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	<title>ぴょんぴょん・おーじ-おでかけ・ぴょんぴょん &#187; 中国(島根・鳥取・山口・広島・岡山)</title>
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	<description>ペットとおでかけ、アウトドア ～キャンプ・カヌー・カヤック・ウォーキング～、くるま旅～ドライブ・車中泊～</description>
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		<title>中国、近畿、四国もちらっと放浪旅　10　一向平～熊野</title>
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		<pubDate>Sat, 08 May 2010 14:39:58 +0000</pubDate>
		<dc:creator>richa</dc:creator>
				<category><![CDATA[2010]]></category>
		<category><![CDATA[キャンプ]]></category>
		<category><![CDATA[中国(島根・鳥取・山口・広島・岡山)]]></category>
		<category><![CDATA[車中泊/P泊]]></category>
		<category><![CDATA[関西(大阪・京都・奈良・滋賀・兵庫・和]]></category>
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		<category><![CDATA[放浪]]></category>
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		<category><![CDATA[道の駅]]></category>

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		<description><![CDATA[<p>夜は暴れる風も朝にはすっかり落ち着いている。
今日も夜とはまったく違う顔をした穏やかな朝がやってきた。</p>
<p>昨晩、獣侵入対策として、ぶら下げたのはこんな(写真)感じ。
さすがに跳びつけなかったようだ。
跳びついても破くことはできないだろう。</p>
<p>テーブルの上は覗いた様子。
前足をテーブルに乗せた跡があった。
しかし、テーブルの上にはなにもなかった。さぞかし落胆したことだろう。とぼとぼとと帰る後姿を想像すると、少し悪い気がしてしまう。</p>
<p></p>
<p>さあ、明日には千葉の自宅に帰らなければならない。
今日の走りにかかっている。</p>
<p>野菜やお肉、ハムやソーセージなどまだたくさん食材があった。このまま持ち運んでいてはただ腐るだけ。
生ものはすべて火を通す。
サラダも作る。
タッパーに詰めておけばお弁当にもなる。</p>
<p></p>
<p>カーサイドリビングやHEXなどの大物は、9時前に撤収が完了した。
この一向平キャンプ場はごみを処理してくれるので、とてもありがたい。
ゴミを捨てに行った夫とパセ&#38;ポプは、途中の駐車場を通り抜けるときに足の裏などになにかつけてしまったらしい。変な歩き方をしている。ねばねばとガムのようにくっつく実が落ちていた。植物もなかなかしたたかで、とりにくい。</p>
<p style="text-align: center;"></p>
<p>管理人のおじさんが、管理棟からわざわざ出てきて見送ってくれた。
「また来て下さいね。」
「お世話になりました。」
温かな気持ちで出発する。</p>
<p>今日は熊野まで行く予定だった。
そう、紀伊半島の熊野。
だから当初は蒜山・大山はもう走らずにすぐに高速に乗ってしまうことを考えていた。
が、とてもいい天気である。
やはり、見納めに一周しよう。</p>
<p>窓を開けて、緑の風を車内に入れる。</p>
<p></p>
<p>さすがに土曜日ということで人出も多いようだ。
ハイキングする人、散策する人、ドライブする人とすれ違う。観光地らしい場所では、やはり人が多く、街のような賑わいがある。</p>
<p>日本海が薄ぼんやりと見えた。大山は、またゆっくりと訪れたい地だと思う。</p>
<p>快適にドライブしていると、視界の端に、斜面から道をまたいで流れ落ちていくような景色が目に飛び込んだ。</p>
<p>土石流</p>
<p>わたしがしっかり見なかったと知り、夫はＵターンして一の沢に戻ってくれた。白い煙をもうもうとあげながら山頂から麓へと土砂の川が駆け下りていったのだろう。
その場に停まって見ているのが怖くなる。いつ何時また土砂が雪崩れてくるかわからない。早々に出発すると、二の沢、三の沢、と次々にブナを薙ぎ倒してできた土石流の沢が現れた。</p>
<p>&#62;&#62; 一の沢・二の沢・三の沢</p>
<p>大山の南壁は崩壊しているそうだ。
見上げると、木々をこそげ落としたような山容があった。
どこの山でも、どこの川でも、どんな国でも日々変化はしている。山を人工的に切り崩している景色だって珍しくはない。自然と崩れているこの大山の姿を見ていると、自ら変化を起こして入るような気もしてくる。九州の桜島を思い出した。噴火や地震などの大きな衝撃や人間の手などの他からの作用がなくても、大山は自ら少しずつ少しずつ変わっているのだろう。壊れているのか、進化なのか。意思はあるのか、目的はあるのか。なんてことを考える。
でも、人間の目的や意思だって宇宙規模で考えると、意思も目的も「ない」に等しい。大山の崩落だって、宇宙規模で考えれば、変化していないに等しいし、そこに意思があろうがなかろうが、「ない」に等しいか(笑。</p>
<p>見覚えのある景色が現れた。一昨日、通った道に出たらしい。
どうやら大山を一周したようだ。
山から開けた草原へと景色が変わった。</p>
<p>前方にまた車が停まっている。先日蕨採りをした場所だ。先日よりも緑が濃くなったように見える。</p>
<p>日当たりのよい斜面は、今日も蕨採りをしている人たちがいる。
そういえば、業者なのか、道の駅などに卸すのか、という大量に山菜を採る人たちを大山一周する間にあちこちで見かけた。</p>
<p>高速乗る前に氷を買わなくてはならない。火は通していても、クーラーバッグに入れていても、常温では不安だ。道の駅に寄ったが氷はなかった。
道の駅のスタッフの女性が氷を売っていそうなお店を教えてくれた。
すぐ目の前の高速入り口を横目に、町まで走る。
大きなスーパーは見つからなかった。小さな商店の前に氷が入っている冷凍庫があった。スーパーの何倍もの値段もしているけれど、時間も買うと思えば安いものだ。板氷、ロックアイスを抱えてお店にはいる。地方では珍しく小奇麗なお店だった。</p>
<p>再度、お礼も込めて道の駅に立ち寄る。この前寄ったときは静寂に包まれていたのに、今日はさすがに人が多く、ホットドッグの店もオープンしていた。名物と書かれているのでホットドッグとジャージーソフトを購入。</p>
<p>12時、高速に乗った。
昨晩ゆっくり寝たはずなのに、高速に乗ったら快適なドライブで、眠気に襲われたわたしは車の中で舟を漕ぎはじめた。</p>
<p>ふと気付いたら、もう神戸辺り。</p>
<p>すぐに、わたしたちの魔の地域、大阪に入る。寝ぼけた頭を起こさなくては!
やはり今回も、ナビは無茶なこと言うし、標識に書かれている地名がどこを指しているかよくわからない。
紀伊半島方面はたしか関西空港の方。
こっちじゃない?
ほら、あれ。
えー、方向が変だよ。
あれ、出口があるよ。
あぁ、出ちゃった。
え、でも高速のままだ。</p>
<p>あ、阪和道って書いてある。
ほっ。</p>
<p>いつも大阪辺りはふたりでひーひー言ってしまう。案の定、今回も冷や汗ものだった。
東京も、他の場所から来るとそうなのかな。</p>
<p>30分も走ると、ビルばかりの街の景色ががらっと変わり、四方山に囲まれていた。</p>
<p>また料金所が出てきた。
いったい何回料金を取られるのだろう。</p>
<p>紀ノ川PAで休憩をする。
誰もいなかったので、あまり好きではないが、ドッグランに入ってみた。
入って気付いた。
パセ&#38;ポプが用を足したので取ると、すぐそばに糞が放置されていた。それも取ると、すぐまたそばに放置糞がある。ここにも糞、そこにも糞。よく見れば、ドッグランのいたるところに糞が放置されている。
ゴミ箱も設置されているというのにこのマナーの悪さはなんだろう。
病気になりそうで、慌ててパセ&#38;ポプを連れて出た。
同じ犬を家族とする人たちがそんなマナーなんて本当に悲しい。ドッグランができたらいいなぁ、と昔は思っていた。できてみると、ほとんど使っていない。</p>
<p>そして、もう二度と入らないだろう。</p>
<p>この先渋滞していると電光掲示板が伝えている。
対向車線長い列を作っていた。
どうやら長嶺トンネルの自然渋滞らしい。</p>
<p>やはり和歌山、みかんの木が山を覆っている。
16時半、南紀田辺の終点で高速を降りた。</p>
<p>まずはスーパーに寄って今晩の食料を調達。</p>
<p>山の緑が濃い。霜柱のように立っている杉。
中国地方の広葉樹の山がすでに恋しい。</p>
<p>この緑の濃さは、どこか房総半島の雰囲気に似ている。
そういえば、房総には「白浜」や「勝浦」など紀伊半島から移住した人たちが名づけたという土地がある。今ではオリジナルの紀伊半島の方がその違いを明確にするために「南紀白浜」とか「南紀勝浦」となっているのが不思議。黒潮に乗れば紀伊から房総は近いというが、なぜ、紀伊半島から房総へと移ってきたのだろう。戦禍を逃れてとか、江戸の発展で食料需要が増えたかためなどの説があるようだけど、本当のところはどうなのだろう。</p>
<p>ふるさとセンター大塔という小さな道の駅に入ってみた。ガイドのようなパンフレットがないかと思ったのだが、17時ジャストに到着すると、店の鍵は閉まっていた。中にいる店員さんはもう閉めたから、という顔をする。情報館のようなものもない。24時間開いているのは小さなトイレだけのようだ。「17時45分までオープン」とガイドに書かれているのは間違いなのだろう。</p>
<p>仕方ないのでまた杉の山を縫って走り出す。</p>
<p>川には「流れ橋」が架かっていた。大雨で川の水量が増えると、水の強さに逆らわず桁に乗せてある橋を流してしまい、おさまったらまた集めて桁に固定する。戦う相手の強さをよく知っている。こういうことこそが人間の知恵の気がする。コンクリートでいくら頑丈に作ったとしても壊れるよ。かなうわけないもの。壊れて作り直したら時間もお金もかかる。「流れ橋」の考え方で造ったほうがいいと思える工事はいくらでもある気がする。
重く深い緑の山々とその間を流れる川の上空には、白い雲の筋が何本も走っていた。</p>
<p>次に出てきた熊野古道中遍路という、これもまたこじんまりした道の駅によってみる。もう閉める準備をしていたが、ガイドがないか聞くと丁寧に現在位置なども示して教えてくれた。なんのための道の駅かわかっていらっしゃるという感じの人。そういう人がいるところはそれだけで応援したくなってしまう。</p>
<p>今晩泊まろうと思っていた奥熊野道の駅ほんぐうには18時半に到着した。
こちらもちょうど店を閉めたところ。
役所のように時間通り、ぴたっと閉めて絶対開けないという雰囲気がある。
駐車場にいかにも車中泊をするという車が2台駐まっていた。
すでにリアのカーテンも閉められているようだ。
宿泊場所に到着してしまえば、安心。
芝生の広場もあるので、パセ&#38;ポプと散歩をすることにした。
広場の前には「キャンプや花火を固く禁止」するということが書かれていた。この芝生を開放したら休日は大勢の人が利用するだろう。なにか問題があったのかもしれない。
車中泊に関してはなにも書かれていないし、他にも泊まっているし、と思ったら、なにやら「おねがい」と書かれているものが貼られていた。
宿泊もダメ、と。
つまり車中泊もダメということよね。
ご丁寧に野営場の紹介までしているのだから、やはりここは避けたほうがいいのだろう。
しかし、特定のキャンプ場を案内しているのだから地図と電話番号は書いておいて欲しい。
移動してからまたダメだったら困る。
そして、道の駅のオフィシャルサイトにも「トイレ・駐車場・公衆電話は24時間利用できます。」とわざわざ赤字で書いているのだから、他の道の駅とは違う禁止事項もはっきりと書いておいてほしい。
案内されている野営場へ、戻るように移動する。住所も電話番号も地図も書かれていないから、夫の記憶とナビが頼りだった。
細く険しい道を十数分走ってたどり着いた野営場の管理棟は暗く、管理人がいなかった。テントなどは場内の奥の方に数張り見える。
『9時以降の入場はお断り。
管理人に声を掛けること。』
そう書かれているが、管理人が見当たらない。
キャンプ場のポスターが貼られていたので、そこに書かれている電話番号に電話をしてみた。道の駅でここのキャンプ場が案内されていたことを話すと、「ええっ?」と驚いていた。なんの関係もないし、紹介されていることも知らないと言う。これまで一件も問い合わせがなかったのだろうか。不思議だ。
「どこでも張っていいですよ。明日の朝、料金は徴収しますから」と電話に出た女性はキャンプ場の使用に関して言う。
「でも明日早く出てしまうので、その場合はどうしたらいいか」と聞く。
「緑の広場じゃダメですか?」
「緑の広場ってなんですか?」
「こちらなんですけど、こちらならわたしがいるので料金払えますよ」
こちらって?と聞けばまた10分ほど戻った場所にキャンプ場があるらしい。
温泉もあるというし、仕方ないのでまた移動する。
地方での10分というのは距離として長い。
そして日が暮れたあとの山道はものすごく暗い。
川湯温泉街を抜けて、渡瀬温泉へ。</p>
<p>キャンプ場の管理棟はやはり暗かった。温泉施設に出向くしかない。古びた温泉施設だった。歩くと床がぎしぎし言いそうな雰囲気がある。すれたじゅうたんが敷き詰められ、妙なオブジェが飾られていた。にこやかに「いらっしゃいませ」とは言うものの、電話で話て事情をわかっている受付の人たちは、わざわざ料金を払いに移動したことに対してひと言もなかった。</p>
<p>キャンプ場宿泊者は温泉の割引券があります、と割引券を渡される。
「8種類の入浴タイプ」があるとパンフレットには書かれていた。確かにいくつもの浴槽があった。
間違って一番最初に入った浴槽は高温で、膝まで入っただけで、それ以上入れなかった。
となりの浴槽に手を入れてみると、ぬるい。高温の地獄風呂から移る。
さっきから移動ばかりしている。
洗い場のシャワーヘッドはダンベルかと思うほど重くて、笑ってしまうほど辛い。
紀伊半島、熊野の印象はどんどん悪くなる。
それでも、汗を流せたことは幸せなことだ。</p>
<p>クアハウス熊野本宮の駐車場からキャンプ場へと移動した。
常設のトレーラーに一組お客さんが入っている。</p>
<p>奥に一台エンジンをかけっぱなしの車がいた。
川沿いのキャンプ場だが、川の音は聞こえない。車のエンジン音の方が響いている。</p>
<p>川に近い端の方に、車を駐めた。料金を払っているというシールを車のフロントに貼る。
カーサイドだそうかなぁ、と夫が言う。
すでに19時を過ぎていた。</p>
<p>明日は早くから移動しなくちゃいけないし、撤収の時間は少なくとも30分は必要。幸いなことに雨も降っていないし、カーサイドはあきらめてもらいガタバウトを出す。</p>
<p>星を見上げながら、ビールなどを飲む。</p>
<p>バイクが入ってきた。
テントを張っている。</p>
<p>キャンプ場に管理人はいない。誰でも自由に入れる。</p>
<p>奥のステップワゴンはエンジンを止めない。</p>
<p>ビールでのどを潤して、車内に入った。
パセ&#38;ポプと、この旅最後の晩餐をする。</p>
<p>今日も元気にごはんもがつがつ食べるパセ&#38;ポプ。
わたしたちのエネルギーの源は、パセ&#38;ポプの元気な姿。</p>
<p>明日はたくさん走るから、ゆっくり休もうね。</p>
<p></p>
<p>2010年5月8日のルート
約550km</p>
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		<item>
		<title>中国、近畿、四国もちらっと放浪旅　09　一向平</title>
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		<pubDate>Fri, 07 May 2010 14:14:09 +0000</pubDate>
		<dc:creator>richa</dc:creator>
				<category><![CDATA[2010]]></category>
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		<description><![CDATA[<p>朝、目が覚めると雨は上がっていた。
なかなか寝付けない、と思っても意外と寝ているものだ。</p>
<p>昨晩の雨と風でブナや桜の緑がなお鮮やかになっている。
桜の花は花びらを散らして、昨日以上に地面が濃いピンクに染まっていた。</p>
<p>ひと晩中暴れていた風はどこに消えたのだろう。</p>
<p>HEXを出て、カーサイドに入ると、果たして獣の侵入があった。
コット、テーブルの上に、ネコかそれより大きいくらいの足跡がある。</p>
<p>お刺身のわさび醤油を舐めたらしい。蓋するのを忘れていた。きっと舐めて驚いたことだろう。綺麗に洗わなくては。</p>
<p>ぶら下げておいたゴミ袋にはジャンプして格闘した様子が見えた。
どうせたいしたものは入っていない。
取り出せたのはキャベツの芯だったようだ。
頑張って手にしたキャベツの芯も、芯に付いていたやわらかいところだけ食べて固い芯は残している。贅沢者め。
きっといつもキャンプしている人たちからは、美味しいものをせしめているのだろう。随分としけたサイトだと思ったに違いない。</p>
<p>朝ごはんは昨日の残り物で済ませる。
パセ&#38;ポプは、車中泊のときの分を取り戻すべく、できるだけ普段のごはんと同じよう作る。家でも外でも、パセ&#38;ポプのごはんの方が手をかけているかもしれない(苦笑。</p>
<p>蒜山の道の駅で買ってきたこごみをゆでて、しゃりしゃりとつまむ。
朝の散歩をした後、パセリはコットの上のドッグマットでのびていた。</p>
<p>天気が良いので、もらった氷はもうほとんど融けている。
焼肉用に買ってきたお肉も味付けをしてしまおう。にんにくしょうが、ねぎを刻み、日本酒とお醤油などに肉とともに浸す。</p>
<p>簡単に手洗いできるものだけ、洗濯をする。
この旅ではコインランドリーを使うことが出来なかった。</p>
<p>10時過ぎ、夫は大滝方面までちょっと探検に行ってくる、と出かけた。
夫の後に、14・5人のおじさんやおばさんたちのグループが、リュックを背負いストックをついて登って行った。</p>
<p>夫のいぬ間に、とポメラを持ち出すと電池がなくなっていた。電池を交換すればいいのだけど、それさえ面倒になる。ペンを走らせれば事足りることだし。
1時間ほどで夫は帰ってきた。
交替してわたしも同じ道を歩いてくることにする。ザックはシートゥサミッ ト ウルトラシルデイバック。これまではGoliteのザックを使っていたし車に常備しているけれど、ひとり身ならシートゥサミット ウルトラシルデイバックがちょうどいい。オールウェザーブランケット、レインウエア、ファーストエイド、ライトなどを入れても、軽いし大きさも問題ない。
パセ&#38;ポプを連れていないので、なにか忘れ物をしたような気がしながらも緑濃い山の中へ歩き出す。
夫が名づけたヒキガエルの谷はすぐにわかった。
どこににスピーカーが隠されているのではないかと疑いたくなるように響いている。
カエルの大合唱を過ぎると鳥の鳴き声だけが、取り巻く木々の間から聞こえてきた。
ひとり歩きは、またみんなで歩くのと違う楽しさがある。
もう少し先へ行ってみよう、と思ったとき熊笹ががさがさと音を立てて揺れた。気のせい、と足を進めるとまたガサガサ。
くるっときびすを返して、足早に今来た道を戻る。
やっぱりひとりは心細い。
守るべきパセ&#38;ポプがいたらもっと緊張するかもしれないけれど。</p>
<p>すたすたとサイトに戻ると、サイト近辺には猫が出没していたらしい。
もしかして、がさがさ動いていたのはネコ? そして、夜中に侵入したのもネコだったの?</p>
<p>お昼は、バーベキューハウスの手打ちそばをお願いした。
サイトまで出前してくれるようだが、夫が取りに行った。</p>
<p>かなりボリュームがある。
1.5人前くらいはあるようだ。山から下りてきた人たちのためにボリュームがあるのだろうか。</p>
<p>蕎麦は地元産とのこと。
つゆも手作りらしいが、市販の甘めなつゆに感じてしまった。</p>
<p>午後はみんなでワラビ採りに精を出した。
実は昨日採ったものを茹でたら、ワラビじゃないものも入っていたのだった。食べなくて良かった～(怖。</p>
<p>明るく開けた草原。
牧場のような場所で、目を凝らしていると蕨が目に付くようになる。</p>
<p>採り始めると止まらない。
ひたすら目を凝らし見つけた山菜を手にしてすたすた歩いていってしまう。
山菜採りに出た人が遭難してしまうのがよくわかる。</p>
<p>蕨は短時間で大量に採れた。すぐに食べ切れないほどなので、アク抜きしてから、塩漬けにして持ち帰ろう。
サイトに戻り、買ってきていたこしあぶらも調理する。
また刻まずに炒めてしまった。いつも、そのままでもくたくたになると信じて刻まずに調理してしまう。炒め煮している途中で「しまった!」と気付くのもいつものこと。どこかで間違って覚えてしまったことが染み付いてしまっているらしい。</p>
<p>夫は管理棟へシャワーを浴びに行き、あっという間に帰ってきた
3分300円だったそうだ。
10分も入っていたら1000円!?</p>
<p>続いて、わたしも100円玉をいくつも握り締めて管理棟へ向かった。
管理棟で「シャワーを」と言うと、おばさんは料金のことはまったく言わず、「はいはい、どこのシャワーでもどうぞ」とシャワー室を案内して消えてしまった。
入ってみると、タイマーも、料金を入れる場所もないシャワー室。
どうやって時間を計るのだろう?　どうやって支払いをするのだろうか。
シャワーを使っただけどこかでわかるシステムになっているのかな。
首をひねりながらも、とにかく無駄にシャワーを流さないように、人生初の極めて素早いシャワーの浴び方で、驚くほど早くシャワー室を出た。</p>
<p>するとおばさん、管理人室に掛かっている時計を見て、少し時間が過ぎたけど…と言う。時計を見て目でチェックしていたのだった。だったらシャワーのお湯を止めるんじゃなかった。お湯をほとんど使えなかったので、寒い。
レポを書いていてふと、夫もなぜそのことを教えてくれなかったのか、といぶかしく思った(苦笑。
そして、髪からしたたる水を拭きつつ、シャワー使用書なるものを書かされた。ここに住所、ここに氏名、そしてここに今日の日付、それから使用時間はここ。料金はここね、と。どういう目的があってこの使用書は書くのだろう?宿泊せずに登山だけする人が使うこともあるから? それにしても、なんでここまで指図されて書かされるのか、ちょっと首を傾けてしまう。聞けばよかったのだが、ドライヤーがかけられない濡れたまま髪で寒かったわたしはすぐにその場から立ち去りたかった。</p>
<p>

お鍋に入れようと思って買っていたもやしは全滅していた。
天気予報は雨だったのに快晴、という天気だ。
晴れ晴れボーイズは健在という証拠かな。</p>
<p>夕方になり、またユニセラに火を熾してもらう。
今宵は焼肉。</p>
<p>キャンプでは久しぶりの焼肉。
味もほどよく浸かっていて美味しくなっていた。</p>
<p>お豆腐とわかめの辛いスープと、こしあぶらごはんと焼肉。そして、雪花というワイン。
傍らにパセ&#38;ポプがいて、おいしいものをいただきながら、これまでの旅を振り返ったり、残り少ない旅の予定を考えたり、と最高に心地よい時間が過ぎて行く。</p>
<p>残った食べ物の中で、常温で置いておけるものはネットに入れて吊るす。
昨夜風のせいで寝不足になったわたしのために、今夜は少々傾斜しているが車で寝ることになった。</p>
<p>昨晩以上に風は暴れたようだ。
車の中からもカーサイドがぎしぎしいう音が聞こえてきた。
耳を澄ますと、昨日以上に大挙して風が駆け下りてくる音も聞こえる。
しかし、やはりテントと違って車は防音されている。
おかげで音を気にせずぐっすり眠ることができた。</p>
<p>﻿</p>
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		<item>
		<title>中国、近畿、四国もちらっと放浪旅　08　玉峰～大山　一向平</title>
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		<pubDate>Thu, 06 May 2010 14:56:00 +0000</pubDate>
		<dc:creator>richa</dc:creator>
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		<category><![CDATA[カーサイドリビング]]></category>
		<category><![CDATA[中国]]></category>
		<category><![CDATA[司馬遼太郎]]></category>

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		<description><![CDATA[<p>GWが開けた5月6日。</p>
<p>昨日も休日らしい光景はあまり感じなかったけれど、
車がほとんど駐まっていない広い駐車場にいるからではなく、
世間の空気がもう浮かれていないようで、
今日はいっそう静かに感じる。</p>
<p>一晩中吹いていた強い風のおかげで、夢でも風が吹き荒れていた。
揺り動かされて夢見悪し(苦笑。</p>
<p>朝食を済ませ、出勤してきたお店の人たちの邪魔にならないよう早々に出発する。</p>
<p></p>
<p>8時半頃、日南に入った。</p>
<p>司馬遼太郎は日南を「天然の植民地」と呼んだらしい。出典がわからないため、どういう意味でそう呼んだのかわからなくて残念。</p>
<p>『日南町阿昆縁　豪雪地帯　伝説の地』</p>
<p>木たちが囁く声が聞こえそうな森ばかり
小奇麗な里。</p>
<p>砥波川沿い、県道107号線は巨石が点在している。</p>
<p>小高い丘の中腹に巨石。
砥波川の中にも巨石。</p>
<p>やはり寒い地域らしい。
まだ若葉の出ていない枝だけで寒そうな木が多い。</p>
<p>日南湖</p>
<p>湖畔にキャンプ場のマークがあったので、気にしながら湖畔を通過する。
立派な管理塔らしき建造物がある。
近づいていくと、その壁には「熊注意」の看板が。</p>
<p>キャンプ場と湖の間の道を進んでいく。
静かで穏やかな空気が流れている雰囲気のよいキャンプ場だった。</p>
<p>でも、熊は困る。</p>
<p>日野町に入った。
ナビで日野川沿いに「カヌーの里」（せせらぎの水辺）と書かれている。</p>
<p>日野川にぶつかって川沿いに走る。
かなり石がごろごろしていてダウンリバーするには難しそうな川だ。どこでカヌーをするのだろう?</p>
<p>突然、瀞場が出てきた。
河川敷に小さな小屋の脇に赤や青のカヤックが積み重なっている。</p>
<p>キャンプ場や公園などのようになっているかと想像していたが、とてもあっさりしたシンプルな施設だった。</p>
<p>語呂が気に入って、行ってみたかった根雨駅に向かう。</p>
<p>赤い瓦のこじんまりとしたかわいい駅舎だった。</p>
<p>ホームには「やくも」というピンクと白の雲が鼻先に描かれた特急列車が停まっている。その奥には、伯備線の普通電車だろうか。
鉄道にはまるで縁がないのでわからない。</p>
<p>駅前には日野町出身の小説・翻訳家「生田長江」の碑があり、近くには記念館などもあるようだった。参勤交代の旅宿として利用されていた根雨宿の名残がある街道を進んで、駅を離れる。</p>
<p>俣野川ダムでできているダム湖「猿飛湖」</p>
<p>猿も飛んで渡れるくらい細い湖だから命名されたのか、と思うほど川のように細長い湖だった。
しかも、この時期はいつもそうなのか、囲んでいる緑の木々を映しこむはずの水面がない。
「入山禁止」と赤文字で書かれた看板の脇をふらふらと入っていく男性。あまりに線が細くて心配してしまう。</p>
<p>リアではパセ&#38;ポプが相変わらず力を抜いてくつろいでいる。
蒜山に入ってきた。
予報どおり雲行きが怪しい。おそらくこれから向かうはずの場所は雲に隠れている。
風も強い。</p>
<p>前方に、道路脇に車を停めて斜面でなにかを収穫している人たちの姿が見えた。</p>
<p>わらび採りをしているらしい。
夫も車を降りて参戦。
山焼きされた直後だったらしく、服が炭だらけの真っ黒になってしまった。</p>
<p>そして手に握り締めた収穫物。
このときはわらびと信じて疑っていなかった。</p>
<p>展望台から大山方向を眺めたが、たっぷり水を含んだ重い雲が垂れ込めている。今夜からキャンプなのに、雨に降られてしまうのだろうか。</p>
<p>蒜山の休暇村にはコインランドリーがある。予定では、洗濯ができる蒜山か大山の休暇村に宿泊しようと思っていた。が、遠くに見えた蒜山の休暇村は、夫のイメージではないらしくまったく見向きもせずに素通りしてしまった。
雨がぽつぽつ降り出した。
奥大山の休暇村へ向かう。
休暇村のフロントでキャンプ場について尋ねる。しかし、フロントマンの態度がよろしくない。昨日電話で問い合わせたときの人は悪くなかったのに…。
キャンプ場を覗くと、ソロで今夜宿泊する人が、この雨で東屋の中にテントを移動して調理しているところだった。明日はその人も発つので私たちが宿泊すれば貸切になるらしい。
木立が適度にある段状になった広めの区画サイト。場所によっては風もさえぎることができるだろう。しかし、休暇村のランドリーとお風呂を利用するには歩いていけないくらい遠いし、この設備では料金も高い。
というわけで、却下。</p>
<p>夫がリストにあげていたキャンプ場へと向かうことにした。
走り出すと雨が止み、青空が見えてきた。</p>
<p>峠を越え、眼下に広がる平原。おひさまの日差しが降り注いでいる様子が見える。</p>
<p>山を下って一向平野営場に向かう一直線の道を走る。</p>
<p>管理塔には誰もいなかった。場内を見せてもらおうとしていると、山から下りてきたおじさんに声をかけられた。
話のペースがあわないのは耳が遠いからのか、それとも聞いていないのか、こちらの話があまり耳に入っていないらしい。会話にならず、どんどん問いかけてくる。
大山の調査やボランティアをしているという。
「ひゃくめいぜんはいくつ登られましたか?」
最初なにを聞かれているのかわからなかった。
「ひゃくめいだきはいつく見られましたか?」
と続けて聞かれて、最初の質問が「百名山」のことだったと気付いた。
「千葉からじゃ、もう二度と来られないだろうから、どうぞ楽しんで。」
わわ、もう二度と来られないの?
昨年も一昨年も近く通っているし、できればまた来たい…^_^;。</p>
<p>管理人さんがどこからか戻ってきた。
「どうぞ、どうぞ」と人のいい管理人さん。
車を横付けしてカーサイドを設営できる場所を探させてもらった。</p>
<p>ブナと桜が点在する段差のついた小さな区画サイトがたくさん並んでいる。
車が平らになって横付けできるサイトはぱっと見たところ一箇所のみ。
しかし、車を横付けするには何度も切り返さなければならない。
管理人さんのお母さん?奥さん?という女性も現れた。
「どこでも、ほら、どうぞ、どうぞ」と満面の笑顔で薦めてくれる。</p>
<p>もしかして調子いい人?なんて思ってしまったくらい。
最初驚くほど調子よく、そして態度を翻す人がいた。傍にはわからないように行動するところなんて巧妙な詐欺師といえる。私だけがまんまとひっかかっただけなのかもしれないけれど(笑。
なぜか、そんな人のことが頭をよぎってしまった(苦笑。
管理人さんがそうだったということじゃないですよ^^</p>
<p>車を横付けにしてなんとかカーサイドリビングも張れるところはあるだろう、と買出しに行くことにした。
おばさんの管理人さんにスーパーの場所を聞いてみるが、まっすぐ行けばあるし、大きいのならもっと行けばある、と調子よく教えてくれた。距離も時間も目印もない説明だった。かなり不安(苦笑。</p>
<p>ナビと夫の勘を頼りに町に向かう。
日本海までのびている大山の裾野を走る。
山から、海の町へ出た感じがする。</p>
<p>町の名前も「浦安」。</p>
<p>2階に電気店が入っているらしいスーパーを発見。確かにまっすぐだった! でもこのお店が、おばさんの教えてくれた小さい店なのか大きいものかはわからない。おそらく大きい方だと思うけれど…。</p>
<p>角アゴとアジなどのお刺身、お米、ビール、豆乳鍋の材料、パセ&#38;ポプごはんの材料と大量の買出し。
売っている氷が見当たらず店員さんに聞くと、お魚担当の人からずっしりと氷を入れた大きめなビニール袋を3つももらって抱えてきてくれた。足りなかったらもっと持ってきます、と。ものすごく面倒見のいいの店員さんたちだった。</p>
<p>さっき走ってきた１本道を今度は山に向かって走る。前方に山々が連なってそびえている。どれが大山でどれが蒜山かわからない。</p>
<p>さっきくぐり抜けてきた雨雲が海へと向かって移動してきているのか、雨粒を落としはじめている。</p>
<p>キャンプ場に戻り、2泊の料金を支払いした。雨は止んでいる。
ほかに宿泊客も誰もいない場内で車が入れられる場所を今度は真剣に探す。
場内は緩やかな斜面になっていて、丸太で区画されている。車が入れるサイトは極々限られているし、切り返すこともかなり難しい。
車を水平に駐めらて、ペグが打てる場所は一箇所しかなかった。
しかし、そこへ車を入れるには何度も細かな切り返しが必要だった。入れては見たけれど、なにかあったときにすぐに逃げ出すことができない。
それではよくない。
また立ち木や溝を避けて何度も切り返し、脱出する。
次に検討した場所は、車は水平になるが、そこは風が強かったときにペグを足することができない(打つ場所がない)という場外サイトだった。</p>
<p>もしシェルを持ってきたとしても、シェルを立てるにはどこも手狭な区画である。ま、持ってきていないのだから考えても仕方ないことではあるのだけど…。</p>
<p>残るは、車は傾いてしまうけれど、非常時にもすぐに車を出せ、カーサイドが張れるサイト。</p>
<p>寝室は車ではなく、HEXを張ってもらおう。</p>
<p>30分近くサイト選びに時間がかかり、ようやく決定した。</p>
<p>サイトが出来上がると、ほんとうに気持ちよいキャンプ場だとゆっくり眺めることができた。
八重桜が咲き乱れ、散った花びらで地面にはピンク色の絨毯が敷かれている。
ブナの木が蒜山・大山から降りてくる風をやわらげてくれているようだ。
そして、野営場だというのに携帯のアンテナが3本も立っている。</p>
<p>

豆乳鍋の予定だったので、たれと野菜を用意した。が、他に食べるものがたくさんありすぎて結局作るのは止めた。</p>
<p>夫が、ユニセラに火を入れてくれた。
カーサイドリビングの中がぬくぬくと温かくなる。</p>
<p>海近くの町まで降りて買ってきたお刺身は新鮮だった。</p>
<p>獣がやってくる、と夫は荷物を車に片付け、ゴミは高いところに吊り下げた。</p>
<p>HEXに移動して寝ようとした頃、雨がポツポツと降り始めた。
風が雨を運んできたようだ。</p>
<p>夜中ずっと断続的に雨を伴った風がやってきた。
円錐形のHEXに体当たりして、側面を昇る。
木の葉についていた水滴をばしばしばしばしっ、とHEXの上に落としていく。</p>
<p>ふと、ここには熊でないの?と頭をよぎった。</p>
<p>どこにも熊注意の看板などはなかったはず。
(平成19年4月頃大山周辺においてツキノワグマの目撃情報が寄せられています)</p>
<p>山から駆け下りてくる風が、加速をつけてHEXの斜面を駆け上る。</p>
<p>抜けていった、とホッとすると、また、来る!
遠くの山から駆け下りてくる音がする。
近づいてくる。
また水滴を落とし、HEXを揺らして駆け上る。</p>
<p>何度も何度も繰り返しやって来た。</p>
<p>となりでは息を立てて気持ちよさそうに寝ている人がいる。
どんなに風が強くても起きない人だと知っている。</p>
<p>HEXも、風にはかなり強いことはこれまでも経験して知っている。
でも、遠くから駆け下りて助走をつけ体当たりしてくるような風の音に、正直寝付けなかった。
ブナの木々に囲まれているおかげで、大分風の力も弱まっているはずだ、と強く言い聞かせ、うとうとする。</p>
<p>それでも、風への恐怖心か、熊への恐怖か、怖い夢を見て目が覚めた。</p>
<p>淋しげな鳴き声が聞こえる。
一本調子のヒーーッという声。
間隔をあけて鳴き続けている。
その声に応えるように、やはり悲壮な声が聞こえてきた。
フィーっ。
ヒーーッとフィーッが何度かやり取りされ、声の主たち同士の距離が近づいていった。少し声が明るくなったかのように聞こえた。
気持ちが通じたのかな、とホッとした。
しかし、フィーッの声が聞こえなくなった。
ヒーーッがまた悲壮な声に変わっていた。
風が吹き抜けていく森の中で、ヒーーッは一晩中鳴き続けていた。</p>
<p>﻿</p>
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		<title>中国、近畿、四国もちらっと放浪旅　07　美都～玉峰</title>
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		<pubDate>Wed, 05 May 2010 14:12:12 +0000</pubDate>
		<dc:creator>richa</dc:creator>
				<category><![CDATA[中国(島根・鳥取・山口・広島・岡山)]]></category>
		<category><![CDATA[カーサイドリビング]]></category>
		<category><![CDATA[デリカ]]></category>
		<category><![CDATA[トロッコ列車]]></category>
		<category><![CDATA[下久野]]></category>
		<category><![CDATA[亀嵩]]></category>
		<category><![CDATA[出雲八代]]></category>
		<category><![CDATA[放浪]]></category>
		<category><![CDATA[温泉]]></category>
		<category><![CDATA[玉峰]]></category>
		<category><![CDATA[蕎麦]]></category>
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		<category><![CDATA[道の駅]]></category>

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		<description><![CDATA[<p>昨晩早く寝たせいか5時半にしゃっきりと起床。夫の調子も良い様子。
静かな朝。となりを流れる川の音も聞こえてきそうなくらい。
ひんやりとした空気の中、近辺へとパセ&#38;ポプと散歩に出た。ゴミステーションの前で、早朝というのにおばあさんたちが立ち話をしていた。そして、ゴミを捨てにきているのかと思いきや、ダンボールを取り出している。リユース、ということだろうか。
パセ&#38;ポプを見つけると、ニコニコ近づいてきた。
「兄弟かね」
何度も繰り返している「違うんです。血のつながりはないんですよ」という決まりのフレーズをまた繰り返す。
「あぁ、夫婦かね」今度は大きくうなづいて、納得したように言う。
犬の夫婦というのもやはり似てくるということなのかな。ときどき聞かれてしまう。
「いえ、どちらもオスで…」せっかく納得されたところに申し訳ないないけれど、真っ正直に、小さな声で応えて別れた。</p>
<p>夫がからからの側溝にうずくまっているカエルを発見。
助け出される様子をポプラが心配そうに見つめている。</p>
<p>近くに水がありそうなところはない。どこからこんなところ来てしまったのか。最近時々現れる空から降ってくるおたまじゃくしだろうか。いや、こんなところではカエルになれないし…。とにかく水のある場所へ、と今来た道を戻り川へと連れて行った。
流されてしまわないように草で囲まれた流れの少ない場所に浮かべると、手足を縮めた大の字になってぷかぷかしている。ひからびちゃって動けないのだろうか、びっくりして動けないのだろうか。まさか心臓発作起こしていないよね。みんなで覗き込んでいると、手足を徐々に伸ばし、滑らかな大の字になった。やはり必要なのは潤いよね。</p>
<p>ポプラはいつまでもカエルのことを気にしていて、立ち去るのが名残惜しそうだった。。</p>
<p>ごはんをちゃちゃっと食べて、パセ&#38;ポプのおなかがこなれた8時頃、出発。
圏外だとばかり思っていたところに電話が鳴って驚いた。電話がつながらないことを「普通」と思うようになっていたことにも驚く。。</p>
<p>わたしが運転するというのに、大丈夫!とハンドルを握る夫。</p>
<p></p>
<p>
聖湖沿いの道へと入っていく。開放的な道から細く木々の濃い細い道に変わった。周辺は別荘の分譲地になっている。以前湖畔沿いに土地を購入して家を建てている人のWEBを見たことがある。カヌーでよく遊んでいた時期で、湖畔に家を持つことにあこがれていたわたしは、ものすごく羨ましかった。湖畔の土地がまだ普通に売っているのだと驚いたこともあった。あれは聖湖だったような気もする。今でも聖湖なら売られている。でも、千葉からでは少しばかり遠すぎる。移住ならできるかもしれないが。
それにしても今日は５月５日という国民的休日なのに、静か。誰にも知られていない秘境か、もしくは見放されてしまった場所かのようだ。対向車ももちろん来ないし、窓をあけて鳥の声や木々の香りを車内に入れる。ポプラはまだまだ外を眺めることに興味津々で、窓が開くとシートベルトを引っ張ってでも外を見ようと窓にかじりつく。パセリはもうすぐに飽きるらしい。どこの景色も同じだ～と思っているのかな。</p>
<p>
聖湖湖畔もそうだったが、細かなガラス片が散らばっているように若芽がきらきらと山を飾っている。そして、まだ芽吹きが浅い木々の間に、ヤマツツジの薄紫が境界をぼかすようにして華やかさを添えている。</p>
<p>神さびた風景。
桃源郷と言ってもいい。
なぜ今までこの地に来なかったのだろう、と悔やまれるほど、わたしの好みに合う。</p>
<p>会津は陰ある印象を感じるけれど、中国(北広島)は暗さのかけらも見当たらないように思える。雪の痕跡もなく、樹の根曲がりもほとんど見られず、のほほんとした空気の中木々がのびのびしているように思えた。</p>
<p>道戦峠を越え、191号線から11号線に入り、わき道へと抜ける。</p>
<p>突然現れた魅力的な空間。
東屋にトイレ、車の乗り入れも可能な公園のようなみどりの広場。</p>
<p>誰もいない。車の轍が残っているくらいで、誰かがここを訪れている気配がほとんどない。
聞こえるのは小鳥のさえずりと、木の葉が揺れる音、そして湧き水の流れる音。</p>
<p>しばらくパセ&#38;ポプと散歩をする。山から流れてくる小さな川辺には水芭蕉が植えられていたり、あちこち植栽されている。</p>
<p>聖湖もがらんとしていたが、ここもこの連休に誰か来たのだろうか。すばらしい場所だけど、これでいいのかしら?と心配にもなる。
こんな場所がせめて3-4時間で来られるところにあったらいいのに、と心底思いながらこの場所を去る。</p>
<p>
滝があるというので入っていく。4wd以外はここまでという立て札が立っていた。入れるところまで車を進め停める。
断崖から下がる道があるらしい。遥か彼方の山の切れ目に滝が落ちていた。そこまで歩いていけるようだが、軟弱者のわたしたちはここで滝を眺めることにした。
ポプラは東屋か小屋の残骸を不思議そうに覗いていた。
そして、滝も覗こうと、パセリを後ろから押したらしく、パセリが慌てた様子が写真にあった。そんなに危険なところでもないけれど(笑。</p>
<p>のどかな田園風景の中を進んでいるとき、すれ違ったパトカーの警官に頭を下げられたらしい。このあたりでは駐在さんというのが正しいのかもしれない。きっとすれ違う人みんなに挨拶するのだろう。</p>
<p>石州瓦だろうかオレンジ色の瓦屋根に鯱のようなものが乗っかっている家が多い。そして、この近辺では流行っているのかガダバウトチェアのグリーンのようなビニールハウスらしきものがあちこちにあった。</p>
<p>スーパーが現れたので、昼食を購入するために立ち寄る。こんな旅では、見つけたときに飛び込まないと、おなかをぐうぐう言わせながら走るか、非常用食料を食べることになってしまう。</p>
<p>お惣菜コーナーには、なんともまぶしいカラフルなお寿司があった。</p>
<p>赤いウインナーが苦手なわたし。なるとも苦手。しかもここのなるとはピンクと白が反転していてこれもまた奇抜。結局食べられそうなものがねばねばの納豆巻きしかなかった。
パセ&#38;ポプの待つ車に戻ると、靴が地面にへばりついた!
いったいなに?と靴を思い切り地面からはがすと、ねばーっとガムが伸びた。今時、ガムが落ちているなんて。今時、ガムを踏むなんて。オレンジXをかけてガムを取る。</p>
<p>中国自動車道をくぐり、島根と広島を行ったり来たりして進んでゆく。</p>
<p>道の駅瑞穂に立ち寄ってみたら、施設内には買ったお弁当を食べられるコーナーがあって充実していた。こういう旅をしていると、次に出てくることがわからず、さっきのような失敗をする(苦笑。</p>
<p>今夜の宿泊場所として考えていた休暇村などに問合せをしてみた。しかし、車を脇に置いてカーサイドリビングを張るということはできないようなのでもう少し走ることになった。</p>
<p>
夫も調子よく運転していたが大事を取って交代することにした。
助手席から降りて車の前をまわって運転席に座ったわたし。
運転席から車の後方を回った夫。その夫が車の陰で「ぎゃっ」と声を出して窓の向こうに見えていた姿が消えた。何事かと飛び降りて見に行くと、張り出していた木の根っこに躓いたらしい。路肩の崖に手を突いていたが夫には怪我がなかった。履いていたウォルディーズは切れ、破損。身代わりになってくれたのだろう。</p>
<p>江の川、三江線沿いを北に向かう。</p>
<p>江の川を離れ、今度は木次線沿いを走る。</p>
<p>古びた鉄橋をいくつかくぐる。
どの鉄橋も桁下の高さが低く、幅が狭い。
大きな車だった場合、迂回路はどこにあるのだろう。小さな車にしておいてよかった、と思う。</p>
<p>列車が来そうだ。
列車のライトがチラッと見えたと夫が言う。
わたしにはもちろん見えなかった。</p>
<p>夫はカメラを持って降り、待機した。
果たして、立派なリゾート列車がやってきた。</p>
<p>３輌編成の1輌はオープンデッキになっている。</p>
<p>まさかこんな立派なリゾート列車がやってくるとは思わなかった。カメラを構えてパシャパシャとシャッターを切りながら、なぜか２人で笑っていた。</p>
<p>せっかくだから駅に寄っていい?と夫。
なにがせっかくだからかはわからないが、下久野駅に向かう。
夫は知っていて向かったのだろうか。下久野駅は木造駅舎だった。
夫は駅構内へ。わたしは駅舎のまわりをパセ&#38;ポプと散歩。
トラクターに乗った男性が一人やってきた。
トラクターで駅にやってきて電車に乗るの?
男性も駅舎へと入っていった。
静かな駅前をパセ&#38;ポプとのんびり散歩していると夫の声が響いた。窓を開けた車にパセ&#38;ポプを残し、呼ばれるままホームから駅員室へとお邪魔した。テーブルのまわりにパイプ椅子が４脚。四方の壁にはぐるっと白黒写真が掲げてある。
さきほどトラクターでやってきた男性が、冷蔵庫から冷えたコーヒーを出してくれた。
村の16人ほどが交替でこの駅を管理しているそうだ。
7時から22時ころの毎日3時間くらいいることにしているらしいが、いないときに限ってお客さんがくるんだよなぁ、と笑う。
そして、昔は映画館もある町で栄えていたんだよ、とほとんど訛りのない言葉で少し淋しげに話す。</p>
<p>あまり雪が降らないとのでは、という想像ははずれていた。この辺りはたっぷり降るそうだ。ここよりも上になると豪雪らしい。これまで通過してきた場所はまだ雪の少ない場所だったのだろう。この先は確かに根の曲がっている木々が増えた。</p>
<p>先ほど見かけた列車はトロッコ列車で、一日一便しか走らないそうだ。なんとまあ、運のよいこと(笑。
下久野トンネルという建設当時には画期的だった。2241mという長さのトンネルの話も聞かせてくれた。政治的な意味合いから内陸にレールを引いたらしい。
動画があったのでリンクしておく。&#62;&#62; どこまでも続く下久野トンネル</p>
<p>お暇して、ついでだから(なんの?)隣の駅も見ていくことに。</p>
<p>軒を連ねた商店通りのような道が駅へと続いている。
日の丸の旗がいくつも出ていた。
こんなにたくさんの日の丸が並んでいる光景は見たことがない。子どもの頃は日の丸が揚がっているのを多少は見かけた気もするけれど…。
出雲八代駅には小さな日の丸が出ていた。</p>
<p>いつから日の丸が軍国主義の象徴のようになったのかなぁ。上海万博で各国が国旗を掲げる中、日本館は反日感情に配慮した措置として国旗掲揚を見送ったらしい。我が家も国旗を掲げることはないけれど、日の丸が掛かっている光景はどこか懐かしく安心するものがある。</p>
<p>三成でスーパーに寄る。
ナビではJAのスーパーしか示されなかったが、夫の勘で新しく充実したスーパーが見つかった。</p>
<p>各駅停車の旅ではないのだが、線路沿いを走っているせいかまた次の駅に立ち寄ることになった。</p>
<p>亀嵩駅はお蕎麦屋さんになっている。</p>
<p>駅として機能しているのかはわからないけれど、駅前に車をつけると、駅の中で蕎麦を食べている人たちがこちらに視線を送ってきた。</p>
<p>ここなら目の前に車を停めて、パセ&#38;ポプの様子も見えるから、お蕎麦を食べたい気もするが、納豆巻も食べてしまった。もうすぐ１６時。
先ほどのスーパーでは今夜の食事としてお蕎麦を買っている。写真を撮って、出発しよう。</p>
<p>今夜の宿泊地はもう目の前。
玉峰温泉の看板が出て来た。</p>
<p>道の駅に電話をして問い合わせたとき、美都の道の駅と同様に、「すぐ上にある温泉があります。歩いても行けますが…」と言われていた。</p>
<p>その道の駅が出てきた。道の駅を素通りし、まずはその上にあるという温泉を偵察しに車で向かった
道の駅のすぐ上にあったらしい温泉は、すでに営業停止していた。もう少し坂を登って走ると、宿泊設備を伴う玉峰山荘が現れた。
ここまで道の駅から歩くのはちょっと遠い。</p>
<p>16時過ぎだった。
このまま今回の旅のメイン大山に行ってしまってもいけない距離ではない。が、焦ることはない。
夫の体調も回復しているし、慌てることもない。</p>
<p>にぎわっている温泉を覗きに行くと家族風呂もあった。カラスの行水でもたまには精神的にのんびり入りたいと家族風呂を予約する。
岩風呂と檜風呂が選べるのだが、檜風呂の方が人気らしい。なぜか夫が檜風呂を選択していた。家のお風呂は檜風呂なのだから岩風呂の方がいいのに…(苦笑。涼しくなる時間、と18時に予約をしたのでその時間まで、近辺をパセ&#38;ポプと散歩する。</p>
<p>温泉を利用したあと道の駅に移動するのも面倒だし、可能ならばここでP泊したい、と訊ねたら「一台ですか?」などといくつか質問されて、「どうぞ」と許可をいただいた。感謝。</p>
<p>温泉に入っている間、ダックスを留守番させている車(我が家と同じデリカD5)があった。驚くことに窓は全部締め切られている。まだ暑いくらいの気温で、心配でちらちら見ていた。家族が帰ってきて、元気で飛び出してきたからよかったけど…。
今回は少しの間、パセ&#38;ポプにもお留守番してもらう。想像通り夕方の涼しさになってきたけれど、車の窓をすべて少しずつ開け、モスキートネットをする。窓を開けていると何を放り込まれるかわからないし、人が通るのがわかるとワンワン吠えて迷惑をかけるので、カーテンも閉めた。(が、帰った時には器用にも一部カーテンは開けられていた(-&#8221;-))</p>
<p>さて時間になったので家族風呂へと向かう。
さすが檜風呂! 檜の香りが充満してる。
って、この香りは絶対檜エキスをスプレーしているわ…。</p>
<p>湯船に入ると…、なにか違和感。</p>
<p>このお風呂、檜じゃな～い!!</p>
<p>湯船のヘリだけが檜になっていて浴槽は石だった。壁と床とヘリが檜なんて詐欺のようだ(苦笑。うちのお風呂は壁と天井と湯船が檜だけど、床が檜じゃなければやはり詐欺になるのだろうか…!?　ま、檜風呂として売り出していないので勘弁してほしい。</p>
<p>一面が窓になっているのでサッシを開けると外からの風が入ってくる。これも見える景色は違うものの家の造りとそっくり(笑。しかし、となりには違う家族風呂があるらしい。そして、外には隣との間に仕切りがない。もし隣からも顔を出して顔を合わせてしまったらものすごく恥ずかしいことになる。顔を出したけれどあわてて引っ込めた。</p>
<p>夫が売店で買ってきてくれたビールで乾杯する。やっぱり家族風呂だよね。</p>
<p>ビールと温泉で火照ったままパセ&#38;ポプの元へダッシュで帰る。のんびりしたいと言いつつ、ずいぶんと時間を余らせて出てしまうわたしたちだった(苦笑。</p>
<p>駐車場はもうがらんとしていた。５月５日の夜というと、すでにGWは終わっているのだろう。宿泊客もほぼ帰っている。
広い駐車スペースの端で小さなテーブルを出した。
風が強く、火照っていた身体も冷えていく。あっという間に、ダウンベストも着るくらいに寒くなった。</p>
<p>窓を閉めて寝る。
涼しいかと思ったが、意外なことに熱帯夜だった。
夜中パセリの姿が見つけられず狭い車内ながら探すと、助手席でひとり手足を伸ばしてのんびり寝ていた。</p>
<p>窓を少し開ける。
相変わらず風が強い。車が地震のように揺れる。
おかげで強風で車がバック転した夢を見てしまった。</p>
<p>2010年5月5日のルート</p>
<p>約200km</p>
<p></p>
<p></p>
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		<title>中国、近畿、四国もちらっと放浪旅　06　日原～津和野～美都</title>
		<link>http://odekake.pyonpyon.org/10_0504_06.html</link>
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		<pubDate>Tue, 04 May 2010 14:58:14 +0000</pubDate>
		<dc:creator>richa</dc:creator>
				<category><![CDATA[2010]]></category>
		<category><![CDATA[キャンプ]]></category>
		<category><![CDATA[中国(島根・鳥取・山口・広島・岡山)]]></category>
		<category><![CDATA[車中泊/P泊]]></category>
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		<category><![CDATA[津和野]]></category>
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		<category><![CDATA[道の駅]]></category>

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		<description><![CDATA[<p>のんびりと起床。
私たち以外は連休最終日の明日まで滞在かと思ったら、ロッジも含めてみんな撤収作業をしていた。
貸切になるならもう一泊する?
しかし、そろそろ折り返し時期・地点だから、ここで停滞するのはどうだろう、とみんな誰もいなくなったキャンプ場を10時過ぎに出発する。</p>
<p>ここまで来たのだし、一応津和野へ行ってみましょ。
天文台に立ち寄ってから山を下りる。
前方の新緑の山に囲まれた一部に、真っ赤な絨毯が広がっている。近づくと、その上を横断する鯉のぼりが揺れていた。
このあたりの家々の屋根に載る石州瓦の赤よりももっと濃く、もっと密集している。ツツジのようだったけれど、あまりにも鮮やかでわたしの知っているツツジとはずいぶん違った。クルメツツジという種類らしい。
9号線から津和野駅へと入るつもりだったのに、道を見逃してしまった。町へ9号線から入るには2箇所しか道がない。もう一箇所を逃すと、きっと縁がなかったのね、とわたしたちはそのまま津和野はスルーしてしまいそう。</p>
<p>戻るように右折して226号線に入っていく道がその一箇所だった。見逃すことなくことはなかった。そこには大鳥居が聳え立っている。Ｕターンするように津和野に続く道に入り、その大鳥居をくぐる。
遠くに日本五大稲荷のひとつ、商売繁盛、開運厄除の神といわれる太皷谷稲成神社が見える。緩やかに上っているように見える参道も見えた。しかし、参道は駐車場のようだ。車がびっしり詰まっている。
津和野川を渡る鉄橋の橋脚は石造り。
車を進めると真新しい石畳と「らしく」造られた店構えの通りへと入っていった。ぞろぞろと歩いては店に吸い込まれていく観光客。
映画のセットのような町にはどうも馴染めない。素通りしてとりあえず駅へ向かう。駅前には運動会の貴賓席のようなテントが立っていた。観光用パンフレットを配っているようだ。
貰いに行くと「どこから?」と聞かれた。
「千葉から」と応えると、「おぉ、遠くから」と両隣、後ろにいる人たちが顔をあげて珍しいものでも見るようにこちらに視線を向けた。そこまで驚かなくても、と数歩引いてしまう。
今日は朝から夫の体調が優れず、悪化していた。
運転が辛そうだ。
運転を交代しようといっても、まだ大丈夫と言う。
昨日のキャンプ場に戻るか、町に出て病院に行くか、薬を買うか、という選択。
JAFの医療相談に電話して相談してみた。
夫は、町に出て薬を買うことしたらしい。
益田市街へと向かう。</p>
<p>今晩の食事と薬を買い、早々に今晩の宿泊候補地へ車を走らせる。</p>
<p>温泉もあるという道の駅サンエイトが今夜の候補。本当にその道の駅があるのか、そして温泉があるのかどうか電話をして確認した。去年、暗くなってから到着した道の駅が、すでになくなっていて呆然とした経験がある(九州・四国　ぐるっと4221.4kmの旅 26　(東洋町～菩提寺))。しかも温泉があると書かれていたのに、足湯だけだった。もちろん、足湯さえ閉鎖されていたけれど…。その経験から、時間や体力等々に余裕がないときは、事前に確認するようにしている。</p>
<p>しかし、到着して唖然とした。</p>
<p>なんということだろう。坂の途中にある道の駅だからか、駐車スペースはほとんどがゆるやかに傾斜している。
この傾斜で車中泊するのはとても辛い。
しかも、温泉があるからここに来たのに、温泉がどこにも見当たらない。
電話で確認したとき、歩いてもいけますが、温泉にも駐車場があります、と強く言われたことを思い出した。閑散としている道の駅で温泉の場所を尋ねた。道の駅から500mほど下ったところらしい。
車を出して温泉施設に向かう。湯元館という温泉があった。</p>
<p>キャンピングカーも1台停まっている。駐車場は広く、フラットだ。
お風呂を利用した後、ここで泊まってもいいかと訊ねると、快く許可してくれた。よかった。</p>
<p>これで安心して休むことが出来る。ここの温泉は夜の10時まで開いているので、お風呂に入るのも慌てる必要はない。
パセ&#38;ポプの散歩と地酒購入のために道の駅までふらふら、のんびりと歩いていく。のどかだ。</p>
<p>湯元館の駐車場に戻ると、夫はここで何箇所も虫に刺された。身体が弱っていると虫にも狙われやすいのか、この後しばらく痒みと腫れに悩まされることになった。わたしは無傷。そういえば虫に刺されるのは夫が多い。わたしやパセ&#38;ポプの分まで引き受けてくれているのかもしれない。とりあえず感謝しておこう(笑。</p>
<p>虫には刺されたが、温泉にゆっくり浸かり、早目に寝れば少しは夫の体調も回復するかもしれない。</p>
<p>温泉から出てきてのんびりしていると、駐車場に停まっていた車にレストランからいくつかの袋に入れたなにかが運ばれていった。もしやテイクアウト?
温泉の隣には小さな和食レストランがあり、温泉を出た家族連れなどで賑わっている。夫は興味津々だった。体調は胃に関係ないようで、食欲はあるようだ。
聞きに行くと、カツ丼、親子丼、天丼などの丼ものはお持ち帰りできるとのこと。夫は俄然元気になってカツ丼を頼んだ。
ほどなくして熱々のカツ丼が運ばれてきた。</p>
<p>パセ&#38;ポプを車に残して、食事に出るというのは出来る限りしないようにしているので、ファーストフードではなく、きちんとした食事を出すお店で出来立てほかほかのテイクアウトができるのはとても嬉しい。</p>
<p>わたしやパセ&#38;ポプの食事がどんなものだったのか、わからない。食べかけのお寿司しか写真がなかった。
ここの温泉施設にどんなお風呂があり、どんなお湯だったかもすっかり忘れている。</p>
<p>わたしも余裕がなかったのかもしれない。
夫が回復しなかったら、ここから千葉までわたしがひとりで運転しなければならない。夫が早めに休んだ後も、ひとりで運転して帰るスケジュールとルートが頭の中でぐるぐる渦巻いていた。</p>
<p>とりあえずは明日のルート、と地図を眺めていくつか候補ルートを作った。夫ならきっとこの細い道を行くな、という道は避け、街も避け、ルートを選ぶ。そういえばわたしはルート作成が結構好きだったのだ。今回の旅には小さな携帯ナビも持ってきていた。結局ツーリングマップと道の駅の地図だけでルートを作ってしまったけれど…。
10時過ぎまで、駐車場にはずっとBGMが流れていた。
覚悟すると、気は楽になり、旅自体もまた違った面が見えてきて、ますます楽しくもなってきた。</p>
<p>夫の体調が良くなっていることを祈りつつ…わたしもルートを完成させたので休むことにする。
そうそう、キャンピングカーは暗くなる前に移動していって、今夜ここに泊まっているのは我が家だけになっていた。</p>
<p style="text-align: center;">
<p style="text-align: center;">***</p>
<p>
2010年5月4日のルート
だいたい100km
</p>
<p></p>
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		<title>中国、近畿、四国もちらっと放浪旅　05　羅漢～日原</title>
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		<pubDate>Mon, 03 May 2010 14:26:53 +0000</pubDate>
		<dc:creator>richa</dc:creator>
				<category><![CDATA[2010]]></category>
		<category><![CDATA[キャンプ]]></category>
		<category><![CDATA[中国(島根・鳥取・山口・広島・岡山)]]></category>
		<category><![CDATA[車中泊/P泊]]></category>
		<category><![CDATA[カーサイドリビング]]></category>
		<category><![CDATA[中国]]></category>
		<category><![CDATA[放浪]]></category>
		<category><![CDATA[日原]]></category>
		<category><![CDATA[車中泊]]></category>
		<category><![CDATA[野営]]></category>

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		<description><![CDATA[<p>羅漢スパの朝は不思議な世界だった。
5時くらいからエンジンを掛け続ける人。
ビデオカメラを片手に駐車場からぐるっと撮影をしている人。
どこで洗ったのか何枚ものオムツを洗濯干しに掛け、軽自動車のサイドにぶら下げている人。そういえば昨晩、赤ちゃんを片腕に抱えてお風呂に入っているおかあさんがいた。乳幼児を抱えて車中泊旅をしているなんて、たくましい。しかも紙おむつではなく布オムツを洗濯しながら…。でもどこで洗濯しているのだろう。</p>
<p>となりの車も朝早くからエンジンをかけている。そしてその車の中からは、こちらの窓を全部閉め切っているにも関わらず「さちこ」「ダンシング・オール・ナイト」「いもきんトリオのなんとやらハイスクールララバイ(たぶん)」というメドレーが延々と続いて聞こえてきた。音楽だけならまだしも、車を開けるたびに排気ガスも流れ込んできてしまい、閉口した。</p>
<p>トイレではお化粧渋滞が起きている。車中泊って迷惑、と思ってしまう(苦笑。お化粧するなら車の中でこっそりしようよ。</p>
<p>8時に出発する。</p>
<p>水仙街道と書かれている通り、道の両側は溢れるほどの水仙の咲く道が続いている。丁度水仙が満開の時期だったので、両側に水仙の黄色いラインができ、とても華やいでいた。</p>
<p>水仙がなくなると、水が驚くほど綺麗な川沿いの道に変わる。</p>
<p>ふと目にした河原に車を進める。一台の軽トラックが停まっている。釣り人が釣り用意をして川に出るところだった。</p>
<p>適度な河原の広さ。
静かな水の流れ。
明るい山に囀る鳥の声。</p>
<p>焚き火の跡もあるので野営している人もいるのだろう。
夫はここで野営したいと心底思っているようだった。
なかなかここを離れない。
しかし、ここは車の通りもあり、釣り人もいる。
トイレに隠れる場所がない、というのが一番の問題。</p>
<p>夫は野営したい気持ちをその場所からはがすようにして車に乗り込んだのだろう。走り出してからも、あの場所はいい、すばらしい、と口にしていた。</p>
<p>標高が上がるに連れて道端にはヤマウドやわさびの姿が見え出した。</p>
<p>島根県に入ると急カーブの多い細く険しい道になった。</p>
<p>裏匹見峡
わさびと清流の匹見</p>
<p>ブナ林と熊笹が広がった。
熊笹がおいでおいでと誘う。
わさびを発見して車を停めて見ようとすると、なぜか後ろから車がやってくる。慌てて車に乗り込み発進を繰り返す。後ろから来た車を先へと道を譲ると、その車が先でやはり我々と同じように何かを発見して車を停めていることも多い。</p>
<p>街中では窓は開けないが、虫の少ないこの時期に山の中で窓を開けて走るのは気持ちがいい。車内にもフィトンチップが充満する。朝思い切り吸わされてしまった排気ガスが体内から抜けていくようだ。</p>
<p>なんの下調べもしていないのでどんな景色が待ち受けてくれているのかまったくわからない。
やっと春の兆しを感じているかのような山の頂上付近では木々の枝先がほんのり赤く染まり、山桜の花がそこだけ光るのように花を咲かせている。</p>
<p>地面近くでも小さな花が咲き始めている。
雪が融けた水だろうか、窪みを下へ下へと流れていく。</p>
<p>ポプラも外の景色を興味深く眺めている。
がたがた道は特に身を乗り出すポプラ。
カヌーでも大きな波を越えるようなときは一番前を陣取るし、林道でも立ち上がって外を眺める。反対にパセリは、車の場合だけど、ひっくり返って寝ている。どちらもどういう性格しているのだろう(笑。</p>
<p>木々に覆われていた山肌が、岩をむき出しにする場所も出てきた。
映画のセットのように綺麗過ぎる一角があったり、まるで畑のようにそこだけ違う植物が生え朽ちている場所もあった。人の手が随分入っているように思える場所を見つけ、首をかしげる。</p>
<p>その場所にそぐわない一本の、白い花を咲かせている大木がまっすぐ空に向かって立っていた。広場のように開けたその場所に、ふと見ると碑が立っている。</p>
<p>この地には集落があったらしい。いくつかの場所に屋敷跡の碑があった。
屋敷の塀の基礎だったのだろう石があったり、水を引き込んだ跡もある。
石を重ねて囲われた畑もあちこちらに作られている。</p>
<p>こんな山の奥深い場所に昭和45年(1970年)まで人が暮らしていたのだ。
碑には、個人の引越しではなく、集落の移転と書かれていた。</p>
<p>集落跡を見つけながら進んでいくと、渓谷の名にふさわしい景色が出てきた。
さっきも書いたようになんの前知識もなく訪れているので、わたしたちが始めて発見したかのように勘違いしてはしゃいでしまう。</p>
<p>調べてリストしていたキャンプ場がこのあたりにありそうだった。
だんだん近づいてきたと思っていたら、道に人が溢れている。
そんなに賑やかなキャンプ場なの?</p>
<p>「匹見峡春祭り」というイベントをしているらしい。キャンプ場にはテントも張られていたが、キャンプ場が賑やかなのではなく、イベントに人出が多いようだった。
町が近いのだろう。
携帯にもメールがじゃんじゃん入ってきた。
交通規制までされていて、そのイベントを目的にやってきたのだと勘違いされてしまい、イベントの駐車場へと誘導されてしまった。</p>
<p>ミステリーハウス(匹見ミステリーハウス)なるものもあった。外から見ても一目瞭然で傾いているだけなんだけど、入ると面白いのかな。</p>
<p>誘導されるがまま進むと、抜けることは出来ず、行き止まり。匹見は「迷路とパズルの里」とも称しているらしいが、まさかこんなところではまってしまうとは(笑。
樹齢400年といわれる、見上げるほど高くそびえている夫婦榧の立つ神社があった。</p>
<p>迷い込んだのもなにかの縁、とパセ&#38;ポプと散歩をすることにした。その間、同じように誘導されてはまってしまったらしい迷い子たちが次々にやってくる。
さっきわたしたちを抜かして行ったバイクの人たちもやってきた。きっとイベントを覗いてからこちらに誘導されてしまったのだろう。</p>
<p>麓へと降りていく道。
眼下には赤い屋根の集落が見えた。</p>
<p>ここが津和野?
ゲコゲコとカエルの声が山間の集落に響く明るい農村という雰囲気だ。</p>
<p>麓に下りて、夫が探しておいたキャンプ場を覗いてみることに。
枕瀬山公園と書かれている。
天文台のある山にキャンプ場もあった。
駐車場に車を停めて管理人さんに聞く。</p>
<p>10張り張れるだろうかというこじんまりとしたキャンプ場。すでに2張りほどテント・シェルターが張られ、同時にソロの人が私たちと同じように管理人さんに訊ねていた。
現在お昼前。今夜キャンプをする予定はなかったのでまだ食料は調達していなかった。
ここでキャンプをするかまだ走るか。
キャンプ場のある山から下りながらどうしようか話す。
このあたりでキャンプというのは悪くない。
買い物が出来ればここに決めよう、と思ったら目の前におまわりさんの姿があった。
駐在さんだ。
このあたりで食料品を買えるお店はありますか?
若い駐在さんはパトロールから帰ってきたところらしく、じゃ地図を見ながら…とわたしを促して駐在所の鍵を開けた。
コンビニがいいですか、それとも商店の方が?
(コンビニもあるんだ!と思いながら)出来れば商店を…と頼む。
それならば…えーと、と開くと机いっぱいになるくらい大判の住宅地図を広げて説明してくれた。
きっと説明したいんだろうな、と思いながら聞く。</p>
<p>おまわりさんから聞いたお店に向かって走り、地元御用達の商店で食料を購入した。</p>
<p>もしもうキャンプ場がいっぱいだったらどうしよう、という不安も持ちながら再び山を登っていく。</p>
<p>暑い、暑い。
山に上がって行ってもじりじりと暑い。
わたしたちはいいけれど、パセ&#38;ポプたちは大丈夫だろうか。
まだ日も高い。</p>
<p>テントがいっぱいになっていたらどうしようなどという不安なんて杞憂に終わった。一緒に訊ねていたソロの人のテントは張られていたが、他にはまったく変化がなかった。
お金を払って設営をする。</p>
<p>夕方になって管理人さんがやってきた。
車と一緒に設営したカーサイドリビングだとオートキャンプになるので、800円追加だと徴収にきたのだ。1000円渡すと、「あはは、オートは1000円だったよ」とお釣りはなく領収証だけを持ってきた。プラス1000円でもとても良心的な価格だけど、どんどん上がるのはなぜ? ほかの3組の人たちも車を横付けしているのだから、オートキャンプが特別珍しいわけではないと思うのだけど…(苦笑。</p>
<p>今日は遅くにもう一組増えるそうだ。
鳥取からわざわざ来るんだよ、大変だよね、と管理人さんが言っていた。</p>
<p>わたしたちは千葉から来てるってこと、気付いてないみたいだった(笑。</p>
<p>山の上には何種類ものアンテナが立っている。
こんな辺鄙な場所なのに携帯がばっちり入る。
いいのか、悪いのか、微妙(笑。</p>
<p>気温が29度になっていた。
洗濯して、シャワーを浴びる。
パセ&#38;ポプたちにも水をかける。迷惑そうにしているけれど、効果覿面。</p>
<p>キャンプ場から見下ろせる集落を眺めながら、これが津和野?とまだ首を傾げていた。
どうやらここは津和野町日原という場所らしい。いわゆる世間で言われている津和野は隣の駅周辺(笑。</p>
<p>今夜はカーサイドリビングの中にHEXのネストをぶら下げて寝室とした。
パセ&#38;ポプもネストの中で自由になる。</p>
<p>夜、トイレに行くと、電気がつけっ放しにされていて虫があちこちにへばりついたりバタバタしたりしていた。虫の時間、虫の天国。ぎょっとして、入れず。幸いなことに少し歩けば他にもトイレがある。お願いですから、夜は電気を消しておいて。</p>
<p>トイレをはしごして歩いたおかげで空を見上げる時間が増えた。
天文台があるのが納得できる。
星が煌いている。</p>
<p>お隣のテントの人たちはテントから出て、地べたに寝っころがっていた。
そういえば、秋田の空の下ではそれをやっていた、わたしも。
今夜は、立ったまま見上げて、また静かにネストに入った。</p>
<p style="text-align: center;">***</p>
<p></p>
<p>2010年5月3日のルート
だいたい110km</p>
<p></p>
<p></p>
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		<item>
		<title>中国、近畿、四国もちらっと3007km放浪旅 TOP</title>
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		<pubDate>Thu, 29 Apr 2010 05:06:02 +0000</pubDate>
		<dc:creator>richa</dc:creator>
				<category><![CDATA[2010_index]]></category>
		<category><![CDATA[中国(島根・鳥取・山口・広島・岡山)]]></category>
		<category><![CDATA[四国(愛媛・香川・高知・徳島)]]></category>
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		<category><![CDATA[関西(大阪・京都・奈良・滋賀・兵庫・和]]></category>
		<category><![CDATA[キャンプ]]></category>
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		<category><![CDATA[近畿]]></category>

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		<description><![CDATA[<p>
レポが出来るまでデイリーぴょんぴょんのコピーですm(__)m</p>
<p>※2010年6月30日やっとアップをはじめました。</p>
<p style="text-align: center;">*　*　*</p>
<p>4月29日から5月9日まで、車中泊とキャンプでふらふらと西日本を放浪してきました。
北陸から近畿地方に入って、中国地方、広島、倉敷へ。しまなみ街道で四国に入り、Ｕターンして山口県津和野辺りでキャンプ。その後、これまであまり縁のなかった山間部通って大山に向かい2泊キャンプし、都市部を吹っ飛ばして紀伊半島へ。最終日は今年9月に完全撤退という伊勢湾フェリーに乗船、あとはひたすら高速で帰るという3007kmの旅でした。</p>
<p>
お天気にも恵まれてとても充実した10日間。今回も晴れ晴れボーイズ顕在という感じで助かりました^^。
大好きな会津と比べると、明るくあっけらかんとした雑木林が多いように感じる中国地方は会津に負けず劣らず素晴らしく、多種多様な木々に覆われている山々の景色にはかなり惚れ込んでしまいました。広葉樹の若葉が輝く中に、山桜や山つつじが色を添えて、まるで桃源郷。もう少し近かったら他の季節も含めて通いたくなる場所でした。</p>
<p></p>
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		<item>
		<title>九州-山陰　3186km　くるま旅　09(鳥取～加賀)</title>
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		<pubDate>Sat, 10 May 2008 03:56:19 +0000</pubDate>
		<dc:creator>richa</dc:creator>
				<category><![CDATA[2008]]></category>
		<category><![CDATA[ドライブ]]></category>
		<category><![CDATA[中国(島根・鳥取・山口・広島・岡山)]]></category>
		<category><![CDATA[北陸(富山・石川・福井)]]></category>
		<category><![CDATA[車中泊/P泊]]></category>
		<category><![CDATA[山陰]]></category>
		<category><![CDATA[車中泊]]></category>
		<category><![CDATA[道の駅]]></category>

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		<description><![CDATA[<p>道の駅「清流茶屋かわはら」は、さすが土曜日というのか、土曜日だというのに、と言っていいのかわからないけれど、コンビニへの人の出入りはそこそこで、駐車スペースもほぼ空いていた。
7時半、わたしたちも出発する。
しかし寒い。
涼しいを通り越して寒くなっている。</p>
<p></p>
<p>鳥取砂丘は一応その様子を生で見るだけは見ようと思っていた。
別に歩かなくてもいい。一応歩くときのために、野鳥の長靴は車に入れてきているけれど(いつもか(^^ゞ)。
天気予報はお昼くらいから雨模様になると伝えていた。
すでにどんより雲が重く、搾り出さなくても水が滴ってきそうな気もした。
砂丘入り口の方へ行くと無料駐車場と書かれた看板がみやげ物店の前にいくつも立っている。どう考えてもみやげ物店の駐車場。まだ開店していないので、スペースには入れるけれど停めるのは憚られる。有料駐車場もあった。
砂の美術館が空いていたので、とりあえず車をそこに入れる。
そこは、たまたま今日イベントのために事前打ち合わせする関係者のために開けていたらしい。関係者が、この上に駐車場があってそこからリフトで砂丘に行けますよ、と教えてくれた。
リフトに乗る気はないけれど、上からだったら砂丘全体が見渡せるかもしれないと上がっていく。
駐車場はがらがらだった。展望台のようなところは見当たらず、今車で来た道を歩いていくしかないようだった。
風が冷たいので上着を着込む。
歩き出すと今日のイベントのひとつだと思える砂の城がそびえている。すごいすごい。砂で作っているなんて気の遠くなる作業なんだと想像する。でも、雨が降ったらどうなるのだろう。水の泡というか雨でただの砂に戻ってしまわないのだろうか。砂に戻らないのも困るけれど、今日戻ってしまうのはかわいそう、などと思っていると砂の道を発見。砂丘へ一直線に下っている砂の道だった。</p>
<p>下り始めると下から駆け上がってくる青年がいた。「おはようございますっ!」朝から元気だ。しかも歩いていても滑る砂の坂道を駆け上がるなんてすごい脚力。
パセ&#38;ポプは四駆でがんがん降りて行く。</p>
<p>砂丘入り口から砂丘へ。
数メートルいくと目の前にどーんと砂だらけの景色が広がる。</p>
<p>きっとここでみんな記念撮影するのね、というお立ち台があったのでパセ&#38;ポプも載せて見た。
あまりいい顔をしてくれない。</p>
<p>砂ばかりの同じ景色がずうっと先まで続いているのは、パセ&#38;ポプにとっても妙にうつったようだ。
トリックだとでも思ったようなそんな風に見え、最初おそるおそる歩いていた。目標が定められなかったのかもしれない。
しかし、そのうちこの景色に馴染んできたのか、今度はどこまでも走り出しになった。ここでは絶対リードは放さない。放したらきっとパセリはあっという間に点になってしまうだろう。
それを追いかける気力も体力もない。(上の写真でははらっとリードが離れていて、驚いた(笑)。</p>
<p>なぜか人が溜まっている場所がある。
団体なのだろうか。
集まっているということは眺めがいいのだろうか、と普段は人の集まっているところは避けて通るのにその場所へ近づいていってみた。
なんのことはない、リフト降り場だった。
そしてその周りにはラクダ乗り場があり、ラクダ撮影場所でもあった。
ラクダに乗らなくても携帯でラクダを撮影したら一枚100円らしい。
きっと寄ってたかって携帯を向けるのだろう。
今日はらくだの姿はなかった。</p>
<p>鳥取砂丘にらくだっていつからいるのだろう。
砂丘とらくだという関係を定着させてしまうのはどうかと思うが、千葉県の御宿には月の砂漠のらくだ像があったっけ。</p>
<p>砂漠の景色はもしかしたらずっと見ていても飽きないかもしれない。飽きる人にすれば5分も持たないだろうけれど。
駐車場へ、さっき下ってきた砂の坂道を登って戻る。
この道を駆け上がっていた青年はやっぱりすごい、と実感する。
車に乗り込んだら雨が降ってきた。いやはやギリギリセーフ。
砂漠で雨に降られると砂はどんな感じになるのだろう。それもちょっと知りたかったけれどこんな寒い日に試すことではない。
鶏めしとチキンライスで朝ごはんにする。
風が強く車が揺れる。</p>
<p>さっき砂丘に居た人たちはどうしているのだろう。</p>
<p>10時兵庫県新温泉町に入った。
「道路は広く美しく」という標語に驚く。</p>
<p>ふらふらと細い道へ入っていくと目の前はるか上方に鉄橋の姿。
「すごいよ、鉄橋だ」と言うと、ししたろは「もしかしたら」と感嘆の声を出した。
狭い、家と家の間をすり抜けると突然目の前が開け、家々の上方にかかる鉄橋がどーんと姿を現した。
余部鉄橋というらしい。
鉄橋の橋脚ではクレーン車がいて工事をしていた。</p>
<p>撤去するための工事らしい。</p>
<p>鉄橋下には駐車場と無人の建物があり、そこには来訪の記録をするための大学ノートが置かれていた。
なくなってしまうこの鉄橋の思い出を語っている人たちの文字で埋められている。
ただつい先日のGWに書かれたと思われるページは、ただ子どものらくがき帖になって使用されていた。親はどうしてそれを止められないんだろう。</p>
<p>雨が降る中、鉄橋を見上げていると電車が走っていった。</p>
<p>車内では、
パセ&#38;ポプが、心躍らせて小雨の中でカメラを向けている姿に、怪訝な顔をしていた。</p>
<p>気温がどんどん下がっている。11度になった。
ガソリン149円という文字にししたろがハンドルを切る。
157円～160円くらいがこの辺りでの相場だったのに、この価格でやっていけているのだろうか。まがいものじゃないわよね、と少々不安になりながらも満タン(笑。</p>
<p>風情のある住宅地</p>
<p>そして間違って入り込んだ畑道。</p>
<p>こんなに海の近くの畑って不思議な気がする。
ずっと海の近くだったのだろうか。段々海に近くなってしまったのだろうか。買ったのだろうか。何代も何十代も続く土地なのだろうか。</p>
<p>木造の家並みの間をすり抜けた。</p>
<p>キャンプ場。料金高い。
房総よりは安いけれど…。
その上に無料ドッグランがあった。なんだかとっても不釣合いな風景に思えたけれど、需要があるのかしら。無料というのは喜ばれるだろうけれど。</p>
<p>雨の中、自転車を押して山の上り坂を中学生が歩いてくる。
いったいどこからどこへ行くのだろう。
ナビで見ると、最寄の中学からそこまでで直線距離3キロメートル。しかもずっと上り坂。行きはすいすい快走だろうけれど帰りは辛いだろう。

浦島太郎発見館 水の江里浦嶋公園の脇を通過した。</p>
<p>14時半、伊根に到着。
道の駅舟屋の里公園に行ってみるが、食事がいまいち。
観光案内所で近隣マップをいただき、おすし屋さんか食堂にしようと道の駅を出た。
「かもめ」なら駐車スペースがすぐ脇にあるのでそこに決定。
同じものを頼んでも夫婦だったりすると内容を変えてくれる心配りがある。
ここのご主人はずっとここ伊根で育ったそうで、子どもの頃は網で魚をすくって獲っていたらしい。だんだん魚も減っているし、今年はキスもあまり釣れなかったと話してくれた。</p>
<p>食事をおいしくいただき、伊根湾をぐるりとまわる。
以前はやはり客船で伊根湾に入り、まるで遊覧船のように近くから舟屋を見た。
この後に通る天橋立も船から眺めることができた。
今回は雨なので、車で素通り。</p>
<p>赤や黄色の点滅信号がとても多い。
街中に入って黄色から赤に変わる信号では戸惑ってしまう。</p>
<p>16時半　道の駅舞鶴とれとれセンターによる。
観光バスがとても多い、大きな駐車スペースのある道の駅。
今夜の食事の一品として生ホタテ焼串を1本買う。</p>
<p>舞鶴若狭道を走る。
道は山を分断する。
動物たちも行き来できなくなって大変な思いをしているだろう。
「祖国統一」と叫んでいるかもしれない。</p>
<p>昨年のGWは、この辺りをふらふらとしていた。すでに懐かしい。</p>
<p>今年は素通り。どんどん走る。</p>
<p>18時半敦賀に入る。</p>
<p>19時南越前町</p>
<p>19時15分　越前町　雨降りの道路に信号や車のライトが反射してとても見難い。以前はこういう道だったのよね。</p>
<p>18時20分　鯖江</p>
<p>18時45分　いつの間にか福井市を走っていた。</p>
<p>街がずっと続いていて、車の数は多いけれど、渋滞はない。</p>
<p>20時20分　石川県加賀市</p>
<p>21時　山中温泉へ到着　街から山中温泉までは暗い山道で一台も車と出会わなかった。
しかし山中温泉は想像とはまるきり違っていて、大きな温泉街のようだった。ホテルや旅館も多く、道の駅は煌々と明るく車も沢山とまっている。
車中泊の車も数台いた。</p>
<p>山中温泉ゆけむり健康村ゆーゆー館</p>
<p>屋根のある通路があり、パセ&#38;ポプの散歩もほぼ雨に濡れずにすむ。やはりほかにも犬連れの人がいてここで散歩をしていた。</p>
<p>温泉の時間は電話で聞いていたので急いで入る。
しかし閉店まであと1時間というのに人が多い。
地元の人たちがほとんどで、みんな知り合いのようだ。</p>
<p>雨が降っていたけれど露天風呂へ出る。
サルが出没するので注意と張り紙があった。
ふと、この雨には中国からの化学物質が含まれている?と恐くなって、中に入り頭からシャワーを浴びた。</p>
<p>最後の車中泊の夜。
ししたろさんは小浜カツ丼。わたしは焼サバ寿司。←どこで買った???</p>
<p>10時過ぎて外を覗くと駐車場はすっかり車がいなくなっていた。</p>
<p>残っているのはキャンピングカーやわたしたちのような車中泊の車だけ。</p>
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		<item>
		<title>九州-山陰　3186km　くるま旅　08(萩～出雲～鳥取)</title>
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		<pubDate>Fri, 09 May 2008 00:03:27 +0000</pubDate>
		<dc:creator>richa</dc:creator>
				<category><![CDATA[2008]]></category>
		<category><![CDATA[ドライブ]]></category>
		<category><![CDATA[中国(島根・鳥取・山口・広島・岡山)]]></category>
		<category><![CDATA[車中泊/P泊]]></category>
		<category><![CDATA[フェリー]]></category>
		<category><![CDATA[山陰]]></category>
		<category><![CDATA[日本海]]></category>
		<category><![CDATA[蕎麦]]></category>
		<category><![CDATA[道の駅]]></category>

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		<description><![CDATA[<p>ぐっすり寝て7時前に起床。
目の前に広がる浜へ朝の散歩にいく。
肌寒く感じるほどで、散歩には快適。だけど風がある。
パセ&#38;ポプは大はしゃぎ。わたしたちはパセ&#38;ポプおばかに拍車がかかる。画像はLOVEパセ&#38;ポプな人(俗に言う、家族)向けで特大なので、パセ&#38;ポプに興味のない方は画像はクリックしないでください(笑。
</p>
<p>昨日だったかとんびなどが食べ物などを狙うので注意、という看板を見かけた。
そういえばずいぶん前に葉山の公園で仔犬(小犬)がとんびに連れ去られるという話も聞いた。
空を見上げてとんびがいるか確かめる。</p>
<p>ボールを見つけたホプラは大事そうにしていた。
パセリも相変わらずぴょんぴょん跳ね回る。
走り回るってことできないからねぇ。発散してちょうだい。</p>
<p>道の駅キララには足洗い場もあった。
夏は賑わうのだろう。</p>
<p>出雲大社へ向かう。
昨日不気味に感じた大社前の道の駅へ行く。案内マップを見ると大社までは意外と歩くことになりそうだ。
パセ&#38;ポプといけるところまで行ってダメなら帰ってこようと思っていた。
掃除をしているおばさんに念のためペット連れで行けるのかししたろが聞きに行くと、犬を連れて歩いている人もいるし、もっと近くの駐車場がいいですよ、と教えてくれたそうだ。</p>
<p>車を移動する。
パセ&#38;ポプと一緒にはいれるなら、万々歳だ。昨年行った「石山寺」はペット禁止だったもの。
大鳥居の前で左折…と思ったら目に入ってきたギターを担ぐチャリダーさん。
あっという間に走っていく。早い!</p>
<p>大社の脇の無料駐車場へ入った。まだガラガラ。20分の1程度しか車は停まっていない。
入り口にいちばん近い場所に車を停めることができた。</p>
<p>駐車場から入っていくと遊園地を抜けて参道に直接入ってしまう。大鳥居をくぐることができないので、脇から戻っていくことにした。GWも終わり、人出もなくなったからか木々の診断治療をしている。木の根元近くにいくつも栄養剤が刺さっている。あまりの人込みで木々もお疲れなのだろうか。それともこれからの夏に向けてのエネルギー補給か。</p>
<p>大鳥居まで戻り、くぐって参道へ入る。
玉砂利を踏みしめながら進んでいく。</p>
<p>神社や寺ってなんか違うパワーを感じてしまうのは、先入観なのかな。
それともやっぱりなにかあるのかな。
わたしはなにか違うのだと信じているけれど…。</p>
<p>水舎で手を清め、拝殿へと進んだ。
ん、なんか違う。
何の予備知識もなく行ったので、ただなんとなく変としか感じず、本殿はどこだろうとぐるっとまわっても、まだ気付かないわたし。
ししたろが「たしか平成のなんとかとか言ってたよ。一生に一度くらいしかチャンスがないことがあるらしいよ」と言っている。</p>
<p>拝殿の脇にある宝物殿にわたしだけ入ろうと受付に行くと、ししたろとパセ&#38;ポプの姿を見ていた受付の女性が「抱っこしてれば一緒に入れますよ」と言ってくれた。
まさか入れるなんて思っていなかったので、パセ&#38;ポプを抱っこして入っていく。</p>
<p>出雲大社って寛大だ。さすが大国主大神「だいこくさま」。
いろんな神社や寺とは違う。
関わっている人も意識が違うのね。</p>
<p>受付の女性がGWはどんなにすごい人手だったか、「平成の大遷宮」、「御本殿特別拝観」の人の列の様子がどんなに大変なものだったかを聞かせてくれた。
ししたろが言っていたのは「平成の大遷宮」での特別拝観のことだったのね、そしてなにか変と思っていたのはこのためだったのね、とやっと理解した。</p>
<p>神聖な空気に触れながら、また玉砂利を踏みしめて参道の脇を戻る。
おっと、拝むのを忘れてしまった(苦笑。
あわてて戻ったけれど、心の広い神様だもの、と遠くから手を合わせてこっそり拝んだ。
平日とはいえ、時間的に観光バスでやってくる人たちも増えてきた。</p>
<p>巨大な日の丸がはためいていた。久しぶりに見た。</p>
<p>
駐車場に戻り、パセ&#38;ポプのごはんにする。
そしてパセ&#38;ポプのはらごなしの時間に、わたしたちは開いたばかりの駐車場前にあるお蕎麦屋に駆け込んだ。
割子三段と釜揚げそばを頼んだ。
割子三段はトッピングが違うかと思ったけれど、どれもおなじ葱だけだった。
田舎蕎麦というのか、素朴というか、これまで食べてきたお蕎麦とは違う感じ。出汁はサバブシなのかしら。</p>
<p>パセ&#38;ポプが待つ車に戻る。
ほんとに助かったのは涼しい天気。
半袖なんてとんでもない、と思うような涼しさはパセ&#38;ポプにとって最高の気候で、わたしたちも安心していられる。もちろん突然温度急上昇なんてこともあるから、それは気にしているけれど。</p>
<p>
JAで観光マップをいただく。
檜の香グッズも頂いたけれど、その香は我が家のお風呂と同じで、車の中がお風呂の気分になってしまう(苦笑。</p>
<p>鉄道少年でもあったししたろは出雲大社駅も覗いてきた。</p>
<p>写真を眺めていたら、記憶にない駅の写真があった。「雲州平田駅」</p>
<p>街を離れ、脇を走る。黒くて重そうなおどろおどろした光景が広がっている。お天気のせいなのだろう。
日本海側は潟湖が多い。
その昔は砂州で湾がなくなり、今は砂がもっていかれて浜がなくなる。
でも浜がなくなっているのは人災らしいけれど…。</p>
<p>そして、今度は…。
ナビを見ていたら、不思議な線路を発見。(発見したのはししたろさんだったかも(^^ゞ)
あやしい。力に任せて線路を引き込んだ傲慢親父がいたのでは?といぶかしく思った。</p>
<p>しかし、ウィキペディアによると「一畑寺（一畑薬師）への参詣鉄道として3.3km北の一畑駅まで線路が延びていた」とあった。あぁ、すぐあんな考えに走ってしまうなんて毒されているなぁ、わたし。
&#62;&#62; 一畑電車</p>
<p>鉄道少年だったらしい頃の姿をむくむくと見せるししたろは、興味津々で駅舎へ行き、「入場券がコーケンなんだよ!」と頬を高潮させて戻ってきた。
「コーケンって?」鉄道マニアじゃないわたしには一瞬わからなかった。
硬券ってことなのね。で、わかったところで「だから?」って感じだけど(笑。</p>
<p>地方で1輌2輌の電車を見るとカメラを向けてしまうけれど、強い思い入れはない。</p>
<p>時刻表ももらってきたししたろは、あと2-3分くらいで電車が来るはずなんだ、と線路を眺めている。
しかし、来る気配もなく、時間になっても来なかった。
時刻表の見方が違っていたらしい。
置いてあった時刻表は一畑口駅だけのものではなく、全駅の時刻表だった。</p>
<p>それでもしばらくすると電車がやってきた。
菜の花色の二車輌。
ホームに入って停まるとすぐに運転手が飛び出してきて、ホームを駆け抜け、車掌室(スイッチバックでこれからは運転室)に飛び込んだ。
ドアが開くと同時に飛び出したのはカメラを構えたおばさん。
駅舎をカメラにおさめてまた電車に飛び乗っていった。
のんびりした雰囲気の中で忙しそうなおふたリだった。
小さな駅でもホームは2つ。
線路脇にはキッス&#38;ライドじゃなかったパーク&#38;ライド駐車場が完備されている。</p>
<p>線路をわたり住宅の間をつけようと思ったら、通り抜けられなかった。
線路の点検修理をしている人たち、声をかけてくれたらいいのに…(苦笑。
それにしてもこの線路を維持するために4-5人の人たちがどれくらいの時間をかけているのだろう。</p>
<p>道の駅 秋鹿なぎさ公園に寄ってみる。
カヌーの貸出やシャワー施設も整っている明るい雰囲気の道の駅だった。
相模ナンバーのご婦人に「さっき出雲大社で見かけましたよ」と声をかけてもらった。
パセ&#38;ポプがいるとあちこちで声をかけてもらう。
なかなか先に進めなくなってしまうこともあるけれど、かわいいという言葉はなににも換えられないわたしのパワーの第二の素。第一はパセ&#38;ポプ自身(^^ゞ</p>
<p>九州から山陰をずっと走ってきて少々感じたこと。
道を譲ったりしても挨拶をする人たちがとても少ない。
無理矢理入ってきたりする車は多いのに…。
動くペースが違うのはわかるけれど、そのタイミングで入ってくるの～?という車は非常に多く感じる。</p>
<p>13時　境港へ。</p>
<p>隠岐へ行くフェリーを念のため見に行く。
隠岐へはパセリを迎える前に客船で行き、また訪れたい場所5本の指に入っていた。
今回の旅も当初は隠岐へ行くことがほぼ決まっていた。
しかし、鬼太郎などの妖怪を使っての観光キャンペーンをやっていることを知り、行く気が萎えてしまったのだった。
港に近づくと、妖怪があちこちにたくさん出てきた。
フェリー乗り場の駐車スペースも排他的で、不案内。
有料駐車場の案内はでかでかとあったが、有料に入れてまで見物をしたいと思えなかったのでぐるっと周辺をまわると、わざとわからないようにしているのかと思えるほど小さな駐車場の看板が見えた。フェリーについての資料をもらうためにみなとさかい交流館に行く。
フェリー乗船の窓口もあった。
ペットはバスケットなどのかごに入れて「本土から隠岐」は900円だそうだ。
それにしてももう少し素朴な感じというか、日常的な航路と思っていたけれどそうではないような感じがした。ここでも排他的な雰囲気。
笑顔は無駄だとでも思っているのだろうか。みんな冷たい表情をしている気がした。妖怪パワー?^_^;</p>
<p>境港市のサイトを見たら、妖怪と魚がいっぱいの境港市って書かれていて、おいしそうな魚の上に妖怪がずらずら並んでいる。
妖怪ばかりのことが書かれていて調べたい情報は出ていないし、リンク先は壊れたものばかりだし、あぁ、頭痛がする。 隠岐はもう行かないかもなぁ。。。</p>
<p>
15時　山陰道</p>
<p>国道から外れての間を通る。</p>
<p>16時過ぎ、道の駅神話の里白うさぎに寄る。ここが良ければここを宿泊地にする予定だった。
しかし国道の脇であることと、その逆側が山になっているためかちょっと窮屈な雰囲気。施設内もかなり静かで、夜はある意味相当静かになりそうなのでそそくさと出ることに。施設の入り口前で立ち話をしていた人たちは関係者らしく、企画会議をしていたようだった。
「うさぎのストラップとかどう?」と。
「いいと思う♪というか、まだなかったの?」と加わりたかった(笑。</p>
<p>17時を過ぎたので買出しをする。イオンがあった。
そろそろスーパーなどの食事は飽きてきた。
せめてサンドウィッチでも自分たちで作った方がいい。
長距離でも時間がもっとふんだんにあれば景色の良い場所でのんびりしながら旅ができるだろうけれど、今回は九州まで足を伸ばしてしまったのでのんびりする時間はもう残されていない。先へ先へ進むためにも食事に文句は言っていられない。</p>
<p>それでも今夜は明るいうちに宿泊場所を決めてゆっくりすることにした。
18時に道の駅かわはら。
食事処が充実しているらしい。
しかも、ファミリーマートまである。しかもしかも、なんと24時間オープンだった(-_-;)
これだけ充実しているのにお風呂がないのはとても残念。</p>
<p>食事どころは充実していたけれど、あまり食指をそそるものはなく、買って来たものと道の駅で揃えたものを車内で食べる。メインはこの道の駅で買った牛寿司(え、お寿司だったの?と今頃気付く)とカレイのから揚げ場。
牛寿司は一口もらったけれど、刻んだらっきょが混ざっていて、苦手なわたしはうひゃ～と叫んだ。らっきょが入っているよぉとししたろに返すと、らっきょ好きなししたろは「そういえば入っている?」というくらいあまり感じなかったらしい。</p>
<p>金曜日の夜だったので24時間オープンしているコンビニが心配だったけれど、まったく気に必要もなく夜は静かに過ごすことができた。</p>
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		<item>
		<title>九州-山陰　3186km　くるま旅　07(萩～出雲)</title>
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		<pubDate>Thu, 08 May 2008 09:35:58 +0000</pubDate>
		<dc:creator>richa</dc:creator>
				<category><![CDATA[2008]]></category>
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		<category><![CDATA[道の駅]]></category>

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		<description><![CDATA[<p>5時頃目が覚め、6時半頃に起き出す。
暑くなくてたすかった。
地震情報が夜中に何度も入っていたのも気付かないほどぐっすり眠っていた。</p>
<p>地震は5弱(栃木県)と5弱(茨城県)で同時に起きたらしい。
母にメールを送る。</p>
<p>パセ&#38;ポプは乾燥野菜とマッシュポテト、関ちくわでごはんにする。
わたしたちは昨日買っておいた五目おにぎりと淹れたコーヒー。</p>
<p>となりに泊まっていた、定年後の旅といった感じのご夫婦が声をかけてきた。「カーテンがあるといいでしょうねぇ」。そう、カーテンがあるのとないのでは雲泥の差があることを身を持って知っているわたしたち。D5にして仮眠をとるとかなど、毎回のように「カーテンはいいねぇ」と話すくらい。車中泊を考えている人がいたら、まずカーテンを薦めたい(^.^)。
7時半には、そのご夫婦は「お先に♪」と出発していった。
8時前にはベンチで寝ていたバックパッカーもてくてく歩き出した。
道の駅の従業員らしい人たちがやってくる。</p>
<p>わたしたちも出発をする。
萩の市街をくるっと見ようかということで、なんの目的もなんの予備知識もなく進んでいく。
萩美術館で北斎展が開かれていた! (今回のぴょんぴょんおーじのトップバナーは北斎の波を参考にしたもの^_^;)</p>
<p>レトロな雰囲気の、保存している施設かと思ったらばりばり現役らしい萩商高の校舎。
こんな校舎に通っていたらなにかかわりそうな気がする。なにが変わるかわからないけれど。</p>
<p>その高校の脇道を入っていくと住宅地で、車がすれ違うのが難しいくらいの細い道。
通勤通学時間でのんびり走っているのはわたしたちくらい。もうしわけないので違う場所へと移動する。</p>
<p>駐車場発見。
パセ&#38;ポプの散歩も兼ねて住宅街を歩くことにした。
なにも知らずに迷い込んだところだけど、どうも観光スポットらしい。
夏みかんが3つで50円とか、鯉のえさを玄関先で売っている。
だいたい住宅地の端に無料の、しかも綺麗なトイレ完備の駐車場があるんだから観光スポット以外ないでしょう。
道路と家の間には堀があり、大きな鯉がゆうゆうと泳いでいる。拓殖大学を創設し、明治の総理を三度務めた公爵桂太郎の旧宅もあった。</p>
<p>鯉に目の色を変えてしまうポプラは、やっぱりここでもかぶりつきで鯉の姿を追いかける。
しかも水を恐がらないからずるずると降りていくし。</p>
<p></p>
<p>やはり、観光地みたい。
←看板発見(^.^)</p>
<p>母から電話が入った。
やはり地震は大きかったようで、外に出ようかと思ったくらいだったらしい。父は冷静で、これで終わると予言(笑)していたみたい。帰宅後仕事場の仮棚が落ちていた。レンタル用PFD(ライフジャケット)くらいが掛かっていただけなので、実害はなかったけれど、その光景を見て、旅の最中に地震があったことを思い出した。</p>
<p>松本川のほとりも歩いてゆく。
オンシーズンだとこんな風にのどかに歩けないんでしょうね。まだ、なんにも知らずに歩いていたわたしたち(苦笑。</p>
<p>萩焼のお店があったので入ってみる。
お椀と小鉢を購入。
GWは、ものすごい人出だったらしい。
静かな雰囲気じゃなかったんでしょう。
今はいいですよ～と言われた。
陶器市など、デパートなどの催事場に出すと手元に入るのは4割だそうだ。10万円の値をつけても4万円しか入ってこない。
だから催事にも出さず、萩のここのお店だけでやっている、と話してくれた。とても手ごろな価格の器たちが並んでいるのはそのせいもあるのかも。
&#62;&#62;元萩窯</p>
<p>ししたろは萩をかなり気にいったらしい。引っ越そうか、とまで言っていた(笑。
ポプラも相当気にいったらしい。
うちの池にも鯉いたんだけどねぇ。盗まれたりしたしねぇ。でもポプラのためにまた飼いましょか、それとも萩に引っ越しますか…(笑。</p>
<p>住宅街を後にして、またふらふらとドライブ。
カメラにおさめられていた車からの写真。いったいなんなのかどこなのか、わからない(^^ゞ</p>
<p>
次に立ち寄ったのはまた、たまたまの越ヶ浜。
駐車場に車を停めると「キャンプ場」の文字を発見。
のんびりお店の前に水撒きをしているおみやげ店の人に「キャンプ場はどこですか?」と訊ねると、
「キャンプぅ? 最近はやる人いないんですけどねぇ。やるなら、あっちの方で…」との応え。</p>
<p>パセ&#38;ポプと、そのおばさんが指差した方へふらふらと向かった。
小さな湾になっているそこは、釣りしてキャンプできるわたしたちには願ってもない場所。
ただしテントを張れるスペースはとても狭い。でも平日だったらオートキャンプもできるかな。
今夜泊まっちゃう?なんて意見もあったけれど、まだまだ先は長いので次回に。</p>
<p>阿武町道の駅に寄る。
隣には「テルメ阿胡」
この「阿武町道の駅」は道の駅第一号らしい。
写真を一切撮っていなかった。</p>
<p>牧草のラッピングを道路脇でやっている和やかな道を進むと、また新しい道を作るらしい。今でも不必要なほど立派な2車線で、誰にもすれ違わないけれど…。GWは混雑渋滞があったのかしら。まあ、それでも年間数日のために作らなくてもいいのでは、とまた思う。
ほら、ガードレール、黄色いでしょ!?</p>
<p>あちこちで藤の花が満開。</p>
<p></p>
<p>12時30分。
ナビにない県道303号線を走る。山の中。</p>
<p>トンネルを抜け、橋を渡り、小さな漁港に迷い込んだ。</p>
<p>ひと気がなく、おだやかな湾。</p>
<p>しーんという音が聞こえる気がした。</p>
<p>島根県との県境、田万川町にある温泉
隣にはオートキャンプ場もあった。ただし、このキャンプ場は日影のないまっ平な広場なので夏は辛そう。
すぐ近くにも道の駅「田万川温泉憩いの湯‎」があった。こちらもP泊可能な雰囲気。</p>
<p>益田市　全体的に白く霞んでいる。
山陰を走っていてずっと白くすっきりしない。</p>
<p>14時
この先にどんな街があるかわからないので、早々に買い物をすることにした。
You me タウンというスーパー。
入ってびっくり。大きかった。</p>
<p>無料区間という標識が出てきて、これは乗らなきゃと車を向ける(笑。
どこからどこへ行く道なのかまたわからない。</p>
<p>そして、乗ったら行きたい方面とは逆に連れて行かれてしまった。
いったん降りてまた逆方向へ。数分前に通ったトンネルをまた逆方向に通る。</p>
<p>道の駅ゆうひパーク浜田があったので寄ってみる。ここは道が有料になるとSAになるのかしら?</p>
<p>スーパーで見かけてなんだろうと思っていた『赤てん』。これはかまぼこに赤唐辛子をすりこんでいるもの、とここで知った。
この道の駅は情報も充実しているし、日本海に沈む夕陽も感動的だと思う。
キャンピングカーも停まっている。
わたしたちは少し遅めの昼食をとりながら、夕陽の沈む様子を想像した。</p>
<p>浜田から一気に江津へ。
誰もいない、誰も来ない。
ほとんど車とすれ違うことがない道路だった。</p>
<p>そして、一般道に降りる。</p>
<p>スピードレーダー発見!
くぼ地に隠れていた警官たちがこちらに向かって敬礼をする。</p>
<p>「え、なに?」</p>
<p>ふと見れば前の車は8ナンバーで車の屋根にはカバーがかかっていた(笑。
制限速度で走っていたのは警察関係者の車だったからなのね。
おかげで制限速度を少しも超さないでこれからもずっと走ることになる。
県警の車だったのか、その車とともにいた時間はとにかくずっとずっと長かった(笑。
トンネル、海沿いの道、工事現場でも、「右、石見銀山」と書かれているところでも、山道でも、ずっとずっと。
市街地に入り、やっと2車線になると、右折して警察署へと入って行ったその車。
あぁ、やっと開放された～(笑。
写真を見ると、トンネルで撮った写真に偶然写ってから、ずっとその車が画像に入っていた(笑。</p>
<p>県警の車とランデブー中の16時半過ぎ、島根県大田市仁摩町宅野あたりで、対向車線の向こう側草むらの中にヒッチハイカーがいた。
赤と紺の旗がひらひらしている。
朝、影ながら見送ったバックパッカーらしい。
対向車線側にいるのはなぜだろう?
ヒッチハイクで移動しているとは…。すっかり「歩き」だと思い込んでいて、ヒッチハイクという旅の仕方があることを忘れてしまっていた。
対向車線に居ながらも、わたしたちの車線に向かって手を上げていたようだとししたろが言う。
そうだとしたら交通量もまあまああるあの道で車を停めるのは難しそうだ。
乗せてあげてもいいけれど、今我が家の車は2-3列目が常時パセ&#38;ポプのベッド状態だし…
と考えている間にどんどん離れていく。</p>
<p>しおさいロードも通った。どの写真かわからず^_^;</p>
<p>17時に出雲に入った。
9号線をギターを背負ったチャリダーが走っている。
道の駅キララに寄る。
今夜の候補地のひとつ。
ここには温泉がないので次へ車を走らせた。</p>
<p>道の駅湯の川の様子を横目に見る。
道の駅には温泉スタンドがあり、並んで買っている様子も見えた。
すぐ近くのいりすの丘にある温泉へ向かった。
しかし、いりすの丘は営業休止という看板が!
温泉はやっているらしく第2駐車場を使ってと書かれているけれど、どこよ第二駐車場って～!
仕方ないのでその看板の左側に入る脇道に行ってみる。
まだ新しいように見えるその道をぐんぐんあがるといりすの丘全体が見渡せた。
眼下に車がたくさん停まっている。
おかしいおかしいと来た道を戻る。</p>
<p>大山(?)に沈む夕陽。</p>
<p>迷ったおかげで(霞んではいるけれど)きれいな 夕陽を眺めることができた。</p>
<p>また看板まで戻ってよーく見る。
よーく見ると、看板の足元の間に隠れている小さな看板を発見した。
なんでこんなことしているんだろう??</p>
<p>それでも、なんとかひかわ美人の湯にたどり着いた。
</p>
<p>今回の旅は、本州に戻ってきてから涼しいことが幸いしている。
パセ&#38;ポプも車の中で快適に待っていられる状態なので、温泉にダッシュする。
入り口を入るといきなりおみやげなどを置いている売店で、そこを抜けると今度は地元産の野菜などを販売している通路。そしてやっと温泉にたどり着く。
自動販売機で入湯料を払い、受付でロッカーの鍵を借りる。
女湯のことしか書けないけれど、入るとどこがお風呂への入り口なのかぱっとわからない造りになっていた。脱衣場もどこだかはっきりしない。ロッカーは奥にあり、脱衣かごの棚が手前のまた別な場所にある。ふと見ると壁に「浴場はこちら」という貼り紙があった。
小さな一枚のドアを開けて入ると内風呂と洗い場。
空いている洗い場で、身体を洗う。
露天風呂は3つあり、誰も入っていないひとつに沈んで月を眺めることができた。
パセ&#38;ポプが待っているので、早々と露天から出て内風呂に戻ると左から右まで洗い場にずらっと人が並んでいる。タイミングが良かったらしい。
髪を乾かし、受付にロッカーのキーを返す。でもね、女湯ののれんを出たときすぐに受付の男性が手をにゅっと出していかにも「はいっ鍵返せ」って感じは気分を害するわ。
トイレに寄って行こうと思うとトイレの場所がわかりにくく、トイレ内には手を洗う場所もなく(トイレについている水は流れているので手は洗えるが)、トイレから出て水のみ場が目に入ったので一口いただくと見えた壁にひとつ埋め込んである手洗い場。
誰でしょ、こんな設計したのは???</p>
<p>と思っていたら携帯が鳴った。
ししたろさんからメール「もう帰ってるからゆっくり髪を乾かしてきなね」。
メールを見ながら車に戻った(笑。</p>
<p>そして、先ほどチェックしていた道の駅湯の川へ行くと…
駐車場はP泊している車でいっぱいだった。
ダンボールで窓を覆っている車などが多く、ちょっと混雑しすぎの気がしてわたしたちは出て行くことに。
出雲では3つ候補地をあげていた。そのひとつの出雲大社近くの道の駅「大社ご縁広場」へ向かう。
空いていてとても静かだった。駐車スペースは4分の1ほど埋まっている。
湯の川が混んでいたこともあり、これから来る車もあるかもしれないと思いながら車を停め、パセ&#38;ポプのごはんの用意をはじめた。その間にししたろはパセ&#38;ポプの散歩をしてくれる。
ごはんの準備をしていた車に、戻ってきたししたろが少し青ざめて言った。
「知らなければそれでいいかもしれないけど、後から知るのがいいのか、先に知るのがいいのか、わからないから言っちゃうけど…」とまどろっこしい言い方をする。怪訝な顔をしていただろうわたしに「となりがお墓だった」と続けた。
お墓は別に怖くない、とわたし。
「でも、停まっている車、どれも人がいない」
つまり車中泊組はいないということ!?
それはかなり不自然な気がした。
ここは車中泊ができない場所なのか…。そんなことはどこにも書いていない。
車は駐まっているのに、トラックも駐まっているのに、人は居ない。</p>
<p>それはわたしにとってとても不気味だった。亡くなった人より生きている人の方が怖いし…。</p>
<p>ししたろさんが「ここはイヤだ」と言う。
わたしもゾッとした。</p>
<p>パセ&#38;ポプを車に乗せ、つくりかけのご飯を仕舞い、出発する。
すっかり真っ暗になっている時間、ここまで来た道をもどりキララへ向かった。</p>
<p>海の景色が見えるはずのキララ。暗くて今はもう海は見えない。
パーキングスペースはまだ明るく車の出入りもある。
中高生といった学生を迎えに来ている親たちの車もあった。ここになぜ学生たちがいるのかわからないけれど…。
キャンピングカーは平坦な場所を探しているようで、位置を変えている。</p>
<p>わたしたちの車も場所を決めた。</p>
<p>ホッと一息つく。</p>
<p>しかし、国道が脇を通っていて、車の出入りも激しいこの道の駅。
車を停めた場所は、入ってきて出て行く車がスピードを抜かずに通る道になっていることに気付いた。場所を変える。</p>
<p>目の前にはカーテンを引かずにいるステップワゴン。なのに中は全然見えない。すごい。
キャンピンカーは2台いた。</p>
<p>ワゴンにも人がいてもう休む体勢の様子。</p>
<p>21時にはどの車も暗くなっていた。</p>
<p>※「道の駅キララ多伎」は一年近く経って見ると、オートキャンプ場までできていた!　でも、ペットの同伴は禁止ですって。ふうーん。</p>
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