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	<title>ぴょんぴょん・おーじ-おでかけ・ぴょんぴょん &#187; 四国(愛媛・香川・高知・徳島)</title>
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	<description>ペットとおでかけ、アウトドア ～キャンプ・カヌー・カヤック・ウォーキング～、くるま旅～ドライブ・車中泊～</description>
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		<title>中国、近畿、四国もちらっと放浪旅　04　しまなみ街道因島～羅漢</title>
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		<pubDate>Sun, 02 May 2010 14:56:31 +0000</pubDate>
		<dc:creator>richa</dc:creator>
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		<description><![CDATA[<p>4時半に目が覚めてしまった。
カーテンの隙間から外を覗く。
おっと、隣に車が駐まっている。ん、その隣もだ。あれ、右隣は駐車禁止スペースなのに車がこちらも駐まっている。
さすがGW! 見事に満車のようだ。というか、あふれてる?
朝の行事、カーテンを開けて、結露している窓を拭く。窓拭きにはパックタオル・オリジナルをカットしたものか、シャウワウが使いやすい。乾きも早いしね。</p>
<p>車外へ出ると、中から覗いた以上にPAは車で埋まっていた。夜中、夢の中にいた間に溢れんばかりに車が駐められていたのだ。昨日寝る前とはまったく様子が違う。寝ている間にどこか別の場所へと移動してしまったかのようだ。大型車スペースも、通路さえも普通車が駐車してふさいでいる。
車中泊用に2段ベッドに改造している1BOX車も何台もいる。トラックベースのキャンピングカーもいる。駐めたらシートをただリクライニングしてそのまんま寝る、という状態の普通の乗用車もいる。
トイレは混雑していた。水が出なくて、と出てきた人が言っている。清掃している女性が「仮説トイレの方が水の勢いがいいですから～!!」と列を作っている人たちに向かって大きな声を出していた。</p>
<p>朝食後、車で足の踏み場もないような混雑したPAを出発すると、本当に溢れていたらしく出口の進入路にも車がずらっと停まっていた。</p>
<p>GWってすごいんだ。(ここ数年、GW真っ只中に旅をしているけれどあまりその混雑には遭遇していないので^^;)</p>
<p></p>
<p>8時、朝のすがすがしい空気を感じながらしまなみ街道を走り抜ける。昨日すでに新尾道大橋と因島大橋は渡っているので、しまなみ街道の下りでは3つ目になる日本初の複合桁斜張橋「生口橋」、世界一の斜張橋「多々羅大橋」、本四連絡橋の先駆者「大三島橋」、日本初の補剛箱桁吊橋「伯方・大島大橋」、最後に世界初の三連吊橋「来島海峡大橋」を渡って終点の今治で降りる。よくもまぁ、こんなにたくさんの「世界一」とか「世界初」や「日本初」とつく橋を造ったものだと感心してしまう。しかし、この橋がなければ、現世この場所に来ることはなかったかもしれない。</p>
<p>島という場所になぜか惹かれる。橋の上を走りながら窓にかじりつくようにして島々を見渡す。もらった資料に載っているいくつもキャンプ場の文字が大きく際立って見えてしまう。</p>
<p>今治に下りたわたしたちは、どこへ行くという目的もなく、帰路はフェリーもあり?とフェリー乗り場へ行ってみた。フェリーの切符が自動販売機で売られている。本土へと行くフェリーはあっても、到着地がルートを戻るような場所だった。短い日程ゆえ、今回は見送り。車で街を走っていると「今治-東京」という看板が掲げられていた。一日一便バスが通っているらしい。どこに行っても、東京へ向かうバスがある。あちこちから東京というところに集まってくるんだ、と今更ながら驚く。東京から離れた所に生まれていたら、わたしも東京に向かうことにあこがれたりしたのだろうか。</p>
<p>特に行きたい場所があるわけではないので、渋滞が始まる前に戻ろう。道の駅に寄って一応名産の今治タオルマフラーを購入した。</p>
<p>とんぼ返りでまたしまなみ街道に乗る。
さっき走っていた今治に向かう対向車線はすでに渋滞が始まっていた。広島に向かうわたしたちの路線も車の数が増えている。行きにはほとんど姿がなかった自転車でしまなみ街道を走る人たち、家族連れで歩く人たちが、あちらこちらにいて歩道も賑やかだ。</p>
<p>しまなみ街道はあっという間に終わり。尾道に戻った。
尾道には巨石が多いらしい。
たまたま目にしたのはしまなみ街道を降りてすぐの場所。山の頂上付近に隕石でも落ちたかのように大きな石が緑茂る木々の中に鎮座している。地震でも来たら落ちてくるのではないかと、その巨石の下の住居を心配した。
尾道のほのぼのとした日当たり良好な山村集落を覗いてみた。街から数分程と近いのに別世界。</p>
<p>また街に戻り、新尾道駅に寄ってみる。
新幹線が停まるらしいが閑散としている。観光案内の窓口の前だけに少し人がいる。幼稚園に通うくらいの子どもを連れた母親だけが、改札口から入っていった。ここから乗り降りする人はどれくらいいるのだろう。
車を出し、海沿いへ向かう。
尾道駅近くに人だかりがあった。千光寺へ上がるロープウェイ乗り場だった。いつ上れるのか、と思うほどの人の列だった。</p>
<p>海沿いの海岸通りを走ると、今度はあっちにもこっちにも長蛇の列。尾道ラーメンの店の前だった。我が家の近所にも有名らしいラーメン店が2軒ほどあっていつも混んでいる。ラーメンってそんなに人を惹きつけるものなのか、とここに来て思う。
行列を横目に通過すると、骨董市の旗がたなびいていた。お昼なのにラーメンではなく骨董市に呼ばれてしまったわたしたち。
倉庫のような中で開催されていた骨董市だった。旧い着物や、食器、陶磁器、調度品など埃をかぶったようなものが並んでいる。私たちの好みのものはなく早々に退散。
近くにあったスーパーでお昼ごはんを買い、海を眺めながら昼食にした。</p>
<p>
さざなみ街道185号線で呉に向かう。
竹原市で、お世話になっている野鳥の長靴の製造メーカーを発見。時々直で送ってもらうことがある。ここから長靴が届くのだ、と感慨深い。</p>
<p>海沿いのこの道は、牡蠣ロードという名前がついているらしい。
外気を入れていると生の貝の匂いなのか、鼻の奥にツンときて眉間に皺が寄ってしまう。
せっかくだから、牡蠣が食べたい。「直売・地方発送します」と書かれている看板や旗を頼りに数件お店をあたったが、どこも閉まっていた。常設の看板は仕方ないとしても開店していないなら旗はしまって欲しい。</p>
<p>結局、道沿いに山積みにされている牡蠣の殻は見かけたが生牡蠣を見ることも出来ず、もちろん一口も食べることができなかった。</p>
<p>造船所が多い。そういえば
「大和」という案内があったのでまわってみる。大和ミュージアムがあった。臨時駐車場も出来ているほどの混雑。となりには「海上自衛隊呉史料館」があった。屋外には「てつのくじら館」という本物の潜水艦が展示されている。底が赤くて上部は真っ黒の潜水艦。実際に任務をこなしていた「あきしお」という潜水艦だそうだ。走る車の中から見るだけでも迫力がある。
山陽本線が通ると「湘南電車!」と叫ぶ夫。
路面電車が走っていると「お、路面電車」と叫ぶ夫。
なぜか釣られてカメラを構えるわたし。</p>
<p>広島では地味にフラワーフェスティバルの準備中だった。きっと明日は華やかになるのだろう。</p>
<p>原爆ドームは通過。あまりに悲惨な場所で、それを残してあるところへ行くのは、躊躇してしまう。いくら時間が経とうともそこに残っている感情に揺れてしまうのが怖い。</p>
<p>広島湾でも潮干狩りにいそしんでいる人たちがたくさんいる。川崎でも潮干狩りが半世紀ぶりに解禁された、とニュースで流れていたのを思い出す。</p>
<p>廿日市から海沿いを離れ、30号線で山へと入る。
今夜は温泉のある道の駅かその近くのキャンプ場に泊まる予定にしている。</p>
<p>この先山の中に入ってしまうと、道中に買い物が出来そうな店はなさそうだ。市街地へ戻ってサティに入った。
地上高が低い駐車場しかなく、車が駐められない。わたしがダッシュで店に入った。夫は渋滞している街中に車を移動させて行った。慌てていたわたしは買い物バッグを忘れ、レジ袋を5円出して払うことになってしまった。レジ袋って大きくても小さくても1枚5円なの?</p>
<p>道の駅へいく途中にある岩倉温泉キャンプ場を偵察する。
河原のキャンプ場を想像していたら、川から一段上がった松に囲まれたキャンプ場だった。テントもかなりの数立っている。ちょっと想像と違う、とそのまま走り去る。</p>
<p>山深い渓谷の中に道の駅「スパ羅漢」が出てきた。
31台しか駐められないこじんまりした道の駅なので、駐められなかったときのことを心配していた。
果たして、駐車スペースはほぼいっぱいだった。
しかし、ラッキーなことに私たちの車が入っていくと、一番奥の最高の場所にいた一台の車が出て行った。</p>
<p>温泉は19時までに入り20時まで出れば良いらしい。意外と早い時間に終わってしまうので慌てた。パセ&#38;ポプの散歩とごはんをあげてから温泉に入る。料金は800円だった。不必要なタオルの貸し出し料が入っているようだ。タオルは別料金にすればいいのに。JAFの割引があって、わたしたちはひとり720円になったけれど、それでもこの施設でこの料金はいかがなものでしょう。</p>
<p>露天風呂で、小学生の女の子を連れたお母さんと話す。開口一番、「ここの温泉、高くありませんか!?」と聞かれた。同じことを考えていたらしい。熊本から家族で来たらしいが、高速も渋滞、広島に降りても渋滞、しまなみ街道へ行こうとしたが諦めて、ここへ来たと言う。やはり車中泊。
食事はどうするんですか?と聞かれる。
我が家はスーパーで買ってきているし、買っていなくても缶詰やパスタなど非常食がある。
近くにスーパーないですよねぇ、と不安気なおかあさん。
来る途中、小さな商店らしきものは見かけたけれどこの時間に開いているかは疑問。しかも、もし車を動かしてしまったら駐める場所がなくなるかもしれない。
もし本当になにもないならうちのおすそ分けや非常食でも…と思ったが、駐車場に戻るとたった30台ばかりなのにその家族の車がわからなかった。どこかへと出発したのかもしれない。
ここで車中泊する人たちはツワモノが多かった。炭火まで出していたり、しっりテーブルと椅子を出して調理をしている人たちもいる。とは言え、自分たち一台のスペース内でおさめている人が多かったので迷惑はかかっていない。最近車中泊が流行とかで、アウトドアメーカーのカタログに駐車スペースを2-3使ってテーブルなどを広げている写真などを載せているものがあり、とても困惑した。あんな真似をされたら車中泊をしているなんて言えなくなる。
わたしたちも温泉から上がって火照った身体を冷ますために、リアハッチを開けた下にガダバウトを出してビールを飲んだ。
すぐ脇の渓谷から聞こえてくる水音が涼しい。</p>
<p>隣の車は母娘孫という3人だった。日除けをフロントガラスにつけるだけで車中泊している。
22時過ぎて入ってくる車もあった。もう満車。どうするのだろう。
トイレは歯磨きで渋滞していた。
ゴールデンウィークは夜と朝のトイレが歯磨きやお化粧で渋滞する。</p>
<p>道の駅で購入した日本酒「一代 彌山 特醸吟撰 」をいただいて、おやすみなさい。</p>
<p></p>
<p>2010年5月2日のおおまかなルート</p>
<p>約250km</p>
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		<title>中国、近畿、四国もちらっと放浪旅　03　養父市～しまなみ街道因島</title>
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		<pubDate>Sat, 01 May 2010 14:03:33 +0000</pubDate>
		<dc:creator>richa</dc:creator>
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		<description><![CDATA[<p>6時に起床。晴れている。キャンプでも車中泊でも、パセ&#38;ポプといっしょのときの晴れは、何より嬉しいプレゼント。
静かな道の駅を取り囲んでいる低い山々を朝靄が覆っている。</p>
<p>我が家の車の後ろ、駐車スペースではない場所にトレーラーを牽引している車が停まっていた。夜中に到着したのだろう。大型トラック並みの長さなので停めるところはかなり大変だと思う。ちょっとコンビニへ、というのも難しい気がする。停めてしまえばきっと快適にくつろげるのだろうけれど。なにを得て何を犠牲にするか。
駐車場には夜のうちに他にも車が数台増えていた。</p>
<p>パセ&#38;ポプと国道9号を渡り、養父市上野の町を散歩する。パセ&#38;ポプと初めての道をとことこと探検。
頭上で、お腹が茶色くて頭が青い鳥が澄んだ声でしきりと鳴いていた。飛び立ったとき青く輝いたので、オオルリ?と思ったけれど、そんなまさか(笑。イソヒヨドリかな。寒かったのかふわっとまん丸い感じで可愛かったのだけど…。</p>
<p>国道が近くても空気は澄んでいる。
後ろから自転車に乗った少年が「おはようございます」とさわやかに挨拶をして、走り去っていった。彼の背中に「おはようございます!」と言葉を掛ける。</p>
<p>土曜日だからか、道の駅で待ち合わせをしているらしい車が何台も入ってきている。車だけを置いていかないようにという看板があった。</p>
<p>朝食を摂り、8時半に但馬を出発。
唐突に空中に現れたもの。見てはいけないものを見たような気がして慌てて目を反らす。恐る恐る見るとギョッとするオブジェだった。あまり趣味がよろしくないと思うのですが…。</p>
<p>澄んだ水が流れる若杉川。その川沿いを走る県道48号線で、若杉峠を越える。
山はほんのりピンクがかった山桜の花と、芽吹いたばかりの若い緑の芽に彩られている。この時期の会津を思い出した。会津では、まだ雪が白く残り、雪代が流れ込む凍るような川や湖という印象が強い。目の前には、ほのぼのとした乾いた景色が広がっていた。
</p>
<p>音水湖には満々と水がたたえられていた。今にもあふれそうなほど、とても水面が近い。その水面を滑るように競技用カヌーが練習していた。サークルかなにかだろう。何人もの人たちがこれから出艇準備もしている。</p>
<p>道の駅はがを素通りして国道429号メイプル街道を走る。
杉ばかりが植えられている山を見ると遠近感がおかしくなってしまうが、この辺りは種々雑多な樹の集まる山でとても明るい。どんな社会もなにかに偏っちゃいけないんだよね。
悠々と泳ぐ鯉のぼりは、鯉というより光り物だった。この地方では金銀という光る色が使われている鯉のぼりを見かける。しかし、子どもの数が少ないのか、鯉のぼりが泳ぐ姿は少ない。</p>
<p>道の駅「ちくさ」に車を停めた。
道の駅の裏が河原になっていてデイキャンなどができるようだ。
パセ&#38;ポプと降りて行き、しばし川のせせらぎの音を聞き、目を休める。
川を眺めながらカップルが語らっていた。興味津々で近づこうとするパセ&#38;ポプ(汗。
夫は農産物直売所で昔ながらの梅干を買ってきた。(梅干って、放浪旅には結構重宝するのだ! 持ってくるのを忘れたので助かった。)</p>
<p style="text-align: left;">千種川沿いを走る。</p>
<p style="text-align: left;">

コープに立ち寄り、山陽本線を渡り湘南電車のような山陽本線の走る姿を見つけ、お昼ごろには県道5号線から国道2号線へと入り、岡山ブルーラインへと向かった。
海を渡る。
大小の島々に囲まれた青い海原のあちこちに、いかだ状の四角い物体が浮かんでいる。</p>
<p>急カーブが続く。
今にも飛んでゆきそうに舞い上がる吹流し。</p>
<p>道の駅黒井山グリーンパークに入ろうと思ったら、手前でぼたん園に吸い込まれてしまった。「ぼたん祭り」が開催されていて、旗がたくさん立っている。次々と入っていく車の後についていったしまったのだった。


パセ&#38;ポプと散歩するのは難しそうだったのですぐにＵターンし改めて道の駅へ。店頭では揚げ立てのコロッケや焼きたてのちくわなどが売られている。タコのコロッケとタコの揚げ物を購入した。
海産物や、農産物のコーナーもあり、車はひっきりなしに入ってきて活気のある道の駅だ。もしかしたらGWのせい?
昨日買った焼きさば寿司をメインに、熱々のコロッケなどで昼食にする。
パセ&#38;ポプと芝の上を散歩。カンサイタンポポだろうか、セイヨウタンポポとは違う少し控えめで可憐なタンポポが咲き乱れている。
パセ&#38;ポプはタンポポに興味なく、違う野草を口にすることに夢中。</p>
<p>岡山ブルーラインにあるもうひとつの道の駅一本松展望園にも寄る。</p>
<p>黒井山グリーンパークとは打って変わってとても静か。展望台からゆっくり瀬戸内を眺めることが出来る。ただ、すぐ下に駐車場があるので、展望としては魅力が半減ししているのが残念。この道の駅は土曜日の夜は閉鎖するそうだ。</p>
<p>吉井川を渡って、岡山市内の国道2号線のバイパスに戻ると、まるで高速道路のようにスピードが速い。しかも、いったん入ってしまったら出られない恐怖(苦笑。</p>
<p>そんなバイパスを通り、また再び街の中に戻ると、BOBSONのアウトレット店が目に入った。
覗いてみたが、わざわざ入らなくてもよかった。
そそくさと出る。</p>
<p>15時前、倉敷市に入った。

</p>
<p>吉備路に向かう。
ふと、このレポを書きながら、10代のときにも倉敷を旅していたのだから、もしかしたら吉備路にも行っているのでは?と思い出した。行ってもまったくそのことを思い出さなかったのだから、再訪であってもいいのだけど…。覚えているのは倉敷のあの白壁くらいなのだから、我ながら情けない。
あちこちにこんもりと盛り上がる古墳群の間を抜け、備中国分寺に向かう。
夕方になっているので帰る車が多いのか、対向車線はのろのろとほとんど動いていなかった。
五重塔では、通常見られない内陣が、今日は公開されていた。ガイドの人が「是非見てください」と声を上げている。象・馬・鳥などの動物に乗った金剛界の五智如来像（大日、阿弥陀、宝生、阿問、不空成就各如来像）が安置されている。知識のないわたしは見てもわからず、感動もせず、申し訳ない気分になってしまう。</p>
<p>辺りはれんげ畑が広がっていた。
散歩に来ていたらしいご老人方とヘルパーの人たちが、かわいいかわいいとパセ&#38;ポプに声をかけてくれた。ほんの少しパセ&#38;ポプもヘルパー犬の真似事などをさせてもらった。</p>
<p>渋滞に巻き込まれない裏道を探って、倉敷を出て尾道へ。</p>
<p>
</p>
<p>今夜はしまなみ街道へ入ろうという夫の提案で、急遽行く先は海側へ変更。
しまなみ街道を走りたいなぁと思いながらも、今回は四国には行かない、と決めていたので口にはしていなかった。思いがけなくしまなみ街道を走ることが出来そうだ。
尾道でスーパーを探して夕食を確保することにした。
フジグランというこれまで聞いたこともないけれど大きそうなショッピングセンターを発見。もしかしたら書店も入っていて、昨日発売された梨木香歩氏の本「渡りの足跡」も置いてあるかもしれない、と淡い期待も持って入る。
食事を確保し、書店のあることを確認したわたしは、夫に荷物を任せ、店が入っている2階へと小走りで向かった。小さな書店が目に入る。期待は、しぼむ。書籍名と著者名を告げて新刊として入っていないか聞いたが、ひとりでレジを賄っている女性は、梨木香歩の名前を何度も間違えてメモし、お待ちくださいと言ってパソコンに入力していた。
なかなか応答がないらしい。新刊書が並んでいるらしい棚を見たけれど、ない。取り寄せてもらうわけではないので、ここにあるかどうか再度聞くと「わからない」となんとも頼りない答え。残念だけど時間がない。やっぱり旅先で本を買うという考えは甘かった。
また店内を小走りして駐車場へと戻る。</p>
<p>しまなみ街道にSAやPAがなかったらどうする?
ナビを見るとありそうだけど、車中泊に適しているかは行ってみなければわからない。
向島を通過し、因島大橋を渡る。ちょうど日が傾き、空が少しずつ赤く染まっていく時間だった。
外灯がつき始め夕焼けに染まる空が広がった。もうすぐカーテンを下ろすように夜になる。
最初の大浜PAに入ってみた。30台ほど駐められる駐車スペースと、レストランなどもある。臨時仮説トイレなども置かれている。GWは混むということだろうか。わたしたちが到着した19時はまだまだそういう喧騒のみじんも感じられない状態だった。
各々の家に明かりが灯る港町の景色を見下ろして眺め、今夜はここで休むことにした。
20時にはレストランや売店の電気も消えた。夜になってからのほうが車の動きがあるようだ。
22時を過ぎても車の動きはおさまらなかった。
2つほどスペースを空けた場所に駐まっている車はエンジンをかけたままだ。窓にカーテンもなにもしていないから寒いのか、ずっとエンジン音とサーモスタットの音が響いていた。</p>
<p></p>
<p>2010年5月1日　だいたいのルート
約290km</p>
<p></p>
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		<item>
		<title>中国、近畿、四国もちらっと3007km放浪旅 TOP</title>
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		<pubDate>Thu, 29 Apr 2010 05:06:02 +0000</pubDate>
		<dc:creator>richa</dc:creator>
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		<description><![CDATA[<p>
レポが出来るまでデイリーぴょんぴょんのコピーですm(__)m</p>
<p>※2010年6月30日やっとアップをはじめました。</p>
<p style="text-align: center;">*　*　*</p>
<p>4月29日から5月9日まで、車中泊とキャンプでふらふらと西日本を放浪してきました。
北陸から近畿地方に入って、中国地方、広島、倉敷へ。しまなみ街道で四国に入り、Ｕターンして山口県津和野辺りでキャンプ。その後、これまであまり縁のなかった山間部通って大山に向かい2泊キャンプし、都市部を吹っ飛ばして紀伊半島へ。最終日は今年9月に完全撤退という伊勢湾フェリーに乗船、あとはひたすら高速で帰るという3007kmの旅でした。</p>
<p>
お天気にも恵まれてとても充実した10日間。今回も晴れ晴れボーイズ顕在という感じで助かりました^^。
大好きな会津と比べると、明るくあっけらかんとした雑木林が多いように感じる中国地方は会津に負けず劣らず素晴らしく、多種多様な木々に覆われている山々の景色にはかなり惚れ込んでしまいました。広葉樹の若葉が輝く中に、山桜や山つつじが色を添えて、まるで桃源郷。もう少し近かったら他の季節も含めて通いたくなる場所でした。</p>
<p></p>
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		<title>九州・四国　ぐるっと4221.4kmの旅 26　(東洋町～菩提寺)</title>
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		<pubDate>Fri, 08 May 2009 11:22:05 +0000</pubDate>
		<dc:creator>richa</dc:creator>
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		<category><![CDATA[四国(愛媛・香川・高知・徳島)]]></category>
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		<description><![CDATA[<p></p>
<p>5分ほどで、真正面に海が出た。海につきあたり、土佐東街道へと左折する。
うわぁ! 思わず声をあげてしまうほど濃い海の色。
四国の海ってこんなきれいだった!?
ぐるっと日本を一周した船旅で、いちばん綺麗で記憶に残ったのは隠岐だった。四国の海はまったく綺麗だという記憶がなかったけれど、今見ている海は感動する海だ。また隠岐を訪れたら感動はしなくなってしまうのかもしれないれけど…。たくさんのサーファーが、紺碧の海を揺らす白い波と戯れている。</p>
<p>
</p>
<p> 房総の海で遊んでいる人たちに伝えたい、四国いいよ～って。もう知っていると思うけれど…。B&#38;Gという看板があちこちで目に付いた。サーファーが大勢集まっているようだからサーファー向けの施設かなにかだろうか。Boys &#38; Girlsの略じゃあないよね。
ブルーシー &#38; グリーン財団?　うーん、ちょっと違う気がする。</p>
<p>白浜海水浴場。ここにも白浜があった。日本国中いろんなところに白浜はありそうだ。</p>
<p>時間は13時45分。まだお昼を食べていない。どうせなら綺麗な景色を見ながら食べようと走り続けていた。
55号線を走っていると、トンネルを入る前に竹ヶ島という島に渡れることに気付いた。が戻れない。トンネルを抜けてから、竹ヶ島方向に向きを変える。やっと食事にありつけそうだ。
とても静かで鄙びた道。
緑濃い島に、ぽかんと開けた漁港が出てきた。とてもマグロ漁の基地とは思えないほど静かでこじんまりしている。海上にはまわりの景色に不釣合いな色合いのピンクの観光船が浮かんでいた。車を停める場所はあまりない。運良く空いていたスペースは、おそらくダイビングを楽しんでいる人たちの車の間。ダイバーのものと思える車の下にはネコがいて、「なにかくれるの?」という目でこちらに視線を送ってきた。</p>
<p>この竹ヶ島には、キャンプ場があったらしいが今は閉鎖されてしまったようだ。利用する人たちがいなかったのか、マナーが悪かったのか、どちらにしてもとても 残念に思う。
シーカヤックで海に出たら、青い空と蒼い海、緑の島に囲まれて、そばにはニコニコ笑顔のパセ&#38;ポプがいて…、と想像しただけでもそれはそれは気持ちが良さそう。
そんなことを頭の中に描きながらお昼にする。
昨日買って残してきた、牡蠣フライなどのお惣菜に、珍しいこんにゃくや竹の子に挟んだごはん。これらもやはりカボスの香りがする。
観光船は乗せていた観光客数人を降ろしたらしい。一瞬、目の前で人口増加の光景を見せた。</p>
<p>ポプラは、車脇でぶらぶらしている人間の抜け殻がとても気になる様子で、しかも怖いらしく、直視ではなく斜めにちらちらと、ウエットスーツを見ている。
カヌーのウエットとは違うからね。はじめて見る抜け殻はきっと不思議なのだろう。
対照的に、パセリはまったく眼中になかったようだけれど…。</p>
<p>14時、太平洋と道路を挟んだ位置にある道の駅「宍喰温泉」に寄る。
以前は温泉もあって「道の駅宿泊プラン」なるものがあったらしい。今では併設のホテル内の温泉が使えるらしいし、朝日も拝めるからP泊には良いかもしれない。ただ55号線の車の通りが気になるかな。
ここでもサーファーがいる。電線に並ぶすずめのように波のラインにぷかぷか浮かんでいる。平日なのに優雅ね～、と思ったらわたしたちもふらふらしているのだった。</p>
<p>道路を渡り、海を見にゆくパセ&#38;ポプとししたろ。
ホプラは壁が邪魔で向こうが見えない、と立ち上がって塀の向こうの大海を覗き見していた。</p>
<p>「はゆのんみ　ひねもつ　のたいのたいかな by ぶそん」 
あ、おしい。もう5月だよ。
じゃ、「なつのんみ　ひねもつ　のたいのたいかな  by ぽ」でつ
え～っ!? そりはやっぱり、ダメだと思うよ…。
</p>
<p>女子トイレに行ったとき、洗面台の前に女性らしい人がひとり立っていた。がらがらだと思っていたけれどトイレの順番待ち?と中の様子をちらっと見ると、 やはりがらがら。わたしが入っていくと少し場所を移動した。なにか思案するようにうつむき加減で。子どもでもトイレに入っていてそれを待っているのかとも 考えたが、どのトイレも空いていた。
用を済ませて出て行くと、出口に移動していたらしく、私が出て行くのと入れ替えにまたトイレ内に移動し、佇んでいる。いったいなにをしているのだろう。
首をかしげながら、道の駅を出発。</p>
<p>海沿いの道55号線では、お遍路さんの姿をよく見かけた。
自転車でまわっている人は、つや光するくらい真っ黒になっていた。
20～30代と思える人たちが意外と多い。定年後という夫婦やひとりで歩く人たちの姿も多かった。20代の人たちの方が「なんでこんなこと始めちゃったのかな。 あぁ、あのとき勢いにまかせて言っちゃったんだ、ああ～」という顔をしているように見えるのは気のせいだろうか。どちらかと言えば、年配の人たちの方がす がすがしい表情で歩いているように見える。</p>
<p>このあたりの人たちはのんびりしているのか、車のスピードがかなり遅い。しかも譲るという習慣もないらしい。制限速度50kmの道を50km以下の40km程度で走られ、追い越すことも出来ず、かなりストレスが溜まってしまった。</p>
<p>しかし、後ろを振り向けば、パセ&#38;ポプがころころと気持ち良さ気に寝ている。微笑まずにはいられない。
旅はパセ&#38;ポプ連れに限る(笑。</p>
<p>15時半、ふと見れば、久しぶりに関東平野のような、山の無いどこまでも平らな景色が広がってた。陽射しが強く、車内でも肌がひりひり暑い。</p>
<p>あれ、もしかして関東平野にいつの間にかワープしてた?
関東平野を流れている川と同じ那珂川が現れた!
字も全く同じ。
そして、高知の那珂川橋を渡る。</p>
<p>16時、ガソリンを入れ、またひたすら走る。</p>
<p>徳島市にはいると、どこか銀座に似ている景色。
と思ったら「かちどき橋」が出てきた。</p>
<p>さっきから、関東のどこかとリンクしている場所が時々出てくる。
次はなにか出てくるのだろうか。</p>
<p></p>
<p>16時40分　小鳴門橋を渡る。</p>
<p>そして、鳴門北ICから高速に乗り、海を渡るためにわずか一区間走り、淡路島南ICで降りることにする。
高速道路上からも鳴門海峡の渦潮をはっきりと見ることができた。こんな場所によくこんな巨大な吊り橋を架けたなぁ、と驚く。この橋ができたことで日本初だった淡路島 &#8211; 鳴門間のフェリーがなくなり、車以外では淡路島 &#8211; 四国間を渡ることができなくなったそうだ。公共のバスを利用するため、自転車なら輪行バッグに入れなければならず、夫のバイクでは渡ることができない。便利になったのか、不便になったのか。誰のための橋なのか、何のための橋なのか…。</p>
<p>とうとう四国ともお別れだ。
九州から四国に入ったときも名残惜しく、後ろ髪をひかれる思いだったけれど、四国を離れるときはまた違う感情があった。</p>
<p>旅が終わりに近づいている。</p>
<p>17時過ぎ、淡路島南ICで降り、
淡路島の漁村の細い道を抜け、さびれた方へ向かった。
できれば地元のおいしい海産物でも今夜の食事として買いたかったのだ。
魚彩館という施設があるらしいので車を走らせた。
しかし、大方予想通りで、魚彩館に店員はいたけれど、わたしたちの買いたいものはなかった。
少々残念な想いを抱えながら、夕暮れ迫る海の展望広場で、パセ&#38;ポプと今渡ってきた大鳴門橋を遠くに眺める。そして、鳴門海峡を吹く風の匂いを感じたり、夕陽に向かって走ったり、少しばかりはしゃぐ。</p>
<p>パセ&#38;ポプと元気に旅が出来ること、それを叶えさせてくれるすべてのことに、心から感謝する。</p>
<p>さ、進もう。
そろそろ次の旅のためにも帰らなくちゃ行けない期限が迫ってきている。今夜のごはんも考えなくちゃ。寝る場所も考えなくちゃいけない。</p>
<p>海沿いを走り出すと、薩摩灘に向かってバイクが二台停まっていた。
地元のライダーのようだ。
毎日こんな景色を見て走っているのだろうか。
と思ったら、ツーリングらしい大型バイクのグループが後ろからボボボっと近づいてきた。夫がするすると窓を開け手をあげて、バイクの人たちに合図をする。大型バイクの人たちはみな手をあげて先へと走って行った。</p>
<p>海沿いに建っている小屋の壁に、パート募集の貼り紙があった。</p>
<p>「仕事内容、むき玉」</p>
<p>「むき玉」とはいったいどんな作業なのだろう?　わたしたちは首をかしげていた。</p>
<p>海沿いから内陸に入ると、これまでの景色とは打って変わって右左一面にたまねぎ畑が広がった。
なるほどね。
畑には個々に小屋が建てられている。作業小屋だろうか?　パートの勤務地はその小屋なのだろうか。</p>
<p>今夜はSAかPAでの車中泊の予定なので手をかけられないから、とにかく日が暮れてしまう前にスーパーを見つけて夕食を買ってしまいたい。
たまねぎ畑の間の道を突っ切って、ナビで探したジャスコに向かうことにした。
夕方になってもまだ温度が下がらないのでエンジンをかけたまま車を停め、パセ&#38;ポプを待たせて走ってジャスコに向かう。
入り口で息を止めた。入ってすぐのエリアにはベンチと吸殻入れがあり、数人がそこでタバコを吸っていた。煙が充満している。これではまったく分煙になっていないどころか、入る人みんなが煙を吸わされてしまう。
煙幕を抜け、スーパーへと入っていった。残念ながら地元らしいものはまったくなかった。つまらないので適当に選ぶ。
18時過ぎ、また煙幕を抜けて外に出た。パセ&#38;ポプが尻尾ふりふり、にこにこして迎えてくれた。</p>
<p>18時半頃になると、28号線沿いに小さなたこ焼き屋さんが何軒か現れた。もしかしたら、この辺りはたこ焼きが名物なの?とグルメじゃないのでなにも知らないわたしたち。とりあえず、食べて見ますか?と一軒のたこ焼き屋さんの前に車を寄せた。
「素たこ焼き」というのを頼んでみる。
小粒の8個入り。ソースをかけていないので味がとてもシンプル。熱すぎてなかなか食べられないほど出来立てだった。半分は、素のまま。残り半分は、常備しているポン酢と一味をかけて食べてみた。これもなかなかいける。
28号線は大阪湾沿いを走り始めた。
18時50分、大阪湾は空と海の境目がなくなって一面白くなった。
月が高く輝きはじめて、海にその月明かりが映りこんでいる。</p>
<p>明るい空に、明るい月。</p>
<p>旅の最後の夜になるはずの今夜、素晴らしいプレゼントをもらっているようだ。</p>

<p>前方に、なにやら大阪湾ではなく神戸の方向を見ているような巨大なオブジェが出現した。世界平和大観音像というらしい。その名前からしてうさんくさい感じがぷんぷんする。
帰宅後調べてみたら、商売に成功した人が錦を飾るために建てた像らしい。宗教法人には出来ず、固定資産税が払えなくなって今では閉館していると、ネットでは書かれていた。この像の１階部分が世界平和観音寺になっていたそうだ。「観音」とか「寺」とか宗教法人じゃなくても付けられることをはじめて知った。</p>
<p>あたりも真っ暗になった19時半、温泉もあると書かれている東浦道の駅に到着した。
案内に従って進んでゆくと、暗くだだっ広い駐車場に入った。駐車場には車が半分ほど駐まっているが、人の姿がない。とにかくおなかをすかせているパセ&#38;ポプに、ごはんをあげようと準備をする。といっても、ランチジャグに作ってきたごはんはまだ温かいので、お皿に移すだけ。パセ&#38;ポプはそれでもがつがつと食べてくれる。なんども書いているかもしれないけれど、旅の中でパセ&#38;ポプがごはんを美味しそうに食べてくれることが、なによりも安心と幸せを感じさせてくれる。</p>
<p>暗い中歩いていた人に訊ねてみると、ここはバスターミナルの駐車場で、バスに乗るために車で来る人たちが置いて行った車が駐まっているそうだ。
ならば、道の駅はいったいどこにあるのだろう。
ごはんを済ませたパセ&#38;ポプと、周辺を探ってみる。
道の駅にしては暗すぎるし、唯一灯りが付いていたところは建物の二階の一室で学習塾だった。
道の駅の本に書かれていた温泉はいったいどこだろう?
駐車スペースの真ん中辺りに、ビニールハウスのようなサンルームのような建物があった。覗いてみると「足湯」のようだ。しかも、閉鎖していると貼り紙 がされていた。ここは確かに道の駅ではあるようだけど、なにかおかしい。ネットで調べて見たら、「レストラン及び喫茶は当分の間休業致します。」と書かれ ていた。現地で案内がないのは不案内過ぎやしませんか? トイレは24時間利用できるらしいけれど、ここは明るいときに来ることを薦めたい場所。</p>
<p>さて、いよいよ本当に旅の終盤に入る。
高速に乗ったら、もう降りないだろう。
一日予備日を作っているので、明日帰宅しなくても大丈夫ではあるけれど…。</p>
<p>暗い道の駅で、この先のルートを相談する。</p>
<p>20時過ぎ、覚悟を決めて、東浦ICから神戸淡路鳴門自動車道に乗り、再び長い長い高速の旅に入った。</p>
<p>高速を走り出すと、グリーン１色の観覧車が前方にどーんと出現した。どこかのアミューズメントパークかと思ったら淡路サービスエリア（下りSA）にあるものらしい。</p>
<p>次に出てきたのは明石海峡大橋。
世界最長の吊り橋で、阪神・淡路大震災で地盤がずれ、計画よりさらに1m伸びたそうだ。震源地はほぼこの橋の真下だったと か。それにしても何メートルまで伸びることができるんだろう。夏と冬では長さが違うのかなあ。と疑問に持ったところ、当時は建設中で地盤が変化したために長くしたそうだ。あぁ、びっくりした。</p>
<p>夜にこの橋を通ると明石海峡の様子はまったくわからないけれど、まったく予期せずに目の前に広がったあまりに綺麗な夜景には、夫とともに感嘆の声をあげてはしゃいでしまうほどだった。
垂水、舞子、神戸方面は緩やかな丘になっているようで、まさに宝石が散りばめられた夜景が広がっている。思わず何回もカメラのシャッターを押してみたが、 あの光景はカメラに収めることはできない。この時間にこの橋を渡れたことは本当にラッキーだった。昼間は昼間で違った景色を見る事ができるのだろうけれど、わたしたちにとってはこの夜景と出会えたことが最高。8時という時間はちょうど良かったように思う。きっと観覧車からもこの夜景が見えるだろう。その ために建てられたのかもしれない。</p>
<p>興奮を引きずったまま本州へ入ると、感動のもとになった夜景の下を抜ける長い長いトンネルで、感動が一気に薄れていく。いったん外に出るとまたトンネル。なんだかもぐらのようだ。やっと出た、と思ったら今度は神戸西本線料金所という料金所が出てきた。
別料金らしく1000円と表示される。
25.5 km、約20分の走行で1000円とは、東京から九州まで2600円の現在なのに、高いなぁ。と思っていたら、これはETCでの割引が効いていたらしい。 通常ならば2650円だそうだ。驚き!</p>
<p>平日の通勤割引だと1375円で、1000円ではない。ラッキーなことに『ゴールデンウィーク期間中の4月27日（月）、28日（火）、30日（木）、5月1日（金）、7日（木）、8日（金）も、休日終日割引を適用いたします。』ということで、ETC休日終日割引扱いだったらしい。</p>
<p>あの夜景の料金と思えばかなりお安いし、Wラッキーだったようだ。
(ETCシステムと、このわけわからない割引制度の不服は、ここでは脇に置いておくことにしよう。)</p>
<p>山陽自動車道・淡河PAに入って見る。コインシャワーがあるからか、トラックで埋め尽くされていた。</p>
<p>1時間ほど走って、今度は西宮SAに入る。
大型用駐車スペースが空いているのに、トラックが普通車用のスペースを何台分も使って停車している。
外に出てみると、夜風が冷たい。暑さを心配していたけれど、これなら大丈夫そうだとひと安心。
しかし、車が多い。すでに休んでいるらしい車も10台はいた。
ジャスコで買ってきたどこでも売っているようなカツ丼と海鮮丼を食べる。</p>
<p>高速道路はトラックの走行がとても多い。無灯で走っているトラックもいて驚く。</p>
<p>草津PAを今夜の仮宿としようかと入ってみるけれど、今度は暑い。しかも、トラックが普通車の脇にも駐めていて、エンジンもかけっ放しのため窓を開けることが出来ない。</p>
<p>次の菩提寺に賭けることにした。</p>
<p>23時、菩提寺着。</p>
<p>数台のトラックがいて、エンジンをかけているけれど、広いパーキングで気にならず、大方静かだった。
最後の夜。
車を駐車場の端に駐めると、ささっとカーテンを閉め、シェードを付けて寝られるように準備をする。
車の脇で夫がジェットボイルでお湯を沸かし始めた。そして、パックタオルを熱いお湯で浸し、かたく絞って渡してくれた。これまでもこうやってくれたことはあるけれど、このときはなぜか何をやっているのか見当がつかず「?」でいた。運転で疲れているのに、この上ない気遣いをしてくれる。渡された熱いパックタオルで顔を拭くと、わたしの疲れなんて一掃されてすっきりさっぱり。夜景以上に感動した。</p>
<p>今回の旅の最後の夜になるはずの夜。すっきりして、すでにリアシートでくつろいでいるパセ&#38;ポプの間に潜り込んで寝る体制に入った。</p>
<p>2009年5月8日のルート
だいたい415km</p>
<p>おつかれさま　&#62;　夫♪</p>
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		<item>
		<title>九州・四国　ぐるっと4221.4kmの旅 25　(アユ踊る清流キャンプ場～太平洋)</title>
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		<pubDate>Fri, 08 May 2009 06:56:13 +0000</pubDate>
		<dc:creator>richa</dc:creator>
				<category><![CDATA[2009]]></category>
		<category><![CDATA[キャンプ]]></category>
		<category><![CDATA[ドライブ]]></category>
		<category><![CDATA[四国(愛媛・香川・高知・徳島)]]></category>
		<category><![CDATA[カーサイドリビング]]></category>
		<category><![CDATA[四国]]></category>

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		<description><![CDATA[<p>夜降っていた雨は上がり、雲の合間から青空が覗く朝を迎えた。
起床は5時半。
9時に寝て、5時半に起きるなんて、すばらしく自然と一体になっているような生活。ちょっと寝すぎだけど…。</p>
<p>木々も目を覚まして大量に香りを出しているような気がする。洗われた緑と空気を肌で感じながら、パセ&#38;ポプとキャンプ場内を散歩する。</p>
<p>ラジオから、東海、関東は雨、四国はどこも昼前から晴れてくる、と天気予報が流れてきた。
ラジオのチューニングを合わせるのはなかなか簡単じゃなかった。せっかちにダイヤルを動かすと合ったことに気付けない。あまり簡単に合うとそこに感謝とか喜びとかが生まれにくいけれど、じっくり時間をかけた結果つながると、大事にしたくなる。</p>
<p>ジェットボイルでお湯を沸かし、コーヒーを淹れた。
森林や山、川など自然の中でのコーヒーってなぜ美味しく感じるのだろう。日本茶や紅茶よりも美味しく感じる。
キャンプを香しいものにするには、コーヒーも七つ道具のひとつかもしれない。偶々写真にあったので、我が家の七つ道具の一部もご紹介。この収納ボックスはピリエで、いくつかあるピリエの内のこの中にはストーブなどキッチン関係が入っている。そしてぶら下がっているのは、ナイフとキッチンバサミとお箸。右側はロール・ア・テーブルの上にあるわっぱ入り子とMSRのオリジナルタオル。このタオルは大きいので、切って、食器を洗ったり、拭いたり、といろいろ使えてとても重宝する。乾いていても柔らかい、というのも高得点。</p>
<p>こうやってのんびり出来るのもこの旅では、この朝が最後。
トマトやきゅうりなどサラダをばりばり食べよう。
ごはんを炊き、新鮮たまごでたまごごはんにしよう。
パセ&#38;ポプごはんにも、ぷっくりした黄味を入れてあげよう。パセ&#38;ポプごはんは、朝の分と夜の分を作った。夜の分はランチジャグに入れていく。こうすれば夕方お皿に移すだけで食べさせることができる。(写真のグリーンピースは夫が丁寧につぶしました。丸のままだと消化できないことがあるので。)</p>
<p></p>
<p>パセリの後ろ足がプルプルしていた。このところなくなっていたのに…。ササエキスをここ数日あげていなかったから?とチーズにまぶしてあげてみた。
数分すると片足のプルプルが止まった。そして、もうしばらくすると、もう片方も止まった。
思わず、夫と顔を見合わせる。ほんと?って。
ササエキスの効果?　それとも、わたしたちの念が通じた? 偶々なのか、わからない。でも、なんでもいい、パセ&#38;ポプが元気であれば!!</p>
<p>出勤してきた管理人さんは、たまっていたゴミを細かく分別して、もくもくと処理している。静かなキャンプ場に、缶と缶がぶつかるがらがらという音が響く。
福島のキャンプ場で仕事をしている友達のSさんも、きっと今頃同じように喧騒のあとの静けさにいるのだろうな。</p>
<p>10時になって、わたしはシャワーを浴びに行った。
コインシャワーは、女性用と男性用と2つある。なにか違いはあるのだろうか? 　男性用を見ていないので詳しくはわからないけれど、夫から聞いた室内の様子からすると、なぜ男女で分けているのかわからない。ログハウスにあるような木のドアを開けると、脱衣所とシャワーがある。清潔で窓からも光が入ってきて明るい。中から鍵をかけた。そういえば、このシャワーと同じ建物にあるトイレは、外からも鍵がかけられてしまうのだ。ものすごく簡単な鍵(打ち掛け)で、子どもでもひょいっといたずらで動かしたら出られなくなってしまう。他に人はいないからそんなことは起きないとは思いつつ、やはり怖いのでかならず携帯持参でトイレに行っていた。シャワー室の場合は中からの鍵しかないのでその心配はないようだ。
シャワーは、お湯を出すのを止めればタイマーも止まる、ような気がした。
それでも猛スピードで頭から洗い、石鹸を流す。と、つま先までお湯で流したとき、お湯がぴたっと止まった。ううっ。出来ればもっとお湯が使いたい。でも、10分も要らない。放っておけば、お湯を出さなくても使用できなくなるのだろうか。なんだか考えるのが面倒になって、一応すべて流せたので出る事にした。少しばかり肌寒い。
ドアを開けると、外の空気がさらさらと気持ちいい。
交替で夫がシャワーを浴びに行った。
お湯を止めるとタイマーも止まったよ、と言ったわたしの言葉を信じてお湯を止めていたら、再度お湯を出そうとしたとき、あっと言う間に出なくなっていたそうだ。男性用はタイマーが止まらないっていう違いがあるのかなぁ。</p>
<p>シャワーを浴びてから撤収にかかる。順番を逆にすれば良かったけれど、なかなかそううまく行かないのよね。日がじりじりと暑い。撤収中、パセ&#38;ポプは車内に待機させていたので、車を全面開放していた。風が緑の香りを連れて、パセ&#38;ポプのひげを揺らし吹き抜けてゆく。対照的に、日のあたる場所でのカーサイドリビングの撤収で、さっきシャワーですっきりした夫は汗だくになっていた。
そんな陽射しだったから、高千穂から湿っていたカーサイドリビングはすっかりからからになって助かったけれど。
待っていてくれたパセ&#38;ポプと木陰を散歩する。
これからしばらく、こんな気持ちの良い場所での散歩はできなくなるからね、十分おいしい空気を吸っておこうね。</p>
<p>11時45分、管理人さんに挨拶してキャンプ場を出る。</p>
<p>当初予定していたキャンプ場のある魚梁瀬森林公園方向へ、安田川沿いを上って行く。馬路村を通過し安田川と別れ、久木ダムからは奈半利川沿いを下る。
山深く木々に隠れてしまった奈半利川の淵がちらっと覗いた。隠れるように奥にあるからか、エメラルドグリーンという明るい雰囲気ではなく、どちらかと言えば藍が暗い中で変化した御納戸色。双眼鏡と単眼鏡で、魚はいる?と覗く。魚の姿は見つけられなかったけれど、違う生き物は山の中に潜んでいそうで、こちらが覗かれていた気がする。
493号線に入って、今度は流れが速く透明度の高い小川川沿いを走った。
13時、四郎ヶ野峠を通過する。
「しろがねとうげ」と読むらしい。音から聞いたら、「白金峠」が浮かんでしまう。あとから漢字をつけたという説があるけれど、なぜその字を付けたのか…。四郎さんが付けたのかしら、などと勘繰ってしまう^_^;。</p>
<p>この峠には、トイレや東屋も用意されていて、四国のみち(自然道)などの案内も設置されていた。</p>
<p>この峠から歩くことができる野根山街道は、尾根伝いの街道で、街道沿いには、当時のまま残している一～五里塚、旅人がいっぺんに4-5人泊まれたという巨木の宿屋杉、奇怪な笑い声をたてた笑い栂、狼から妊婦を助けた飛脚の話のあるお産杉、参勤交代の昔をしのぶ朝休み場、などの史跡がたくさんあるらしい。
時間があれば、ちょっと覗いて見たい、興味をそそられる街道だった。</p>
<p>峠を通過してしばらくすると突然視界が開けた。別役の集落を見下ろせる。別役川の対岸は、追廻しという地名らしい。なにを追いまわしていたのだろう。鹿? 猪? それとも…。やっぱり地名はカタカナにして欲しくないなぁ。
それにしても、山奥にしてはずいぶんと開けて明るい集落。と不思議に思っていたら、もう直線で5kmもなく海に出る場所に来ていたのだった。</p>
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		<title>九州・四国　ぐるっと4221.4kmの旅 24　(安芸～アユ踊る清流キャンプ場)</title>
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		<pubDate>Thu, 07 May 2009 04:25:39 +0000</pubDate>
		<dc:creator>richa</dc:creator>
				<category><![CDATA[2009]]></category>
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		<description><![CDATA[<p>夫の鼻の偉大さに感動し、褒め称え、うきうき走り出した車の中で、ラジオから天気予報が流れてきた。雨が降ると言っている。
わたしたちの向かう方向の空には、銀鼠色の雲が垂れ込めているから、わたしたちの脳内予報でも雨マークがちらちらしていた。しかし、雨なんて関係ないわ～。おいしそうなものをたんまり積んでいると気分は明るくなる。</p>
<p>車は、夫が昨晩決めていた魚梁瀬森林公園オートキャンプ場に向かうため、山の中へと入って行った。
しかし、なにかの拍子にこの魚梁瀬森林公園オートキャンプ場がペット不可かもしれないと気付き、あわてて電話で確認をすることになった。</p>
<p>電話口に出た管理人さんが、開口一番「雨が降っていますけど、いいんですか?」と聞いてきた。
雨なんてどうだっていいんです、わたしたちに重要なのはパセ&#38;ポプと泊まれかどうかなんです、と心の中で叫び(笑、
「パセ&#38;ポプと一緒に利用できますか?(犬連れでもいいですか?)」と聞く。管理人さんは申し訳なさそうに、口ごもりながらダメなことを伝えてきた。もしかしたら犬さんが家族にいるのかもしれない。そんな気持ちが伝わる断り方だった。
残念だけど仕方がない。
さあ、今晩のキャンプ場を探さなくちゃ!</p>
<p>ナビとツーリングマップとネットで探し、目的地より手前にあるキャンプ場にターゲットに絞った。とにかく、現地に行って聞いてみよう。
向かう先は、アユ踊る清流キャンプ場。
ここは調べた限り、ペット可のキャンプ場のはずだ。
12時過ぎ到着し、雨がちらちら降っている中、夫は管理棟に向かった。
雨がぽつぽつ降り始めていたので、わたしは設営のために夫のレインウエアを準備して(わたしのはしまったまま(笑)、夫が帰るのを待っていた。しばらくして夫が戻ってきた。</p>
<p>受付手続きは、完了していた。
よかった、パセ&#38;ポプも無事泊まれる。しかも、GWが明けた今日はわたしたちだけの貸し切りらしい。</p>
<p>川の見えない川沿いの区画サイト。各サイトには木陰になるような木が一本ずつ植えられ、テントを張るためのすのこや、木のテーブルと丸太の椅子が置かれている。すのことテーブル、椅子をサイトの端に移動させて、車を配置しカーサイドリビングを張るスペースを作った。</p>
<p>雨はちらちら降っていたけれど、受け付けしている間にレインウエアを着るほどではなくなっていて、設営をはじめるとみるみる空は明るくなってきて雨は上がってしまった。
神様、ありがとう♪(ぽーたんのおてがヤでつ)</p>
<p>13時には、早々にこの旅の地面では最後になるだろう宴の準備をはじめる。</p>
<p>まずは、買い込んで来たものをロール・ア・テーブルに広げて、すぐ食べるものと保管するものに分け、保管するものはきちんと保冷されるように整え直し、クーラーバッグへと戻した。そして、すぐ食べるアジのお鮨、魚飯、ねぎぬた、魚の煮物、ウナギなどを、テーブルに並べた。</p>
<p>うなぎと魚の煮物以外は、すべて苦手な柚子のような香がする。でも、まぁ許せる程度だし、これを食べないなんて贅沢なことは言えない。と思ったら、柚子ではなくカボスだったみたい。どうりで食べられたわけね(^^ゞ</p>
<p>18時まで70-80パーセント雨という予報は外れて、どんどん天気が回復し、15時頃には青空が見え、お日様も出てきて温度も上がってゆく。晴れてもいいけれど、暑くなるのはパセリ&#38;ポプラのためにも勘弁してほしいのですが…。</p>
<p>
パセ&#38;ポプと夫は散策に出かけて行った。
15時、非常用拡声器(?)からラジオ体操が流れてきた。すでに酔いがまわっていたわたし。酔った勢いで、ひとりラジオ体操をはじめた。しかし、酔ってはいても、人目がなさそうに見えても、外で体操する勇気はなく、カーサイドリビング内でこっそり体操をする。大きく腕を回し、前屈、後屈。中学から学校独自の体操になったので、ラジオ体操はしなくなったけれど、やっぱり小さ いときに身につけたものは身体が覚えているようだ。
それにしても、このラジオ体操、誰のために流しているのだろう。しかも午後のおやつの時間に…。どこかで一緒にラジオ体操をしていた人たちがきっといるの だろう。お茶を飲む前の田んぼのあぜ道とか、畑の脇で手を腰にあてて後に反ったり、川で釣竿の先を見つめつつ腕を振って斜めにあげたり、山ではのこぎりを 置いて大きく深呼吸してフィトンチッドを吸い込んだりしているのかもしれない。まさかカーサイドリビングの中で体操をしている人間がいるなんてことは誰も 想像していないだろうけれど。</p>
<p>16時になって、ししたろは川へ探検に。
わたしは、パセ&#38;ポプの夜ごはん作り。
ラジオが入らないのでiPodで音楽でも聞こうと思ったら、充電したはずなのに電池がないと訴えるばかりで音を出さない。初代iPod。ずっと使っていた けれど、そろそろ限界のようだ。ずいぶん前から夫が新しいのを買えば、と言ってわたしをiPod売り場に連れて行くが、そのたび新しく小さくなっている iPodたちにびっくりしながらも、まだまだ初代も頑張ってるしと眺めるだけで帰ってきていた。そろそろ初代は隠居してもらおうか。隠居しても鏡として使えるなんて素晴らしい (笑。</p>
<p>17時。
雨と言う予報は、わたしたちにとっては嬉しい誤報だったらしい。
17時30分、ひとり川に行っていた夫は帰ってきて、またパセ&#38;ポプを連れて出かけて行った。
目の前を流れる安田川には、ダムがないそうだ。
雨で湿った木々から瑞々しい香りが漂ってくる。</p>
<p>関東では見られないほど大きな区画サイト。街からもそう遠くないし、設備も整っているからオンシーズンは混み合うだろう。それもそのはず、いくつも あるゴミ箱にはあふれんばかりの缶やびん、燃えるゴミ。昨日までの人の多さを物語っている。昨日と今日ではまったく違う景色なのだと想像できる。それでもここのキャンプ場は、昨日もがらがらだったようにゴミひとつ落ちていない。キャンパーのマナーの良さとは考えにくく、管理人さんの努力のたまもののように思えるのだけど、どうなのだろう。</p>
<p></p>
<p>この旅でのキャンプは今夜が最後。
帰りたくないなぁ。このままずっと旅していたいなぁ。もしかして前世はジプシーだったかもしれないなぁ。</p>
<p>21時には早々とパセ&#38;ポプの間に潜り込み、夢の中へ入り込んでしまった。</p>
<p>わたしが寝た後、小雨が降りだし、「うさぎ追いし～♪」の『ふるさと』の音楽が流れてきたそうだ。</p>
<p></p>
<p>2009年５月７日の走行距離
だいたい105km</p>
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		<item>
		<title>九州・四国　ぐるっと4221.4kmの旅 23　(須崎～安芸)</title>
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		<pubDate>Wed, 06 May 2009 23:11:05 +0000</pubDate>
		<dc:creator>richa</dc:creator>
				<category><![CDATA[2009]]></category>
		<category><![CDATA[ドライブ]]></category>
		<category><![CDATA[四国(愛媛・香川・高知・徳島)]]></category>
		<category><![CDATA[車中泊/P泊]]></category>
		<category><![CDATA[四国]]></category>
		<category><![CDATA[車中泊]]></category>
		<category><![CDATA[道の駅]]></category>

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		<description><![CDATA[<p>今日もまずカーテンのすき間からお天気のチェック。晴れを確認して、5時半に起き出した。
56号線と197号線の交差点にある道の駅かわうそは、夜中も予想通り車の通りが多かったが、気になって眠れないということはなかった。
少し窓を開けて寝ていても、音は気にならなかったし、わたしにとっては少々肌寒いくらいになったけれど、パセリは快適だったらしく万歳のヘソ天で、ポプラは明け方シュラフに潜り込んできたくらいだった。</p>
<p>パセ&#38;ポプ用の朝ごはんをつくっている間、いつもどおり夫はパセ&#38;ポプを連れて散策へ出かけた。道の駅すぐ脇には川が流れていて、いちご狩りのビニールハウスが並んでいたそうだ。道の駅内にいるとそんな景色はまったく見えず、どちらかと言えば排気ガスの匂いが漂ってくる街中だと思いこんでいたわたしはちょっとびっくりした。</p>
<p>パセ&#38;ポプのごはんは、鮭缶、乾燥野菜、野菜ジュース、高野豆腐、あおさ、ゼラチン。どんな場所でもどんな手抜きごはんでも、ばくばくがつがつむしゃむしゃと食べてくれる。パセ&#38;ポプの体調で旅の楽しさは変ってしまうから、元気でいてくれる彼らには本当に感謝する。
一方わたしたちの朝ごはんは、昨日買ってきたもので、夫がオムライスランチA、わたしはおそうめん。こういう茹でて売られているおそうめんは、はじめて食べた。関東のものがどうなのかわからないけれど、意外と出汁もしっかり効いていておいしいものなのね。四国は関西と同様、薄い色だけど味は濃いように思う。しかし困ったのが、そのおつゆ。たくさん入っていて、捨てるに捨てられないから飲み干したら、おなかがちゃぽちゃぽになってしまった(苦笑。</p>
<p>直売所が早くから開いたので、覗いてみることにした。まだ品揃えは少なくあまり選択の余地はなかったけれど、夫の好物のグリンピースがあったのでまた購入。一泊のお礼の意味もこめて少しでもなにか買い物はしたいから、こういう直売所が早く開いてくれるととても嬉しい。
この直売所には、まだ暗いうちから採って来た野菜を並べる人もそうだ。レジを開けてないから大変なんだけど、と清算する人が苦笑いしていた。</p>
<p>今日からGWも明けて平日モード。出勤の人たちも多いのだろう、通りも交通量が多くなり、道の駅も朝から忙しい様子を見せはじめた。そして、車の周りをツバメも忙しそうにスイーっスイーっと飛びまわっている。そう、すぐそばに高架があり、ツバメの巣があるらしい。駐車スペースには、飛びまわる彼らの糞の跡があちこちについていた。暗くなってからここに車中泊目的で泊まる場合は、注意する必要があるようだ。わたしたちは朝までまったく気付かず、しっかり落とし物をされてしまっていた。最初駐めた場所だったら良かったのだけれど、隣の車の騒音で移動した場所がいけなかった(苦笑。慌てて、朝また移動をする。するとなぜかまわりの人たちの視線が集中した。なんと、リアゲート開けっぱなしで駐車場内を走っていたわたしたち。リアゲート開けたまま道路を走っている車を見かけたことがあるけれど、意外と気付かないのかな～。バックミラー見れば一目瞭然のはずだけど、うちの場合15秒も走らなかったし前進のみだったから…。いや、でも、視線の方を先に気が付いたってことは注意は必要かも。いやいやびっくり。</p>
<p>道の駅は、GW最終日だったにも関わらず昨日の晩はP泊者でにぎやかだったようだ。自転車でツーリング中らしいテント、夜遅くまでエンジンをかけていたハイエース、売り物らしいタオルをむき出しで車内中全部ぎゅうぎゅう詰めにしている車(どこでどうやって寝たんでしょう?)、車の上や下に荷物を出し、自転車2台を車の前に置き、ドアの下に靴を揃えている車もいて、雨が降ってきたらどうするのだろうと心配になる姿もあった。</p>
<p>7時になると、お遍路さんが道の駅の前をすたすた歩いて通過していった。四国に入ってもこれまでほとんどその姿を見なかったので、四国がお遍路さんがまわる場所だっということをすっかり忘れていた。</p>
<p>わたしたちは、つばめが車に落した物を綺麗にして、7時半に出発した。
札所の案内も出てきた。今までは気付かなかったのか、なかったのか不明だけれど、気付いたのはこれが最初。大きな駐車場があるおうどん店も出てきて、四国っぽい!という気分になってきた(笑。</p>
<p>国道56号線で土佐市に入り、8時過ぎに仁淀川を渡る。</p>
<p>地方によって鯉のぼりはその姿がかわるけれど、ここ土佐では幟やふらふと呼ばれる大漁旗のような形の旗に子どもの名前を書いて、一緒に揚げている。クリスマスの飾りのように軒下や庭に万国旗のようなひらひらと小さな鯉のぼりが飾られていることもあった。関東や東北では見たことがないけれど、これがまた可愛い。いつか関東地方でも見かけるようになるのだろうか。</p>
<p>8時15分、学生たちが自転車で通学中らしい。どこの学校へ向かっているのだろう。ナビで学校を探してみたけれど、いちばん近くても８時半には到底着かないと思える場所。あと15分で間に合うのか、車内で夫とわたしは心配していた。
そんなとき、リアシートを覗くと、パセリは暢気におなかを出して寝こけている。
はじまるのがおそいんじゃないの?</p>
<p>9時前、はりまや橋を、走る車の中から一応見る。以前見たときも一瞬だったけれど、今回もちらっと見。この橋は日本三大がっかり名所または日本がっかり三景(命名richa)のひとつと言って間違いない気がする。ちょうど警官とパトカーもいたので一緒に画像に収めた。べつにこれと言って意味はないけれど…。そして、なぜか地方で電車を見かけるとカメラを向けてしまう癖がついてしまったので、路面電車もしゃかしゃか撮る。</p>
<p>高知駅前で、「5月1日から南口も利用できるようになります」という駐車場の看板を見かけた。未来のような書き方をしているけれど、すでに過去になっているよねぇ。公的機関のやることは…、なんてぶつくさ言いながらもその言葉を信じて南口に行ったバカなわたしたち。
南口に行くと、「駐車場は北口にまわってください」と書かれた看板に、ポプラ語で「やらりた～」と言って笑った。もしかして来年の５月1日だったの???</p>
<p>言われたとおり、従順で小市民なわたしたちは北口にまわる。</p>
<p>高知駅は立派な駅に変貌していた。</p>
<p>高知駅に入って、駅弁でもないかと探したけれど、いかにもきれいで歴史を感じさせないデパートのような店舗で旅行者向けのおみやげが並べられているようなところしかなかった。いや、駅弁も立派に旅行者向けのものだと思うのですが…。見つけられずしょんぼりなわたしたち。
駅舎は、「くじらドーム」と呼ばれるアーチ状の屋根になっていて、その屋根には地元の杉がふんだんに使われているそうだ。見上げると、まるでピノキオになったような、恐竜博物館にいるような、くじらのあばら骨を体内から見ているゆうな気がした。</p>
<p>日が射してきて温度が上がってきている。今まで寒いくらいだったのに…。</p>
<p>10時、夜須駅前にある道の駅やすに寄る。南国っぽい演出がされていた。
でも、わたしたちの食指を刺激してくれるようなものはなくちょっと覗いただけで車に戻る。</p>
<p>道の駅を出てすぐ、前方の道路が垂直に立っていた。
結港可動橋。
日中は1時間ごとに可動する橋だそうだ。ちょうどその可動しているときだったらしい。当たり前にある風景とは違う景色が突然現れると、だまし絵に騙されているような、錯覚を見ているような、不思議な感覚になる。昔、シアトルへ旅したときも、同じように可動式の橋が上がっているところに偶然出くわし、停まったことがある。でもその橋は異常な景色には見えず、なんの違和感もなく、そこにあるべきものとして捉えられたし、情緒さえ感じるものだった。しかし、ここの可動橋は、橋というより道路で、画像で見てもやっぱり異様だ。</p>
<p>手結岬に寄ってみた。
残念ながら、暑くてパセ&#38;ポプの散歩にはならない。
わたしたちの目線はるか下の岩場で、子どもたちがなにかを採っていた。近所のこどもたちだろうか。親の姿はないので、いつも遊んでいるのかもしれない。そこに、静寂を破る「よろしく、よろしく」と連呼する選挙カーがやってきて、駐車場に車を停めると市議か県議か女性候補者が降りてきた。まさかここで演説?と心配したが、この辺りは選挙権を持たない生き物の方が多いはず。息抜きだったようでスタッフと海を眺めていた。</p>
<p>安芸に入り、どこかで食材を買い出ししようと思っていた。ナビではスーパーが見つからない。
夫は鼻を効かせて、その鼻を頼りに細い道へ入り込んでゆく。そしてわたしが目ざとくお惣菜がいっぱい並んでいるお店を発見した。この連携プレーはなかなか素晴らしかった。まず夫の鼻がなければ叶うことはなかったけれど…。
車を停めて、パセ&#38;ポプに「おいしいもの買ってくるよ～」と声をかけ、そそくさと覗きに行く。
鮮魚店と並んで、黄色いテントに仕出し店と書かれている店があった。
寺尾鮮魚店と仕出店。住宅街のような一角のそこだけが活気にあふれている。 仕出店には、煮魚、焼魚、鮨、混ぜごはん、煮物、焼き物、揚げ物、和え物、サラダなど、目移りするほどずらっと並んでいた。
となりの鮮魚では、ぴちぴちと輝く鮮魚たちが氷の上に広がっていた。わたしたちはこの旅最後になるだろうカツオを捌いてもらい、シロウオ、あじのお刺身も買った。とても魚屋さんとは思えないおしゃれな出で立ちのおばさんが「この辺には空家がいっぱいあるよ、引っ越してきません?　毎日美味しいお魚が食べられますよ」と方言のない流暢な標準語で話す。
結局この鮮魚店と仕出店で買ったものはかつお、まぐろ、あじ、シロウオ(違う名前だった気がするけれど忘却(-&#8221;-))のお刺身、うなぎ、アジのお鮨、イカとねぎのぬた、魚の煮物、魚飯、焼き鮭、こんちゃく詰めごはん、竹の子詰めごはん、おいなりさん、牡蠣フライ、じゃこ天等々。あれもこれもと買い足してしまった。いったいわたしたちは何人で旅しているのだろう?</p>
<p>しかし、これでお昼を含めてここから先2-3食分の心配はなくなった。</p>
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		<title>九州・四国　ぐるっと4221.4kmの旅 22　(四万十～須崎)</title>
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		<pubDate>Wed, 06 May 2009 10:48:05 +0000</pubDate>
		<dc:creator>richa</dc:creator>
				<category><![CDATA[2009]]></category>
		<category><![CDATA[ドライブ]]></category>
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		<category><![CDATA[四万十川]]></category>
		<category><![CDATA[四国]]></category>
		<category><![CDATA[道の駅]]></category>

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		<description><![CDATA[<p>眼下に沈下橋と鉄橋が見えた。四万十川と言えば沈下橋。その沈下橋と鉄橋が並行しているならば、それは夫の好きなポイントに違いない、と思う間もなくハンドルは切られ、D5は坂を下って行った。</p>
<p>四万十川本流の沈下橋は小さなものから大きなもの22橋あるらしい。この沈下橋は第一三島沈下橋といい、予土線鉄橋と並行してかかっている。鉄橋も見上げるほどのかなり高い位置にあるが、沈下橋も他の橋に比べてずいぶん高い位置にかけられているようだ。この橋が沈むほど水量が増えることがあるのかと想像すると恐ろしい。
橋には、わたしたちのほかに子ども連れの夫婦、定年後だと思うご夫婦、ひとりカメラを構えている人がいた。
高台にはトイレや東屋もある。ここは撮影ポイントとして有名だったのだろうか?
川を渡った対岸に道が続いていたので、元の道へは戻らずに走り出した。ナビにはない道、どこまでいけるのか恐る恐る進む。</p>
<p>対岸と思った場所は三島といい、四万十川でいちばん大きな中州でキャンプ場もある。沈下橋、中洲、そしてキャンプ場って、わたしの脳内ではつなげちゃい けないもののような気がするんだけど、ここでは存在している。不思議なこともあるもんだわ。この中州へは橋が出来るまで、渡し舟が交通手段だったそうだから、橋によってずいぶん生活が 変わったのだろう。でも、そんなにまでして中州に暮らすっていうのはどうしてだったのだろう。
とてもきれいだった道は突然川と崖に挟まれた細く暗い道へと姿を変えた。どうやら中州を通りこして、本当に対岸に渡ってしまったらしい。この道はどこへ続 いているのだろう。ナビをいくら拡大アップにしても今走っている道は表示されない。わたしたちはどこへ連れて行かれるのだろう。
川を挟んで通りたい道が対岸にずっと続いている。ふるさと交流センターでは、キャンプを楽しんでいる人たちの姿も見えた。なかなか対岸へ渡ることができず、やきもきする。</p>
<p>やっと出てきた昭和大橋を渡って、38号線に戻ることができた。</p>
<p>四万十川って、いわゆる四万十川として紹介されている川とはずいぶん表情が違う。長い川のどれくらいの部分があのとうとうと流れる川なのだろう。</p>
<p>16時近くなり、十川に入った。十川といっても川ではなく高知県高岡郡四万十町十川という地名。四万十川から四万を取った地名ってどんな由来があるのだろう。それとも十川があって四万が付いたのだろうか。
雨がばしばしと降ってきた。
四万十川から対岸の山を上って行くような、ある意味正当とも言える壮大な鯉のぼりも、ちょっと重たく淋しげな様子に見えた。
その鯉のぼりとは趣を異にする、雨でも陽気でポップな鯉のぼりの姿もあちこちに見られる。十川は年中鯉のぼりの町なのだろうか。外灯のデザインにも建物の壁にも鯉のぼりが描かれていた。帰宅後知ったが、ここ十川がこいのぼりを川に渡した最初の場所らしい。</p>
<p>四万十川は、その有名な姿へと姿を変えてきた。聞いた事のあるキャンプ場の名前も見えた。
そろそろ四万十川とは別れることになるので見納めに、橋の手前で曲がる予定を変更して、橋を渡る。橋の上から、今日一日下ってきた四万十川に一応別れを告げた。
四万十川沿いの道は結構狭くて、カナディアンカヌーを載せては通りたくないと思っていたけれど、下流ならば道幅もひろいのかな。</p>
<p>と思ったら、川と離れてもまた狭い道。しかもトラックが道幅いっぱいですれ違いにも大変なことに…。途中、道を譲ってくれたので助かったけれど、川沿いダウンリバーと言えども最後まで気が抜けなかった(笑。</p>
<p>有名らしい沈下橋の案内標識が出てきたけれど、へそ曲がりなわたしたちらしく素通りする。</p>
<p>17時を過ぎて、四万十川とともに海に出た。
しばらく海沿いを走り、街へと向かう。</p>
<p>激安酒店があったので、旅の間に飲んでしまいそうな栗焼酎の代わりのおみやげを探してみることにした。四国の栗焼酎の一升瓶を二種類と、ビール(発泡酒)も 一箱購入。ゴルフワゴンで今回の旅だったら出来ない芸当だと喜ぶ。この旅でなぜ箱買いしなかったのか、今更「?」になってしまったけれど、まぁ よしとしよう。</p>
<p>国道56号線は高速道路のようにみんな飛ばしている。流れに乗らないといけない。しかし、不思議とナビの到着時刻が変わらないのは、この速度で計算されているってことなのだろうか?</p>
<p>18時　山の影に日が隠れつつある。</p>
<p>伊与喜では、伊与木川にたくさんのこいのぼりが泳いでいた。今では、全国各地で年に一度不要になったこいのぼりが集められて気持ち良さそうに泳いでいる。それだけみんな新しいものを揃えるということなのだろうか。代々の縦のつながりとか、親戚知人の横のつながりで、こいのぼりの居場所が移ったらいいのに。そう考えると、この集められたこいのぼりたちの風景は淋しい景色に思えてしまうけれど。</p>
<p>ゼネラルでガソリンを入れる。持ち運んでいたゴミを捨ててもらえて助かった。</p>
<p>パセリはピローにうずもれてぐっすり。ポプラはなにか気になるのか、監視中。</p>
<p>お風呂候補地のひとつ「ニュー佐賀温泉」に車を滑り込ませた。鄙びた雰囲気の建物だった。しかし、国道沿いで通る車も駐車している車も多く、まだ温度も高いのでパセ&#38;ポプを留守番させるには早い、とここはパスすることにした。
次の候補に向けて走る。</p>
<p>18時半くらいになって17度になる。やっと涼しくなってきた。
19時前に黒潮本陣に到着。すでに日が翳りはじめていて、ますます涼しい。パセ&#38;ポプが車で待っていてもまったく問題ない温度まで下がっている。
駐車場の端に駐め、ダッシュでお風呂へ向かう。黒潮本陣は宿泊施設がメインのようだ。宿泊する施設としてはとくに記すほどのことはないようだけれど、お風呂だけの施設とは違ってお風呂場までが、廊下などの造りもゆとりがあって立派にできている。夜風に拭かれながら港を見下ろしてくつろげるスペースもある。しかし、わたしちはのんびりしている時間はない。早くお湯を浴びてパセ&#38;ポプの元に帰りたい。だから、かえってこの長ったらしく遠い廊下にはげんなりした。やっ と浴場に到着すると、入り口前に貴重品ロッカーが並んでいてその前で何人もの人たちがロッカーを使用するために立ちふさいでいる。その人たちの脇を縫うようにして、引き戸を開けて入る。すると、建物の割りにかなり狭い脱衣所で、込み合っているため着替えるときに隣の 人と触れてしまうほどだった。内風呂のシャワーや椅子・洗面器も足りていなかった。わたしは運良く使うことができたけれど、洗面器などが空くのを待っている人もい て、落ち着かないことこの上ない。
露天風呂はなぜか空いていたので、露天に出た。暗闇の中に灯りの付いた港、遠く船も浮かんでいる。時間に余裕があるならこの景色をのんびり眺めながら浸るのは悪 くない。しかし、わたしには待っているパセ&#38;ポプがいる。露天で身体を温め、内風呂には浸からず、早々に出ることにした。備え付けのドライヤーは最近見かけなかった有料でびっくり。持参して来たドライヤーで髪の毛を乾かす。一瞬、持参したドライヤーは使えない?といぶかしく思ったが、ドライヤーを使うコンセ ントは用意されていた。洗面台も4つほどしかなく、順番待ちをすることになる。もしわたしがここに宿泊していてこのお風呂の状態だったら、二度と 泊まらないだろう。とは言いつつ、物心ついてから、家族旅行はもちろん学校の旅行でも、ほぼ大風呂には入らず部屋のお風呂に入るタイプだか らあまり関係ないか(苦笑。</p>
<p>
19時45分、ほてった身体で外に出るともう真っ暗だった。夜風が気持ちいい。
車に戻ると、夫はもちろん戻っていて、すぐに出発すると言う。
ホテルの人に近くのスーパーの場所を聞いてきたそうだ。
外灯のない、暗く狭い道を走る。
しかし、地図まであるのにそのスーパーが見つけられない。夫の勘で違う道へ入ると、明るく輝くお店が現れた。店舗の前の3台ほど停められるスペースに車を停め、ちょうど歩いていたおばあさんにこのあたりのスーパーのことを聞くと、「この店しかない」と言う。
狐につままれたような気もしながら、小さなスーパーに入って行った。
予想外にお惣菜はあり、かつおのたたき、まぐろ、ごぼうサラダ、なすのたたき、むつみやそうめん、冷えたビール(箱で買うと冷えてない!)、そしてなぜか夫が選んだオムライスランチAを購入する。
レジの女性に「むつみやってなんですか」と聞くと、この辺りでは有名なお店のおそうめんだと説明してくれた。そして保冷用の氷もたくさんもってきてくれた。狐でもいい、-本日最後の一期一会。気分の良い買い物をさせてもらったことに感謝する。</p>
<p>20時半には、道の駅かわうそに到着。</p>
<p>車中泊らしい車が何台かいる。
車を駐めて、カーテンなどを閉めて準備をしていたら、隣の隣の駐車スペースにハイエースが入ってきた。エンジンをかけっぱなしにして、とてもうるさいので場所を移す。</p>
<p>パセ&#38;ポプごはん、乾燥野菜をもどし、レトルトのお肉とお刺身。</p>
<p>なすのたたきって何かと思ったら、なすを素揚げしたものに青ネギ、たまねぎ、みょうがの薬味を散らしてポン酢をかけたものだった。
そして、カツオのたたきは炭の香りがする本物だった。千葉に帰ったら、カツオは食べられなくなってしまうかもしれない。おいしいものをいただくというのは幸せなことなのか、不幸なことなのか。
「あのときは良かったなぁ」なんて考える生き方はしたくない。だから、なるべく身の程を低くし、背伸びをした生活はしないように心がけているつもり。
でも、おいしいものは、ダメだ。各地旅をしておいしいものを食べてしまうと、あのときは良かったなぁ、と思ってしまう。
そういえば、ここ高知で以前いちおう名の通っているらしい料理店で皿鉢料理などもいただいたことがあるけれど、わたしたちの口には合わず、お店を出てからお鮨屋さんでも探したくなってしまったことがある。地元の人向けのスーパーの方がよっぽど美味しいのかもしれない。</p>
<p>旅も10日くらい過ぎると、それが日常になってくる気がする。これまでも1ヶ月とか2ヶ月という旅をしたことがあった。そのときどうだったか、今となっては思い出せないけれど、やっぱり1週間か10日くらいでそのパターンに馴染んだのじゃないかと想像する。
日常になってしまうと、記憶する能力も旅用ではなくなってしまう。つまり、そうあまり覚えていない、ということが言いたかった。</p>
<p>この夜、多少温度が高かったので、モスキートネットにして少し窓を開けて寝ることにした。これはメモに書かれていたことである。
これ以上、この日のことは覚えていない。多分、カツオのたたきやまぐろをおつまみにしてビールを飲み、ぐっすり寝た、はず…。</p>
<p></p>
<p>2009年５月６日のおおよそのルート
走行距離は、だいたい280kmくらい
</p>
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		<title>九州・四国　ぐるっと4221.4kmの旅 21　(仁淀～四万十)</title>
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		<pubDate>Wed, 06 May 2009 04:19:41 +0000</pubDate>
		<dc:creator>richa</dc:creator>
				<category><![CDATA[2009]]></category>
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		<category><![CDATA[四国(愛媛・香川・高知・徳島)]]></category>
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		<category><![CDATA[河原]]></category>

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		<description><![CDATA[<p>6時になって起き出した。空模様よりなによりいちばんにごはんをチェックする。
茹でただけの竹の子はやはり傷んでいた。煮物は問題ない。あぁ、全部煮てしまえば良かった、と今更嘆いても仕方ない。竹の子に悪いことをしてしまった、懺悔である。</p>
<p>大根の葉ごはんを炊き(炊くのは夫)、ひとつ残しておいたお刺身で朝ごはんにする。昨日煮た竹の子とぜんまいは味付けを濃くしてお弁当にもすることにした。
お弁当は、大根の葉ごはんと竹の子とぜんまいを混ぜた混ぜごはんと、大根の葉ごはんの脇に竹の子とぜんまいの煮物を七ツ鉢入子のめんぱに詰めた。小梅の梅干の種を除いて添える。</p>
<p>他のキャンパーは撤収が早かった。GW最終日だから渋滞を避けて早めに出るのだろうか。搬送の手段がないカヤッカーは今日もタクシーを利用してダウンリバーへと出発していったようだ。</p>
<p>人影もテントの姿もなくなった河原。
本日もわたしたちは他の人たちのペースと明らかに違ってのんびりしている。</p>
<p>カーサイドリビングを固定していたペグのうち二本が、うんともすんとも動かなくなっていた。横に叩いても、蹴飛ばしても、ぴくりとも動かない。細かくゆすってゆすって、なだめてすかして、やっと動き出した。まるで駄々をこねる子どもみたい。 出てきた姿は、きれいなカーブを描いたペグとは思えない創作物になっている。これではクロモリペグの長所、重ねて収納なんてできない。それどころか、二度とペグとして使用できない代物だ。夫と河原に響くような大笑い。夫は手頃な石を探し、鍛冶屋のように叩いて元の形に戻し、他のペグと一緒に重ねてペグ入れに収めた。</p>
<p>
撤収を終えてから、パセ&#38;ポプと少しだけ川遊びに興じる。
川の水は想像以上に冷たく、水がくるぶしを超えると悲鳴をあげてしまう。夫とポプラはずんずんと川の中に入っていく。ポプラは寒さ暑さに超弱いくせに、こういうのは平気なのはなぜだろう。水に入るのが嫌いなパセリは、すぐに出てゆく。</p>
<p>JEEPが渡って行った場所、夫は自分の足で歩いてゆく。</p>
<p>膝下の水位であっても、川は怖い。
以前パセ&#38;ポプを抱いたまま流された経験があるので、未だに川の流れの中に立つことには緊張する。トラウマになって入れなくなってしまったわけではないし、あの気田川での経験はその後のための良い教訓になったのだと思う。
夫も流芯を確認して、渡ることなく戻ってきた。</p>
<p>11時過ぎ、仁淀川に別れを告げて出発した。</p>
<p>今日は四万十川源流からずっと川沿いダウンリバーの予定。</p>
<p>まずは源流地点に向かう。
45分ほど走ると、ナビやツーリングマップルに載っていた「源流地点」とは違う「源流地点」の案内が出てきた。頭が混乱したので、偶々その分岐にいたおじさんたちに訊ねてみる。案内板に出ている源流地点の場所を教えてくれ、ここまで来たのなら、源流は是非見たほうがいい、とアドバイスしてくれた。たぶん、四万十へ流れ込む川はたくさんあり、源流もいくつかあるのだろう。ということで納得することにする。
道は舗装されていて全く問題なく登山口に到着した。
源流点には、その登山口から25分くらい登って行くらしい。入り口脇の木の根元には杖にぴったりな枝が何本も立てかけられていた。きっと、源流地まで登山する人のためなのだろう。ストックは常備してあるけれど、パセリに無理をさせるのは禁物だし、ダニがいそうな雰囲気だったし、わたしたちにとってはここを源流地点とすることに。
源流地点まで行って来たらしいカップルがちょうど戻ってきた。</p>
<p>「いや、なかなか結構、きついです」</p>
<p>行かなくてよかった(苦笑。</p>
<p>源流地とは関係なく急傾斜の崖にへばりつくようにしてなにかを採取しているおじさんがいた。下で心配そうに見上げている人たちもいる。いたどりや山うどなどをを家族で採りに来たそうだ。
昔はがたがたの未舗装路だったけど、採りに来てたんだよ。この辺りはもっと石楠花もあったんだけどねぇ、すっかり変わっちゃった。とおじさんはちょっとぼやくように話してくれた。
わたしたちが千葉から来ていること知ると、「やっぱり特別高速料金1000円の影響はあるんだなぁ」と独り言のように、誰にともなくつぶやいている。1000円だから来たわけではないし、1000円じゃなくても来ちゃいますよ、とは言わなかったけど、そっか、勘違いされるのね。まぁ、いくらへそ曲がりでもわざわざ通常料金を払おうとは思いませんが…^_^;</p>
<p>源流の水、そのままでも問題ないかもしれないけれど念のためデリオスで浄水。丸みがあって甘い。広い四万十川にもなれず、海にも行けず、飲んじゃってごめんね。</p>
<p>森が一滴を作ってくれる。
本当の源流点に行けばそれをもっと実感したかもしれない。でも、ここでも十分にその一滴が田畑を作り、私たちの喉を潤し、生活を支えてくれている大切なものだと気付かせてくれると思う。
四万十源流碑建立由来にも書かれていた。
『此の流域に暮らす四国西南地域の人々は美しきシ・マムタの天恵に感謝し亦その脅威と戦い乍ら今を生きている。』</p>
<p>そういえば、寺田寅彦氏は「土佐の地名」で四万十のことをアイヌ語から、
「シ」-甚だ
「マムタ」-美しき
と解釈していた。</p>
<p>なんで四国の地名がアイヌ語から?と不思議に思うのだけど、四国にもアイヌ民族がいたという説もあるらしく、アイヌ語由来の地名も多いと言われているらしい。</p>
<p>どちらにしても最近は、平成の大合併や改悪改名で、こういった解釈がまったく出来なくなった市町村名などが増えているから、由来などを探ることができなくなってしまったのはとても残念に思う。</p>
<p>さっき作ったばかりの気がするけれど、ここでお弁当を食べることにした。</p>
<p>13時過ぎ、源流から四万十川沿いを下ってゆく。</p>
<p>『せいらんは清き流れの贈りもの』
川の脇に書かれていた言葉。
せいらんって青嵐?青藍?
四万十源流センター「せいらんの里」という施設があるけれど、こちらも平仮名でどんな意味が込められているのか読み取れず…消化不良状態になってしまった。</p>
<p>中土佐町。</p>
<p>2車線がいきなり一車線になった。上流から中流へと向かって川とともに道も広がるかと思いこんでいるところがあったから、この展開には少々びっくりしながら 欄干のない橋も渡る。これも沈下橋のひとつだろうか。と思ったけれど、橋は土手の高さだった。
この橋が沈んだら集落も沈んでしまうわね。</p>
<p>記憶が薄くなってしまったけれど、うっそうと繁った木々の暗い場所に寺田寅彦祖先の墓地屋敷跡地を知らせる案内板が立っていた。
祖先の墓地や屋敷の跡地?
「村文化財(史跡)として永く保存をはかるものである。」と書かれているけれど、この案内板が立てられているの場所と、案内板の痛み具合からも跡地を想像してしまうし、大体300m先としか書かれていなくてどこなのかまったく不明だった。祖先のお屋敷なら別に興味もないしねぇ。でも、『天災は忘れた頃にやってくる』ではなく、観光客は忘れた頃にやってくるかもしれないのだから、もう少し案内が欲しいかな。ちなみに寺田寅彦記念館は高知駅近くにあるらしい。
四万十川も育って、大分広い川になってきた。と思ったら大きくカーブしている場所できていた淵だった。車を停めて、ポプラじゃないけど魚がいるか覗く。黒い物体が見える、と夫が言う。
双眼鏡で覗くと、確かにいる。黒い鯉?
一度確認できると裸眼でもその黒い生き物が蠢いているのがわかるようになった。しかも、どんどん集まってくる。もしかしたら、向こうもこちらを見ていて怪しく思い仲間を集めたのかもしれない。遠いからいいけれど間近で見たら背筋がぞっとしそうなほどだった。</p>
<p>四万十川は、岩に囲まれ石が散らばる細い川に変わった。</p>
<p>『この川を汚すもの打首獄門に処す』という立て札。
そうだ、そうだ!　川だけじゃなくて、吸殻のポイ捨て、粗大ゴミなどなど、山や街も汚す者は極刑だ!　四万十川だけじゃなく、日本全国で展開してほしいわ。</p>
<p>高岡神社（仁井田五社）</p>
<p>鳥居がいくつも出てくるなぁ、と思いながら進んでいると、大きな案内図があった。
『天長3年(西暦826年※richa記)弘法大師が四国霊場の札所として境内に福円満寺を創建し五つの社に分け、一の宮に不動明王、二ノ宮に観世音菩薩、三ノ宮に阿弥陀如来、四ノ宮に薬師如来、五ノ宮に地蔵菩薩を祀り神仏習合の五社大明神とした。(「高岡神社（五社）の由来記」より)』
へぇ、神仏習合!?とここで関心を持つところじゃないでしょっていうところに惹き付けられてしまう。しかも、そんな時代から札所があったなんて…。無知にもほどがあるので少しお勉強^_^;。</p>
四国霊場八十八カ所は、讃岐(香川県)に生まれた空海（弘法大師、774年～835年）が修行を行った地として伝えられる寺々のことで、大師の足跡を訪ねて八十八カ所を巡礼することを四国遍路という。
四国遍路の起源は平安時代の修行僧といわれ、室町時代から江戸時代初めにかけて一般庶民にも広がり、現在に至るまで絶えることなく続いている。
徳島県の1番札所霊山寺から香川県の88番札所大窪寺まで四国遍路の全行程は約1,400kmに及ぶ。(歴史分化道さんより)
<p>15時、道の駅四万十大正に立ち寄った。
とても道の駅とは思えないほどこじんまりとしている。10席ほどの食堂という雰囲気のレストランとその脇のスペースにおみやげが陳列されていた。
きれいなトイレを拝借して早々に出発してしまったが、ネットで道の駅の情報を見たら多目的広場や 野外ステージ、アスレチックまであると書いてあった。どこにあったんだろう???</p>
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		<title>九州・四国　ぐるっと4221.4kmの旅 20　(大野ヶ原高原～キャンプ@仁淀川)</title>
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		<pubDate>Tue, 05 May 2009 10:44:02 +0000</pubDate>
		<dc:creator>richa</dc:creator>
				<category><![CDATA[2009]]></category>
		<category><![CDATA[キャンプ]]></category>
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		<category><![CDATA[四国(愛媛・香川・高知・徳島)]]></category>
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		<description><![CDATA[<p>大野ヶ原高原は、四国カルストの西側にある標高1100m～1400mの石灰岩の台地。
溶解された石灰岩が草原の中にごろごろと姿を出している。いつか朽ちてしまうのだろうか。木とは違ってまた生えてくるわけではないのだから、未来、この景色はずいぶんと変わってしまうのだろう。</p>
<p>
山腹途中の駐車場に車を停めて、山頂まで直登する道を行く
パセ&#38;ポプは元気だ。ここだけの話、人間の歳にしたら64歳と44歳らしいのに、さすが自称5歳と3歳、がんがん登ってゆく。
車を降りたとき、寒かったので上着を着たが、すぐに脱ぐ羽目になった。
頂上に近づくにつれて、稜線の向こうから白いキリが迫ってきていた。
頂上に辿り着くと向こう側は真っ白。ぎりぎり稜線は晴れている。</p>
<p>「われもまた
風と霧の匂ひを愛す」</p>
<p>中野にあったアポロスポーツの松永敏郎氏が、著書にサインとともに記してくださった言葉が浮かぶ。</p>
<p>大空海山幸福寺という石碑があり、近くに小さな祠がぽつんと立っていた。
足元には、霧が迫ってなおさら色味をなくすカルストの間に、まるで飛行場の誘導ライトのように黄色い日本タンポポが並んでいる。</p>
<p>下りの途中、赤ちゃんを抱いて登ってくるお母さんとすれ違った。母は強いなぁ。</p>
<p>駐車場に戻ると、駐車場にテントとシェルターを張っている人たちがいた。ここでキャンプだろうか。この方たちも違った意味で強い。</p>
<p>
どこからともなく現れた草原の中を歩いている人たち。
広場のような駐車場のようなスペースは、キャンプ場らしい。
風にもてあそばれそうな開放感あふれる場所に見えたけれど、実際は周りが少し小高くなっているのでそうではないのだろうか。小さく1張りのテントとキャンピングカーの姿が見える。人はまるでありんこのよう。</p>
<p>高知県と愛媛県の境にあるカルスト台地、383号線を走っていると、高知に入ったり愛媛に入ったりを繰り返した。
約200万年前、四国山地の隆起によって石灰岩が地上に顔を出し、雨による侵食で作られたというカルスト地帯。保水性が悪く土壌の発達が不十分で森林が形成されにくく草原になっていることが多いようだ。</p>
<p>カルストが出来るまで </p>
<p>13時20分、道の駅布施ヶ坂に寄る。
いくつか個人商店が軒を連ねていて、それぞれあまご焼きやこんにゃく、山菜の天ぷらなどを売っていた。お弁当も種類がたくさんあり、お昼を過ぎてもまだなにも食べていないわたしたちは思わずあれもこれもと買ってしまった。</p>
<p>14時40分、須崎で今晩の買い出しをする。
ショッピングセンターの名前は「ピア」。昨晩、以前仕事をしていた「ぴあ」を久しぶりに訪ねている夢を見たのは、これのことだったのかな。
野菜は乏しく、カツオとビンヨコを購入した。</p>
<p>今日は仁淀川の河原キャンプ場で宿泊予定。
ナビに案内された道はどんどん細くなる住宅の隙間を抜けるような道だった。
付きあたると仁淀川で、片側だけに欄干と歩道のある沈下橋が現れた。
助手席側には欄干がない。窓から外を見ると、すぐ下は川だ。少しでもずれると脱輪どころか川に落ちる。遊園地のジェットコースターより、怖い。
橋を渡りきったら左折。そしてUターンのように切り替えしてまた左折する。かなり細くて何度か切り返す必要があった。
と、そんな場所に車がやってきた。わたしは降りて、その車の行きたい方向を聞き、D5が避けて待つ場所を決める。すると、その車の男性がするすると窓を開け、「キャンプ場に行くがかぇ?」と声をかけてきた。「え、えっと、キャンプ場。はい、キャンプ場に」瞬間、何を言われているかわからなかった。「向こうの道の方がえいよ。こっちの道は荒れちゅうから」
丁寧に通りやすい別の道を教えてくれた。(言葉違っていたらごめんなさい。こんなふうに聞こえてました^_^;)
スイッチバックのようなヘアピンの左折はやめ、教えてもらった通り少し戻り、トンネルを抜け、河原へと向かった。
偶々あの瞬間に出くわさなければ、荒れている道に突っ込んで行ったんだろう。どこで幸せの出会いがあるかわからない。</p>
<p>河原のキャンプ場は大雑把に言えば、上段と下段があって、下段はJEEPのグループがスクリーンタープやテントを張っていた。上段にはPFD(ライフジャケット)を干しているサ イトが2つ。奥にもテントが張られていた。平らなところはほとんどないが、川が眺められる場所に夫がうまいこと車を入れてサイトを作ってくれた。</p>
<p>「ずいぶん遠くから、ですね」JEEPのグループの男性が声をかけてきた。おお、「野田」ナンバーがわかるんだ、とびっくり。</p>
<p>河原でもカヌーは持ってきていないので出さない(当たり前ね)。
以前は水を見て「あー、カヌーで漕ぎ出したい」と思ったけれど、最近はそれほどカヌーに執着していない。ダウンリバーを終えて帰ってきた人たちが、自分たちだけだからタクシーで搬送している、と話してくれた。そういえばカヌーの搬送などの目的のために人を利用するような人たちもいたなぁ。やたら親しげに近づいてくる人には要注意、そんなことを後から思い出したんだった。
仁淀川の河川敷きは、夏のように暑かった。流れる空気はさらっとしているけれど、気温が高い。</p>
<p>JEEPが河原を走り出したかと思ったら、川にずずずずっと入り込んで行き、水しぶきをあげながら川を横断して、向こう岸に渡って行った。
さっき声をかけてきた人が言っていた「ここはJEEPで遊べていいんですよ」とはこのことなのかな。前に続け、と数台のJEEPが連なってゆく。</p>
<p>仁淀川の小浜キャンプ場は、とても馴染みのあるある場所に似ていた。
川向こうの見上げる位置に道路が通っていて、川は緩やかにカーブしている。あ、流れが逆かな。関東の清流と呼ばれている那珂川の、カヌーイストたちもよく利用する野営地。そこから見る景色とこのキャンプ場の一部の景色はとてもよく似ていた。似ている景色の写真を撮っていなかったの で、画像では少々違うけれど…。</p>
<p>蛇口のある水場には、いつも誰かが立っていて携帯を使っていた。見るたび人が変わっているので、携帯のアンテナが立つ場所なのかもしれない。幸い、auはカーサ イドリビングを張った場所でもまったく問題がない。四国に入ってから、auはつながらないところが多くなったけれど、ここではつながっていた。</p>
<p>道の駅で買ってきた竹の子とぜんまいで煮物を作る。味付けは、えびののスーパーで見つけた「本カツオ節使用　土佐の和風だし　濃縮7倍」というもの。
茹でたての竹の子なので4分の1はお刺身として食べることにして他は煮る事にした。
その間、夫とパセ&#38;ポプは近所の散策に出かけた。
キャンプミニの包丁の切れが悪くなっている。トマトのスライスがきれいに切れない。今度からはダイヤモンドシャープナーを持ち歩こう。</p>
<p>夕飯に、グリーンピースごはんも炊き上がった。
メインディッシュはカツオとマグロのお刺身。</p>
<p>パセ&#38;ポプごはんは、買ってきた白菜やトマト、もやし、さやえんどう、グリーンピースなどの野菜やお肉すべて煮込んで、トッピングにカツオとマグロ。</p>
<p>夫がパセ&#38;ポプごはんのグリンピースをひとつひとつつぶしてくれた。ポプラが一粒のグリーンピースのためにゲーッをしたことがあるから。あのときのグリーンピースは手作りのごはんに入っているものではなかったから、煮たりなかったからだとは思うけれど、夫は念入りにつぶしていた。パセ&#38;ポプも、おかけで消化しやすくなったと思う。</p>
<p>6時半を過ぎ、日が山向こうに姿を消すと、温度も低くなって半袖では寒くなった。</p>
<p>秋でもないのに、虫の合唱が始まった。
夫は、栗焼酎を傾けている。高千穂のスーパーで保冷用の氷がなく購入することになったロックアイスは、ランチジャグやボトルに入れ、クーラーバッグの中に入れている。暑い夜、栗焼酎はオンザロックか美味しいらしい。あのスーパーで保冷氷がなかったことは、こういう未来のためだったのね。
20時半、パセ&#38;ポプは車の中に入ってお休みタイム。
続けてわたしも車の中へ。
カーサイドリビングで、夫はラジオのチューニングをあわせるために試行錯誤していた。「合った!」と思うとハングル。「よし!」と思うと、ハングル。チューニングが合う8割がハングルだったらしい。そして、日本語の番組より鮮明な音だったそうだ。乗っ取られてる…。
わたしは早々と夢の中へ。
夫の寝場所はパセ&#38;ポプが乗っ取っていた。</p>
<p align="center">*　*　*</p>
<p>仁淀川の河原の車の中で、夜中2時にぱっちりと目が覚めた。
暑かった。
シュラフをはいで、身体の熱を冷ます。
これほど温度が高いと、曲げわっぱに入れてテーブルの上に置いたままにしてしまった煮物やごはんが悪くならないか気になってしまった。心配は芋づる式で、カメラを外に置きっぱなしにしてしまったような気もしてくる。
車から出て確認しようかと、1時間ほどうつらうつらしながら考える。起き上がればいいだけなのに、それが出来なかった。シュラフから出たからか、本当に温度が下がったのか、眠くなったからか、気温が下がったような気になって、いつの間にかそのまま眠りに戻ってしまった。</p>
<p></p>
<p>本日のおおまかなルート。</p>
<p>約180kmの走行。</p>
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