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	<title>ぴょんぴょん・おーじ-おでかけ・ぴょんぴょん &#187; ドライブ</title>
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	<description>ペットとおでかけ、アウトドア ～キャンプ・カヌー・カヤック・ウォーキング～、くるま旅～ドライブ・車中泊～</description>
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		<title>佐渡の旅 top</title>
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		<pubDate>Fri, 23 Sep 2011 03:51:43 +0000</pubDate>
		<dc:creator>richa</dc:creator>
				<category><![CDATA[2011]]></category>
		<category><![CDATA[2011_index]]></category>
		<category><![CDATA[ドライブ]]></category>
		<category><![CDATA[信越(新潟・長野)]]></category>
		<category><![CDATA[フェリー]]></category>
		<category><![CDATA[佐渡]]></category>
		<category><![CDATA[貸別荘]]></category>

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		<description><![CDATA[<p>シルバーウィークだったらしい。敬老の日を含んでいることと、金に対しての銀ということなのだろうか、と今更考えてみた。
すでに最初の連休は過ぎ、平日3日を挟んだ後期の連休が翌日から始まる。
今年はまだ一度も行っていないキャンプで、のんびり過ごしたいという希望もあった。</p>
<p>
オープンしてまだ訪れていないスノーピークのキャンプ場にもお邪魔して、久しぶりにtohruさんにもお会いしたいな〜、なんてことも考えていた。が、予約ペー ジを見てみれば、人気のキャンプ場、しかも節電応援ということでキャンプ料金無料という期間になっていたため、満員!!あはは〜、そりゃ、そうよね (^◇^;)</p>
<p>では、どこへ行こうか。
夫もわたしも考えていたのは同じことだったようで、いつか行こうと言っていた『佐渡』に決まった。
しかし、どう過ごすか。
キャンプか車中泊か…。
夫が見つけたのは貸別荘だった。
それもいいかもね〜。
とりあえず、フェリーの予約もしていないので二日目からの二泊を予約した。</p>
<p>フェリーは予約にも、JAFにも割引はない。
予約状況を見るといつでも乗れるようなので、到着時間によって決めよう、などと安易に考えていた。</p>
  &#171;「佐渡の旅」シリーズの次のページ ]]></description>
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		<title>野田スポーツ公園</title>
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		<pubDate>Sun, 23 Jan 2011 10:31:30 +0000</pubDate>
		<dc:creator>richa</dc:creator>
				<category><![CDATA[2011]]></category>
		<category><![CDATA[2011_index]]></category>
		<category><![CDATA[ドライブ]]></category>
		<category><![CDATA[南関東(東京・千葉・茨城・埼玉・神奈川]]></category>
		<category><![CDATA[散歩]]></category>
		<category><![CDATA[野田]]></category>

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		<description><![CDATA[<p>少しドライブをして利根川の河川敷にある公園へ行ってきました。</p>
<p>パセリはアスファルトより土や草の上が好き。だから、どこかポプラとも遊べる場所はないものか、と訪れてみました。</p>
<p>以前は河川敷側ではなくてBBQ等が出来る公園だったので、河川敷ははじめて。</p>
<p></p>
<p>背丈より高い、車より高い薮の中に小径発見。</p>
<p>どうしても行ってみたくなるのが夫ししたろさん。</p>
<p>はいはい、そのために車もD5にしたのです(^^)</p>
<p>小径にするすると入って行き、薮が途切れて見えたのは、利根川でした。</p>
<p>カヌー出せるんじゃない!?</p>
<p>足下を見るとちょっと難しそうでした。</p>
<p> パセリ: いいから、早く降りようよ〜
</p>
<p>
パセリ、お散歩に来たのよ〜。</p>
<p>ぱくぱくもぐもぐ食べることに夢中のパセリ。</p>
<p>ポプラは少し食べて、歩きたそうにしている。</p>
<p>夫ししたろと歩いて行って、</p>
<p>走って戻ってきたポプラ。</p>
<p>ポプラはいつでもちゃんと戻ってくる。</p>
<p>パセリはそのままくるっと違う方向へ走り出してしまうことが多かった。</p>
<p>もうああいう無邪気で、わたしたちを驚かすことはしないかな。</p>
<p>追いかけていた時は、大変だったけど、もうそんなことがないかと思うと胸が痛くなる。
ポプラの駆け寄ってくる姿、パセリとぶれる。
</p>
<p>なんたって、パセリはまだまだがんばっている。</p>
<p>パセリにもポプラにも、</p>
<p>まだまだ一緒にいてもらいたいから…。</p>
<p>まだまだ奇跡を信じているし、</p>
<p>そのために涙なんて必要ないから。</p>
<p>パセリに大好き、大好き♪をしていたら、</p>
<p>ポプラも〜、ってポプラが。</p>
<p>ポプラにも、大好き♪をすると、</p>
<p>もういいでつよ、って…</p>
<p>セスナが頭上をかすめて</p>
<p>すぐそばに着陸!</p>
<p>パセリもポプラも</p>
<p>眉間にしわが…(笑)</p>
<p>さあ、帰りましょう。</p>
<p>とパセ&#38;ポプを車に乗せて走り出すと、</p>
<p>発見。</p>
<p>停まっている車の様子がどうもおかしい。</p>
<p>スタックしてしまっているようだ。</p>
<p>夫ししたろが様子を見に行くと、乗り越えられると思った砂利の山におなかが乗ってしまっていた。</p>
<p>JAFに連絡しつつ、なにか方法はないかと探る。</p>
<p>D5は牽引しないこと、なんて書かれている。</p>
<p>牽引ロープは以前のゴルフのときからいつも載せてある。</p>
<p>試しに引っ張ってみようかと試してみたら、すんなり救出することができました。よかった。</p>
<p>乗り越えられるんだよね、どんなことだって。</p>
]]></description>
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		<title>懐かしくも新鮮な長野放浪　05</title>
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		<pubDate>Tue, 04 Jan 2011 12:56:47 +0000</pubDate>
		<dc:creator>richa</dc:creator>
				<category><![CDATA[2011]]></category>
		<category><![CDATA[ドライブ]]></category>
		<category><![CDATA[信越(新潟・長野)]]></category>
		<category><![CDATA[南アルプス]]></category>
		<category><![CDATA[富士山]]></category>
		<category><![CDATA[長野]]></category>

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		<description><![CDATA[<p>廻り目平キャンプ場、金峰山荘のあるのは川端下集落。集落に入るときには場違いに思えるような立派で大きな鳥居があり、その鳥居をくぐってゆく。</p>
<p>この辺りは日本のヨセミテと呼ばれているロッククライミングのメッカらしく、奇岩で覆われた山が空に向かってそびえている。私が訪れたことのあるヨセミテはただの観光だったからか、これほど険しい景色とはほど遠い気がするけれど…。</p>
<p>ところどころ影になって凍った道にどきどきしながらも、残雪のまぶしさもあって明るい道を進み、目指す廻り目平キャンプ場、金峰山荘に辿り着いた。
駐車場から山荘方面へと車の走っている跡がついているので、D5でも上って行ってみたが、どうやらバギーかなにかの跡のようだ。積もった雪道をバックして戻る。
</p>
<p>駐車スペースには二台、車が停まっていた。山に行っているのだろう。
真っ白でひと一人いないしーんと静まり返ったキャンプ場にパセ&#38;ポプと歩いて行った。</p>
<p>うさぎが走った跡らしい足跡があちこちにある。</p>
<p>パセ&#38;ポプもウサギのように飛び跳ねて、雪に足跡を沢山残した。</p>
<p>あっちにとことこ、こっちにとことこ。
パセ&#38;ポプは並んで跳ね回る。</p>
<p>あとから来てパセ&#38;ポプの足跡を見た人はきっと首を傾げると思う。</p>
<p>車中泊の旅の場合は、ドライブばかりでパセ&#38;ポプにとってのお楽しみの時間が少ないから、せめてこんなところで罪滅ぼしをする。
</p>
<p>駐車場で向いの奇岩を眺めながら、来る途中のスーパーで買ったおにぎりやサーモンフライでお昼にした。
こんな山の中で、なぜか大きなサーモンフライがとてもおいしい。</p>
<p>この辺りは鉱物採集も出来る。以前からとても興味のある鉱物採集。ここに来てもいいな〜。</p>
<p>今日は家に帰らなくてはならない。ショートカットする林道は通れないのだから遠回りのルートしかないし、のんびりしてはいられない。</p>
<p>そろそろ来た道を戻ろう。</p>
<p>とは言っても、なるべく同じ道は辿らないというのがわが家のモットー。
遠回りルートしかないと言うのに、もっと遠回りする道を見つけて喜んで走って行く。</p>
<p></p>
<p>明野に出た。
八ヶ岳と南アルプスが見えていた。
そして、八ヶ岳が消えて富士山の姿が現れて来た。</p>
<p>この辺で家を建てるなら、どこがいいのだろう。妄想で車内は盛り上がる。</p>
<p>そういえばうちの親たちは東北か富士山の見える辺りに別家をと探していたときがあっ た。結局、別荘は建てず、ホテルや旅館にお世話になっている。建てておいてくれればパセ&#38;ポプともゆっくりできたのに、とお門違いな不平を漏らしたり。</p>
<p>なぜか喉がかわいて仕方ないのでフラワーパークに寄ってみたが、自販機があるだけだった。
そして、遮るものがなにもない吹きっさらしの駐車スペース。</p>
<p>バイクで立ち寄ったらしい人も自販機でコーヒーを買って休憩していた。</p>
<p>しばしパセ&#38;ポプと風に吹かれながら散歩をして、早々にまた走り出す。</p>
<p>山の狭い下り坂を降りて行くと、突然車が道の脇にびっしりと停まっていて、人がぞろぞろ歩いていた。なにがあるのだろう。</p>
<p>金櫻神社への初詣らしかった。
その名の通り、桜の美しい神社で、八重桜、染井吉野、枝垂桜、山桜など約600本が植えられているそうだ。「特に本殿脇の「鬱金（ウコン）の桜」は、黄金色の花を咲かせる金の成る木として知られ、桜を拝み水晶の守りを受けると一生涯金運に恵まれるとして全国各地からの参拝者で賑わっている。(MapFanより)」</p>
<p>桜の季節ではなくても、これだけ詣でる人たちがいるということはご利益があるのかもしれない。
しかし、私たちは素通りしてしまう。これだから、きっとご利益に縁がないのね(笑)。</p>
<p>思いがけず出てきた景勝地は秩父多摩甲斐国立公園内の御岳昇仙峡で、観光地だった。きっと昨日は車は入れないくらい混んでいたのではないかしら。
御岳昇仙峡を数キロ離れた場所から見上げて眺められる施設があったので車を入れる。
出入り口にはこんな場所に似つかわしくない、ゲートがあり、時間になると閉鎖されるらしい。どうも走り屋さんがいたらしく、夜間は入れないようにしたよう だ。トイレを借りると、入り口で「ゴミは持ち帰り」という内容の夥しい張り紙に迎えられた。いやいやびっくり、と女子用に入って行くと、手洗い場にもべたべた貼られている。しかし、これはまだ序の口で、個室に入って上から下まで右も左も、張り紙だらけ。ものすごい不快感。
おみやげもの店に入って行くと、お客さんはいなくて、店員らしいおじさんが暇そうに「そこのほうとう3個で1000円だけど4個で1000円でいいよ」と声をかけてくる。</p>
<p>千代田湖の脇をとおり甲府の街へと降りて行った。
甲府の街の向こう側に富士山がそびえている。</p>
<p>街に降りてから、パセリがじいっと見つめて来た。
ガン見している、と話していた。
(あとから考えれば、きっとこのとききっとなにか変だったのだろう)
ずっとずっと目を見開いてわたしたちのことを見続けていた。</p>
<p>高速にのったら旅は終わりと感じてしまうわたしたち。
もう少し旅がしたいと、高速に向っていながら横道に逸れた。</p>
<p>夕暮れのオレンジの光が車の中にも差し込んでいた。
普段、車に乗るとすぐに眠る時間、と寝てしまうパセリが帰路は窓の外をじっと見ていたり、私たちの方を見ていたりして寝なかった。
「どうしたの?」なんて、暢気にパセリに声をかけていた。
パセリの横顔が夕日に染まっていた。
馬鹿だ。あのとき、パセリは必死だったはず。それを気付いてあげられなかった。
気付いた所でなにができたかわからないけれど…。助手席から振り向いて声をかけるのではなく、隣に寄り添っていてあげたかった。</p>
<p>なにも気付かないまま、わたしたちは走った。
結局、あたりが闇になるまでした道を走り、暗くなったら景色も楽しめないので高速へ。</p>
<p>家に着いて、隣の実家に行った。
母が「おかえりなさい。疲れたでしょう? パセリ、顔つきまで変わっちゃって…」と言った。</p>
<p>実は旅にでる前から、少しパセリの顔つきは変わっていた。4月で14歳になるから年齢の故だと思っていたのだ。「旅に行く前からよ」と応えつつ、どこか胸騒ぎも感じていた。</p>
<p>数週間後、パセリはわたしたちのことがよく見えなくなってしまった。</p>
<p>この旅が、パセリにとって素晴らしい景色を眺められた最後の旅だったとは思いたくない。</p>
<p>だから、今回の旅もパセリが笑顔できれいな景色の中で楽しんでくれたこと、みんなで充実した時間を過ごすことが出来たことに感謝して、今回のレポを終わらせる。</p>
<p></p>
<p>このレポは結局半年以上経ってアップする事になってしまった。
画像編集ソフトをこれまで使っていたものから変更したくていろいろ試したりしたこともひとつの原因だった。</p>
<p>レポの最後が書けずにいたのが、いちばんの要因かもしれない。</p>
<p>パセリの突然とも思える変化に、精神的にもついていくことができず、この旅が原因だったのかと思って後悔したこともあった。
病院で検査したり、なにかパセリにとっていい変化を及ぼしてくれるものはないかと毎日毎日探していたこともある。
そうして、あの3月11日の震災が起きた。</p>
<p>気付いたら、もう8月が目前になっていた。</p>
<p>幸いにも、パセリはまた一緒に旅にも行ってくれてる。
まだまだ、パセリとポプラと旅をしたい、しますよ〜(*^o^*)</p>
<p></p>
<p>2011.9.3
と書いていてまた一ヶ月が経ち、9月の声を聞いてから最後のページをアップする事になってしまいました。
やっとアップ出来ました。
このレポがネックになっていてこの後のレポは手が付けられませんでした。これから、順次掲載するつもりです。</p>
<p>なかなかレポをアップせずご心配をおかけしましたが、こんな理由でした。
今、パセリは驚くほどの回復ぶりを見せてくれて、お散歩で会う近所の方たちもびっくりしているほどです。震災や原発事故などもあってなかなか出掛けられませんでしたが、またパセ&#38;ポプと出来る限り神出鬼没あちこちへ旅したいと思っているので、今後ともどうぞよろしくお願い致します。</p>
 「懐かしくも新鮮な長野放浪」シリーズの前のページ &#187;  ]]></description>
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		<title>懐かしくも新鮮な長野放浪　04</title>
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		<pubDate>Tue, 04 Jan 2011 06:39:04 +0000</pubDate>
		<dc:creator>richa</dc:creator>
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		<category><![CDATA[長野]]></category>

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		<description><![CDATA[<p>車中泊していたのは5台ほどだったろうか。広い駐車場はいっぱい空いている。
道の駅の旗がぱたぱたと踊っていることから外は風が吹いているらしい。
昨日の朝のように窓がばりばりと凍っているわけではなかったので、昨日よりは温かいように思った。が、外に出ると体感温度は今日の方が寒い。ダウンジャケットのファスナーをきっちり上まで閉める。
パセ&#38;ポプと朝一番の散歩。パセ&#38;ポプのおひげも風に踊る。</p>
<p>車を釜無川の河原に移動して車内で朝ご飯を食べることにした。
</p>
<p></p>
<p>川を眺めながら食事を終え、また道の駅の前の駐車場へ戻る。</p>
<p>車中泊していた車はすっかりいなくなっていた。みんな行動が速い。と思ったけれど、我々がのんびりしすぎているとも言える。</p>
<p>ドライブ途中に道の駅に立ち寄る車もちらほら現れるようになった。しかし、とても少ない。パセ&#38;ポプのことを見かけて「かわいい〜」と声をかけてくれる。</p>
<p>10時近くなってやっと道の駅を出発した。やる気あるの?と言われそうなくらい遅い出発。
まぁ、焦ることはありません。のんびりいきましょう。今年のわたしのテーマでもあります。あれ? のんびりじゃなくて丁寧に…だったはず。
まぁまぁまぁまぁ。</p>
<p>目的地は前から行ってみたかった廻り目平。もう10年近く前に友人から是非と薦められたものの、前述したように長野は避けていたので訪れるチャンスがなかった。
そのキャンプ場の先、秩父へと抜けている林道がある、らしい。
もしそれが冬期通行止めならば、また出発地点近くまで戻ることになってしまうが、そんな無駄もいいだろう。
何しろ今日も目が覚めるような青空が広がって、雪がまぶしい。</p>
<p>道中、ネットで調べると、やはり予感は的中し、林道はこの時期通行止めだった。というか、この林道は通れる時間さえ決まっていて、通行するのはなかなか至難の業らしい。夕方17時には閉まってしまい、夜間は通行禁止。毎年だいたい毎年11月25日から翌年4月30日までは冬期通行止め。</p>
<p>戻るしかなさそうだが、先に進む。
もう何年も避けて来た清里を通るルート。ガソリンをどこかで入れたいが、ルート上にはないとナビが言う。
ナビには載っていない一軒のスタンドが前方に現れた。この先にあるかどうかは不明。
というわけで価格の書かれていないスタンドに入る。果たして、価格は高かった。長野っていつも高く感じる。そんな風に感じているのはわたしだけ?とネットで調べてみたら、やはり長野は高いらしい。</p>
<p>ナビに清泉寮の表示が出ていたので、通ってみることにした。前回来たのはいつのことだろう。静かな道を進んで行く。</p>
<p>店員さんしかいないがらんとしたキープファームショップに寄り、ソフトクリームをいただく)パセ&#38;ポプ、ごめん)。
店員さん曰く、昨日まではとても賑やかだったそうだ。</p>
<p>きっと、まるで違う光景が広がっていたのだろう。</p>
<p>大好きな作家梨木香歩氏の「西の魔女が死んだ」が映画化されたときのロケ地がここにある。「西の魔女」は、氏の作品の中ではどちらかと言えば好みの作品ではないのだけど、若かりし頃役者の勉強もしていた私としては別な意味でも興味があった。しかし、今は公開されていないのでどうせ入れない。するすると素通りして、雪の道を進んで行く。</p>
<p>川上町に到着した。
夫の好きな作家のひとりがこの町に暮らしているそうだ。</p>
<p>この景色を眺めてどんな暮らしをしているのだろうと想像するとわくわくする。</p>
<p>空がとても広い。</p>
<p>そして、その町の先は、今の時期どこにもつながっていない。
世界の果て、のような感じ。</p>
<p></p>
 「懐かしくも新鮮な長野放浪」シリーズの前のページ &#187;  &#171;「懐かしくも新鮮な長野放浪」シリーズの次のページ ]]></description>
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		<title>懐かしくも新鮮な長野放浪　03</title>
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		<pubDate>Mon, 03 Jan 2011 14:49:10 +0000</pubDate>
		<dc:creator>richa</dc:creator>
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		<category><![CDATA[温泉]]></category>
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		<category><![CDATA[長野]]></category>

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		<description><![CDATA[<p></p>
<p>辺りは段々と雪の残る景色になってきた。</p>
<p></p>
<p>一茶記念館の前を通り、交差点で信号待ちをしていると、夫がここ来たことがあると言った。
わたしにも覚えがあった。</p>
<p>戸隠で行われたSPW(戸隠～野尻湖 TOP)に向うときのことだ。都内を出たのが15時を過ぎていて、すっかり暗くなってからの到着だった。そのときにこの交差点にある酒屋さんに寄ったのだ(確か…^^;)。
戸隠はその後も来ているし…。やはりいつも素通りしている辺りらしい。</p>
<p>今回の目的地としていた黒姫に着く。
道の駅(しなの)を見つけたので、電車の駅ではなくそちらに向った。</p>
<p>駐車スペースはまるで会津のように雪が積もっている。
とにかくおなかが空いていた。もうおいしいお蕎麦を、なんていう贅沢なことは考えていられない。
パセ&#38;ポプにはしばしシュラフとブランケットでもふもふしている車内で待っていてもらう。</p>
<p>とにかく空っぽのおなかを満たすことだけという食事をして脇目もふらずにパセ&#38;ポプの素へ戻る。
なぜか駐車スペースの片隅だけ、雪が融けている。施設の入り口や利用しやすい場所はぐしゃぐしゃに汚れた雪があった。車が雪を載せてやって来て置いて行くのだろうか。
車を移動してパセ&#38;ポプの気晴らしに少しだけ散歩をする。
せっかく雪の無い場所を選んだのに、雪の山の上に入って行く男子たち。夫もパセ&#38;ポプもいたずらっこのようだ。</p>
<p>さて、今夜の宿泊場所はどこにしよう。
この辺りで温泉のある道の駅でいちばん近いのはぽかぽからんどみあさ。
とりあえず、そこを今晩の宿泊地にしよう。
次は夜ご飯の心配。お昼を食べたばかりだが、夕食のことも考えておかなければ食べはぐってしまう。
パセ&#38;ポプのごはんはすでにコッヘルに移して自然解凍している。
これまで通ってきた辺りの様子から、大きな街にでなければ車内で食べられるような持ち帰りのお惣菜などは手に入らないだろう。
どんより低い位置に鈍色の雲が入り込んで来た。らちらちらと砂のような氷のかけらが落ちて来ている。風も吹いているから近くの樹に積もった雪が散らされて舞っているのだろうとも思ったが、どうやら降り出しているらしい。
黒姫はこのまま離脱、と夫は長野に向けて高速へとハンドルを切った。
えーっ、黒姫は辿り着いただけ!?
空模様と比例するようにわたしの雲行きも怪しくなった。</p>
<p>上信越道は目的地とは真逆の東に向ってどんどん進んでいる。
これでいいの?
上信越道はなぜか、野尻湖の西側から南に回り込みその後東へと突き進み、斑尾高原にタッチしてから千曲川に沿って南西に降りてゆく。どんな力が働いていたんだろう、などと考えてしまう。
いつも素通りしている黒姫近辺までせっかくきたのに、高速に乗ってしまってワープしてしまうのは面白くなかった。
下道でふらふらと動くのが好きなのだ。
もちろん夫もそうなのだが…。</p>
<p>では、もう高速を降りよう。少しは時間の節約ができたし、と降りたのは小布施ハイウエイオアシスPAだった。ここ知っている。以前もここから降りて、アップルラインを通っている(初DELICA D:5 車中泊の旅　13 長野)。ここははじめての町や道じゃない。</p>
<p>ナビで、ゴール地点へと伸びる直線が向っている方向にある山の上に雲がかかり始めた。その山を越えた向こう側に目的地はあるはず、とナビを見る。
ゴール地点あたりをスクロールしてみると、画面の端に「青木湖」がちらっと見えた。
「青木湖!?」
想像している方面と違う。</p>
<p>青木湖は、D5にしてすぐに車中泊の旅として立ち寄った方面だった。(初DELICA D:5 車中泊の旅　12 仁科三湖～白馬)
今回は出来るだけ、久しぶりか、訪れたことのない方面に行きたかったのに。</p>
<p>夫は山の上の黒い雲が気になっているようだった。</p>
<p>他に温泉があってP泊出来そうなところ…と探す。
なぜか、今さっきまでいたところの近くにある施設の情報が出てくる。今更戻るのは、あまりに哀しい。
距離も少し遠くなるし、今朝出発した場所に近いところになってしまうが、温泉があって快適に過ごせそうな道の駅を見つけた。
というか、他には見つけられなかった。</p>
<p>ベイシアを見つけて、今夜と明日の朝のごはんを調達する。</p>
<p>今夜の宿泊先まで100km以上ある。
少し空が頬を染めたように赤くなり始めた頃、更埴から長野自動車道にのった。
トンネルを抜けると、そこはもう暗闇だった。
そして、左手には、壁の向こう側に諏訪湖が広がっていた。おそらく間近に諏訪湖を囲む宝石のような灯りに気を取られないようにという目隠しなのだろう。高 速道からはほとんど見えないようになっていた。これまで中央道を東京方面に帰るときに諏訪湖を見たことがあったか、という話になった。見たことがあったよ うな気もするし、見えなかったような気もする。それほど曖昧で、自信のない記憶。</p>
<p>今朝高速を降りた諏訪南を過ぎ、次の小淵沢ICで降りる。
ほどなくして目指していた道の駅蔦木宿に到着した。</p>
<p>18時過ぎ、温泉目的の車が多いのだろう。それほど賑やかな雰囲気ではないが、駐車スペースは半分近く埋まっている。
ダウンのファスナーを首までしっかりしめないと辛いほど冷たい風が吹いていた。
パセ&#38;ポプの散歩とごはんを温めを分担し、パセ&#38;ポプの夕食を済ませてから、時間差で温泉に向う。</p>
<p>奥まった場所にある温泉施設「つたの湯」は、入って行くと、おばさんがひとり座っている受付があり、その隣に二台ある自動販売機でチケットを買うよ うになっていた。しかし、大人600円と書かれているボタンの脇にはバツ印がついていて買えないようになっている。もう一台で買うのか、と見てみるがやは りバツ印が付いている。
戸惑っていると、そのおばさんが杓子定規に声をかけて来た。
しかし、「ボタンを押してください」と言うだけで、助けにはなってくれない。
自動販売機をよく見れば昼間用と夜間用で値段が違うボタンが並んでいた。
どうやら、もう夜間料金になっていて、買えるのは販売機の下の方にある夜間料金のものだった。</p>
<p>おばさんに、出て来たチケットを渡す。
ロボットのように決まりきった台詞を話す。</p>
<p>女性用の赤いのれんをくぐって入ると、予想より狭い脱衣所が目の前にあった。
混んだら手狭な感じ。
キー付きのロッカーもあって「100円」の文字が目に入って来た。
100円を用意して、貴重品でもないけれど念のためロッカーに入れようと近くに行くと、「100円は要りません」と書かれていた。同じように間違いをしている人たちは、私以外にもいて、ホッとした。が、それは案内不足ってことよね。</p>
<p>内風呂、露天風呂、サウナやジャグジーがある、と事前に情報は仕入れていたのに、実際入って行くとどこにあるのかがまったくわからない造りになっていた。
常連の人たちはもうわかっているのだろうが、初めてでは無防備な姿でうろうろさせられるのは、辛い。
夫は露天風呂があることすらわからなかったそうだ。あることを事前に知らなければ、わたしも内風呂しか入れなかっただろう。</p>
<p>中の人は気付きにくい。
誰も教えてくれない。
人の振り見て我が振り直せ。
何をやっている立場でも、それは肝に銘じなければ、と思う。</p>
<p>さて髪をしっかり乾かさなければ、すぐに冷えて病院へ行くはめになってしまう。というのは、子どもの頃に長い髪だったわたしは旅先でしっかり髪が乾 いていなかったようで、風邪をひいてしまったことがある。頭ががんがんに痛くなって、早朝、まだ朝が白々と明けるような時間に旅館の人に紹介されたらしい 病院へと親と向った。古めかしい建物で床もぎしぎし音がしそうな医院には、その雰囲気によく似合う古めかしいおじいさん先生が白衣を着て診察してくれた。 そして、私はそれまでもそれからもあのとき以上に痛い注射はない、と思うほどの注射をされた。
だから、髪はきちんと乾かさなければいけない。あのおじいさん先生がまた現れそうだ。</p>
<p>持参している強力でイオンも出るドライヤーを片手に、鏡の前へ行く。
コンセントは五カ所くらい、洗面台脇の各所にあった。備え付けのドライヤーは二台。少ない気がするけど、みんな持参のものを使うのかな、と思っていた。
コンセントに自分のドライヤーを差し、さあ髪を乾かそうと思ったとき、並んでいる鏡の真ん中あたりに貼られている紙が目に入った。</p>
<p>「備え付け以外のドライヤーは使わないでください。ブレーカーが落ちることがあります」</p>
<p>えぇっ!
それはイヤだ。乾かしている最中に、突然真っ暗になって、きっとお風呂に入っている人たちだって悲鳴をあげる。
どたどたどたときっとスタッフの人たちが慌てて走る。
原因はどこだ!?
わたしのドライヤーを見つけて、犯人はこいつだ!ってみんなに白い目で見られる。</p>
<p>ぶるぶるぶるっ。
まだ水を十分含んでいる髪を振る。
慌ててコンセントからマイ・ドライヤーを抜いた。
図体が大きくて重い、備え付けのドライヤーをお借りする。腕が痛くなる。</p>
<p>時間をかけ、なんとか病院へはいかずに済むだろうくらいに髪を乾燥させて、車に戻る。たくさんのスペースを埋めていた車はずいぶんいなくなっていた。
ししたろはすでに車の中で、パセ&#38;ポプとくつろいでいる。
道の駅に到着してから2時間ほどで、わたしたちものんびりする時間を迎えた。</p>
<p>スーパーで買って来た、特に何の特色もない夕食。
でも、わたしたちにとってはこれが素晴らしい夕餉。</p>
<p>パセリとポプラと一緒にべたべたと過ごせる空間、時間。</p>
<p>郷土料理です、と恭しく出される旅館での食事より、スーパーの特売マークがついているようなお惣菜の方が、パセ&#38;ポプと過ごす時間をなにより大切にしたいと思うわたしたちにとっては、美味しく感じるのだ。というか、美味しいのよね。</p>
<p>昨日はパセリがへそ天だった。
今夜は、足下の場所を見つけて丸くなった。
ポプラは私の左側で、明け方へそ天になり、わたしのことを後ろ足で邪魔者扱いした。</p>
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		<title>懐かしくも新鮮な長野放浪　01</title>
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		<pubDate>Sun, 02 Jan 2011 11:49:33 +0000</pubDate>
		<dc:creator>richa</dc:creator>
				<category><![CDATA[2011]]></category>
		<category><![CDATA[ドライブ]]></category>
		<category><![CDATA[信越(新潟・長野)]]></category>
		<category><![CDATA[車中泊/P泊]]></category>
		<category><![CDATA[八ヶ岳PA]]></category>
		<category><![CDATA[車中泊]]></category>

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		<description><![CDATA[<p>ここ数年は宮原でのんびりとキャンプをしてお正月休みを過ごしていた。
元旦は実家で食事会だったので二日からの時間をどうするか…。
二日の朝、夫は最近は年に何回も出動しなくなってしまったリビングシェルを二階の道具部屋から降ろして来ていた。</p>
<p>いつもと変わらないパセ&#38;ポプの散歩をしながら、どうしようかと話す。
どこかのお宅からお正月らしく聞こえてくる琴の音色。
夫は暮れから雪が見たい、山が見たいと言っている。</p>
<p>雪の会津?
先日わたしたちもよく利用する国道49号線では、トレーラーが大雪によるスリップ事故でクリスマスの25日夜から車約300台が27日深夜まで立ち往生した。
鳥取県大山町の国道9号では、大晦日の31日にタンクローリーがスリップして上下線をふさぎ、事故処理中にも雪が積もり、2日朝まで他の車も動けなくなっていた。
去年の夏が生物を試すかのような猛暑だったのと同じように、この冬の雪はまた大雪でわたしたちを試しているかのようだ。
最低でも3日、食べ物に困らない状態にして出かけている。雪の中の車中泊も問題ないシュラフもブランケットも載せている。しかし、万が一のために用意しているのであって、わざわざ好んでそんなテストは受けたくない。</p>
<p>それに、会津の雪景色は真っ白すぎてくらくらしてしまったので、今年はもういいと言ったのは私。</p>
<p>空を見上げると、真っ青な空には奇妙に線を描く雲が数本。東から扇状に伸びていた。
そういえば地震も多いような気もする。</p>
<p>もうすぐお昼になる。
これからキャンプ場に向うとすれば…、到着してリビングシェルを広げるともう真っ暗な時間。</p>
<p>どうしようか…。</p>
<p>何度も何度も同じ言葉を繰り返していた。</p>
<p>本棚を眺め、なにか行く先のヒントになるものがないか探す。
そこまでして出かけなければならないのか、と頭をちらっとかすめる。
家にいて静かにパセ&#38;ポプと戯れながら読書というのも悪くない。
結局昨年末までにまとめられなかった2011年の抱負、目標、計画を練るのもいい。</p>
<p>そうだ、と思って手に取ったのは、「日本縦断　芭蕉・蕪村・一茶の旅」という古書店で買った古い文芸春秋の臨時増刊号。
ぱらぱらとめくっていくと「一茶のふるさと　雪の柏原」という文字に目が留まった。</p>
<p>夫に黒姫方面はどう?と問う。</p>
<p>とんとんとんと話は決まり、車中泊の旅となった。</p>
<p>時は15時をまわっている。
持ち物も特に変更する必要はない。すでにお正月用の食事をタッパーに詰めてクーラーバッグに入れていた。
念のため、スノースコップとスノーシューの時の厚手のグローブなども入れた。</p>
<p>お昼頃に調べた渋滞情報では、下りはどこも混んでいなかった。
お日様も傾いた15時半、やっと私たちは出発する。</p>
<p>どれくらい前までのことだろう。以前はお正月の三ヶ日、都内はがらがらだった。通常1時間かかる道もすいすいと進み30分もかからずに到着した。だから子どもの頃、年末に家族旅に行き大晦日に家に帰る、というパターンのときの元旦の朝は、ホテルの朝食を食べに行くのが恒例だったこともある。渋滞大嫌いな父としては、都内をすいすいと走れるのを楽しんでいたのかもしれない。
しかし、このところ事情は変わっている。今年の元旦、夫は夫の子どもの頃のそんな空いている都内を思い出したらしく都内のドライブでもいようかと提案していたが、私は混んでいるからいかないと言い、近所の神社で初詣を済ませた。
初詣の後、夫はひとりバイクで出かけていった。数時間後帰宅した夫。都内が空いているというのはとうの昔のことだということを身をもって知ったらしい。</p>
<p>今は2011年1月の2日。それも夕方である。西の空が赤くなるなら理解出来るが、江戸川を渡る橋が真っ赤になっていた。ブレーキランプが連なっている。
この時間になって、空いていないまでも都内に入る道がまだ渋滞しているなんて、夫もわたしも想像していなかった。</p>
<p>ナビを見ると首都高のあちこちが赤く点滅している。
それでも千住新橋から首都高速へとあがった。
その時、目に飛び込んで来たのはまたも真っ赤なブレーキランプの列。
しかし、この渋滞は高速に乗った車の進入路がなくなる一番狭くなった場所に停まっている車がいたためだった。もう少し手前で停まっていればこんなに迷惑な渋滞を引き起こすことないのにと思うのだけれど…。その場所でいきなり動かなくなってしまったのだろうか。おそらくこの渋滞の列は後方へとどんどん伸びているだろう。</p>
<p>一瞬ドキッとした渋滞は数メートルで抜けることが出来、お正月の澄んだ空気のおかげで遠くに連なる山々の姿が、少し赤く染まりだした空の下に、そのシルエットで地平線が凹凸になっていた。
しかし、そんな素晴らしい光景は束の間のことだった。今度こそが本当の渋滞の始まりだった。
首都高C2は間違いなく渋滞している。地下道は、いつもなら飛ぶようにして流れてしまうので認められない細かな文字まで、時間をかけて見ることができるだけでなく、時間を持て余すほど進まない。
分岐で、中央道へとつながる道には入らなかった。
関越から長野に向おうか。それとも、もう諦めて帰ろうか。とにかく次の出口で高速から降りよう。
しかし、そういうときに限って出口がなかなか出てこない。のろのろ進む車の列。地下道というコンクリートのチューブの中では景色も冷たく、変化もなく、時間だけが過ぎて行く。
やっと出て来た出口は富ヶ谷だった。離脱する車は数台。ほとんどの車はこの渋滞の中にまだ居残るらしい。我慢強い人たちだ。</p>
<p>地下に潜る前はまだ明るかったのに、外に出るとすでに闇が広がっていた。まだ都内で真っ暗とは…。
高速に乗る前に、おにぎりでも買う予定だったのに買わずに首都高に乗ってしまったので、セブンイレブンに寄る。寄れてよかった。
いや、帰るならここから。</p>
<p>とりあえず中央道に乗ろう、と夫はハンドルを回した。とりあえずってどういうこと?</p>
<p>中央道は空いていた。さっきまでの渋滞が夢だったように走る。
 1時間と少しで目の前に甲府の夜景が広がった。東京の夜景とは違う、平たく広く小さな宝石が瞬く。久しぶりで興奮する。</p>
<p>今夜の宿泊場所はどこにしよう。</p>
<p>いつもSAにするか、PAにするか迷う。おそらくどちらかがベストというのは、その時の自分たちの状況、接点はないけれど同じ場所にいる人たちとの関係、に寄るのだろう。毎回決まってどちらかがいい、ということはない気がする。
双葉SAに入ってみたがにぎやかだったのですぐに出た。八ヶ岳PAに入った。以前は双葉SAで泊まった記憶があったけれど、記憶はいつのときも怪しい。</p>
<p>八ヶ岳PAでまずはパセ&#38;ポプの散歩、そしてごはん。パセ&#38;ポプのごはんはプリムスランチジャグに入れて来たのですぐに食べることが出来る。わたしたちのごはんも、タッパーに入れて来ている。</p>
<p>リアシートを振り返ると、パセ&#38;ポプはシュラフの雪崩にのまれていた。</p>
<p>どこで寝よう…。</p>
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		<item>
		<title>懐かしくも新鮮な長野放浪　top</title>
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		<pubDate>Sun, 02 Jan 2011 02:15:45 +0000</pubDate>
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		<category><![CDATA[ドライブ]]></category>
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		<category><![CDATA[車中泊/P泊]]></category>
		<category><![CDATA[南アルプス]]></category>
		<category><![CDATA[富士山]]></category>
		<category><![CDATA[放浪]]></category>
		<category><![CDATA[長野]]></category>

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		<description><![CDATA[<p>冬の大陽が傾きかける午後3時出発するという驚くほどのんびりな出発で、二日から四日まで放浪旅をしてきました。
この10年はあまり近づかず、素通りというよりどちらかと言えば避けてしまうくらいだった長野、山梨方面です。
黒姫で日本海側の重い雪を感じ、明るく開けた高原を快走しながら雪化粧している八ヶ岳や南アルプスの甲斐駒ケ岳や北岳、富士山を眺めてきました。この辺りを避けていたなんてずいぶんもったいないことをしていたようです。
しかし、わが家からだと都内を横断するという関門があり、中央道は渋滞のトラウマがあり、しかもにぎやかな観光地という印象も拭えず、なかなか足が向けにくいのが事実。
でも、今回はカレンダーが味方してくれたのか(往路の都内以外は)、どこもかしこも空いていてわたしたちの印象はがらっと変わりました。パセ&#38;ポプも久しぶりの雪を喜んでいたようです。
来年のお正月旅もこちら方面でいいかも。</p>
<p>※半年も経ってやっとTOPだけですが公開です。テキストは1月6日に作っていたんですけどねσ(^_^;）続きのアップはまたいずれ…。(2011.06.03)</p>
<p>※やっと更新を始めました(2011.8.31)</p>
  &#171;「懐かしくも新鮮な長野放浪」シリーズの次のページ ]]></description>
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		<item>
		<title>養老渓谷周辺ドライブ</title>
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		<pubDate>Sun, 21 Nov 2010 14:57:20 +0000</pubDate>
		<dc:creator>richa</dc:creator>
				<category><![CDATA[2010]]></category>
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		<category><![CDATA[ドライブ]]></category>
		<category><![CDATA[南関東(東京・千葉・茨城・埼玉・神奈川]]></category>
		<category><![CDATA[アクアライン]]></category>
		<category><![CDATA[ツイキャス]]></category>
		<category><![CDATA[房総]]></category>
		<category><![CDATA[養老渓谷]]></category>

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		<description><![CDATA[<p>風邪を順番にひいているので外出は難しそう、と話したのは昨晩のこと。
目が覚めるとなぜかこれから紅葉の時期と言われている養老渓谷へと出かけることに。</p>
<p>出発はまたものんびりと11時目前。
目的地としていた養老渓谷を変更する?なんて意見がちらっと出た。
&#8211;今日は印旛沼辺りにしてあさっての休日に新蕎麦を食べに日光へ行くっていうのはどう?　(夫)
&#8211;養老渓谷はいつ行くの?　(わたし)
ナビは養老渓谷を目的地に案内を始めた。</p>
<p>京葉道路は混んでいるだろうという予想は意外や意外に大はずれで、iPodで渋滞情報を調べるとがっらがら。ナビの渋滞情報をいかに信じていないかここで発覚した(笑。
京葉道路をすいすーいと走り抜ける。</p>
<p>イワシでもサバでもウロコでも、ハチの巣とも言えない雲の中に一本の筋雲が走っていた。</p>
<p>パセ&#38;ポプは顔を寄せて寝ている。</p>
<p>市原インターから下りて清澄養老ラインへと向かう。
色鮮やかな銀杏の黄色ともみじの赤色が目に飛び込んでくる中、際立って大きくひと際輝いている黄金色の銀杏が目の端に飛び込んで来た。走っている車の中からカメラを向けると、銀杏の間近でカメラを向けている人たちの姿も入った。銀杏の木は小湊鉄道の線路脇に立っているらしく、電車とその銀杏の木を写真に撮る人たちが集まっているようだ。
橋の欄干にも人だかりが出来ている。
どんな素晴らしい景色が見えるのだろうと近づいて行くと、皆手に竿を持っていた。橋から高滝湖に糸を垂らしているらしい。橋の上からは何が釣れるのだろうか。
湖面はバス釣りらしい舟が隙間なく埋められている。
道路沿いにまたまぶしいほどの銀杏が見えたかと思うとその時は煙がもうもうと立ちこめている。

煙の向こうで焼きそば、焼き芋などの旗がはためいている。駐車場は満杯だった。出て行く車を待っていると、関係者らしいおじさんがひとりやってきて、この車は出さないからこの車の前に停めてと言う。有り難く停めさせてもらったが、他の人たちはその事をいらないので少々気が咎める。よく見れば道路を挟んだ向こう側にバスも停まる程の広い駐車場があるではないか。出さない車なら向こうの駐車場に停めればいいのに。
ここは、なんと駅だった。小湊鉄道の里見駅。
月に数回土日にイベントをしているらしい。近所の人たちがおにぎりやお稲荷さん、焼きそばなどを作って販売しているそうだ。漬け物や煮物なども売っている。
今年は紅葉が少し遅れていて来週くらいの方が綺麗になりそうだから、来週、再来週もこのイベントをするのだとおじささんから聞く。
キュウリの古漬けとおにぎり、焼き芋、春に塩漬けした筍で作った煮物などを購入する。焼き芋は200円と書かれていたので頼んだら、細いお芋を一本、新聞紙で作った袋に入れてくれた。
え、一本?
夫もわたしも心の中で同じ事をつぶやいていたらしい。
先日の茨城のイベントでは、300円で大小のお芋を4〜5本入れてくれた。いつも行く地元産野菜の販売所でも大きなお芋を二本は入れてくれる。
房総のキャンプ場はどこも高いんだった、なんてことが頭に浮かんだ。
おにぎりはシャケと昆布。シャケはシャケフレークが挟んであった。おにぎりじゃない、ご飯サンドという感じ。そしてキュウリの古漬けは、私にはなぜか洗剤の匂いとしか思えないような匂いが鼻についてしまって食べられなかった。きっと私とは相性が合わないのだろう。
焼き芋はパセ&#38;ポプのおやつ。
駅の構内には自由に入れることができる。カメラを構えてパセ&#38;ポプを撮ろうとしていたら、電車が入って来た。
意外にも電車には沢山の人たちが乗っている。みんな観光で乗っている人のようだ。
ホームにいるパセ&#38;ポプの姿を見つけて微笑んでくれる人たちがいた。
電車を見送ると、
&#8211;ディーゼルは珍しいからね。
と夫が言う。
&#8211;ディーゼルなの?
&#8211;煙が出てたでしょ。
全然気付かなかった。
ホームから出ると、駅舍の脇にあるトイレに列が出来ていた。続々と連なって人が集まって来ている。みな重そうなカメラやレンズ、三脚などを持っていた。首から画板のようなものを吊るしてノートパソコンを開きながら歩いている人や、STAFFとバッジをつけた人もいた。
停まっていたバスでやって来た人たちだろうか。</p>
<p>清澄養老ラインを走っているつもりだったが、標識はいつの間にかレイクラインになっていた。</p>
<p>メインではない裏道へと入って行ったら、行き止まり。</p>
<p>Uターンするしかなく戻って来た。が、意外にも水のきれいな川が流れていたり、一部だけ綺麗な染まっている紅葉を拝むことが出来た。</p>
<p>養老渓谷駅の脇を抜ける。
有料駐車場があり、そこに車を停めて養老渓谷へ向かうらしい。人が多い。最初から人の多い観光地へ行く予定ではなかったのでそのまま通り過ぎ、ナビで見つけた細い道へと進んで行く。
しかし、なぜか前方から車が何台もやって来て、なかなか狭い線路を渡る事が出来ない。どこかに抜けている道として知られているのだろうか。もしかして観光地?
車だけではなかった。歩いている人が沢山いる。
全く想像していなかったので人の通りの多さに驚く。
民家の庭先を有料駐車場として提供し、家の脇では食べ物を販売しているところもあった。
山道を走りトンネルを抜けると飛び込んで来たのは大判焼きの屋台。
いったいここはどんな道なの?
山道の脇には緑から黄色、赤へと変化しているグラデーションが美しい紅葉の葉が広がっている。
東屋のある場所にはビールの旗がはためき、焼きそば、たこ焼きの屋台が軒を連ねていた。
山頂までいくと視界が広がり、幾重にも連なっている山々。
房総って侮れない。というかこれまで何十回と来ているけれど山は素通りだったことに気付かされた。来週はきっともっと鮮やかな景色が望めるだろう。</p>
<p>大福山梅ヶ瀬コースというハイキングコースを通っていたようだ。このコースから外れて石塚方面へと進み、おひさまにぽかぽか暖められて日向の匂いがするような小さな木造の小学校の脇を通り、いったんコースへと戻ってから、このコースを離脱した。</p>
<p>コースを外れると、すっかり人の姿もなくなった。
そうだそうだとツイキャスを試してみる。
まだやり方がよくわかっていない。音声が出ているのかいないのか。
「あれ?」
「これでいいのかな〜」なんていう声がそのまま配信されてしまいそう。
車を端に寄せて、夫も試してみる。</p>
<p>何度かテスト配信しているうちに山から降りてしまった。
ほんのり赤や黄に染まり始めている小高い山の向こう側に、夏とは思えない入道雲のようなもこもことした濃度の高い雲が横たわっている。
走っていると、その雲は成長しているのか背が高くなって見えて来た。山が低くなっているのかもしれない。</p>
<p>地元の農産物直売所があったので立寄り、自然薯や緑濃いしっかりした水菜、やわらかい大根の葉がついた大根などを購入する。駐車場の脇でおじさんが大きな焼酎の空きペトボトルにお水を汲んでいた。パセ&#38;ポプとふらふらしている間に、夫がプラティパスに水を入れている。地下25メートルから引き上げている水らしい。</p>
<p>広がっている田園地帯に、あちこちから煙が何本も立ち上がっていた。その煙が地面近くを白く覆っている。町全体がいぶされているよう。</p>
<p>木更津南から高速に乗った。海ほたる近辺で渋滞しているらしい。ナビで見ると幕張の辺りの方が混んでいる。今日もやはりアクアライン経由にしよう。
初めてぴょんぴょん・おーじでもツイキャスしてみた^^;　(さっきのはカスケードループのツイキャス)
既に非公開にしているけれど。</p>
<p>アクアラインの渋滞ならば海が見えるし、千葉や幕張の渋滞よりいいんじゃない?　トンネルの中の渋滞だったら嫌だけど…なんて話していたけれど、渋滞はトンネルの中だった。
しかし、ゆっくり走る車の中から、非常口について確認することができた。30mおきにその非常口はある。
腰までくらいの高さの非常口のドアをスライドさせるらしい。その先を確かめる事は出来なかったので、車内で夫といろいろ想像していた。
ネットで調べると非常口を開けると滑り台があり下の避難通路へと降りるようになっているらしい。</p>
<p>特集：開通した東京湾アクアライン　安全を確保するための防災施設
アクアラインのトンネル見学</p>
<p>なにかあったら、その小さな非常口に殺到してパニックになるんだろうなぁ。パセ&#38;ポプを抱っこして、あの非常口へ走ることを想像すると胃が痛くなる。</p>
<p>今日も楽しい時間を過ごし、無事に帰宅できたことに感謝して…。
養老渓谷付近はまた行きたい場所、とメモっておこう。</p>
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		<item>
		<title>奥久慈ドライブ</title>
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		<pubDate>Sun, 14 Nov 2010 14:39:38 +0000</pubDate>
		<dc:creator>richa</dc:creator>
				<category><![CDATA[2010]]></category>
		<category><![CDATA[2010_index]]></category>
		<category><![CDATA[ドライブ]]></category>
		<category><![CDATA[北関東(栃木・群馬・山梨)]]></category>
		<category><![CDATA[きのこ]]></category>
		<category><![CDATA[久慈]]></category>
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		<category><![CDATA[那珂川]]></category>

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		<description><![CDATA[<p>市議選の公示日。予定では昨日から紅葉を見に出かけているはずだった。
ポプラが嘔吐したりして様子を見るために昨日外出を控えたら、日曜は選挙の手伝いが舞い込んできた。夫が代わりにやってくれたため午前中で事は終了。
空は曇っているが、パセ&#38;ポプももう大丈夫のようだし問題なく晴れて出かけられる。

日帰りドライブになる外出なので、母を誘ってみた。
館山に行ったことは、一緒に出かけることの敷居を低くしているようだ。館山に行く前だったら躊躇しそうな強行ドライブもすぐに行くと返事があり、わたしたちより早く準備を完了させていた。</p>
<p>すでに下りの高速の渋滞は終わっている時刻だったので快適に進んでいた。
が、事故があったらしい。
3km行くのに50分かかると電光掲示板が出ている。
前方に沢山の赤いストップランプが見えた。
3車線どこもぴたっと停まっている。</p>
<p>路肩を後方からサイレンを鳴らして覆面パトカーが進んで行った。
救急車も他のパトカーが行く姿もまだ見ていない。
歩くより遅くのろのろと車が進む。
しばらくして今度は路肩をJAFの車が走って行った。</p>
<p>母が隣の車線にいた車の顔を見て笑い始めた。こんなおかしな車の顔なんて!と。ブルドックがキャラクタになっているCMの車だった。母の笑いのツボに見事にはまってしまったらしく、のろのろ移動しているので見えたり隠れたりするその車の姿に何度となく、箸が転んでも笑う年頃の少女のように笑いが止められずにいた。車に乗っている人たちもデザインした人もまさかこんなに笑われているなんて思ってもいないだろう。</p>
<p>高速道の脇には一足先に赤くなり始めた漆の木がずっと続いている。</p>
<p>ここまで車列を崩さずに進んでいたけれど、少しずつ右へ左へと車線を変更する車が増えてきた。
事故現場に近づいたようだ。
さっきまですぐそばにいたファミリマートのトラックはもう数十メートル先にいる。そして、数分後にはこの渋滞を抜けスピードをあげて走り始めた。</p>
<p>どんなことが原因で事故になったかはわからない。
路肩にバンパーを落とした一台の車がいた。前輪が車道の端を乗り越えて外に出ている。すぐそばには何人もの人が呆然と立っていた。
数メートル先では右の二車線を占拠して、一台のワゴンがこちらに車体の下を向けて横になって倒れていた。</p>
<p>車が横倒しになるくらいの事故でも怪我をした人はいなかったようだ。
きっとそれぞれ楽しい時間を過ごすために出かけてきたのだろう。
不幸中の幸いとは言え、それだけの恐怖にさらされてしまったこと、気の毒に思うとともに、いつ何時自分に降り掛かるかもしれないと安全を祈願する。
そして、同じような事故にもし巻き込まれたら、パセ&#38;ポプはどんなことになるか、どんなふうに助け出すかをシミュレーションする。</p>
<p>高速を降り、これまで何度も通っている道を走る。</p>
<p>何年も前に立ち寄った骨董店は今も健在だ。ほとんどの人にはがらくたの山、好きな人から見ればお宝の山。今でも埃いっぱい積みながら集めているのだろうか。</p>
<p>地元の野菜を売っているらしいお店を見つけて夫はハンドルを切った。
20台停められるかというくらいの駐車スペースに車が右往左往している。
地元の人たちも買いに来る場所のようだ。
母と店内を覗く。
ほんのり上品な紫色をした珍しいきのこも売られていた。</p>
<p>車は山ばかりの地域へと入った。辺りはどこもかしこも白く霞がかかっている。
天気予報で、黄砂に注意をと何度も言っていたことを思い出す。</p>
<p>白く霞んだ中でも映えているのは、銀杏の黄色。
他の樹々がまだ緑から色を変えられずにいるのに、銀杏は先に鮮やかな黄色の姿にかわり、存在をアピールしている。
そして、負けじと色鮮やかに彩りを添えているのがもみじ。</p>
<p>のんびりと景色を見ていると、観光地とはこれほどに混むものなのかということを思い知らされる光景が前方に現れた。長い長い車列。
龍神大吊橋に続く道を走っていた私たちもぴたっと停まってしまった。まさかこんなに混むとは思わなかったので使ってしまった道。浅はかだった。そういえば、何年も前に北から帰って来る時にこの辺りの渋滞に巻き込まれて閉口したことがある。すっかり忘れていた。
観光地に興味のない-絶景と縁がない?-わたしたちはすぐにUターンする。
細い道を探し出し、車のいない、人気のない道を選んで行く。</p>
<p>あまり人の気配を感じない場所。
そんなところを進むわたしたちのドライブは、母の好みにも合う。父も脇道にそれて走る人ではあるけれど(苦笑。</p>
<p>久慈も杉の山が多い。</p>
<p>夫が細く山に分け入る道を見つけて車を停めた。
ちょっと見てくる、と。
母も続く。この点、父とは違う点で、母と夫は似た者同士だ。
そしてパセ&#38;ポプも同類。
みんなでその山の中を進む道へごそごそと入って行く。</p>
<p>ここは杉ではなく、松や桜などが生えている雑木林だった。
山芋やあけびの蔓もうねうねと上っている。</p>
<p>足下はすっかり枯れ葉で覆われていた。</p>
<p>これが山芋、これがシュンラン、白樺、山桜、上を見たり足下を見たり、がそごそと枯れ葉を踏んで進んで行く。
&#8211;そろそろ戻ろうよ
&#8211;そうね
母は頷きながらどんどん進んで行く。どういうこと?(笑。
どこからか「どうかどうか一票を!」と叫ぶ声が響いて来た。選挙運動の車が麓の町を走っているらしい。こんな山奥まで聞こえて来るのね、と耳を塞ぐ。
やっと今来た道を戻り始めると、幾重にも覆いかぶさった枯れ葉の間が紫色に光っていた。
不思議に思って、夫や母に声をかける。実は、わたしは土をいじることが苦手。手袋をしていればいいのだけど、そしてこのときも手袋を持参していたのだけど…人の手を使う^^;。
土いじりが大好きな(ちょっと意味は違うが)母は、おもむろに枯れ葉をよけてその紫色の正体を暴いた。
きのこだった。
それは、立ち寄ったお店で珍しいきのこだとわたしが見た「ムラサキシメジ」とそっくりだった。
母は不審そうに「綺麗に裂くことができれば食べられるっていうけれど…」とそのまあるくぽってりした紫色のキノコを裂いてみた。
すばらしく綺麗に裂けた。
&#8211;食べられる?
私以外誰もお店で売られていたムラサキシメジの姿を見ていなかった。
&#8211;ほんとに売られてるのと同じ?
そんな不審な声が聞こえるようだった。
自信はある。でも、すぐ揺らぐ自信。
あっちにもこっちにも紫のキノコは見え始めた。
毒キノコだったら、笑うか泣くか永眠するか…。
どれも困る、ということでキノコの上に枯れ葉を戻して、車に乗り込んだ。</p>
<p>こんな山奥と思っていたら、少し走るともう人家が立ち並ぶ集落だった。選挙カーはもしかしてこちらを走っていたのかな。</p>
<p>沢山のバイクに続いて那珂川の橋を渡る。
道の駅かつらに立ち寄った。
そこにはムラサキシメジが鎮座していた。
母も夫も「ほんとだ!」と思ったらしい。
わたしも「間違いなかった」と今更胸を張った。
わたしたちが見つけたムラサキシメジは時間を追うごとにひと際大きく輝くようになっているようだ。どうもみんなの脳内で成長するらしい。
販売されている値段から見ると、なかなか貴重なキノコのようで、値段が高い。
見つけたムラサキシメジくらい購入すると大変な金額になってしまう。
ちなみに美味しいのかどうかがとても気になり、他のものを購入するときレジの人に聞いてみた。
貴重らしいけど、そんなに美味しいという応えではなかった。
ふうーん。</p>
<p>高速から見上げると、真っ赤に染まる大海原のような夕焼け空が広がっていた。
楽しかった半日ドライブ。
来年、またあの場所に行ってムラサキシメジを採ってみたいな〜♬</p>
<p>パセ&#38;ポプは雑木林で運び屋にされてしまったため、帰宅してからが大変だった。
体中につけた大量の種をむしり取る。来年は対策もしていかなくては。</p>
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		<title>やっぱり南会津へ　02</title>
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		<pubDate>Mon, 20 Sep 2010 12:00:34 +0000</pubDate>
		<dc:creator>richa</dc:creator>
				<category><![CDATA[2010]]></category>
		<category><![CDATA[ドライブ]]></category>
		<category><![CDATA[南東北(宮城・山形・福島)]]></category>
		<category><![CDATA[車中泊/P泊]]></category>
		<category><![CDATA[北関東道]]></category>
		<category><![CDATA[南会津]]></category>
		<category><![CDATA[只見]]></category>
		<category><![CDATA[屏風岩]]></category>

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		<description><![CDATA[<p>ぽつぽつと雨が車を叩いていた。
屋根の上にスーリーのルーフボックスとレンジャーが載っているので、雨が屋根に落ちる範囲はとても少ない。つまり、聞こえてくる音以上に雨は降っているだろう。
雨か…。
パセ&#38;ポプとゆっくりお散歩しようと思ったけど難しいかな。
夜中少し肌寒くて、ペンドルトンのブランケットが役立った。軽くて薄いこのブランケットは想像以上に快適だ。
今月で解約するis01で夫が天気予報を確認している。
7時までは雨らしい。
それならば8時過ぎに散歩をしよう。
とりあえずはおトイレだけはさせよう。</p>
<p>車内で食事を済ませる。パセ&#38;ポプのごはんは雨が止んでから温めることにして、わたしたちのごはんのお裾分け。こんなときじゃなければなかなかあげないものだから、パセ&#38;ポプは目をキラキラさせて食べる。</p>
<p>あれ、雨が8時までの予報に変わってる!</p>
<p>夫がネットでチェックしていた。
確かに、雨音は大きく激しくなっている。とても止むような気配はない。
残念ながらこの場所でのパセ&#38;ポプの散歩は出来そうにない。</p>
<p>トイレに入っていると、おじさんかおばさんが大声でしゃべりながら入ってきた。
「ここはなんで○○なんだ?」
そんな会話が聞こえた。
トイレから出て手を洗いにいくとき、個室のドアが全開になっていて、その中で人が立っている様子が目の隅に入ってきた。しかもふたつ並んでドア全開で立っている。</p>
<p>立っていたのは、男性。
用を足しているらしいい。</p>
<p>え?　えっ? えーっ?
わたし間違えて男性用に入ってしまったの?
ものすごく慌てて、しかし冷静を装い、手を洗って、そそくさと外に出た。
入り口でマークを確認する。
赤い女性マークが付いていた。
よかった…。</p>
<p>よかったけど…。</p>
<p>男性が堂々と入っているってどういうことよ。</p>
<p>車に戻ってから眺めていると、どうもここのトイレは男性が女性用へと導かれてしまうようだ。
案内が悪いらしい。
女性用のある右側に向かってあわてて左へと踵を返す人たちがいる。</p>
<p>あのおじさんたちは「ここはなんで個室しかないんだ?」と言いながら入って来たのだろう。
私が出て行ったこともきっと背中を向けていたので気付かなかったはず。
もし鉢合わせしたら、バツが悪かったろうけど、もしかしたら未だに女子トイレに入っていたことに気付いていないかもしれない(笑。</p>
<p>雨は止みそうにないので出発する。</p>
<p>昨日キャンプ場でカーサイドを出さなくてよかった。
もし出していたら、撤収までしばらく動けなかっただろう。</p>
<p>朝靄が重く山々を覆っている。
黄金色の田んぼ、白い蕎麦の花も雨に打たれている。</p>
<p>この時期の南会津は初めてなのかもしれない。
いつも冬か春、あるいは初夏。
秋の始めは、稲や蕎麦の実りの色が濃く、また違う姿を見せてくれる。
今回は寄るつもりがなかったのに、なぜか間違えて、また只見駅へと入ってしまった。
只見駅は工事中だった。わたしたちがこれまで来ている中、50パーセント近い確率で工事をしている。
冬支度なのだろうか。</p>
<p>あまり風情のないプレハブ建てのような駅舍内にこれまででは初めて見る多人数の姿が見えた。﻿</p>
<p>まだ貫通していない八十里越えに行ってみる。
いわゆる現場訪問(笑。</p>
<p>国道289号線。</p>
<p>10分程走ってもう通行止めになってしまった。
現場の駐車場と思われる場所に、テントを張っている人がいた。
仮設トイレもあるからいいのだろう。﻿</p>
<p>只見湖へ向かって走る。
只見湖から新潟へ抜けようと思っていた。
が、この道は何度も通り過ぎていて面白くない、とUターン。</p>
<p>今来た道を引き返す。
なにやってんでしょ。﻿</p>
<p>大桃という場所で屏風岩と書かれた景勝地を見つけたので小休憩することにした。
雨も上がっている。</p>
<p>ミニミニ層雲峡という雰囲気の柱状節理の岩肌がそそり立っていた。
雨で洗われた岩やその岩の間から伸びている樹々、足下の草が光っている。
パセ&#38;ポプの足がびしょ濡れになっても仕方ない。
岩の間をとうとうと流れる水は、おそらく雨のせいで量も多い。深いエメラルドグリーンから白い泡を立て透明の水が留まることなく流れていく。</p>
<p>パセ&#38;ポプが歩く前を蛇が横切って草むらに消えた。
お互い素知らぬ振りで関わらずにいてくれた良かった。</p>
<p>足下が濡れ鼠になったパセリ、なにかをじっと見つめて考えているようだった。
ふっと我に返ったらしい。おなかが空いていることを思い出したのかもしれない。</p>
<p>東屋でパセ&#38;ポプのごはんも温める。
私たちもここで食事。</p>
<p>子どもを何人も連れた家族らしいグループの車が駐車場に停まった。屏風岩と書かれた立て札の前で、子どもを整列させて記念写真を撮って去っていた。
キャンピングカーのカップルも、仕事の途中なのかユニフォームに身を包んだ男性陣も、写真をぱちりと撮って走っていった。</p>
<p>私たちも走り出す。﻿</p>
<p>沼田街道沿いには、次々とキャンプ場が現れる。七入オートキャンプ場、見通りオートキャンプ場、かわばたキャンプ場、キリンテキャンプ場
林の中に沢山のテントが張られている。
キャンピングカーの姿も多く見られる。</p>
<p>登山口を見る。
新潟県に入った。﻿</p>
<p>一度立ち寄ったとき雪でトイレが壊れていて、次は泊まろうと思いながらなかなか泊まるチャンスがない小白沢の前を通った。ずいぶん草が茂って雰囲気が変わっている気がする。</p>
<p>国道352号線の樹海ラインはこれからくねくねと奥只見湖沿いをくねって走る。これからいく道が谷間を挟んで向こう側に見える。
若いススキの穂が揺れている。
秋の色がにぎやかな時期もいいだろうなぁ。﻿</p>
<p></p>
<p>只見湖まで下り、シルバーラインに入る前に銀山茶屋の前で一息入れる。
川を渡り、シルバーラインという名のトンネルへ。
手掘りにしか思えない壁面に怯える。 暗くじめじめしたトンネルが断続的に続くシルバーラインを抜けて小出に出た。
あとは高速に乗ってしまうので旅はもう終わり。﻿</p>
<p>物産館に寄って、おみやげにきのこなどを購入する。</p>
<p>高速道路をピンクナンバーのバイクが走行していた。
高速道路には乗れないはずのバイク。
のろのろ走行の場所だったから危険は少なかったかもしれないけれど、ルールを知らないとしたら怖い、知っていて走っているのも怖いけど。</p>
<p>前方に渋滞発生。巻き込まれたら動かない可能性大の連休最終日。
北関東道に乗り換え、中断している場所で一般道に下り、また出来ているインターから高速へと乗った。
おかげでほぼ渋滞知らずで帰宅できた。</p>
<p>東名上りで一時５１キロという渋滞にもなったとニュースで聞いてぞっとした。</p>
<p>今日も無事にみんな元気で帰宅出来たことに感謝。</p>
<p>運転もおつかれさま^^﻿</p>
 「やっぱり南会津へ」シリーズの前のページ &#187;  ]]></description>
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