほぼいっぱいだった。
しかし、ラッキーなことに私たちの車が入っていくと、一番奥の最高の場所にいた一台の車が出て行った。</p>
<p>温泉は19時までに入り20時まで出れば良いらしい。意外と早い時間に終わってしまうので慌てた。パセ&#38;ポプの散歩とごはんをあげてから温泉に入る。料金は800円だった。不必要なタオルの貸し出し料が入っているようだ。タオルは別料金にすればいいのに。JAFの割引があって、わたしたちはひとり720円になったけれど、それでもこの施設でこの料金はいかがなものでしょう。</p>
<p>露天風呂で、小学生の女の子を連れたお母さんと話す。開口一番、「ここの温泉、高くありませんか!?」と聞かれた。同じことを考えていたらしい。熊本から家族で来たらしいが、高速も渋滞、広島に降りても渋滞、しまなみ街道へ行こうとしたが諦めて、ここへ来たと言う。やはり車中泊。
食事はどうするんですか?と聞かれる。
我が家はスーパーで買ってきているし、買っていなくても缶詰やパスタなど非常食がある。
近くにスーパーないですよねぇ、と不安気なおかあさん。
来る途中、小さな商店らしきものは見かけたけれどこの時間に開いているかは疑問。しかも、もし車を動かしてしまったら駐める場所がなくなるかもしれない。
もし本当になにもないならうちのおすそ分けや非常食でも…と思ったが、駐車場に戻るとたった30台ばかりなのにその家族の車がわからなかった。どこかへと出発したのかもしれない。
ここで車中泊する人たちはツワモノが多かった。炭火まで出していたり、しっりテーブルと椅子を出して調理をしている人たちもいる。とは言え、自分たち一台のスペース内でおさめている人が多かったので迷惑はかかっていない。最近車中泊が流行とかで、アウトドアメーカーのカタログに駐車スペースを2-3使ってテーブルなどを広げている写真などを載せているものがあり、とても困惑した。あんな真似をされたら車中泊をしているなんて言えなくなる。
わたしたちも温泉から上がって火照った身体を冷ますために、リアハッチを開けた下にガダバウトを出してビールを飲んだ。
すぐ脇の渓谷から聞こえてくる水音が涼しい。</p>
<p>隣の車は母娘孫という3人だった。日除けをフロントガラスにつけるだけで車中泊している。
22時過ぎて入ってくる車もあった。もう満車。どうするのだろう。
トイレは歯磨きで渋滞していた。
ゴールデンウィークは夜と朝のトイレが歯磨きやお化粧で渋滞する。</p>
<p>道の駅で購入した日本酒「一代 彌山 特醸吟撰 」をいただいて、おやすみなさい。</p>
<p></p>
<p>2010年5月2日のおおまかなルート</p>
<p>約250km</p>
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		<title>中国、近畿、四国もちらっと放浪旅　03　養父市～しまなみ街道因島</title>
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		<pubDate>Sat, 01 May 2010 14:03:33 +0000</pubDate>
		<dc:creator>richa</dc:creator>
				<category><![CDATA[四国(愛媛・香川・高知・徳島)]]></category>
		<category><![CDATA[関西(大阪・京都・奈良・滋賀・兵庫・和]]></category>
		<category><![CDATA[しまなみ街道]]></category>
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		<category><![CDATA[車中泊]]></category>
		<category><![CDATA[道の駅]]></category>

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		<description><![CDATA[<p>6時に起床。晴れている。キャンプでも車中泊でも、パセ&#38;ポプといっしょのときの晴れは、何より嬉しいプレゼント。
静かな道の駅を取り囲んでいる低い山々を朝靄が覆っている。</p>
<p>我が家の車の後ろ、駐車スペースではない場所にトレーラーを牽引している車が停まっていた。夜中に到着したのだろう。大型トラック並みの長さなので停めるところはかなり大変だと思う。ちょっとコンビニへ、というのも難しい気がする。停めてしまえばきっと快適にくつろげるのだろうけれど。なにを得て何を犠牲にするか。
駐車場には夜のうちに他にも車が数台増えていた。</p>
<p>パセ&#38;ポプと国道9号を渡り、養父市上野の町を散歩する。パセ&#38;ポプと初めての道をとことこと探検。
頭上で、お腹が茶色くて頭が青い鳥が澄んだ声でしきりと鳴いていた。飛び立ったとき青く輝いたので、オオルリ?と思ったけれど、そんなまさか(笑。イソヒヨドリかな。寒かったのかふわっとまん丸い感じで可愛かったのだけど…。</p>
<p>国道が近くても空気は澄んでいる。
後ろから自転車に乗った少年が「おはようございます」とさわやかに挨拶をして、走り去っていった。彼の背中に「おはようございます!」と言葉を掛ける。</p>
<p>土曜日だからか、道の駅で待ち合わせをしているらしい車が何台も入ってきている。車だけを置いていかないようにという看板があった。</p>
<p>朝食を摂り、8時半に但馬を出発。
唐突に空中に現れたもの。見てはいけないものを見たような気がして慌てて目を反らす。恐る恐る見るとギョッとするオブジェだった。あまり趣味がよろしくないと思うのですが…。</p>
<p>澄んだ水が流れる若杉川。その川沿いを走る県道48号線で、若杉峠を越える。
山はほんのりピンクがかった山桜の花と、芽吹いたばかりの若い緑の芽に彩られている。この時期の会津を思い出した。会津では、まだ雪が白く残り、雪代が流れ込む凍るような川や湖という印象が強い。目の前には、ほのぼのとした乾いた景色が広がっていた。
</p>
<p>音水湖には満々と水がたたえられていた。今にもあふれそうなほど、とても水面が近い。その水面を滑るように競技用カヌーが練習していた。サークルかなにかだろう。何人もの人たちがこれから出艇準備もしている。</p>
<p>道の駅はがを素通りして国道429号メイプル街道を走る。
杉ばかりが植えられている山を見ると遠近感がおかしくなってしまうが、この辺りは種々雑多な樹の集まる山でとても明るい。どんな社会もなにかに偏っちゃいけないんだよね。
悠々と泳ぐ鯉のぼりは、鯉というより光り物だった。この地方では金銀という光る色が使われている鯉のぼりを見かける。しかし、子どもの数が少ないのか、鯉のぼりが泳ぐ姿は少ない。</p>
<p>道の駅「ちくさ」に車を停めた。
道の駅の裏が河原になっていてデイキャンなどができるようだ。
パセ&#38;ポプと降りて行き、しばし川のせせらぎの音を聞き、目を休める。
川を眺めながらカップルが語らっていた。興味津々で近づこうとするパセ&#38;ポプ(汗。
夫は農産物直売所で昔ながらの梅干を買ってきた。(梅干って、放浪旅には結構重宝するのだ! 持ってくるのを忘れたので助かった。)</p>
<p style="text-align: left;">千種川沿いを走る。</p>
<p style="text-align: left;">

コープに立ち寄り、山陽本線を渡り湘南電車のような山陽本線の走る姿を見つけ、お昼ごろには県道5号線から国道2号線へと入り、岡山ブルーラインへと向かった。
海を渡る。
大小の島々に囲まれた青い海原のあちこちに、いかだ状の四角い物体が浮かんでいる。</p>
<p>急カーブが続く。
今にも飛んでゆきそうに舞い上がる吹流し。</p>
<p>道の駅黒井山グリーンパークに入ろうと思ったら、手前でぼたん園に吸い込まれてしまった。「ぼたん祭り」が開催されていて、旗がたくさん立っている。次々と入っていく車の後についていったしまったのだった。


パセ&#38;ポプと散歩するのは難しそうだったのですぐにＵターンし改めて道の駅へ。店頭では揚げ立てのコロッケや焼きたてのちくわなどが売られている。タコのコロッケとタコの揚げ物を購入した。
海産物や、農産物のコーナーもあり、車はひっきりなしに入ってきて活気のある道の駅だ。もしかしたらGWのせい?
昨日買った焼きさば寿司をメインに、熱々のコロッケなどで昼食にする。
パセ&#38;ポプと芝の上を散歩。カンサイタンポポだろうか、セイヨウタンポポとは違う少し控えめで可憐なタンポポが咲き乱れている。
パセ&#38;ポプはタンポポに興味なく、違う野草を口にすることに夢中。</p>
<p>岡山ブルーラインにあるもうひとつの道の駅一本松展望園にも寄る。</p>
<p>黒井山グリーンパークとは打って変わってとても静か。展望台からゆっくり瀬戸内を眺めることが出来る。ただ、すぐ下に駐車場があるので、展望としては魅力が半減ししているのが残念。この道の駅は土曜日の夜は閉鎖するそうだ。</p>
<p>吉井川を渡って、岡山市内の国道2号線のバイパスに戻ると、まるで高速道路のようにスピードが速い。しかも、いったん入ってしまったら出られない恐怖(苦笑。</p>
<p>そんなバイパスを通り、また再び街の中に戻ると、BOBSONのアウトレット店が目に入った。
覗いてみたが、わざわざ入らなくてもよかった。
そそくさと出る。</p>
<p>15時前、倉敷市に入った。

</p>
<p>吉備路に向かう。
ふと、このレポを書きながら、10代のときにも倉敷を旅していたのだから、もしかしたら吉備路にも行っているのでは?と思い出した。行ってもまったくそのことを思い出さなかったのだから、再訪であってもいいのだけど…。覚えているのは倉敷のあの白壁くらいなのだから、我ながら情けない。
あちこちにこんもりと盛り上がる古墳群の間を抜け、備中国分寺に向かう。
夕方になっているので帰る車が多いのか、対向車線はのろのろとほとんど動いていなかった。
五重塔では、通常見られない内陣が、今日は公開されていた。ガイドの人が「是非見てください」と声を上げている。象・馬・鳥などの動物に乗った金剛界の五智如来像（大日、阿弥陀、宝生、阿問、不空成就各如来像）が安置されている。知識のないわたしは見てもわからず、感動もせず、申し訳ない気分になってしまう。</p>
<p>辺りはれんげ畑が広がっていた。
散歩に来ていたらしいご老人方とヘルパーの人たちが、かわいいかわいいとパセ&#38;ポプに声をかけてくれた。ほんの少しパセ&#38;ポプもヘルパー犬の真似事などをさせてもらった。</p>
<p>渋滞に巻き込まれない裏道を探って、倉敷を出て尾道へ。</p>
<p>
</p>
<p>今夜はしまなみ街道へ入ろうという夫の提案で、急遽行く先は海側へ変更。
しまなみ街道を走りたいなぁと思いながらも、今回は四国には行かない、と決めていたので口にはしていなかった。思いがけなくしまなみ街道を走ることが出来そうだ。
尾道でスーパーを探して夕食を確保することにした。
フジグランというこれまで聞いたこともないけれど大きそうなショッピングセンターを発見。もしかしたら書店も入っていて、昨日発売された梨木香歩氏の本「渡りの足跡」も置いてあるかもしれない、と淡い期待も持って入る。
食事を確保し、書店のあることを確認したわたしは、夫に荷物を任せ、店が入っている2階へと小走りで向かった。小さな書店が目に入る。期待は、しぼむ。書籍名と著者名を告げて新刊として入っていないか聞いたが、ひとりでレジを賄っている女性は、梨木香歩の名前を何度も間違えてメモし、お待ちくださいと言ってパソコンに入力していた。
なかなか応答がないらしい。新刊書が並んでいるらしい棚を見たけれど、ない。取り寄せてもらうわけではないので、ここにあるかどうか再度聞くと「わからない」となんとも頼りない答え。残念だけど時間がない。やっぱり旅先で本を買うという考えは甘かった。
また店内を小走りして駐車場へと戻る。</p>
<p>しまなみ街道にSAやPAがなかったらどうする?
ナビを見るとありそうだけど、車中泊に適しているかは行ってみなければわからない。
向島を通過し、因島大橋を渡る。ちょうど日が傾き、空が少しずつ赤く染まっていく時間だった。
外灯がつき始め夕焼けに染まる空が広がった。もうすぐカーテンを下ろすように夜になる。
最初の大浜PAに入ってみた。30台ほど駐められる駐車スペースと、レストランなどもある。臨時仮説トイレなども置かれている。GWは混むということだろうか。わたしたちが到着した19時はまだまだそういう喧騒のみじんも感じられない状態だった。
各々の家に明かりが灯る港町の景色を見下ろして眺め、今夜はここで休むことにした。
20時にはレストランや売店の電気も消えた。夜になってからのほうが車の動きがあるようだ。
22時を過ぎても車の動きはおさまらなかった。
2つほどスペースを空けた場所に駐まっている車はエンジンをかけたままだ。窓にカーテンもなにもしていないから寒いのか、ずっとエンジン音とサーモスタットの音が響いていた。</p>
<p></p>
<p>2010年5月1日　だいたいのルート
約290km</p>
<p></p>
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		<item>
		<title>中国、近畿、四国もちらっと放浪旅　02　妙高から但馬楽座</title>
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		<pubDate>Fri, 30 Apr 2010 14:42:47 +0000</pubDate>
		<dc:creator>richa</dc:creator>
				<category><![CDATA[2010]]></category>
		<category><![CDATA[信越(新潟・長野)]]></category>
		<category><![CDATA[車中泊/P泊]]></category>
		<category><![CDATA[関西(大阪・京都・奈良・滋賀・兵庫・和]]></category>
		<category><![CDATA[SA]]></category>
		<category><![CDATA[日本海]]></category>
		<category><![CDATA[犬連れ]]></category>
		<category><![CDATA[若狭]]></category>
		<category><![CDATA[車中泊]]></category>
		<category><![CDATA[道の駅]]></category>

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		<description><![CDATA[<p>明け方、パセリが寝心地の良い場所を探して車内をうろうろしていた。
普段の居場所は、わたしたちの頭の上か、足元。たまたま足を折ったりしたときパセリが「良い場所見っけ!」と思ってそこで丸まったら、もう私たちは足を伸ばせない。
そして、もしも居心地良い場所が見つからなかったら、訴えるように私たちの足の上やお腹の上に覆いかぶさる。
朝はきっと少し寒かったのだろう。わたしも畳んであるフリースのブランケットを広げようかと思ったくらいだった。面倒で止めたけれど…。</p>
<p>6時に起きだした。温度は寝る前と変わらず4度。
着替えて窓のカーテンを開けると、雪を被った山の姿が現れた。昨日到着したときは真っ暗で気付かなかった。
雪山を背景に、関東ではとっくに緑の葉を繁らせている桜が花を咲かせていた。</p>
<p>SAから一般道へ出て、パセ&#38;ポプと散歩をする。
道の脇の林には分厚い布団のようにあちこちな雪が残っているけれど、ノカンゾウ、こごみ、フキノトウ、二輪草もあちこちで春の到来を喜んでいるようだ。
同じようにSAから散歩に出てきたらしい犬連れの男性と挨拶を交わす。
「寒いですねぇ」
夫がこごみを少しばかり採ってきて、ジェットボイルでゆでた。ポン酢をかけて朝食の足しにする。
採れたてをしゃきしゃき食べた。少し筋張ったようなこごみの独特の食感が心地いい。
今年は自分たちで採って食べられないかな、と思っていたから感激もひとしおだった。</p>
<p>最近は車中泊のガイド本なども出ているからだろうか、車中泊している人が多くなっている。女子トイレには5つ手洗台があったのだけれど、その3つでは、まるでホテルのバスルームかと思うほどに、洗顔・化粧セットを広げている人たちがいた。手を洗う方が申し訳ないと思ってしまうほどに占領している。</p>
<p>7時45分に妙高PAを出発した。
この時期の吹流しはいつも鯉のぼり。今日は、そのまま空高く自由に飛んで行ってしまうのではないかと思えるほど、元気に泳いでいる。</p>
<p>戸隠か白馬か、名前はわからないけれど、まだまだ勇壮な冬山の姿が連なっている。</p>
<p>あの雪の中を今も歩いている人たちがいる、と点にも見えない人たちの姿を思い描く。</p>
<p>ガソリン補給をしたとき、窓を拭いてもらったのはやはり間違いだった。拭きなおしが必要になることが多い。このときも次のPAに入って拭きなおすことになってしまった。</p>
<p></p>
<p>自然が多く残る場所でも、人工物は容赦ない。
土足で踏み荒らしているかのように感じてしまう。</p>
<p>そんな人工物の上を高速で通過していくわたしが何を言えるのか、と思うけれど。</p>
<p style="text-align: center;">
</p>
<p>糸魚川を渡るころになると、猛烈な風が吹き、まるで地震が起きたかのように車が左右に振られはじめた。そして、その風には小雨までがぱらぱらと混じり始めた。</p>
<p>高速道で移動すると、天気も景色も高速で変化していく。</p>
<p>びゅんびゅん飛んでいく景色の中に、突然飛び込んできた鮮やかな赤、黄色。
砺波はさすがチューリップの町といわれるだけある。高速道からでも赤や黄色のチューリップが帯のように広がっている様子がはっきりと見え、目を奪われた。</p>
<p>車内では、砺波のチューリップのようなカラーリングのバイヤブランケットを敷いて、パセ&#38;ポプが寝ている。</p>
<p>9時を過ぎたからか、通過するPAやSAには駐車場に誘導の人たちが立っている。さすがGWだ。まだわたしたちはその実感はないけれど…。</p>
<p>10時には金沢を通過し、11時には九頭竜川を渡る。
山々にはまだ出たばかりの小さな若葉がきらきらと輝いている。</p>
<p></p>
<p>
11時半、敦賀で高速を降りた。これより先、日本海側沿いに高速は走っていない。</p>
<p>21号線はもう何度か通っている懐かしさを覚える道。
日本海さかな街に入ってみた。
たくさんの店舗が入った建物の中をぐるっと見て周る。観光客相手といった店ばかり。(わたしたちも観光客と言われれば観光客なのだけど。)　なにも買わず出るばかりになったとき、出口付近にあった出店のような焼きさば寿司のおじさんと目が合った。試食を勧められ一口いただく。生姜が利いて美味しかった。明日の晩まで常温で大丈夫、というので購入する。普通のお寿司でおいしいところないかな?　夫が聞いてみた。
小声で「こん中はどこもダメ。言っちゃ悪いけど…。前にある回転寿司の方がよっぽど美味しいよ」と教えてくれた。
やっぱり!
この中で買うのは躊躇われたのは間違っていなかったようだ。
混雑している道を渡って、向かいにある回転寿司店にいってみることにした。駐車場はほぼ満車。店内に入ってみると待っている人たちもずらっと並んでいる。焼きさば寿司のおじさんが「よっぽど」というのだから、「まあまあ」ということでもあるだろう、と想像している。
混み具合で美味しさが計れないことは、身をもって知っているつもり。
しかし、ここは安さ故に混んでいるという類の店ではなさそうだった。持ち帰り用のお寿司は、数種類の中から選ぶしかない。少し残念だったが、1.5人前というものを選択。お会計は夫に任せ、わたしはパセ&#38;ポプと寿司店のまわりを散歩する。</p>
<p>夫が抱えて持ってきた寿司は、不必要と思えるパッケージと無駄に小奇麗な包みでくるまれていた。
そんなものにお金をかけるなら、保冷剤を入れてくれるほうがよっぽど嬉しいんだけどなぁ。</p>
<p>4度だった朝からぐんぐん気温は上がり、20度になっている。</p>
<p>日本海が見える場所に車を停めて食事する。パッケージには文句を言ったけれどが、肝心の中身、この値段でこのお味なら満足。美味しかった(^^)v
パセ&#38;ポプも一人前に御寿司^^。</p>
<p>若狭梅街道に向かう。
ガソリンスタンドにいた軽トラの荷台には犬が乗っていた。
大島半島へ掛かる橋をパトカーが渡っていった。</p>
<p>携帯からtwitpicに投稿すると、エラーメールが返って来た。
再度送信してもtwitterとの連携が出来ない、とメールが来てしまう。
どこかでネットにつなげなくては、連携を復活することが出来ない。
携帯で、その設定は不可能だった。
今回PCは持ってきていない。
iPodでなんとかしなければ…。でも、ネットにつなげることは容易ではなかった。別にかいいか～、と諦めつつあるわたし。
しかし、夫はこういうときわたしよりも俄然力を発揮する。どうにかネットにつなげようと道の駅に寄ってみたり、つながりそうな場所へと右往左往してくれた。
おかげで東舞鶴の某所で無事設定することができた。(しかし、この設定はまた解除されてしまい、結局昔ながらの「いまどこPYoN2」にアップすることとなったが…。)</p>
<p>ほっ、としてまた車はまた先へと進む。
舞鶴湾に差し掛かると、目の前にイージス艦の姿が現れた。軍艦が所狭しと詰め込まれている。日本海側の最重要拠点となる海上自衛隊舞鶴基地だ。国道27号線のすぐ脇に現役ばりばりの軍艦があってもいいの?と少々心配になってしまうが、海側からは複雑に入り組んだ地形になっているらしい。</p>
<p>『舞鶴湾は若狭湾の一部をなし、湾口が北北東の方向を向いたY字の形状をしている。湾口の幅は約700mと狭い。そのため、湾内は極めて静穏であるほか、湾内の干満差が最大でも30cmと極めて小さい。平均水深20mで、また四方を300～400m級の山で囲まれていることから、強風や荒天を避けることができ、良港としての条件を備えている。また日本海から湾内を目視する事ができないため、軍事上の拠点として重要視された。wikipedia』</p>
<p>横浜のような、函館のような、小樽のような…遠目なのでどこに似ているかわからないけれど、レンガ倉庫も並んでいる。
近くには海上保安学校があった。防衛大学校と同様に学生とは言え国家公務員らしい。授業料は無料で、給与、ボーナスがもらえるそうだ。しっかり日本と日本人の安全を守ることに従事してくれるのならもちろん有難いことなのだけど…。</p>
<p>16時、前も寄ったことのある「とれとれ市場」に吸い込まれるようにまた入ってしまった。
帰路ならばおみやげを買うことも出来るし、近くでキャンプするなら魚介類を購入できるけれど、今日は車中泊の予定なので火を使わずに食べられるものしか買えない。
ぐるっと周って外に出ると、小さなログハウス風の「魚なみ」というお店があった。フライ定職や焼きそば、つみれ汁、うなぎ丼などを出している。
小腹が空いたという夫がつみれ汁をテイクアウトして、パセ&#38;ポプの待つ車で食べる。つみれは練り物ぽかったけれど、つゆはホォっとする味だった。</p>
<p></p>
<p>雨が降り始めた。
小高い山と、緑の河川敷に挟まれた由良川沿いを走っていると、透明だった川の水が泥水に変わった。上流ではひどい雨になっているのだろうかと心配になったが、すぐ上で河川敷を掘り返す工事をしていて土が川に流れ込んでいたためだった。
わたしたちの頭上は黒い雲がたちこめている。行く先の空が明るいことが救い。
黒い雲を連れて行くことのないよう下を通り抜ける。トンネルを出たら、雲は追ってきていないようだった。山に感謝する。</p>
<p>温泉もあるという道の駅「農匠の郷やくの」に寄って見た。
どこに温泉があるのかわからず、車でうろうろ移動してみるがわからず。帰ってから調べてみると広い施設のようだ。それに気付かずわたしたちは早々に立ち去ってしまった。小さい道の駅も少々戸惑うが、大きすぎるのもまた困る(笑。</p>
<p>2輌編成の山陰本線が、山沿いを走って行く。</p>
<p>和田山のジャスコに寄って夕食を購入。</p>
<p>雨が降った形跡もなく、カラカラに乾いている。この先、雨に降られないとも限らない。歩けるときに、パセ&#38;ポプの散歩をする。</p>
<p>30分も走らずに、道の駅「但馬楽座」に到着した。</p>
<p>昔はにぎわっていたこともあるのだろうか。
少し寂れて侘しい感じがする温泉施設が建っている。その傍らに新しい道の駅としての施設が並んでいた。女子トイレは古いタイプの和式が3つ。手洗い場はひとつだけ、とこじんまりしている。
雨は上がっているけれど、まだ乾いてはいなくて、パセ&#38;ポプを散歩させると汚れそうだ。レインドッグガードを着せて歩くことにした。
駐車場内に停まっていたキャンピングカーから、ヨーキーさんがパセ&#38;ポプに向かって叫びはじめた。オーナーの方が、わざさわざ出てきてくれて、ご挨拶^^</p>
<p>我が家にとって最優先のパセ&#38;ポプの散歩が済んだので、交代で温泉に入りに行く。
温泉だけが稼動している建物。温泉がなかったら廃墟に近い。</p>
<p>そんな閑散とした施設の温泉は、ぬるぬるとした泉質で、驚くほど肌がつるつる!</p>
<p>温泉から戻ると、夫がパセ&#38;ポプのごはんを温めてくれていた。家から凍らせたごはんを3食だけ持ってきている。今朝そのひとつを食べ、今夜は2つ目。</p>
<p>車内のカーテンを閉めて、食事にする。
駐車場には3台ほどの車中泊組がいるようだ。</p>
<p>9号線八鹿バイパスの外灯が並んでいる。
その灯りの下を、間隔を空けて赤いライトを光らせた車が走り去っていく。</p>
<p>車内でのパセ&#38;ポプ。
重なってくうくう寝ている(笑。</p>
<p>車が入ってきた。
車中泊だろう。</p>
<p>空には星が瞬いている。</p>
<p style="text-align: center;">*　*　*</p>
<p>2010年4月30日のルート
新潟県妙高市 ～兵庫県養父市但馬楽座</p>
<p></p>
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		<item>
		<title>中国、近畿、四国もちらっと3007km放浪旅 TOP</title>
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		<pubDate>Thu, 29 Apr 2010 05:06:02 +0000</pubDate>
		<dc:creator>richa</dc:creator>
				<category><![CDATA[2010_index]]></category>
		<category><![CDATA[中国(島根・鳥取・山口・広島・岡山)]]></category>
		<category><![CDATA[四国(愛媛・香川・高知・徳島)]]></category>
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		<category><![CDATA[キャンプ]]></category>
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		<category><![CDATA[近畿]]></category>

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		<description><![CDATA[<p>
レポが出来るまでデイリーぴょんぴょんのコピーですm(__)m</p>
<p>※2010年6月30日やっとアップをはじめました。</p>
<p style="text-align: center;">*　*　*</p>
<p>4月29日から5月9日まで、車中泊とキャンプでふらふらと西日本を放浪してきました。
北陸から近畿地方に入って、中国地方、広島、倉敷へ。しまなみ街道で四国に入り、Ｕターンして山口県津和野辺りでキャンプ。その後、これまであまり縁のなかった山間部通って大山に向かい2泊キャンプし、都市部を吹っ飛ばして紀伊半島へ。最終日は今年9月に完全撤退という伊勢湾フェリーに乗船、あとはひたすら高速で帰るという3007kmの旅でした。</p>
<p>
お天気にも恵まれてとても充実した10日間。今回も晴れ晴れボーイズ顕在という感じで助かりました^^。
大好きな会津と比べると、明るくあっけらかんとした雑木林が多いように感じる中国地方は会津に負けず劣らず素晴らしく、多種多様な木々に覆われている山々の景色にはかなり惚れ込んでしまいました。広葉樹の若葉が輝く中に、山桜や山つつじが色を添えて、まるで桃源郷。もう少し近かったら他の季節も含めて通いたくなる場所でした。</p>
<p></p>
  &#171;「中国、近畿、四国もちらっと放浪旅」シリーズの次のページ ]]></description>
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	</item>
		<item>
		<title>九州-山陰　3186km　くるま旅　03(名古屋～)</title>
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		<pubDate>Sun, 04 May 2008 11:23:08 +0000</pubDate>
		<dc:creator>richa</dc:creator>
				<category><![CDATA[2008]]></category>
		<category><![CDATA[車中泊/P泊]]></category>
		<category><![CDATA[関西(大阪・京都・奈良・滋賀・兵庫・和]]></category>
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		<category><![CDATA[道の駅]]></category>

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		<description><![CDATA[
<p>結局は高速から降ろされて
一号線を走ることになった。

わたしたちのこれから先の予定はいったいどうなるのだろう。
予定などほとんど立てていないくせに、とても大雑把なスケジュール「本州の端まで高速を使う」が狂ってしまうと嘆く。</p>
<p></p>

<p>パセ&#38;ポプはどんなときも、自由気ままにピローの位置を変え、好きな体勢で寝転がっている。
わたしたちと同様シートベルトのテンションは安心するらしい。少々張り気味の状態でいることが多い。
</p>

<p>走っていて気付いたのはセブンイレブンが出てこないこと。寄る必要があったわけではないけれど、国内旅行をするときこれからは郵便局ではなくセブン銀行を使おうと考えたわたしたち。セブンイレブンがない地域があることを知らなかったことにここで気がついてしまった。それともたまたまこの地域にはなかったの???</p>
<p>関東～東北では見かけないKマートばかりが次々に出てくる。</p>

<p>このままずっとセブン銀行もなく、クレジットカードも使えないお店ばかりだったら、困るかも…と少々焦った。
郵便局のカードも他の銀行のカードも失くすと困る、と置いてきてしまっている。
(結局現金がなくなって困った状況にはならなかったけれど、スーパーでの買い物はやっぱりカードの利用が出来ないところが多かった。) </p>

<p>ししたろのデジカメの充電器を忘れてきていた。
高速を降りる山口辺りで充電器を買おうかと言っていたけれど、どうせ降りてしまったのだからとK&#8217;sデンキに寄る。
しかし残念ながら「取り寄せ」だそうで…。だったらいっそのことデジカメを買ってしまおうかとデジカメを物色すると、ししたろさんが次に買おうと思っていたものもないらしく、店を出てきた。
ナビで近辺の電気店を探し電話をしてみる。</p>
<p>エイデンでは充電器が1台だけ在庫があると教えてくれた。買おうと思っているデジカメのメーカーも扱っているらしい。
車をその店に向けた。</p>
<p>先はまだまだ長いというのに、あれやこれやとカメラを物色し、結局お目当てのデジカメはなく、次点候補もなかったので、充電器を購入した。</p>
<p>ふと…
K&#8217;sデンキとKマートは関係あるのだろうか???と疑問をもつ。解決していないけれど…。</p>
<p>川を渡るとき、遠く川岸でタイヤのような浮き輪に乗って何かを採っているような人たちの姿を見かけた。
ここは「桑名」
まさか、はまぐりってことはないわよねぇ?
遠すぎて写真も撮れなかったし、 真相はこれもまた不明のまま。</p>

<p>道の駅「関宿」の案内が出てきた。
以前、ネットで「関宿を愛犬と訪れてドックカフェに寄ってきた。関宿は雰囲気もいい街だ」という記事を読んだことがあり、「千葉の関宿」と勘違いしたわたし。「三重県亀山市の関宿」とわかるまで時間がかかった(笑。
通り過ぎながら、「なるほどね、この町並みなら雰囲気がいいと書くわね」と納得した。そして同時に、千葉の関宿もがんばれ～と小さくも叫んでもみた。</p>

<p>東栗市まで1号線。
バイクでキャンプツーリング中な方の後ろをゆく。</p>
<p>海蔵川の河川敷ではシートを敷いてパラソルを立て、お鍋を囲っているような人たちの姿が見えた。まるで芋煮会のようだけど、もしかしてはまぐり会とかあるのかしら。</p>
<p>四日市駅前は立派なとおりが続いている。しかも人も車の姿もとても少ない。GWでみんな出かけているのかな。
陽射しが強く、日にさらされている膝が暑い。まるで真夏のよう。
こういうとき、前の車だったらパセ&#38;ポプの居場所がとても心配になった。
今は３列目のカーテンを閉めてしまえば、パセ&#38;ポプの居場所は日陰になっている。</p>
<p>13時、ガソリンを補給するためにスタンドに入ると、パセ&#38;ポプに気付いたスタッフの方たちがぞろぞろと車の周りに集まって四方からパセ&#38;ポプのことを呼びおしゃべりをする。
ホプラはそういうのが苦手でそりゃ大騒ぎ。パセリは愛嬌振りまいちゃうタイプなんだけど、たくさんの目が窓という窓から覗いているんだから、わたしだって少々頬が引きつる。
まぁ、若いスタッフの男女がぞろぞろと「かわいい～♪」と言ってくれているから嬉しいことは嬉しいのだけれど^_^;</p>
<p align="center">*　*　*</p>
<p>伊勢湾を左に眺める。
鼻がむずむずする。花粉ではなく、これが予想で言われていた黄砂による光化学スモッグ?
そして、これより先ずっと鼻むずむずとくしゃみ、咳に悩まされることになってしまった。</p>

<p>甲賀土山からやっとまた高速に乗った。
知らずに走っていたけれど、新名神高速道路は2ヶ月ほど前の2008年2月28日亀山JCT～草津JCTが開通したらしい。新しい道に見えるねぇ、と話はしていたけれど、納得。しかも早期開通割引とかをしているらしい。割引は嬉しいけれど、わたしたちは割引対象になったのか不明(苦笑。でもってその早期開通割引っていう言葉も不明。開通割引ならわからないでもないけれど、早期ってどこに掛かっているの???</p>

<p>目に飛び込んできた微妙なオブジェ。不気味。
金勝山トンネルに入る前の近江大鳥橋らしいのだけど、なぜこんな形なんでしょう。なにを意味しているのでしょう。
国土交通省の不祥事(当事者方は箔だと思っていらっしゃるらしいけれど)が続いている昨今、こういうものを見ると、橋を吊ることが目的ではなくて、わたしたちの目を吊り上げたいのかと思ってしまう。</p>


<p>中国自動車道に入る???
15時。ちょうど1年前訪れたけれど、パセ&#38;ポプと入れなかった石山寺の脇を通過する。</p>

<p>次は大阪、太陽の塔。</p>
<p>大阪はとても久しぶり。今回は走り抜けるだけだけど(笑。走りながら橋下知事にエールを送る。がんばれ～っ!(^^)!　</p>

<p>それにして対向車線はひどい渋滞。ぴったりとまって動いていない。いったいなにがあったのだろう。西宮名塩SAよりもずっと前から車が停まっている。
何十キロ続いているのか…。</p>
<p>車のナンバーに「北九州」が数台見かけられるようになった。
まわりは鳥取、広島、島根、福山、岡山などもいる。野田はさすがにいない。
おそらくまわりの車からは「野田ってどこ?」と思われているだろう。</p>
<p>16時前に山陽道に入った。</p>

三木SAに立ち寄るとドッグランが併設されている。
それを目当てに来ている人たちもいるのか、犬さん連れでドッグランへ向かったり、車に戻ってきて足を拭き乗り込んでいる人たちがいた。

<p>
パセ&#38;ポプはドッグランはパス。休憩中はシートベルトをはずしているホプラは、なぜか助手席に移動してきて助手席のわたしの膝上からサービスエリアの観察をしていた。</p>

<p>流れ消えていく権現湖PAのすぐ奥にテントの姿を発見し、まさかそんなところでキャンプ?ととても驚いた。
PAからも徒歩圏内にある権現総合公園キャンプ場のテントだったらしい。幻を見たのではなくてよかった(笑。
それにしても、そんな高速道路に近い場所で車の音はうるさくないのかなぁ。</p>
<p>姫路市に入ってトンネルが連続している。
「あと5つ」、「あと4つ」という標識も出てくるくらい。</p>

<p>いったいこれまでいくつのトンネルを抜けてきただろう。今回の旅でこれからいくつのトンネルを通るのだろう。
日本国中山は穴だらけなんだなぁ、と思う。</p>
<p>たつの市に入ると、トンネルには赤とんぼのマーク、目に入った建物は赤とんぼ文化ホールと書かれている。
たつの市が童謡『赤とんぼ』の作詞者三木露風の生誕の地という理由かららしい。</p>
<p>赤穂市の路面はコンクリート。時々高速で路面がかわるのはなぜなんだろう。</p>
<p>岡山市に入り、火災山トンネルを抜けるとの色・木々の高さが変わった。(うーん、変わったことは覚えているけれどどうかわかったのか不明(+_+)</p>


<p>日が傾き、少しずつ夜が近づいてきた。
西の空に気になる雲の姿。出かけると、家にいるとき以上に地震のことを考えてしまう。出かけているときに自宅近辺に地震が起きるかもしれない。あるいは、出かけた先で地震に遭うかもしれない。
天気のためだけでなくそんなことを考えながら空を見上げてしまう。避けられることではないのに…。</p>

<p>19時過ぎ広島県に入り福山SAに寄る。(上り線にはドッグランがあるらしい。)
駐車スペースには誘導する人が数人いて、赤い棒を振って案内してくれている。これもやはりGW故のこと?
駐車スペース脇にはベンチが所々にあり、よく手入れされた花壇や遊歩道などもある。
パセ&#38;ポプの夕飯をここで作ることにした。
ジェットボイルでお湯を沸かし、プリムスのランチジャグに移して乾燥野菜と高野豆腐を入れる。しばらく熱湯で戻し、鮭缶とともに器に盛った。この方法はなかなか楽チン。</p>



<p>
パセ&#38;ポプのおなかをこなす時間がわたしたちの夕飯タイム。普段家にいるときはわたしたちが先でパセ&#38;ポプが後だからいつもと逆のパターン。ここのSAにはテラス席もあり、涼やかな外で食事をしている人たちもいる。わたしたちもパセ&#38;ポプとテラスで食事をすることができた。ししたろさんはカツどん。わたしはおうどんのような食感のお蕎麦(笑。</p>

<p>移動して宮島SAで寝ることにした。</p>
<p>ここまでで家から約890km。</p>
<p>しかし、今晩も暑い。
窓を開けても涼しい空気は入ってこない。外に出れば過ごしやすい温度でも、締め切っている車内は暑い。珍しくパセリがはぁはぁとつらそうにしている。
宮島SAは不夜城で車の出入りも多く、それなりに騒がしいので、24時過ぎてクーラーを入れり消したりしてうとうとする(入れっぱなしは危険だから良い子はやめましょう)。
しかし、26時くらいにはすっかり目が冴えてしまった。うだうだしているなら走ってしまえ、ということで27時出発。</p>

<p>宮島SAにはスマートインターチェンジもあり、ここから出て次のインターから乗れば深夜割引が使えるじゃありませんか!(^^)
そしてそして、帰ってきてから気付いたけれど、この時間帯に高速から降りたから、ここまでの分も深夜割引になったみたい(^^)/</p>

そんなラッキーなことになっているとも知らず、あっさり次の玖珂PAに移動していたわたしたち。
さすがにPAは静か。もしかしたら車の多さも暑さに拍車をかけていたのかもしれない。

<p>
窓も開けず、クーラーもつけず、
もちろん割引されているなんてことも考えず、
こてっと…
おやすみなさい。</p>
*　*　*
<p>
5/4の走行ルート。</p>
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		<item>
		<title>初DELICA D:5 車中泊の旅　04　琵琶湖周辺</title>
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		<pubDate>Fri, 04 May 2007 11:54:03 +0000</pubDate>
		<dc:creator>richa</dc:creator>
				<category><![CDATA[2007]]></category>
		<category><![CDATA[ドライブ]]></category>
		<category><![CDATA[車中泊/P泊]]></category>
		<category><![CDATA[関西(大阪・京都・奈良・滋賀・兵庫・和]]></category>
		<category><![CDATA[琵琶湖]]></category>
		<category><![CDATA[車中泊]]></category>

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		<description><![CDATA[
<p>再度、走り始める。
琵琶湖湖畔は所々渋滞で進まなくなる。これは信号や道路事情が原因? 進むときはスイスイなのに。</p>
<p>今夜のための買出しをしなくてはならない。なかったらなかったで、もちろん非常食もあるけれど、やっぱりそれは非常食で…(苦笑)。
できれば、この土地のなにかが買えたら一番いい。
でも、地元特産店もスーパーも見当たらない。</p>
<p>
辺りは宅地開発された様子で、新しい家がいっぱいびっしりある。でも、スーパーがない。この辺りの方たちはどこで買い物をしているのだろう。
看板すら見つけられず、やっと出てきたセブンイレブンに寄ることにした。
着ぐるみを着たスタッフがお祭りのようにお店の前で焼き物を売っていた。駐車場が広大で、どんどんお客が入ってくる。
小さなトラックの荷台にぎゃーぎゃーわめいている10代の少年たちが乗っている車も入ってきた。琵琶湖湖畔で、サンルーフから顔を出す子供たちがいる車を何度か見かけた。東京近郊ではもう最近は見かけなくなった光景。わたしがたまたま見ていないだけかもいれないけれど…。怖い。親は子供を危険にさらしてなんとも感じないのだろうか。
子供たちに車の中でゲームさせたりDVD見せて静かにさせている親も多いみたいだけど…。
あ、話がそれてしまう。
セブンイレブンは千客万来だった。こんなに混んでいるコンビニは初めて見た。やはりスーパーが近くにないってことなのかしら。</p>

<p>日が傾いてきた。
琵琶湖での夕陽も綺麗だと聞いているけれど、そろそろ今夜の宿泊場所を決めなければいけない。琵琶湖からは離れて北へ向かう。
17時頃、林道へと入る。が、予定していた分岐した先の林道は通行止め、という冷たい表示が出ていた。
</p>



<p>仕方なくもう一方の道へ。この道の先にはキャンプ場もあるらしい。しかし、その名前は「ピラテスト」。名前からして、怪しい団体が関係しているか、あるいは高規格&#38;高価格キャンプ場と想像をめぐらせてしまう。
入っていった道はそのキャンプ場の関係している団体が管理しているらしく『入村料、有料』とあちこちに看板が掲げられている。どこからがその村でどこで料金を払うのかまったくわからないが。</p>
<p>この団体は何なのか、ネットで調べてみたら5件ほどしかひっかからなかった。
持ち帰った資料で再確認すると、「ピラテスト」ではなく「ビラデスト」だった。濁点だとずいぶん印象が変わる。</p>
<p>
道路は完璧な舗装路で、歩き良さそうな散策路や、ひと休みには最適な東屋のある休憩所などもある。休憩所の広場はわたしたちには素晴らしい野営地に見えてしまったけれど、もちろんそこには『キャンプ禁止』と手書きではなく、お金をかけただろう文字の看板が立っていた。
道路脇はずっと山の斜面で、若葉に覆われていた。道幅が広がると交差点で、目の前に立派なログ作りの立派な受付けが現れた。受付より、見上げる高い丘の上にはレストランや宿泊施設があるようだ。ログハウスもあって、オートキャンプも出来るらしい。アウトドアとはあまり縁のないような白くて細い腕の青年たちやお化粧ばっちりの女の子たちが、受け付けで夕食を頼んでいる。BBQセットだろうか。
わたしはダンボ耳で彼らとスタッフのやり取りを聞きながら、料金表を探した。
一泊6000円!　そりゃそうよね。確認しなくたってわかるわ。
すべてAC電源付、ほほ～っ。
電源なんていらないし…。この時間から入って、明朝早くに、出て行くのも憚られる。
場違いな雰囲気もする。
サイトの空きも聞かずに出た。
ネットでよくよく見ると、ここのキャンプ場は個別に炊事場・ＡＣ電源・野外炉・テントデッキ・常設テーブルセットがあるらしい。しかも2サイトごとに水洗トイレがひとつ。＼(◎o◎)／
でも、そこまで設備があるなら6000円なら、お安いわね、多分。</p>
<p>でも、やっぱりわたしたちにはその設備いらない。
テレビコマーシャルもしているようなキャンプ場らしいので、紹介しましょう。
&#62;&#62; ビラデスト
初めてのキャンプなどには、綺麗で整っているようだし、いいかもしれない。</p>



<p>ビラデストのメインストリートは琵琶湖湖畔へと続いていて、林道に入るために左折したところから数キロ先に出る。一時間ほどかけて、ほとんど景色が変わらない場所にもどってしまった(笑)。
湖畔沿いのキャンプ場は文字通り、芋洗い状態。
道路と湖の間ほんの数メートルの細い敷地にぎっしりと、車とテント、タープが重なり合うように並んでいる。
ゴールデンウィークだから仕方ないとは言え、数年前に復活した琵琶湖湖畔のイメージがまた崩れてしまう。</p>
<p>2年ほど前に、大好きな作家のN氏が書いていたWEBでの連載を読んで、琵琶湖のイメージが変わった。その後、出版された本はわたしの宝物になっている。ただ、本の中ではこの湖がB湖になっているので、わたしもあえてここで本の紹介はしない。
でも、大好きなその作家が同じ趣味持っていたことに感激し、勝手に親近感を覚え、その本に書かれていたB湖周辺で、いつかカヌーを出して本を読みたい、と思うようになっている。
誰の本だったか、なんという本だったかも、今は思い出せないけれど、琵琶湖へと抜ける街道が出てきた。その道にもとても興味も持って、その心惹かれたれたことを執念深く今でも覚えている。いつか、歩いてみたい、と。名前を忘れてしまっては元も子もないのだけど…。
琵琶湖に通じる道、水でも山でも、なぜか興味をソソラレルらしい。</p>
<p>今回はこの琵琶湖周辺でゆっくりは出来ないけれど、今度訪れたときのために少しでも様子をインプットしておきたいと思っていた。
でも、もう、この湖畔のキャンプ場は覗く気になれない。
湖畔から離れたキャンプ場を見に行くことにした。</p>

<p>道の駅かなにかの大きな駐車場を備える施設の脇を通りかかると、ずらっと並んでいた古いスカイラインたちが目に飛び込んできた。いやこの書き方ではウソになる(苦笑)。わたしの目に飛び込んできたのは古い車がずらっと並んでいる様子。隣でスカイライン好きなししたろさんが、「すごいっ、スカイラインがいっぱいいる」とわめいたから、並んだ古い車たちがスカイラインとわかったのだった。興奮しているししたろさんのために写真を、と頑張ったけれど、わたしの腕もわたしのカメラもそこまでの力はなかった。ししたろさんのカメラで撮れば少しは違ったかもしれないけれど…。</p>
<p>ナビと地図で目星をつけたキャンプ場へ向かう。
暗い川沿いの道。嫌な思い出がよみがえってきた。昨年、ダックスファミリーという雑誌の監修のお仕事で向かった某キャンプ場のこと。
我が家史上最低最悪のキャンプ場&#38;管理人だった。あまりにひどいキャンプ場だったのでそのレポさえ載せていないほど。雑誌には当然掲載しなければならなかったけれど…。
あぁ～似ている、あのときと似ている(+_+)。
口にするのも憚られたけれど、「似ているよね」とだけ言うと、ししたろさんも「うん」と。思い出していたらしい。</p>
<p>でも、あんなにひどいところは滅多にない。マイナスなイメージは暗闇に葬って進む(笑)。
暗闇にオレンジ色の明かりがひとつ、ふたつ見え隠れする。
近づいていくと、ものすごく明るいキャンプ場。外灯は数え切れないほどがたくさんあって、その下には所狭しと並んだテントやタープ。タープの下には目がくらむほど明るいランタンが煌々と光を放って、炭のにおいを漂わせて夕食の準備をする人々を照らし出している。
この風景は、健全で理想的なファミリーキャンプ場という雰囲気なのだろう。
広場では、おとうさんと娘たちが明るい外灯の下でバドミントンをしている。きっともうすぐおかあさんが呼びに来る。あれ、でも健全なファミリーキャンプの図ではたいていおとうさんがお肉を焼いているはずなんだけど…(苦笑)。
あまりに明るくてわたしたちなんて入る隙間なし、という感じだったけれど、一応聞いてみることにした。
ログハウスの管理棟に行くと、窓口から顔を出したおじいさんが「今日はいっぱいなんだよ。もうずっと泊まっている人たちもいてね。明日になると少し空くけど」と申し訳なさそうに話す。
わたしたちがお礼を言って出ようとすると、「あ、この先にね、テント張っている人たちがいるよ。誰も文句言わないから。水はないけどね」と教えてくれた。「ありがとうございます」と言って振り返ったとき、目の前の柱に『熊出没。注意』と書かれた紙が貼ってあった。</p>
<p>キャンプ場を出て、おじいさんが教えてくれた道に行ってみると、判断に迷う道。通行止めではないけれど、『この先危険』と書かれている。『熊出没』の貼り紙がフラッシュバックする。すでに暗い夜道。痴漢も怖いけど熊も怖い。今日はやめよう。
途中、お風呂に立ち寄って、最終的に用意していた宿泊場所に移動する。</p>

<p>そこはトンネルの向こう。
19時、このトンネルを抜けた。
</p>
<p></p>
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		<title>初DELICA D:5 車中泊の旅　03　石山寺</title>
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		<pubDate>Fri, 04 May 2007 02:18:18 +0000</pubDate>
		<dc:creator>richa</dc:creator>
				<category><![CDATA[2007]]></category>
		<category><![CDATA[ドライブ]]></category>
		<category><![CDATA[車中泊/P泊]]></category>
		<category><![CDATA[関西(大阪・京都・奈良・滋賀・兵庫・和]]></category>
		<category><![CDATA[石山寺]]></category>

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		<description><![CDATA[<p>唯一、今回の旅で行ってみようと決めていたところ。今回の…というより、決めていくのはかなり稀なこと。しかも観光スポットに行くことは珍しい。
子供の頃に行ったことはあるようだ。帰ってきてから親と話していて知ったけれど、記憶はなかったし、よみがえることもなかった。
まあ、今回は門前払いをくらってしまい、中の様子がわからないからかもしれないけれど…。</p>
<p>
</p>
<p align="center">*　*　*</p>
<p>ナビが案内した道は鎌倉などの住宅街に入り込んでいくような狭い道。車一台が通れるくらいの道幅で、対向車がきたらどちらかがどこかで待っていてすれ違うしかない。本当にこの道でいいの?と不安に思うと、後ろからも何台か入ってきてる、とししたろがバックミラーを見て言う。
きっと、みんなカロッツエリアのナビなんだ、と私は内心思った。
石山寺には着いた。しかも正門ドまん前。
どうしろっていうの～???
駐車場は太い通りに面して位置しているらしい。正門前から出て太い道を右折してぐるっとまわる。駐車場は右折で入らなければならず、無愛想な案内のおじさんが鬼のような顔してダメダメと棒を振り回す。</p>


<p>石山寺に着いたのはお昼過ぎ。予定通りだったけれど、予想外に混んでいた。駐車場には車が列を作っている。だからおじさんが鬼の形相で棒を振ったのだろう。
有料なのか無料なのか、いったいいくらなのかわからないまま列に並んだ。近所の路上に車を駐めていく人がいるということは、おそらく有料なのだろうけれど…。
駐車場内に入って、はじめて小さな看板に書かれている料金表が目に入った。
これは故意にしていることなのだろうか。
ワンコインパーキングとか100円パーキングとか、基本となる時間を書かないパーキングが横行しているのも腑に落ちないけど、ワンコインPの場合は故意なのだろうと思う。
そして、石山寺は、また問題があった。
なんとか駐車場に止め、パセ&#38;ポプと一緒におみやげ屋の並ぶ通りを抜けて、さっき通った正門へ向かう。</p>


<p>正門の前で写真を撮ったりしていると、中からシーズー連れの人が出てきた。
わたしたちも「さぁ、中へ」と、パセ&#38;ポプもいるので脇の門から入っていく。
と、「寺院内にペット(犬猫)は持ち込まないで下さい」との看板が!!!!!</p>


<p>脇から入らなければわからなかっただろう。
書いてある看板はどこに向けているのか?という角度で置かれている。なんのための告知かわからない。</p>
<p>でも、見てしまったわたしたち。
パセ&#38;ポプと一緒に入っていってなにか気分を害することがあったら、その方が嫌だ!ということでサッサと出てきた。</p>
<p>駐車場の件も、ペットに関する告知も、悪過ぎる。HPをみたって書いてない。どこかに書いてあったとしても見つけられないのでは意味がない。</p>
<p>わざわざ行ったけれど、パセ&#38;ポプを置いて観光する気はさらさらないので(笑)、さっさと引き返す。</p>



<p>パセ&#38;ポプと石山寺を後にして、周辺を少しだけ散策。
周辺は静かで、旧石山役場跡とか旧石山尋常高等小学校跡などがあった。</p>
<p></p>

<p>パセ&#38;ポプを車に乗せて、ダッシュでお土産店を覗き、昔から好きな京都の一味としじみの佃煮を購入して、わたしは車に戻る。</p>

<p>ちょうどお昼だったので、ししたろさんが車を止めた一番近いお店に、持ち帰り用のしじみご飯を買い求めに行ってくれた。</p>

<p>ご飯が炊けるくらいの時間待った。
たぶん、炊いていたのだと思う。出来たてのしじみご飯。
熱々で膝の上に載せるのは憚るほど。
待った甲斐のある甘すぎず生姜の効いたとてもおいしいしじみごはんだった。</p>
<p>湖西道路を走る。おなかもほどよく満足してしまい、ハンドルおよび未定の行く先を握っているししたろさんに眠気が襲ってきた。
脇の道に降りて車を止め、寝不足解消のため仮眠する。
いくら深く眠れたと思ってもやはり寝不足。
D5の倒した3列目でししたろさんはしばし夢の中へ旅立ってもらうことにした。
が、シートベルトをはずしたパセ&#38;ポプは喜んで3列目のししたろさんの所へ行き、それぞれ快適な場所を陣取ってしまう。ししたろさんはやっぱりパセ&#38;ポプの隙間(笑)。
わたしは助手席で本を読んでいたけれど、目がくっつきつつあったので、そのまま目を閉じてしまった。</p>
<p>一時間後、目が覚めた。暑い。じんわりと汗をかいている。
車の右上方に、道路が走っている。</p>
<p>「ここはどこだったっけ?」</p>
<p>「暑ーっ」ししたろさんも目が覚めたらしい。</p>
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		<title>初DELICA D:5 車中泊の旅　02　初車中泊～滋賀へ</title>
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		<pubDate>Fri, 04 May 2007 01:44:04 +0000</pubDate>
		<dc:creator>richa</dc:creator>
				<category><![CDATA[2007]]></category>
		<category><![CDATA[ドライブ]]></category>
		<category><![CDATA[車中泊/P泊]]></category>
		<category><![CDATA[関西(大阪・京都・奈良・滋賀・兵庫・和]]></category>
		<category><![CDATA[D5]]></category>
		<category><![CDATA[ピロー]]></category>
		<category><![CDATA[彦根]]></category>
		<category><![CDATA[車中泊]]></category>

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		<description><![CDATA[<p>3日に家を出発して、4日になってはじめての車中泊をする時間になった。(端折りすぎ!? でも、夜だし、暗闇の景色の中、ただ高速を走っていただけだし…。わたしうつらうつらと舟漕いでいたので(^^ゞ　すみません)</p>
<p>夜中とは思えないほどSAは動いている。同じように車中泊をしているらしい車、今到着して準備している車。大勢いることに驚く。
わたしたちも、車内でさあ寝よう、となったときに出た問題。そして疑問。
セキュリティの問題があるので詳しくは書けないけれど、この車のセキュリティのことはわかったつもりになっていただけで、実は体得していなかったことが発覚した。つまり、巷でよくある「なにやってんの?」のクラクションが鳴ってしまったのだ!!
慌てて、ししたろが即対処した。
対処方法をすぐに思い出して行動できるなんてすごいっと思ったら、当てずっぽうだったらしい(笑)。</p>
<p>あぁ、びっくり。</p>
<p>傍でこういう音は何度も聞いていたし、別段「なにごと!?」とも思わなかったけれど、本人はすごくびっくりするものなのね。</p>
<p>マニュアルを引っ張り出してまた読む。うんうん、そうだよね、と確認。だから、こういうときはこうしなくちゃ鳴っちゃうのよ、とわかったつもりで言うわたし。
と、そこで新たな疑問が2つ3つと沸いてきてしまった。
これまたセキュリティの問題で書けないけれど、マニュアルでその疑問を消せる箇所を見つけることが出来なくて、少々不安に思いながらも、夢の世界への誘惑の方が強くすぐに眠りについてしまった。</p>
<p>
</p>
<p align="center">*　*　*</p>
<p>Fサービスエリアで目覚めたのは5時過ぎだった。夜はその姿を見られなかった八ヶ岳も青空の下で朝日を浴びている。
はじめてD5で寝て、目覚めた朝。
約3時間だったから十分とは言えないけれど、深～く眠ることが出来た(^^)
ディーラーでつけてもらった遮光カーテンも効果満点で、夜中に通る車のライトも外灯もまったく気にならなかった。
パセ&#38;ポプのドッグベッドとモジュラーホウラー作戦も完璧(あくまでも、わたとしとしては)だった(^^)v</p>
<p>パセ&#38;ポプはそれぞれどこで寝ようか迷っていたみたいだけれど、ま、そのうち慣れるでしょう。
なんと言っても、以前のゴルフだったら迷うほどの場所はないわけだから、迷う余地があるくらい広いってこと。と、自己満足(^^ゞ</p>

<p>ししたろさんがパセ&#38;ポプの散歩をしてくれている間に、出発準備。テントやタープはいつも全部設営&#38;撤収をしてくれるから、これくらいしないとね。と、今は思っている。それに、この車内ベッドパターンはわたしがずっとシュミレーションして「これで行ける!」と思ったものだったから、試したかったという理由もある。
シュラフ(モンベルストレッチダウンハガー旧#0)2枚を家での収納袋にルーズに押し込む。小さく収納しないですむ分とっても楽。昨晩寝るとき、私はフリース一枚かけただけで寝始めたが、さすがにそれでは寒く感じて寝ぼけたままずるずるとシュラフをひっぱって、かけた。我が家は、一年を通してこのシュラフとブランケットにお世話になっている。夏用シュラフ(SPオフトン)の出番はほとんどなくなっている。でも、ダウンハガーも使うたびに羽が脱走していくので、SPオフトンに段々近づいているくらい薄く、くたびれてきている。今年の冬は越せるのだろうか。楽に収納袋に入れられるということは、不安にもなる。
倒していたシートを戻し、ドッグベッドとピローでパセ&#38;ポプシートを作り、もう準備完了。ひとりでさくっと出来るし、車外に出なくてもこの作業は出来るから雨のときも大丈夫。これは、かなり嬉しい。
</p>

<p>太陽が昇ってきて、SAでも車の移動が増えてきた。SAにはパン屋さんもあって店員が作業していている様子が見えたので、わくわくして買いに行ったら、6時OPENと入り口に書いてあった。がっくり。外に向かって書いておいて欲しい。おいしい香りは漂ってくるし、店内の動いている様子が見えるんだもの、間違えてしまう。おなか空いているときの落胆は辛いわぁ。</p>
<p>今日は今回の旅の中で唯一立ち寄ることを決めている場所に行くので、あまり遅くならないうちに到着しようと5時45分に出発した。</p>

<p>だだっ広い青空の下に山。
その下方に重そうな雲が町や畑を覆っている。
高速道路と平行して連なる山々は山頂付近にまだ雪を積もらせていた。
若葉と桜の花と、青空と、まだ春を迎えていない山。最近はあまり来なくなってしまった長野方面。いつも行く東北方面とはやはり景色が違う。この景色を見ると、長野に人が集まるのも頷ける。(雄大な景色の写真は失敗したので非掲載(苦笑)。)</p>



<p>9時頃PAでおにぎり購入。パセ&#38;ポプもちょっとずつごはん。そして、まだお行儀よく寝ているパセ&#38;ポプ。</p>


<p>名神、京都方面へ。
6kmの渋滞を20分ほどで通過。</p>

<p>5年前の2002年(乗鞍・木曽キャンプ TOP )には左へ行ったんだった。懐かしい。つっちーとひーくんがその先で待っていてくれてて、しばしおしゃべりをしたんだっけ。5年も経つなんて、わたしの時間感覚はどんどんのんびりになってきている気がする。</p>

<p>彦根で高速を降りる。ETCレーンは空いている(^^)v</p>

<p>と、思ったら、
このレーンだけ止まっちゃった。</p>

<p>うわっ、ずらっと並んでる。
ETCレーンの続きの車線が混むレーンらしく、ETCじゃないゲートから出た車が列の前の方まで行って、列に入るのでETCから出た車は進まない、という現象が起きている。</p>


<p>先に進めずにいると、出口すぐのところには小さく手書きの「名神入口→」という看板を発見。ここでUターンして高速に戻る人がいるの?　それくらい常に込んでいる場所なのかしら?
看板立てるより、レーンの作り方考えて欲しいわ。</p>

<p>ナビは右折を指示していたけれど、あまりの混み方に左折レーンに変更して左に向かう(笑)。すいすい～♪
</p>


<p>あ、西武線!?</p>
<p>近江鉄道本線です</p>
<p></p>

<p>旧道らしき道に迷い込んだら、そこは由緒ある道だったらしい。
ローカルFMでは彦根城が400周年だと言っている。
</p>

<p>目の前にコンクリートか石の棒がにょきっと現れた。
近づいていったら、鳥居。
真横から見ていただけだった(苦笑)。
</p>


<p>う・が・ば・も・ち</p>
<p>うばがもちっ
</p>
<p>家から470kmほど走ったところで、ガソリンを入れることにした。セルフのガソリンスタンド。ししたろさんが入れている間に、パセ&#38;ポプの散歩をして戻って来ると、給油後キャップをしようと思ったらガソリンが漏れはじめてきた!とししたろさん。
スタンドの人にガソリンが溢れ出してきたと説明すると、「暑いときはタンクの中の空気もガソリンも膨張するからいっぱいに入れると溢れてくる」と言われた。そんないっぱい入れてない、とししたろさんの弁。これまでだってそんなこと一度もなかったし…。そして、溢れているのをお構いなしに、「蓋しないとどんどん出ちゃうよ」と蓋を閉められた。
初めて聞いた話。そんな説明も書かれていない。そのときはなるほど、そんなこともあるんだと納得したけれど、後から考えればとっても危険なことで、「よくあるんですよ」と言っていたくらいなんだから、だったら大きく目立つように書いておいてほしい。
後日、ディーラーでこの話をしたら、そんな話は聞いたことない、と言う。
出光お客様センターにも問い合わせた。エア抜きにガソリンが達するとそういう状況になる、と後から連絡が入った。しかし、エア抜きは3箇所あってすべてに達することは不可能。この件は未だ解決されないまま。</p>
<p>道の駅竜王かがみの里に立ち寄る。
特に面白いものもなく、立ち去る。
写真も撮っていなかった。</p>
<p>川を何本も渡る。
美濃川? 長良川? 木曽川? なんという川なのかわからないけれど、どの川も濁っていて泥水。そして水の量は少ない。
少ないというより干上がっているような川も何本もあった。
長い橋の下に広がる広場のような敷地。そんな土地の中に一筋の水の流れを見つけて、やっぱりここは川だったと思うほど。
普段がどんな様子をしている川かわからないので、なんとも言えないけれど、橋の長さと広場の幅から想像すればそれなりの川幅があると思う。もしくは水が増えたとき暴れる川なのだろうか。そのときのためにこれだけの敷地を用意しているのか。今見えたちょろちょろ流れている水の流れからはその様子を想像するのは少々難しい。
答えは見つけられないまま、いくつもの街を通り越していった。</p>
<p>疑問といえば、昨晩疑問のままにしてしまったデリカD5の一件があった。
連休中、ディーラーは休みだと聞いている。マニュアルに書かれている三菱お客様センターが頼りだけど、こういうところって連休休むわよね。そう思いながらも試しにかけてみた。予想は裏切られて、録音ではなく電話がつながった。最初に電話口に出た人に疑問を話すと、一旦電話を保留にしたあと「自分では対応しきれず、間違ったことをお伝えすることがあっては大変なので、担当を変わります」と
別の人が電話口に変わって出た。用件もしっかり伝わっている。ひとつめの疑問はマニュアルに書かれている箇所を教えてくれて解決。それ以外の疑問に関しては、調べてから確実なことをお知らせします、と一旦電話が切られた。しばらくして電話があり、すべて解決。三菱の対応にいい意味でかなり驚いた。三菱は昔からこういう対応をしていたのか、あの一件があってから変わったのかわからない。もしかしたら、わたしの三菱への先入観があってこんな印象を受けたのかもしれないけど…。</p>
<p>とにかくすっきりした気分で旅を続けることが出来たのは本当に嬉しい。</p>
<p></p>
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