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	<title>ぴょんぴょん・おーじ-おでかけ・ぴょんぴょん &#187; キャンプ</title>
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	<description>ペットとおでかけ、アウトドア ～キャンプ・カヌー・カヤック・ウォーキング～、くるま旅～ドライブ・車中泊～</description>
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		<title>中国、近畿、四国もちらっと放浪旅　11　熊野～千葉</title>
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		<pubDate>Sun, 09 May 2010 14:38:27 +0000</pubDate>
		<dc:creator>richa</dc:creator>
				<category><![CDATA[2010]]></category>
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		<category><![CDATA[鳥羽]]></category>

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		<description><![CDATA[<p>5時半起床。
渡瀬みどりの広場キャンプ場を改めて見渡す。
昨日は暗くなってからの到着だったから、ほとんど周りがわからない、と思っていたけれど、明るくなってから見てもその全景は変わらなかった(笑。</p>
<p>広場の真ん中に、石を積んだファイアーサークルがどんと鎮座している。イベントでも使われる広場なのかなぁ。そういう目的で使うとすれば、手狭に感じるキャンプ場。</p>
<p>朝ごはんは、車外で食べることにした。</p>
<p></p>
<p>ずっとエンジンを掛けて奥に停まっていたステップワゴンは、車で移動してきてゴミを捨て、そのまま6時頃にはキャンプ場を出て行った。
バイクもテントを撤収し、6時半にはいなくなっていた。
みんな早い。
早い出発と言っていた我が家と、トレーラーに宿泊している人たちだけが残っている。</p>
<p>キャンプ料金を払うと、領収済みの青い紙を車に貼ることになっている。
トレーラーから覗く人たちがいた。料金未払いで勝手に泊まっていると勘違いされたら嫌だな(苦笑。</p>
<p>7時半にキャンプ場を出発した。
早く出発、と思っていたけれど、他の人たちより大分のんびりした出発時間だった(苦笑。</p>
<p>北山川沿いを走る。
流れているのだろうかと思うほど静かな川。</p>
<p>濃い緑の山と山。その間は、山の緑を映した水面で埋まっている。まるで湖のようだ。</p>
<p>瀞大橋を渡り川を眺める。
釣りのボートが静かに出て行った。
カヌーは見当たらない。
この上流には瀞峡があって、観光用のジェット船やジェットスキーなどが通っているらしい。カヌーを出している人たちも多い流域のはずだ。が、その場にいたときは、そんな場所に自分たちがいることに気づいていなかった。</p>
<p>やはり突発的な行動は無駄が多い。ときに無駄は発見にもつながるけれど…。今回はどうだったのだろう。もし、気づいていても立ち寄る時間は持ち合わせていなかった。行けてもカヌーは持ってきていないので瀞峡に出ることはしないだろうし、見るだけなら行かなくてもいいという判断をしたかもしれない。</p>
<p>ナビにキャンプ場のマークを見つけて往復20kmの行程を見に行くと言う夫。
暗く細い、じめっとしたトンネルを抜け、くねくねと曲がる山道を進むと、集落が現れた。集落を抜けたところがキャンプ場だった。
料金表はあるが、トイレなどの施設が見当たらない。河原へ降りて見た。</p>
<p>川まで遠い。敷き詰められた小石が一面に広がっている。
子供の頃に伊勢神宮へ初詣に行ったことを思い出した。まだお日様が昇る前、伊勢神宮の選別された砂利の上を音をさせながら歩いていく。子供心にも厳かな気分が漂ったものだった。</p>
<p>山に囲まれた広い河原の真ん中にぽつんと立っていると、不思議な感覚になる。</p>
<p>アニミズムの精神は、こんな場所にいるとものすごくよく共感できる。そしてパワースポットとしても感じることができる。
万人対応のパワースポットもあるけれど、自分だけ、あるいは自分たちだけが共鳴できるパワースポットもある、と思う。</p>
<p>通ってきた道を戻るしかないと思ったが、舗装されている道が続いている。どこかに抜けているのかもしれないと期待をこめて進んで行った。
しかし、願いは無残にも叶わなかった。どん詰まりの場所まで行って一枚の看板が出てきた。看板を見ずとも行き止まりなことはわかる。道がつながっていないならもっと早くに書いておいて欲しい。キャンプ場にたどり着く前に通り抜けた集落以降、家は一軒もなかった。なんのためにこんな舗装道があるのだろう。どこかの道へとつなげる計画が頓挫してしまったのだろうか。</p>
<p>すごすごと今来た道を戻っていく。とは言え、往きと復路では景色も違う。往きには見えなかった蛇行する川の様子がはっきりと見えた。
トンネルが、別世界への出入口だったようだ。</p>
<p>熊野古道の一部を車で通る。
間違って旧トンネルへ入ってしまった。車幅いっぱいいっぱいで、通れるのかドキドキものだったけれど、かえって古道らしい風情だった。</p>
<p>スーパーカブの荷台の籠には、収穫してきたばかりらしいみかんがゴロゴロ入っている。
真正面にそびえる山から滝が落ちていた。</p>
<p>昭葉樹の山は明るく開放的だった。根拠のないイメージだけれど、北欧の雰囲気がする。
対照的に針葉樹で覆われた山々は、重く日本の神かがり的に感じる。熊野神社があったり、伊勢神宮がある、と知っているからそう感じてしまうのだろうか。それとも元々この地にそういう力があったから神社や神宮が建てられたのだろうか。</p>
<p>差し迫った問題は、高速まで、海沿いを行くか、山の中を一気に向かうか。
早いのは山の中コースだった。
しかし、それではあまり味気なく、もったいない気がした。
志摩湾フェリーはどうだろう。
ネットで検索すると、今年の9月に完全撤退と書かれているではないか。
乗るしかないでしょう^^</p>
<p>電話でフェリー会社に問い合わせる。予約もいらないらしい。今日はがらがらです、とも言われた。
まっすぐフェリーターミナルに向かっても、11時50分出港の便にギリギリ乗れるか乗れないか、という時間だった。
ここで急いで、事故でも起こしては元も子もない。
13時の便にしよう、とのんびり向かうことになった。海際から少しばかり離れて山の中を走る。</p>
<p>パセ&#38;ポプの散歩のために、まだオープンしたばかりの道の駅熊野きのくにに立ち寄る。
木の台の上に竹の子や夏みかんが並べられている最中だった。運び込まれたばかりの新鮮な竹の子は大きい。
大きな竹の子を二本と、キャベツを購入する。今日中に帰宅するという実感が沸いてくる。</p>
<p>裏に流れている大又川にはこいのぼりが風に揺れていた。
水を覗くのが趣味のポプラは、ここでも夫と一緒に橋の上から川を覗く。道の駅の隣に併設されている木工館はまだオープンしていなかった。大小の切り株を庭に置いたらどうだろう、と立ち止まって思案したけれど、スタッフがいなくて良かった。もしいたら、ひとつふたつ持ち帰るはめになっていたかもしれない。パセ&#38;ポプの運動も少しばかりできた。</p>
<p>尾鷲市に入り紀勢本線沿いを走り、道の駅海山が出てきた。次回来るときのために資料集め、とわたしだけ下りてみた。
ツアーでもあるらしく、リュックを背負い、歩く支度をしているたくさんの人たちが集っている。</p>
<p>紀伊半島のこの時期の花は、フジばかりが目立っている。道端のたんぽぽの姿も少なく感じる。
前を行くバスの広告スペースは虚しさばかりが強調されている。バスの案内や関連会社の広告なりで埋めることはできないのだろうか。</p>
<p>宮川沿いを行くか、熊野灘を眺めながら走るか、これもまた究極の選択だった。もし紀伊半島にカヌーを持って訪れたら海沿いを走るチャンスは少なくなるかもしれないし、海の景色の方が明るくていいという意見の一致で海沿い、近鉄志摩線沿いを進んで行くことになった。
あれほどニュースで騒がれた(消費期限及び製造日、原材料表示偽装事件)赤福は今でも健在な様子。電柱にずらずらと赤い看板が目立っている。</p>
<p>ところで、さっきから気になる風景がある。
すべての家ではないけれど、玄関にこの時期でも注連飾りがついている家を多く見かけるのだ。</p>
<p>注連飾り【しめかざり】
伊勢の町を歩くと、家々の門口に注連飾りが掲げてあるのが目につきます。中央に「蘇民将来子孫家門」あるいは「笑門」「千客萬来」などと墨書きした門符 （木札）が付き、左右にシデやウラジロなどを飾った太い注連縄です。正月の注連縄飾りは普通は松の内が過ぎればはずすのが一般的ですが、伊勢志摩では、一 年間かけたままで過ごす風習があります。
それは、「その昔、この地を訪れたスサノオノミコトに、貧しいながらも慈悲深い蘇民将来が一夜の宿を貸した。ミコトは旅立つ時、今後は門符を門口にかけ ておけば、子孫代々疫病から免れると言い残した」という伝説があるからです。蘇民の子孫である証拠として門符を掲げ、無病息災を願うようになったそうで す。つまり、家内安全の祈りを込めた「厄除け」の門符です。
ちなみに「笑門」とは、後に「蘇民将来子孫家門」を縮めた「将門」で、さらにこれが平将門に通じるのを嫌って「笑門」になったと言われています。</p>
伊勢市観光協会／ものしり情報より

<p>なるほど! と納得したのは帰宅後、しかももう夏の日差しを感じるころになってからだった(苦笑。
先を急ごう。</p>
<p>フェリーターミナルを確認して、お昼を買いに行く。</p>
<p>戻ってくると先客が1台入っていた。車を列に並べて停め、チケット売り場のある2階へ行く。階段を上っていくと、がらんとした待合所とおみやげ売り場、そしてチケット売り場のカウンターがあった。これまで乗ったことのあるフェリーで混雑してごった返しているところはなかった(いつも閑散期に利用するからだ)が、ここまで閑散としているのもなかった気がする。カウンターには女性がひとり座っていた。ネットでJAF割引があると読んでいたので聞いてみる。丁寧に、割引はないと言われた。高速料金の値引きのせいでこのフェリーはなくなると聞いていたけれど、違う原因もありそうだ。</p>
<p>お昼はフェリーターミナルの中の方が「らしい」ものが売っていた。おみやげ売り場には、赤福のコーナーもあった。夫はやはり「赤福」が食べたいと買っている。</p>
<p>鳥羽から乗船する車は10台ほどだった。
これまでわたしが経験したフェリーでもかつてないほど余裕のある停め方をする。バランスよく左右に振り分けられ、中央のスペースはバドミントンもできそうなくらい広く空いていた。</p>
<p>2番目に並んでいた我が家は向かって右端の一番前に誘導された。
犬はそのままとことこ連れて行っても平気だとネットに書かれていた。
トコトコとは連れて行かないが、抱いて上がって行く。
客室には入らず、甲板でパセ&#38;ポプと過ごすことにした。
夫がパセリを抱っこしていると、ちょっとだけおろしただけなのに、ポプラが「だっこ～」とねだる。
約1時間の船旅は、パセ&#38;ポプの写真を撮りまくっているうちにあっという間に終わってしまった。
次に紀伊半島を訪れるときはこのフェリーはないかもしれない。廃止しないよう嘆願されているという話も出ているそうだが、利用する人がいなければ存続は難しい。</p>
<p>伊良湖には定時に到着した。下船するともう、馴染みの「浜松」という案内が出ている。</p>
<p>もう帰ってきちゃったなぁ、という感覚。</p>
<p>まだまだひたすら千葉へ向けて走らなければならないけれど…。</p>
<p>渥美半島を遠州灘を望みながら走り抜けていく。
なぜか細長い半島を走るとき、のろのろの車が前方を走っていることが多い。やたら高速でそれに合わせなければいけないのも困るが、制限速度を下回る運転も安全運転ではない。</p>
<p>細く続くなだらかな丘陵地帯には、キャベツ畑が広がっていた。どこか三浦半島に似ている気がする。キャベツの産地として名を上げているのは、やはり気候や地形が似ているのだろうか。しかし、この時期のキャベツ畑の中には、さながら菜の花畑というような様相をしているところもあった。ニュースでキャベツが高騰していると聞いていた。収穫ができず花が咲いてしまったのだろう。</p>
<p>浜名湖の南、湖を左に、海を右に見ながら走ることは滅多にない。
国内の旅はほとんど車か飛行機なので、新幹線も数えるほどしか乗ったことがないし、これからもあまり乗る機会はないように思う。伊勢湾フェリーがまた利用できるなら話は別だが、わざわざこの地を訪れることでもない限り、このルートを使うことはなかなかないだろう。ゆえに、この景色はわたしにとって貴重なものとなるはず、たぶん。</p>
<p>浜松から東名高速に乗る。</p>
<p>前方には富士山が現れた。
もう日帰り圏内だ。
横浜町田から始まっていた事故渋滞は、近づくとともにその長さを伸ばしていた。</p>
<p></p>
<p>渋滞に巻き込まれる前にパセ&#38;ポプの散歩をしよう。
鮎沢PAに滑り込んだ。PAもまだ混んではいない。</p>
<p>PAをぐるっと周って車に戻ろうとすると、傾いた太陽が富士山を照らしていた。</p>
<p>この後、車から降りるのは家に到着したとき。あともう少しだからね、パセ&#38;ポプ。</p>
<p>毎回の旅で思うけれど、パセ&#38;ポプが車にも酔わず、一緒に旅をしてくれることがとてもありがたい。今回の旅ももうすぐ終わる。病気も怪我もすることなく、元気で家に戻れることに心から感謝する。</p>
<p>この先は渋滞していた。
目の前には、おそらく山を満喫して帰宅する人たちを乗せているだろうアミューズトラベルのバスが走っている。
どの車もつかず離れず、進んでいく。われ先に、と他の車を追い越していく車もしばらくすると横に並ぶ。</p>
<p>先日開通した大橋ジャンクションのループを通って帰ることにした。
ループは、やはり高速道路とは思えないほどの急カーブだった。中央環状線山手トンネルを抜け、C2中央環状線へ。</p>
<p>トンネルや地下が、得意ではない。このルートはまるでゲームで走っているかのような錯覚をしそうなものだった。そして、できればこのルートは、もうあまり使いたくないかも(笑。</p>
<p>10日間の旅はあっという間だった。
何より長かったのは、帰ってきたからレポを書く旅(笑。</p>
<p></p>
<p>2010年5月9日のルート</p>
<p>600km</p>
<p></p>
<p style="text-align: center;">***</p>
<p>やっと、完了です。
長期間、細切れのアップで、すみませんでした。
また、この長い旅にお付き合いいただいた皆様ありがとうございました。</p>
<p>おかげさまで、家に到着したパセ&#38;ポプは元気に家の中を走り回っていました。
しかし、帰宅後あまりはしゃき過ぎたためか、旅の方が快適だったためか(というのは冗談ですが)、３日後にパセリが体調を崩し、嘔吐と下痢という状態(パセリ、嘔吐と下痢で病院へ)になってしまいました。</p>
<p>原因は病院でもわからなかったのですが、やはり、私たち自身も最後の長距離ドライブはきつかったので、パセリにも辛かったのかもしれません。ケロッと治ってくれてホッとしましたが、これまで以上にパセ&#38;ポプの体調に気を使わねば、と肝に銘じました。</p>
<p>大切な家族との楽しい時間を過ごすために、石橋を叩きすぎて渡らないこともある我が家ですが、自分たちだけの楽しみのために連れ回したり、パセ&#38;ポプに無理をしいたりすることはしたくないので、これからもパセ&#38;ポプ優先に、今まで以上に体調管理に気を配って、みんなで旅を楽しみたいと思ってます^^</p>
 「中国、近畿、四国もちらっと放浪旅」シリーズの前のページ &#187;  ]]></description>
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		<title>中国、近畿、四国もちらっと放浪旅　10　一向平～熊野</title>
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		<pubDate>Sat, 08 May 2010 14:39:58 +0000</pubDate>
		<dc:creator>richa</dc:creator>
				<category><![CDATA[2010]]></category>
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		<description><![CDATA[<p>夜は暴れる風も朝にはすっかり落ち着いている。
今日も夜とはまったく違う顔をした穏やかな朝がやってきた。</p>
<p>昨晩、獣侵入対策として、ぶら下げたのはこんな(写真)感じ。
さすがに跳びつけなかったようだ。
跳びついても破くことはできないだろう。</p>
<p>テーブルの上は覗いた様子。
前足をテーブルに乗せた跡があった。
しかし、テーブルの上にはなにもなかった。さぞかし落胆したことだろう。とぼとぼとと帰る後姿を想像すると、少し悪い気がしてしまう。</p>
<p></p>
<p>さあ、明日には千葉の自宅に帰らなければならない。
今日の走りにかかっている。</p>
<p>野菜やお肉、ハムやソーセージなどまだたくさん食材があった。このまま持ち運んでいてはただ腐るだけ。
生ものはすべて火を通す。
サラダも作る。
タッパーに詰めておけばお弁当にもなる。</p>
<p></p>
<p>カーサイドリビングやHEXなどの大物は、9時前に撤収が完了した。
この一向平キャンプ場はごみを処理してくれるので、とてもありがたい。
ゴミを捨てに行った夫とパセ&#38;ポプは、途中の駐車場を通り抜けるときに足の裏などになにかつけてしまったらしい。変な歩き方をしている。ねばねばとガムのようにくっつく実が落ちていた。植物もなかなかしたたかで、とりにくい。</p>
<p style="text-align: center;"></p>
<p>管理人のおじさんが、管理棟からわざわざ出てきて見送ってくれた。
「また来て下さいね。」
「お世話になりました。」
温かな気持ちで出発する。</p>
<p>今日は熊野まで行く予定だった。
そう、紀伊半島の熊野。
だから当初は蒜山・大山はもう走らずにすぐに高速に乗ってしまうことを考えていた。
が、とてもいい天気である。
やはり、見納めに一周しよう。</p>
<p>窓を開けて、緑の風を車内に入れる。</p>
<p></p>
<p>さすがに土曜日ということで人出も多いようだ。
ハイキングする人、散策する人、ドライブする人とすれ違う。観光地らしい場所では、やはり人が多く、街のような賑わいがある。</p>
<p>日本海が薄ぼんやりと見えた。大山は、またゆっくりと訪れたい地だと思う。</p>
<p>快適にドライブしていると、視界の端に、斜面から道をまたいで流れ落ちていくような景色が目に飛び込んだ。</p>
<p>土石流</p>
<p>わたしがしっかり見なかったと知り、夫はＵターンして一の沢に戻ってくれた。白い煙をもうもうとあげながら山頂から麓へと土砂の川が駆け下りていったのだろう。
その場に停まって見ているのが怖くなる。いつ何時また土砂が雪崩れてくるかわからない。早々に出発すると、二の沢、三の沢、と次々にブナを薙ぎ倒してできた土石流の沢が現れた。</p>
<p>&#62;&#62; 一の沢・二の沢・三の沢</p>
<p>大山の南壁は崩壊しているそうだ。
見上げると、木々をこそげ落としたような山容があった。
どこの山でも、どこの川でも、どんな国でも日々変化はしている。山を人工的に切り崩している景色だって珍しくはない。自然と崩れているこの大山の姿を見ていると、自ら変化を起こして入るような気もしてくる。九州の桜島を思い出した。噴火や地震などの大きな衝撃や人間の手などの他からの作用がなくても、大山は自ら少しずつ少しずつ変わっているのだろう。壊れているのか、進化なのか。意思はあるのか、目的はあるのか。なんてことを考える。
でも、人間の目的や意思だって宇宙規模で考えると、意思も目的も「ない」に等しい。大山の崩落だって、宇宙規模で考えれば、変化していないに等しいし、そこに意思があろうがなかろうが、「ない」に等しいか(笑。</p>
<p>見覚えのある景色が現れた。一昨日、通った道に出たらしい。
どうやら大山を一周したようだ。
山から開けた草原へと景色が変わった。</p>
<p>前方にまた車が停まっている。先日蕨採りをした場所だ。先日よりも緑が濃くなったように見える。</p>
<p>日当たりのよい斜面は、今日も蕨採りをしている人たちがいる。
そういえば、業者なのか、道の駅などに卸すのか、という大量に山菜を採る人たちを大山一周する間にあちこちで見かけた。</p>
<p>高速乗る前に氷を買わなくてはならない。火は通していても、クーラーバッグに入れていても、常温では不安だ。道の駅に寄ったが氷はなかった。
道の駅のスタッフの女性が氷を売っていそうなお店を教えてくれた。
すぐ目の前の高速入り口を横目に、町まで走る。
大きなスーパーは見つからなかった。小さな商店の前に氷が入っている冷凍庫があった。スーパーの何倍もの値段もしているけれど、時間も買うと思えば安いものだ。板氷、ロックアイスを抱えてお店にはいる。地方では珍しく小奇麗なお店だった。</p>
<p>再度、お礼も込めて道の駅に立ち寄る。この前寄ったときは静寂に包まれていたのに、今日はさすがに人が多く、ホットドッグの店もオープンしていた。名物と書かれているのでホットドッグとジャージーソフトを購入。</p>
<p>12時、高速に乗った。
昨晩ゆっくり寝たはずなのに、高速に乗ったら快適なドライブで、眠気に襲われたわたしは車の中で舟を漕ぎはじめた。</p>
<p>ふと気付いたら、もう神戸辺り。</p>
<p>すぐに、わたしたちの魔の地域、大阪に入る。寝ぼけた頭を起こさなくては!
やはり今回も、ナビは無茶なこと言うし、標識に書かれている地名がどこを指しているかよくわからない。
紀伊半島方面はたしか関西空港の方。
こっちじゃない?
ほら、あれ。
えー、方向が変だよ。
あれ、出口があるよ。
あぁ、出ちゃった。
え、でも高速のままだ。</p>
<p>あ、阪和道って書いてある。
ほっ。</p>
<p>いつも大阪辺りはふたりでひーひー言ってしまう。案の定、今回も冷や汗ものだった。
東京も、他の場所から来るとそうなのかな。</p>
<p>30分も走ると、ビルばかりの街の景色ががらっと変わり、四方山に囲まれていた。</p>
<p>また料金所が出てきた。
いったい何回料金を取られるのだろう。</p>
<p>紀ノ川PAで休憩をする。
誰もいなかったので、あまり好きではないが、ドッグランに入ってみた。
入って気付いた。
パセ&#38;ポプが用を足したので取ると、すぐそばに糞が放置されていた。それも取ると、すぐまたそばに放置糞がある。ここにも糞、そこにも糞。よく見れば、ドッグランのいたるところに糞が放置されている。
ゴミ箱も設置されているというのにこのマナーの悪さはなんだろう。
病気になりそうで、慌ててパセ&#38;ポプを連れて出た。
同じ犬を家族とする人たちがそんなマナーなんて本当に悲しい。ドッグランができたらいいなぁ、と昔は思っていた。できてみると、ほとんど使っていない。</p>
<p>そして、もう二度と入らないだろう。</p>
<p>この先渋滞していると電光掲示板が伝えている。
対向車線長い列を作っていた。
どうやら長嶺トンネルの自然渋滞らしい。</p>
<p>やはり和歌山、みかんの木が山を覆っている。
16時半、南紀田辺の終点で高速を降りた。</p>
<p>まずはスーパーに寄って今晩の食料を調達。</p>
<p>山の緑が濃い。霜柱のように立っている杉。
中国地方の広葉樹の山がすでに恋しい。</p>
<p>この緑の濃さは、どこか房総半島の雰囲気に似ている。
そういえば、房総には「白浜」や「勝浦」など紀伊半島から移住した人たちが名づけたという土地がある。今ではオリジナルの紀伊半島の方がその違いを明確にするために「南紀白浜」とか「南紀勝浦」となっているのが不思議。黒潮に乗れば紀伊から房総は近いというが、なぜ、紀伊半島から房総へと移ってきたのだろう。戦禍を逃れてとか、江戸の発展で食料需要が増えたかためなどの説があるようだけど、本当のところはどうなのだろう。</p>
<p>ふるさとセンター大塔という小さな道の駅に入ってみた。ガイドのようなパンフレットがないかと思ったのだが、17時ジャストに到着すると、店の鍵は閉まっていた。中にいる店員さんはもう閉めたから、という顔をする。情報館のようなものもない。24時間開いているのは小さなトイレだけのようだ。「17時45分までオープン」とガイドに書かれているのは間違いなのだろう。</p>
<p>仕方ないのでまた杉の山を縫って走り出す。</p>
<p>川には「流れ橋」が架かっていた。大雨で川の水量が増えると、水の強さに逆らわず桁に乗せてある橋を流してしまい、おさまったらまた集めて桁に固定する。戦う相手の強さをよく知っている。こういうことこそが人間の知恵の気がする。コンクリートでいくら頑丈に作ったとしても壊れるよ。かなうわけないもの。壊れて作り直したら時間もお金もかかる。「流れ橋」の考え方で造ったほうがいいと思える工事はいくらでもある気がする。
重く深い緑の山々とその間を流れる川の上空には、白い雲の筋が何本も走っていた。</p>
<p>次に出てきた熊野古道中遍路という、これもまたこじんまりした道の駅によってみる。もう閉める準備をしていたが、ガイドがないか聞くと丁寧に現在位置なども示して教えてくれた。なんのための道の駅かわかっていらっしゃるという感じの人。そういう人がいるところはそれだけで応援したくなってしまう。</p>
<p>今晩泊まろうと思っていた奥熊野道の駅ほんぐうには18時半に到着した。
こちらもちょうど店を閉めたところ。
役所のように時間通り、ぴたっと閉めて絶対開けないという雰囲気がある。
駐車場にいかにも車中泊をするという車が2台駐まっていた。
すでにリアのカーテンも閉められているようだ。
宿泊場所に到着してしまえば、安心。
芝生の広場もあるので、パセ&#38;ポプと散歩をすることにした。
広場の前には「キャンプや花火を固く禁止」するということが書かれていた。この芝生を開放したら休日は大勢の人が利用するだろう。なにか問題があったのかもしれない。
車中泊に関してはなにも書かれていないし、他にも泊まっているし、と思ったら、なにやら「おねがい」と書かれているものが貼られていた。
宿泊もダメ、と。
つまり車中泊もダメということよね。
ご丁寧に野営場の紹介までしているのだから、やはりここは避けたほうがいいのだろう。
しかし、特定のキャンプ場を案内しているのだから地図と電話番号は書いておいて欲しい。
移動してからまたダメだったら困る。
そして、道の駅のオフィシャルサイトにも「トイレ・駐車場・公衆電話は24時間利用できます。」とわざわざ赤字で書いているのだから、他の道の駅とは違う禁止事項もはっきりと書いておいてほしい。
案内されている野営場へ、戻るように移動する。住所も電話番号も地図も書かれていないから、夫の記憶とナビが頼りだった。
細く険しい道を十数分走ってたどり着いた野営場の管理棟は暗く、管理人がいなかった。テントなどは場内の奥の方に数張り見える。
『9時以降の入場はお断り。
管理人に声を掛けること。』
そう書かれているが、管理人が見当たらない。
キャンプ場のポスターが貼られていたので、そこに書かれている電話番号に電話をしてみた。道の駅でここのキャンプ場が案内されていたことを話すと、「ええっ?」と驚いていた。なんの関係もないし、紹介されていることも知らないと言う。これまで一件も問い合わせがなかったのだろうか。不思議だ。
「どこでも張っていいですよ。明日の朝、料金は徴収しますから」と電話に出た女性はキャンプ場の使用に関して言う。
「でも明日早く出てしまうので、その場合はどうしたらいいか」と聞く。
「緑の広場じゃダメですか?」
「緑の広場ってなんですか?」
「こちらなんですけど、こちらならわたしがいるので料金払えますよ」
こちらって?と聞けばまた10分ほど戻った場所にキャンプ場があるらしい。
温泉もあるというし、仕方ないのでまた移動する。
地方での10分というのは距離として長い。
そして日が暮れたあとの山道はものすごく暗い。
川湯温泉街を抜けて、渡瀬温泉へ。</p>
<p>キャンプ場の管理棟はやはり暗かった。温泉施設に出向くしかない。古びた温泉施設だった。歩くと床がぎしぎし言いそうな雰囲気がある。すれたじゅうたんが敷き詰められ、妙なオブジェが飾られていた。にこやかに「いらっしゃいませ」とは言うものの、電話で話て事情をわかっている受付の人たちは、わざわざ料金を払いに移動したことに対してひと言もなかった。</p>
<p>キャンプ場宿泊者は温泉の割引券があります、と割引券を渡される。
「8種類の入浴タイプ」があるとパンフレットには書かれていた。確かにいくつもの浴槽があった。
間違って一番最初に入った浴槽は高温で、膝まで入っただけで、それ以上入れなかった。
となりの浴槽に手を入れてみると、ぬるい。高温の地獄風呂から移る。
さっきから移動ばかりしている。
洗い場のシャワーヘッドはダンベルかと思うほど重くて、笑ってしまうほど辛い。
紀伊半島、熊野の印象はどんどん悪くなる。
それでも、汗を流せたことは幸せなことだ。</p>
<p>クアハウス熊野本宮の駐車場からキャンプ場へと移動した。
常設のトレーラーに一組お客さんが入っている。</p>
<p>奥に一台エンジンをかけっぱなしの車がいた。
川沿いのキャンプ場だが、川の音は聞こえない。車のエンジン音の方が響いている。</p>
<p>川に近い端の方に、車を駐めた。料金を払っているというシールを車のフロントに貼る。
カーサイドだそうかなぁ、と夫が言う。
すでに19時を過ぎていた。</p>
<p>明日は早くから移動しなくちゃいけないし、撤収の時間は少なくとも30分は必要。幸いなことに雨も降っていないし、カーサイドはあきらめてもらいガタバウトを出す。</p>
<p>星を見上げながら、ビールなどを飲む。</p>
<p>バイクが入ってきた。
テントを張っている。</p>
<p>キャンプ場に管理人はいない。誰でも自由に入れる。</p>
<p>奥のステップワゴンはエンジンを止めない。</p>
<p>ビールでのどを潤して、車内に入った。
パセ&#38;ポプと、この旅最後の晩餐をする。</p>
<p>今日も元気にごはんもがつがつ食べるパセ&#38;ポプ。
わたしたちのエネルギーの源は、パセ&#38;ポプの元気な姿。</p>
<p>明日はたくさん走るから、ゆっくり休もうね。</p>
<p></p>
<p>2010年5月8日のルート
約550km</p>
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		<item>
		<title>中国、近畿、四国もちらっと放浪旅　09　一向平</title>
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		<pubDate>Fri, 07 May 2010 14:14:09 +0000</pubDate>
		<dc:creator>richa</dc:creator>
				<category><![CDATA[2010]]></category>
		<category><![CDATA[キャンプ]]></category>
		<category><![CDATA[中国(島根・鳥取・山口・広島・岡山)]]></category>
		<category><![CDATA[オールウェザーブランケット]]></category>
		<category><![CDATA[ブナ]]></category>
		<category><![CDATA[山菜]]></category>
		<category><![CDATA[放浪]]></category>
		<category><![CDATA[蕎麦]]></category>

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		<description><![CDATA[<p>朝、目が覚めると雨は上がっていた。
なかなか寝付けない、と思っても意外と寝ているものだ。</p>
<p>昨晩の雨と風でブナや桜の緑がなお鮮やかになっている。
桜の花は花びらを散らして、昨日以上に地面が濃いピンクに染まっていた。</p>
<p>ひと晩中暴れていた風はどこに消えたのだろう。</p>
<p>HEXを出て、カーサイドに入ると、果たして獣の侵入があった。
コット、テーブルの上に、ネコかそれより大きいくらいの足跡がある。</p>
<p>お刺身のわさび醤油を舐めたらしい。蓋するのを忘れていた。きっと舐めて驚いたことだろう。綺麗に洗わなくては。</p>
<p>ぶら下げておいたゴミ袋にはジャンプして格闘した様子が見えた。
どうせたいしたものは入っていない。
取り出せたのはキャベツの芯だったようだ。
頑張って手にしたキャベツの芯も、芯に付いていたやわらかいところだけ食べて固い芯は残している。贅沢者め。
きっといつもキャンプしている人たちからは、美味しいものをせしめているのだろう。随分としけたサイトだと思ったに違いない。</p>
<p>朝ごはんは昨日の残り物で済ませる。
パセ&#38;ポプは、車中泊のときの分を取り戻すべく、できるだけ普段のごはんと同じよう作る。家でも外でも、パセ&#38;ポプのごはんの方が手をかけているかもしれない(苦笑。</p>
<p>蒜山の道の駅で買ってきたこごみをゆでて、しゃりしゃりとつまむ。
朝の散歩をした後、パセリはコットの上のドッグマットでのびていた。</p>
<p>天気が良いので、もらった氷はもうほとんど融けている。
焼肉用に買ってきたお肉も味付けをしてしまおう。にんにくしょうが、ねぎを刻み、日本酒とお醤油などに肉とともに浸す。</p>
<p>簡単に手洗いできるものだけ、洗濯をする。
この旅ではコインランドリーを使うことが出来なかった。</p>
<p>10時過ぎ、夫は大滝方面までちょっと探検に行ってくる、と出かけた。
夫の後に、14・5人のおじさんやおばさんたちのグループが、リュックを背負いストックをついて登って行った。</p>
<p>夫のいぬ間に、とポメラを持ち出すと電池がなくなっていた。電池を交換すればいいのだけど、それさえ面倒になる。ペンを走らせれば事足りることだし。
1時間ほどで夫は帰ってきた。
交替してわたしも同じ道を歩いてくることにする。ザックはシートゥサミッ ト ウルトラシルデイバック。これまではGoliteのザックを使っていたし車に常備しているけれど、ひとり身ならシートゥサミット ウルトラシルデイバックがちょうどいい。オールウェザーブランケット、レインウエア、ファーストエイド、ライトなどを入れても、軽いし大きさも問題ない。
パセ&#38;ポプを連れていないので、なにか忘れ物をしたような気がしながらも緑濃い山の中へ歩き出す。
夫が名づけたヒキガエルの谷はすぐにわかった。
どこににスピーカーが隠されているのではないかと疑いたくなるように響いている。
カエルの大合唱を過ぎると鳥の鳴き声だけが、取り巻く木々の間から聞こえてきた。
ひとり歩きは、またみんなで歩くのと違う楽しさがある。
もう少し先へ行ってみよう、と思ったとき熊笹ががさがさと音を立てて揺れた。気のせい、と足を進めるとまたガサガサ。
くるっときびすを返して、足早に今来た道を戻る。
やっぱりひとりは心細い。
守るべきパセ&#38;ポプがいたらもっと緊張するかもしれないけれど。</p>
<p>すたすたとサイトに戻ると、サイト近辺には猫が出没していたらしい。
もしかして、がさがさ動いていたのはネコ? そして、夜中に侵入したのもネコだったの?</p>
<p>お昼は、バーベキューハウスの手打ちそばをお願いした。
サイトまで出前してくれるようだが、夫が取りに行った。</p>
<p>かなりボリュームがある。
1.5人前くらいはあるようだ。山から下りてきた人たちのためにボリュームがあるのだろうか。</p>
<p>蕎麦は地元産とのこと。
つゆも手作りらしいが、市販の甘めなつゆに感じてしまった。</p>
<p>午後はみんなでワラビ採りに精を出した。
実は昨日採ったものを茹でたら、ワラビじゃないものも入っていたのだった。食べなくて良かった～(怖。</p>
<p>明るく開けた草原。
牧場のような場所で、目を凝らしていると蕨が目に付くようになる。</p>
<p>採り始めると止まらない。
ひたすら目を凝らし見つけた山菜を手にしてすたすた歩いていってしまう。
山菜採りに出た人が遭難してしまうのがよくわかる。</p>
<p>蕨は短時間で大量に採れた。すぐに食べ切れないほどなので、アク抜きしてから、塩漬けにして持ち帰ろう。
サイトに戻り、買ってきていたこしあぶらも調理する。
また刻まずに炒めてしまった。いつも、そのままでもくたくたになると信じて刻まずに調理してしまう。炒め煮している途中で「しまった!」と気付くのもいつものこと。どこかで間違って覚えてしまったことが染み付いてしまっているらしい。</p>
<p>夫は管理棟へシャワーを浴びに行き、あっという間に帰ってきた
3分300円だったそうだ。
10分も入っていたら1000円!?</p>
<p>続いて、わたしも100円玉をいくつも握り締めて管理棟へ向かった。
管理棟で「シャワーを」と言うと、おばさんは料金のことはまったく言わず、「はいはい、どこのシャワーでもどうぞ」とシャワー室を案内して消えてしまった。
入ってみると、タイマーも、料金を入れる場所もないシャワー室。
どうやって時間を計るのだろう?　どうやって支払いをするのだろうか。
シャワーを使っただけどこかでわかるシステムになっているのかな。
首をひねりながらも、とにかく無駄にシャワーを流さないように、人生初の極めて素早いシャワーの浴び方で、驚くほど早くシャワー室を出た。</p>
<p>するとおばさん、管理人室に掛かっている時計を見て、少し時間が過ぎたけど…と言う。時計を見て目でチェックしていたのだった。だったらシャワーのお湯を止めるんじゃなかった。お湯をほとんど使えなかったので、寒い。
レポを書いていてふと、夫もなぜそのことを教えてくれなかったのか、といぶかしく思った(苦笑。
そして、髪からしたたる水を拭きつつ、シャワー使用書なるものを書かされた。ここに住所、ここに氏名、そしてここに今日の日付、それから使用時間はここ。料金はここね、と。どういう目的があってこの使用書は書くのだろう?宿泊せずに登山だけする人が使うこともあるから? それにしても、なんでここまで指図されて書かされるのか、ちょっと首を傾けてしまう。聞けばよかったのだが、ドライヤーがかけられない濡れたまま髪で寒かったわたしはすぐにその場から立ち去りたかった。</p>
<p>

お鍋に入れようと思って買っていたもやしは全滅していた。
天気予報は雨だったのに快晴、という天気だ。
晴れ晴れボーイズは健在という証拠かな。</p>
<p>夕方になり、またユニセラに火を熾してもらう。
今宵は焼肉。</p>
<p>キャンプでは久しぶりの焼肉。
味もほどよく浸かっていて美味しくなっていた。</p>
<p>お豆腐とわかめの辛いスープと、こしあぶらごはんと焼肉。そして、雪花というワイン。
傍らにパセ&#38;ポプがいて、おいしいものをいただきながら、これまでの旅を振り返ったり、残り少ない旅の予定を考えたり、と最高に心地よい時間が過ぎて行く。</p>
<p>残った食べ物の中で、常温で置いておけるものはネットに入れて吊るす。
昨夜風のせいで寝不足になったわたしのために、今夜は少々傾斜しているが車で寝ることになった。</p>
<p>昨晩以上に風は暴れたようだ。
車の中からもカーサイドがぎしぎしいう音が聞こえてきた。
耳を澄ますと、昨日以上に大挙して風が駆け下りてくる音も聞こえる。
しかし、やはりテントと違って車は防音されている。
おかげで音を気にせずぐっすり眠ることができた。</p>
<p>﻿</p>
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		<item>
		<title>中国、近畿、四国もちらっと放浪旅　08　玉峰～大山　一向平</title>
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		<pubDate>Thu, 06 May 2010 14:56:00 +0000</pubDate>
		<dc:creator>richa</dc:creator>
				<category><![CDATA[2010]]></category>
		<category><![CDATA[キャンプ]]></category>
		<category><![CDATA[ドライブ]]></category>
		<category><![CDATA[中国(島根・鳥取・山口・広島・岡山)]]></category>
		<category><![CDATA[車中泊/P泊]]></category>
		<category><![CDATA[Hex]]></category>
		<category><![CDATA[カーサイドリビング]]></category>
		<category><![CDATA[中国]]></category>
		<category><![CDATA[司馬遼太郎]]></category>

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		<description><![CDATA[<p>GWが開けた5月6日。</p>
<p>昨日も休日らしい光景はあまり感じなかったけれど、
車がほとんど駐まっていない広い駐車場にいるからではなく、
世間の空気がもう浮かれていないようで、
今日はいっそう静かに感じる。</p>
<p>一晩中吹いていた強い風のおかげで、夢でも風が吹き荒れていた。
揺り動かされて夢見悪し(苦笑。</p>
<p>朝食を済ませ、出勤してきたお店の人たちの邪魔にならないよう早々に出発する。</p>
<p></p>
<p>8時半頃、日南に入った。</p>
<p>司馬遼太郎は日南を「天然の植民地」と呼んだらしい。出典がわからないため、どういう意味でそう呼んだのかわからなくて残念。</p>
<p>『日南町阿昆縁　豪雪地帯　伝説の地』</p>
<p>木たちが囁く声が聞こえそうな森ばかり
小奇麗な里。</p>
<p>砥波川沿い、県道107号線は巨石が点在している。</p>
<p>小高い丘の中腹に巨石。
砥波川の中にも巨石。</p>
<p>やはり寒い地域らしい。
まだ若葉の出ていない枝だけで寒そうな木が多い。</p>
<p>日南湖</p>
<p>湖畔にキャンプ場のマークがあったので、気にしながら湖畔を通過する。
立派な管理塔らしき建造物がある。
近づいていくと、その壁には「熊注意」の看板が。</p>
<p>キャンプ場と湖の間の道を進んでいく。
静かで穏やかな空気が流れている雰囲気のよいキャンプ場だった。</p>
<p>でも、熊は困る。</p>
<p>日野町に入った。
ナビで日野川沿いに「カヌーの里」（せせらぎの水辺）と書かれている。</p>
<p>日野川にぶつかって川沿いに走る。
かなり石がごろごろしていてダウンリバーするには難しそうな川だ。どこでカヌーをするのだろう?</p>
<p>突然、瀞場が出てきた。
河川敷に小さな小屋の脇に赤や青のカヤックが積み重なっている。</p>
<p>キャンプ場や公園などのようになっているかと想像していたが、とてもあっさりしたシンプルな施設だった。</p>
<p>語呂が気に入って、行ってみたかった根雨駅に向かう。</p>
<p>赤い瓦のこじんまりとしたかわいい駅舎だった。</p>
<p>ホームには「やくも」というピンクと白の雲が鼻先に描かれた特急列車が停まっている。その奥には、伯備線の普通電車だろうか。
鉄道にはまるで縁がないのでわからない。</p>
<p>駅前には日野町出身の小説・翻訳家「生田長江」の碑があり、近くには記念館などもあるようだった。参勤交代の旅宿として利用されていた根雨宿の名残がある街道を進んで、駅を離れる。</p>
<p>俣野川ダムでできているダム湖「猿飛湖」</p>
<p>猿も飛んで渡れるくらい細い湖だから命名されたのか、と思うほど川のように細長い湖だった。
しかも、この時期はいつもそうなのか、囲んでいる緑の木々を映しこむはずの水面がない。
「入山禁止」と赤文字で書かれた看板の脇をふらふらと入っていく男性。あまりに線が細くて心配してしまう。</p>
<p>リアではパセ&#38;ポプが相変わらず力を抜いてくつろいでいる。
蒜山に入ってきた。
予報どおり雲行きが怪しい。おそらくこれから向かうはずの場所は雲に隠れている。
風も強い。</p>
<p>前方に、道路脇に車を停めて斜面でなにかを収穫している人たちの姿が見えた。</p>
<p>わらび採りをしているらしい。
夫も車を降りて参戦。
山焼きされた直後だったらしく、服が炭だらけの真っ黒になってしまった。</p>
<p>そして手に握り締めた収穫物。
このときはわらびと信じて疑っていなかった。</p>
<p>展望台から大山方向を眺めたが、たっぷり水を含んだ重い雲が垂れ込めている。今夜からキャンプなのに、雨に降られてしまうのだろうか。</p>
<p>蒜山の休暇村にはコインランドリーがある。予定では、洗濯ができる蒜山か大山の休暇村に宿泊しようと思っていた。が、遠くに見えた蒜山の休暇村は、夫のイメージではないらしくまったく見向きもせずに素通りしてしまった。
雨がぽつぽつ降り出した。
奥大山の休暇村へ向かう。
休暇村のフロントでキャンプ場について尋ねる。しかし、フロントマンの態度がよろしくない。昨日電話で問い合わせたときの人は悪くなかったのに…。
キャンプ場を覗くと、ソロで今夜宿泊する人が、この雨で東屋の中にテントを移動して調理しているところだった。明日はその人も発つので私たちが宿泊すれば貸切になるらしい。
木立が適度にある段状になった広めの区画サイト。場所によっては風もさえぎることができるだろう。しかし、休暇村のランドリーとお風呂を利用するには歩いていけないくらい遠いし、この設備では料金も高い。
というわけで、却下。</p>
<p>夫がリストにあげていたキャンプ場へと向かうことにした。
走り出すと雨が止み、青空が見えてきた。</p>
<p>峠を越え、眼下に広がる平原。おひさまの日差しが降り注いでいる様子が見える。</p>
<p>山を下って一向平野営場に向かう一直線の道を走る。</p>
<p>管理塔には誰もいなかった。場内を見せてもらおうとしていると、山から下りてきたおじさんに声をかけられた。
話のペースがあわないのは耳が遠いからのか、それとも聞いていないのか、こちらの話があまり耳に入っていないらしい。会話にならず、どんどん問いかけてくる。
大山の調査やボランティアをしているという。
「ひゃくめいぜんはいくつ登られましたか?」
最初なにを聞かれているのかわからなかった。
「ひゃくめいだきはいつく見られましたか?」
と続けて聞かれて、最初の質問が「百名山」のことだったと気付いた。
「千葉からじゃ、もう二度と来られないだろうから、どうぞ楽しんで。」
わわ、もう二度と来られないの?
昨年も一昨年も近く通っているし、できればまた来たい…^_^;。</p>
<p>管理人さんがどこからか戻ってきた。
「どうぞ、どうぞ」と人のいい管理人さん。
車を横付けしてカーサイドを設営できる場所を探させてもらった。</p>
<p>ブナと桜が点在する段差のついた小さな区画サイトがたくさん並んでいる。
車が平らになって横付けできるサイトはぱっと見たところ一箇所のみ。
しかし、車を横付けするには何度も切り返さなければならない。
管理人さんのお母さん?奥さん?という女性も現れた。
「どこでも、ほら、どうぞ、どうぞ」と満面の笑顔で薦めてくれる。</p>
<p>もしかして調子いい人?なんて思ってしまったくらい。
最初驚くほど調子よく、そして態度を翻す人がいた。傍にはわからないように行動するところなんて巧妙な詐欺師といえる。私だけがまんまとひっかかっただけなのかもしれないけれど(笑。
なぜか、そんな人のことが頭をよぎってしまった(苦笑。
管理人さんがそうだったということじゃないですよ^^</p>
<p>車を横付けにしてなんとかカーサイドリビングも張れるところはあるだろう、と買出しに行くことにした。
おばさんの管理人さんにスーパーの場所を聞いてみるが、まっすぐ行けばあるし、大きいのならもっと行けばある、と調子よく教えてくれた。距離も時間も目印もない説明だった。かなり不安(苦笑。</p>
<p>ナビと夫の勘を頼りに町に向かう。
日本海までのびている大山の裾野を走る。
山から、海の町へ出た感じがする。</p>
<p>町の名前も「浦安」。</p>
<p>2階に電気店が入っているらしいスーパーを発見。確かにまっすぐだった! でもこのお店が、おばさんの教えてくれた小さい店なのか大きいものかはわからない。おそらく大きい方だと思うけれど…。</p>
<p>角アゴとアジなどのお刺身、お米、ビール、豆乳鍋の材料、パセ&#38;ポプごはんの材料と大量の買出し。
売っている氷が見当たらず店員さんに聞くと、お魚担当の人からずっしりと氷を入れた大きめなビニール袋を3つももらって抱えてきてくれた。足りなかったらもっと持ってきます、と。ものすごく面倒見のいいの店員さんたちだった。</p>
<p>さっき走ってきた１本道を今度は山に向かって走る。前方に山々が連なってそびえている。どれが大山でどれが蒜山かわからない。</p>
<p>さっきくぐり抜けてきた雨雲が海へと向かって移動してきているのか、雨粒を落としはじめている。</p>
<p>キャンプ場に戻り、2泊の料金を支払いした。雨は止んでいる。
ほかに宿泊客も誰もいない場内で車が入れられる場所を今度は真剣に探す。
場内は緩やかな斜面になっていて、丸太で区画されている。車が入れるサイトは極々限られているし、切り返すこともかなり難しい。
車を水平に駐めらて、ペグが打てる場所は一箇所しかなかった。
しかし、そこへ車を入れるには何度も細かな切り返しが必要だった。入れては見たけれど、なにかあったときにすぐに逃げ出すことができない。
それではよくない。
また立ち木や溝を避けて何度も切り返し、脱出する。
次に検討した場所は、車は水平になるが、そこは風が強かったときにペグを足することができない(打つ場所がない)という場外サイトだった。</p>
<p>もしシェルを持ってきたとしても、シェルを立てるにはどこも手狭な区画である。ま、持ってきていないのだから考えても仕方ないことではあるのだけど…。</p>
<p>残るは、車は傾いてしまうけれど、非常時にもすぐに車を出せ、カーサイドが張れるサイト。</p>
<p>寝室は車ではなく、HEXを張ってもらおう。</p>
<p>30分近くサイト選びに時間がかかり、ようやく決定した。</p>
<p>サイトが出来上がると、ほんとうに気持ちよいキャンプ場だとゆっくり眺めることができた。
八重桜が咲き乱れ、散った花びらで地面にはピンク色の絨毯が敷かれている。
ブナの木が蒜山・大山から降りてくる風をやわらげてくれているようだ。
そして、野営場だというのに携帯のアンテナが3本も立っている。</p>
<p>

豆乳鍋の予定だったので、たれと野菜を用意した。が、他に食べるものがたくさんありすぎて結局作るのは止めた。</p>
<p>夫が、ユニセラに火を入れてくれた。
カーサイドリビングの中がぬくぬくと温かくなる。</p>
<p>海近くの町まで降りて買ってきたお刺身は新鮮だった。</p>
<p>獣がやってくる、と夫は荷物を車に片付け、ゴミは高いところに吊り下げた。</p>
<p>HEXに移動して寝ようとした頃、雨がポツポツと降り始めた。
風が雨を運んできたようだ。</p>
<p>夜中ずっと断続的に雨を伴った風がやってきた。
円錐形のHEXに体当たりして、側面を昇る。
木の葉についていた水滴をばしばしばしばしっ、とHEXの上に落としていく。</p>
<p>ふと、ここには熊でないの?と頭をよぎった。</p>
<p>どこにも熊注意の看板などはなかったはず。
(平成19年4月頃大山周辺においてツキノワグマの目撃情報が寄せられています)</p>
<p>山から駆け下りてくる風が、加速をつけてHEXの斜面を駆け上る。</p>
<p>抜けていった、とホッとすると、また、来る!
遠くの山から駆け下りてくる音がする。
近づいてくる。
また水滴を落とし、HEXを揺らして駆け上る。</p>
<p>何度も何度も繰り返しやって来た。</p>
<p>となりでは息を立てて気持ちよさそうに寝ている人がいる。
どんなに風が強くても起きない人だと知っている。</p>
<p>HEXも、風にはかなり強いことはこれまでも経験して知っている。
でも、遠くから駆け下りて助走をつけ体当たりしてくるような風の音に、正直寝付けなかった。
ブナの木々に囲まれているおかげで、大分風の力も弱まっているはずだ、と強く言い聞かせ、うとうとする。</p>
<p>それでも、風への恐怖心か、熊への恐怖か、怖い夢を見て目が覚めた。</p>
<p>淋しげな鳴き声が聞こえる。
一本調子のヒーーッという声。
間隔をあけて鳴き続けている。
その声に応えるように、やはり悲壮な声が聞こえてきた。
フィーっ。
ヒーーッとフィーッが何度かやり取りされ、声の主たち同士の距離が近づいていった。少し声が明るくなったかのように聞こえた。
気持ちが通じたのかな、とホッとした。
しかし、フィーッの声が聞こえなくなった。
ヒーーッがまた悲壮な声に変わっていた。
風が吹き抜けていく森の中で、ヒーーッは一晩中鳴き続けていた。</p>
<p>﻿</p>
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		<item>
		<title>中国、近畿、四国もちらっと放浪旅　06　日原～津和野～美都</title>
		<link>http://odekake.pyonpyon.org/10_0504_06.html</link>
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		<pubDate>Tue, 04 May 2010 14:58:14 +0000</pubDate>
		<dc:creator>richa</dc:creator>
				<category><![CDATA[2010]]></category>
		<category><![CDATA[キャンプ]]></category>
		<category><![CDATA[中国(島根・鳥取・山口・広島・岡山)]]></category>
		<category><![CDATA[車中泊/P泊]]></category>
		<category><![CDATA[中国]]></category>
		<category><![CDATA[放浪]]></category>
		<category><![CDATA[津和野]]></category>
		<category><![CDATA[車中泊]]></category>
		<category><![CDATA[道の駅]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://odekake.pyonpyon.org/?p=3678</guid>
		<description><![CDATA[<p>のんびりと起床。
私たち以外は連休最終日の明日まで滞在かと思ったら、ロッジも含めてみんな撤収作業をしていた。
貸切になるならもう一泊する?
しかし、そろそろ折り返し時期・地点だから、ここで停滞するのはどうだろう、とみんな誰もいなくなったキャンプ場を10時過ぎに出発する。</p>
<p>ここまで来たのだし、一応津和野へ行ってみましょ。
天文台に立ち寄ってから山を下りる。
前方の新緑の山に囲まれた一部に、真っ赤な絨毯が広がっている。近づくと、その上を横断する鯉のぼりが揺れていた。
このあたりの家々の屋根に載る石州瓦の赤よりももっと濃く、もっと密集している。ツツジのようだったけれど、あまりにも鮮やかでわたしの知っているツツジとはずいぶん違った。クルメツツジという種類らしい。
9号線から津和野駅へと入るつもりだったのに、道を見逃してしまった。町へ9号線から入るには2箇所しか道がない。もう一箇所を逃すと、きっと縁がなかったのね、とわたしたちはそのまま津和野はスルーしてしまいそう。</p>
<p>戻るように右折して226号線に入っていく道がその一箇所だった。見逃すことなくことはなかった。そこには大鳥居が聳え立っている。Ｕターンするように津和野に続く道に入り、その大鳥居をくぐる。
遠くに日本五大稲荷のひとつ、商売繁盛、開運厄除の神といわれる太皷谷稲成神社が見える。緩やかに上っているように見える参道も見えた。しかし、参道は駐車場のようだ。車がびっしり詰まっている。
津和野川を渡る鉄橋の橋脚は石造り。
車を進めると真新しい石畳と「らしく」造られた店構えの通りへと入っていった。ぞろぞろと歩いては店に吸い込まれていく観光客。
映画のセットのような町にはどうも馴染めない。素通りしてとりあえず駅へ向かう。駅前には運動会の貴賓席のようなテントが立っていた。観光用パンフレットを配っているようだ。
貰いに行くと「どこから?」と聞かれた。
「千葉から」と応えると、「おぉ、遠くから」と両隣、後ろにいる人たちが顔をあげて珍しいものでも見るようにこちらに視線を向けた。そこまで驚かなくても、と数歩引いてしまう。
今日は朝から夫の体調が優れず、悪化していた。
運転が辛そうだ。
運転を交代しようといっても、まだ大丈夫と言う。
昨日のキャンプ場に戻るか、町に出て病院に行くか、薬を買うか、という選択。
JAFの医療相談に電話して相談してみた。
夫は、町に出て薬を買うことしたらしい。
益田市街へと向かう。</p>
<p>今晩の食事と薬を買い、早々に今晩の宿泊候補地へ車を走らせる。</p>
<p>温泉もあるという道の駅サンエイトが今夜の候補。本当にその道の駅があるのか、そして温泉があるのかどうか電話をして確認した。去年、暗くなってから到着した道の駅が、すでになくなっていて呆然とした経験がある(九州・四国　ぐるっと4221.4kmの旅 26　(東洋町～菩提寺))。しかも温泉があると書かれていたのに、足湯だけだった。もちろん、足湯さえ閉鎖されていたけれど…。その経験から、時間や体力等々に余裕がないときは、事前に確認するようにしている。</p>
<p>しかし、到着して唖然とした。</p>
<p>なんということだろう。坂の途中にある道の駅だからか、駐車スペースはほとんどがゆるやかに傾斜している。
この傾斜で車中泊するのはとても辛い。
しかも、温泉があるからここに来たのに、温泉がどこにも見当たらない。
電話で確認したとき、歩いてもいけますが、温泉にも駐車場があります、と強く言われたことを思い出した。閑散としている道の駅で温泉の場所を尋ねた。道の駅から500mほど下ったところらしい。
車を出して温泉施設に向かう。湯元館という温泉があった。</p>
<p>キャンピングカーも1台停まっている。駐車場は広く、フラットだ。
お風呂を利用した後、ここで泊まってもいいかと訊ねると、快く許可してくれた。よかった。</p>
<p>これで安心して休むことが出来る。ここの温泉は夜の10時まで開いているので、お風呂に入るのも慌てる必要はない。
パセ&#38;ポプの散歩と地酒購入のために道の駅までふらふら、のんびりと歩いていく。のどかだ。</p>
<p>湯元館の駐車場に戻ると、夫はここで何箇所も虫に刺された。身体が弱っていると虫にも狙われやすいのか、この後しばらく痒みと腫れに悩まされることになった。わたしは無傷。そういえば虫に刺されるのは夫が多い。わたしやパセ&#38;ポプの分まで引き受けてくれているのかもしれない。とりあえず感謝しておこう(笑。</p>
<p>虫には刺されたが、温泉にゆっくり浸かり、早目に寝れば少しは夫の体調も回復するかもしれない。</p>
<p>温泉から出てきてのんびりしていると、駐車場に停まっていた車にレストランからいくつかの袋に入れたなにかが運ばれていった。もしやテイクアウト?
温泉の隣には小さな和食レストランがあり、温泉を出た家族連れなどで賑わっている。夫は興味津々だった。体調は胃に関係ないようで、食欲はあるようだ。
聞きに行くと、カツ丼、親子丼、天丼などの丼ものはお持ち帰りできるとのこと。夫は俄然元気になってカツ丼を頼んだ。
ほどなくして熱々のカツ丼が運ばれてきた。</p>
<p>パセ&#38;ポプを車に残して、食事に出るというのは出来る限りしないようにしているので、ファーストフードではなく、きちんとした食事を出すお店で出来立てほかほかのテイクアウトができるのはとても嬉しい。</p>
<p>わたしやパセ&#38;ポプの食事がどんなものだったのか、わからない。食べかけのお寿司しか写真がなかった。
ここの温泉施設にどんなお風呂があり、どんなお湯だったかもすっかり忘れている。</p>
<p>わたしも余裕がなかったのかもしれない。
夫が回復しなかったら、ここから千葉までわたしがひとりで運転しなければならない。夫が早めに休んだ後も、ひとりで運転して帰るスケジュールとルートが頭の中でぐるぐる渦巻いていた。</p>
<p>とりあえずは明日のルート、と地図を眺めていくつか候補ルートを作った。夫ならきっとこの細い道を行くな、という道は避け、街も避け、ルートを選ぶ。そういえばわたしはルート作成が結構好きだったのだ。今回の旅には小さな携帯ナビも持ってきていた。結局ツーリングマップと道の駅の地図だけでルートを作ってしまったけれど…。
10時過ぎまで、駐車場にはずっとBGMが流れていた。
覚悟すると、気は楽になり、旅自体もまた違った面が見えてきて、ますます楽しくもなってきた。</p>
<p>夫の体調が良くなっていることを祈りつつ…わたしもルートを完成させたので休むことにする。
そうそう、キャンピングカーは暗くなる前に移動していって、今夜ここに泊まっているのは我が家だけになっていた。</p>
<p style="text-align: center;">
<p style="text-align: center;">***</p>
<p>
2010年5月4日のルート
だいたい100km
</p>
<p></p>
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		<item>
		<title>中国、近畿、四国もちらっと放浪旅　05　羅漢～日原</title>
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		<pubDate>Mon, 03 May 2010 14:26:53 +0000</pubDate>
		<dc:creator>richa</dc:creator>
				<category><![CDATA[2010]]></category>
		<category><![CDATA[キャンプ]]></category>
		<category><![CDATA[中国(島根・鳥取・山口・広島・岡山)]]></category>
		<category><![CDATA[車中泊/P泊]]></category>
		<category><![CDATA[カーサイドリビング]]></category>
		<category><![CDATA[中国]]></category>
		<category><![CDATA[放浪]]></category>
		<category><![CDATA[日原]]></category>
		<category><![CDATA[車中泊]]></category>
		<category><![CDATA[野営]]></category>

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		<description><![CDATA[<p>羅漢スパの朝は不思議な世界だった。
5時くらいからエンジンを掛け続ける人。
ビデオカメラを片手に駐車場からぐるっと撮影をしている人。
どこで洗ったのか何枚ものオムツを洗濯干しに掛け、軽自動車のサイドにぶら下げている人。そういえば昨晩、赤ちゃんを片腕に抱えてお風呂に入っているおかあさんがいた。乳幼児を抱えて車中泊旅をしているなんて、たくましい。しかも紙おむつではなく布オムツを洗濯しながら…。でもどこで洗濯しているのだろう。</p>
<p>となりの車も朝早くからエンジンをかけている。そしてその車の中からは、こちらの窓を全部閉め切っているにも関わらず「さちこ」「ダンシング・オール・ナイト」「いもきんトリオのなんとやらハイスクールララバイ(たぶん)」というメドレーが延々と続いて聞こえてきた。音楽だけならまだしも、車を開けるたびに排気ガスも流れ込んできてしまい、閉口した。</p>
<p>トイレではお化粧渋滞が起きている。車中泊って迷惑、と思ってしまう(苦笑。お化粧するなら車の中でこっそりしようよ。</p>
<p>8時に出発する。</p>
<p>水仙街道と書かれている通り、道の両側は溢れるほどの水仙の咲く道が続いている。丁度水仙が満開の時期だったので、両側に水仙の黄色いラインができ、とても華やいでいた。</p>
<p>水仙がなくなると、水が驚くほど綺麗な川沿いの道に変わる。</p>
<p>ふと目にした河原に車を進める。一台の軽トラックが停まっている。釣り人が釣り用意をして川に出るところだった。</p>
<p>適度な河原の広さ。
静かな水の流れ。
明るい山に囀る鳥の声。</p>
<p>焚き火の跡もあるので野営している人もいるのだろう。
夫はここで野営したいと心底思っているようだった。
なかなかここを離れない。
しかし、ここは車の通りもあり、釣り人もいる。
トイレに隠れる場所がない、というのが一番の問題。</p>
<p>夫は野営したい気持ちをその場所からはがすようにして車に乗り込んだのだろう。走り出してからも、あの場所はいい、すばらしい、と口にしていた。</p>
<p>標高が上がるに連れて道端にはヤマウドやわさびの姿が見え出した。</p>
<p>島根県に入ると急カーブの多い細く険しい道になった。</p>
<p>裏匹見峡
わさびと清流の匹見</p>
<p>ブナ林と熊笹が広がった。
熊笹がおいでおいでと誘う。
わさびを発見して車を停めて見ようとすると、なぜか後ろから車がやってくる。慌てて車に乗り込み発進を繰り返す。後ろから来た車を先へと道を譲ると、その車が先でやはり我々と同じように何かを発見して車を停めていることも多い。</p>
<p>街中では窓は開けないが、虫の少ないこの時期に山の中で窓を開けて走るのは気持ちがいい。車内にもフィトンチップが充満する。朝思い切り吸わされてしまった排気ガスが体内から抜けていくようだ。</p>
<p>なんの下調べもしていないのでどんな景色が待ち受けてくれているのかまったくわからない。
やっと春の兆しを感じているかのような山の頂上付近では木々の枝先がほんのり赤く染まり、山桜の花がそこだけ光るのように花を咲かせている。</p>
<p>地面近くでも小さな花が咲き始めている。
雪が融けた水だろうか、窪みを下へ下へと流れていく。</p>
<p>ポプラも外の景色を興味深く眺めている。
がたがた道は特に身を乗り出すポプラ。
カヌーでも大きな波を越えるようなときは一番前を陣取るし、林道でも立ち上がって外を眺める。反対にパセリは、車の場合だけど、ひっくり返って寝ている。どちらもどういう性格しているのだろう(笑。</p>
<p>木々に覆われていた山肌が、岩をむき出しにする場所も出てきた。
映画のセットのように綺麗過ぎる一角があったり、まるで畑のようにそこだけ違う植物が生え朽ちている場所もあった。人の手が随分入っているように思える場所を見つけ、首をかしげる。</p>
<p>その場所にそぐわない一本の、白い花を咲かせている大木がまっすぐ空に向かって立っていた。広場のように開けたその場所に、ふと見ると碑が立っている。</p>
<p>この地には集落があったらしい。いくつかの場所に屋敷跡の碑があった。
屋敷の塀の基礎だったのだろう石があったり、水を引き込んだ跡もある。
石を重ねて囲われた畑もあちこちらに作られている。</p>
<p>こんな山の奥深い場所に昭和45年(1970年)まで人が暮らしていたのだ。
碑には、個人の引越しではなく、集落の移転と書かれていた。</p>
<p>集落跡を見つけながら進んでいくと、渓谷の名にふさわしい景色が出てきた。
さっきも書いたようになんの前知識もなく訪れているので、わたしたちが始めて発見したかのように勘違いしてはしゃいでしまう。</p>
<p>調べてリストしていたキャンプ場がこのあたりにありそうだった。
だんだん近づいてきたと思っていたら、道に人が溢れている。
そんなに賑やかなキャンプ場なの?</p>
<p>「匹見峡春祭り」というイベントをしているらしい。キャンプ場にはテントも張られていたが、キャンプ場が賑やかなのではなく、イベントに人出が多いようだった。
町が近いのだろう。
携帯にもメールがじゃんじゃん入ってきた。
交通規制までされていて、そのイベントを目的にやってきたのだと勘違いされてしまい、イベントの駐車場へと誘導されてしまった。</p>
<p>ミステリーハウス(匹見ミステリーハウス)なるものもあった。外から見ても一目瞭然で傾いているだけなんだけど、入ると面白いのかな。</p>
<p>誘導されるがまま進むと、抜けることは出来ず、行き止まり。匹見は「迷路とパズルの里」とも称しているらしいが、まさかこんなところではまってしまうとは(笑。
樹齢400年といわれる、見上げるほど高くそびえている夫婦榧の立つ神社があった。</p>
<p>迷い込んだのもなにかの縁、とパセ&#38;ポプと散歩をすることにした。その間、同じように誘導されてはまってしまったらしい迷い子たちが次々にやってくる。
さっきわたしたちを抜かして行ったバイクの人たちもやってきた。きっとイベントを覗いてからこちらに誘導されてしまったのだろう。</p>
<p>麓へと降りていく道。
眼下には赤い屋根の集落が見えた。</p>
<p>ここが津和野?
ゲコゲコとカエルの声が山間の集落に響く明るい農村という雰囲気だ。</p>
<p>麓に下りて、夫が探しておいたキャンプ場を覗いてみることに。
枕瀬山公園と書かれている。
天文台のある山にキャンプ場もあった。
駐車場に車を停めて管理人さんに聞く。</p>
<p>10張り張れるだろうかというこじんまりとしたキャンプ場。すでに2張りほどテント・シェルターが張られ、同時にソロの人が私たちと同じように管理人さんに訊ねていた。
現在お昼前。今夜キャンプをする予定はなかったのでまだ食料は調達していなかった。
ここでキャンプをするかまだ走るか。
キャンプ場のある山から下りながらどうしようか話す。
このあたりでキャンプというのは悪くない。
買い物が出来ればここに決めよう、と思ったら目の前におまわりさんの姿があった。
駐在さんだ。
このあたりで食料品を買えるお店はありますか?
若い駐在さんはパトロールから帰ってきたところらしく、じゃ地図を見ながら…とわたしを促して駐在所の鍵を開けた。
コンビニがいいですか、それとも商店の方が?
(コンビニもあるんだ!と思いながら)出来れば商店を…と頼む。
それならば…えーと、と開くと机いっぱいになるくらい大判の住宅地図を広げて説明してくれた。
きっと説明したいんだろうな、と思いながら聞く。</p>
<p>おまわりさんから聞いたお店に向かって走り、地元御用達の商店で食料を購入した。</p>
<p>もしもうキャンプ場がいっぱいだったらどうしよう、という不安も持ちながら再び山を登っていく。</p>
<p>暑い、暑い。
山に上がって行ってもじりじりと暑い。
わたしたちはいいけれど、パセ&#38;ポプたちは大丈夫だろうか。
まだ日も高い。</p>
<p>テントがいっぱいになっていたらどうしようなどという不安なんて杞憂に終わった。一緒に訊ねていたソロの人のテントは張られていたが、他にはまったく変化がなかった。
お金を払って設営をする。</p>
<p>夕方になって管理人さんがやってきた。
車と一緒に設営したカーサイドリビングだとオートキャンプになるので、800円追加だと徴収にきたのだ。1000円渡すと、「あはは、オートは1000円だったよ」とお釣りはなく領収証だけを持ってきた。プラス1000円でもとても良心的な価格だけど、どんどん上がるのはなぜ? ほかの3組の人たちも車を横付けしているのだから、オートキャンプが特別珍しいわけではないと思うのだけど…(苦笑。</p>
<p>今日は遅くにもう一組増えるそうだ。
鳥取からわざわざ来るんだよ、大変だよね、と管理人さんが言っていた。</p>
<p>わたしたちは千葉から来てるってこと、気付いてないみたいだった(笑。</p>
<p>山の上には何種類ものアンテナが立っている。
こんな辺鄙な場所なのに携帯がばっちり入る。
いいのか、悪いのか、微妙(笑。</p>
<p>気温が29度になっていた。
洗濯して、シャワーを浴びる。
パセ&#38;ポプたちにも水をかける。迷惑そうにしているけれど、効果覿面。</p>
<p>キャンプ場から見下ろせる集落を眺めながら、これが津和野?とまだ首を傾げていた。
どうやらここは津和野町日原という場所らしい。いわゆる世間で言われている津和野は隣の駅周辺(笑。</p>
<p>今夜はカーサイドリビングの中にHEXのネストをぶら下げて寝室とした。
パセ&#38;ポプもネストの中で自由になる。</p>
<p>夜、トイレに行くと、電気がつけっ放しにされていて虫があちこちにへばりついたりバタバタしたりしていた。虫の時間、虫の天国。ぎょっとして、入れず。幸いなことに少し歩けば他にもトイレがある。お願いですから、夜は電気を消しておいて。</p>
<p>トイレをはしごして歩いたおかげで空を見上げる時間が増えた。
天文台があるのが納得できる。
星が煌いている。</p>
<p>お隣のテントの人たちはテントから出て、地べたに寝っころがっていた。
そういえば、秋田の空の下ではそれをやっていた、わたしも。
今夜は、立ったまま見上げて、また静かにネストに入った。</p>
<p style="text-align: center;">***</p>
<p></p>
<p>2010年5月3日のルート
だいたい110km</p>
<p></p>
<p></p>
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		<item>
		<title>冬ごもりキャンプ　03</title>
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		<pubDate>Mon, 11 Jan 2010 12:29:31 +0000</pubDate>
		<dc:creator>richa</dc:creator>
				<category><![CDATA[2010]]></category>
		<category><![CDATA[キャンプ]]></category>
		<category><![CDATA[北関東(栃木・群馬・山梨)]]></category>
		<category><![CDATA[河原]]></category>

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		<description><![CDATA[<p>最終日、朝7時に起きだした。マイナス3度。昨日よりは暖かい。
今朝は、車も氷で毛羽立っていることはなかった。</p>
<p>2泊なんてあっと言う間なのよね。
撤収するまでの段取りを頭の中でイメージしつつ、少しずつ片付けもはじめる。</p>
<p>ルームから出て、パセ&#38;ポプのごはんを準備する。
なぜかしまわれているポプラのシッポ。パセリはまあるいしっぽをぷりぷり動かしている。</p>
<p>わたしたちのごはんは、持参したソーセージ、ベーコン、買った野菜などをお腹に片付ける算段。
特別なものではないのに、家で食べるより数百倍美味しくなるのはなぜだろう。
もし、ここに家を建てて同じ食事をつくったら、同じように美味しく感じるのだろうか。</p>
<p>お腹がこなれた頃、男性陣はまた周辺の冒険に出かけていった。</p>
<p>わたしは大奥のように幾重にも着込んだ姿でいる。
昨日よりは暖かいといってもやはり寒い。</p>
<p>ゆるゆると撤収をする中、お昼ごはんをつくってのんびりと食べる。</p>
<p>引越しのときのように、荷物が持ち出されがらんとなったリビングシェルで食事をする。
少し淋しい。</p>
<p>ここではずっと水の流れる音が聞こえている。
川の流れ。
水道管の凍結防止の水の流れ。
本来、水は流れ続けているはず。</p>
<p>家に帰れば、節水。
流れている水の音は聞こえない。
実家の小さな庭の小さな滝も、最近は流していない。
人工的に流している滝だけど…、その流れる音をいつも聞いていたのだった。
壊れてしまったモーターを「直す」という親の言葉に「いいんじゃない、直さなくて」と止めていたけれど、やはり直した方がいいのかな。 単にフィルターを交換すれば使えるとのことでした(笑。飼っていた鯉を盗まれたり死んでしまったりして、流すのを止めていたようです。何を勘違いしていたのかしら、わたし^^;　(2010.4.18訂正)</p>
<p>川を挟んだ向こう岸の山のてっぺんからパラグライダーが風にのってゆらりゆらり降りてきた。
川を挟んでこちら側、さっき集まってきた地元の若者たちが焚き火をしている上方へ。
降りる場所が違うんじゃないの?</p>
<p>焚き火を囲んでいた若者たちが慌てて立ち上がって逃げようとしている。
若者たちは制止されたのか、その場に頭を低くして座り込んだ。パラグライダーは彼らの頭上を掠めて河原にこけて着陸。
時間差で飛び出していたパラグライダーが、それを追ってきたのか助けに来たのか、次々に河原に着陸した。</p>
<p>さ、3時を過ぎたし、帰ろう。
出来るだけ通ったことのない知らない道を選んで…。
まだまだ通ったことのない道がたくさんあるからね。</p>
<p>-おしまい-</p>
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	</item>
		<item>
		<title>冬ごもりキャンプ　02</title>
		<link>http://odekake.pyonpyon.org/10_0110_02.html</link>
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		<pubDate>Sun, 10 Jan 2010 12:23:33 +0000</pubDate>
		<dc:creator>richa</dc:creator>
				<category><![CDATA[2010]]></category>
		<category><![CDATA[キャンプ]]></category>
		<category><![CDATA[北関東(栃木・群馬・山梨)]]></category>
		<category><![CDATA[ピロー]]></category>
		<category><![CDATA[ルーム]]></category>
		<category><![CDATA[川]]></category>
		<category><![CDATA[星]]></category>

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		<description><![CDATA[<p>朝は、空気までも凍っていた。</p>
<p>先に起き出した夫が「凍ってる!」と言っている。
ボトルの水もシェルの幕体も車のボディも凍ってる、と。
外にぶら下げていた温度計はマイナス7度を示していた。
温度計はさぞかし寒い思いをしただろう。</p>
<p>カメラを向けるとレンズが曇ってしまった。</p>
<p>枯れ葉も草も枝も、白く光る衣をまとっている。
夫はパセ&#38;ポプと、凍ったか枯れ葉を踏んで散歩に出かけていった。
その間にわたしは寝室(インナールーム)を整え、パセ&#38;ポプが帰ってきたときのためにコットにフリースを敷く。そうしておかないと、パセ&#38;ポプが少しでも暖かいところを求めて人の膝に乗ってくるのだ。朝露の散歩で濡れた足を乗せられると冷えてしまう。
昨晩パセ&#38;ポプが寝たあとにストーブをコット脇に移動していた。
そのままの場所で朝も火がつけられていたので、フリースが触れたら危ないなあと思いながらフリースを広げた。その瞬間、手にしていたフリースが、抵抗した。</p>
<p>フリースブランケットの隅がストーブのトップにかかっていた。</p>
<p>慌てて取り払ったけれど時既に遅し。
溶けたフリースはストーブにこびりついてしまっていた。幸いなことに「穴」はあかなかった。気をつけないと…。</p>
<p>夫とパセ&#38;ポプは町の探検をしていて、民家の野菜売り場を覗いてきたらしい。何も売っていなかったらしいが。
帰ってきて、ごはんタイムにする。わたしたちは芋っ子汁にうどんを入れた。
芋っ子汁にセリはなくてはならないもの。あるとないでは大違い。セリがないもの、それは芋っ子汁ではない。本当のところはしらないけれど。</p>
<p>ビールが足りなくなりそう、とスーパーに買出しに行くことにした。
普段はシュラフやピロー、ウールブランケットでもこもこのリアシートはすべて降ろしているので寒々しい。よってパセ&#38;ポプにはセーターなどを着用させてみた。</p>
<p>駐車場に入っていくと、スーパーの入り口に数人の警官がたむろしている。ちらっとこちらを見た。
なに?
別に悪いことはしていないはずなのに少し気になる。スーパーに入っていく人もこちらをちらちらと見ている気がする。
ん? うちの車なにか変?
まさかジェットバッグがオープン状態とか?
車から降りて恐る恐る車の屋根を見上げてみた。
異常はなかった。
じゃあ、なに???</p>
<p>パセ&#38;ポプを車内に待たせて、いつもならダッシュでスーパーに入ってゆくところなのに、なぜかそれが出来ない感じ。
夫がレジに並んでいるとき車内のパセ&#38;ポプの様子を見に出ると、出口にずらっと10人近くの警官が待ち構えていた。</p>
<p>な、なによ。</p>
<p>「今日は110番の日なので」
明るい警官の声が聞こえてきた。</p>
<p>キャンプサイトに戻ると風が吹き始めていた。
枯れ葉が舞い上がり、大きな桜の木の枝も、松の木も揺れている。</p>
<p>なぜかたこ焼きなども買ってきていた。</p>
<p>早速余裕のある在庫状態になったビールを開ける。
クーラーバッグ以外にもビールを持ってきていたことを、スーパーから帰ってきて思い出した。余裕というよりもお持ち帰りパターンになってしまった(笑。</p>
<p>目の前にそびえる山の上は真っ青な空。
インナールームでは男子たちがごろごろ。</p>
<p>静かな午後。
強い風が音を立てて近づいてきた。
遠くから雲も連れて来た。
次から次に、枯れ葉を舞い上げ、青空に雲を散らして存在をアピールしている。</p>
<p>夜中、テントで寝ているときに山から駆け下りてくる風の音が聞こえてくると、聞きたくないのに耳を済ませてしまい、音に集中してしまう。どんどん音が大きくなって、強力な風を創りあげてしまい、自分で恐怖をあおう。</p>
<p>明るいと怖くならないから不思議だ。
姿の見えない風の存在をカメラに収めようと何度もシャッターを切る。
不精してシェルの中から撮っていたから、その姿はやはり撮れなかった。</p>
<p>のそのそと起きだした男子3名は、また連れ立って寒風の中を散歩へと出かけていった。</p>
<p>わたしは、どれだけ飲んでもあまるほどあるビールを飲みながら読書。酔いが回ると頭に入らなくなるぞ。</p>
<p>1時間ほどすると、シェルのドアからすぽっと入り込んできたポプラ。続いてパセリも入ってきた。
「おかえり」</p>
<p>川を挟んだ向こう岸の枯れたススキが群生している。その葉の隙間に人の影が見え隠れした。オレンジ色の帽子に上着を着ている。どうやら猟らしい。走ってゆく犬の姿も数匹見えた。</p>
<p>15時を過ぎると空気はますます冷えてくる。太陽が傾いてもうすでに夜の気配がすぐそばにまで迫ってきていた。
昨日の残りの芋っ子汁はランチジャグに移し、今夜の寄せ鍋の準備を始める。
カンカンカンと乾いたサイレンが近づいてきた。
まるで昼のカーテンを閉めてゆくように、対岸の道を消防車が走り抜け、山の色が変わった。</p>
<p>先ほど入ってきた黒いワゴンが消えていた。
ソロテントを挟んだ向こう側に車を停め、テントなどの荷物を降ろし始めていた男女。荷物を地面に降ろしたまま車に乗り込んでいたのでどうしたろのだろうと気になっていたが、ふと気づくと荷物はもちろん車もいなくなっていた。なにか致命的な忘れ物でもしてしまったのだろうか。それとも設営する前に帰らなければならない緊急の連絡でも入ったのだろうか。</p>
<p>川から離れた場所にはユニフレームのシェルターが立った。その前では焚き火の炎が盛大に上がっている。離れたところを選んでくれているのがありがたい。</p>
<p>17時にはパセ&#38;ポプの散歩へ行き、ごはんにする。
暗くなってきた中での散歩は、種の運び屋としてパセ&#38;ポプが利用されてしまう。このときもしっかり付けていた。
昨日到着した時間になった。
こんなに暗かったのかと不思議に思う。</p>
<p>温度がどんどん下がってきた。
パセ&#38;ポプにも珍しく服を着せる。</p>
<p>真っ暗な20時、トラックのような音をさせた車が2台連なって入ってきた。ドアの開け閉めに加えて、単管でも組むのかというようなけたたましい音が響く。
キャンピングカーの間にシェルターを立てているようだが、なぜかひとつひとつの音が大きく響く。
知らぬは本人ばかりなり。
人の振り見て…、と肝に銘じる。</p>
<p>今夜も星は静かに輝いている。
夜の海に光る波のように揺れながら。</p>
<p>太陽が昇る空に、今夜もオリオン座があった。</p>
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		<title>冬ごもりキャンプ　01　枯れ葉積もるキャンプ地で</title>
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		<pubDate>Sat, 09 Jan 2010 12:20:29 +0000</pubDate>
		<dc:creator>richa</dc:creator>
				<category><![CDATA[2010]]></category>
		<category><![CDATA[キャンプ]]></category>
		<category><![CDATA[北関東(栃木・群馬・山梨)]]></category>
		<category><![CDATA[D5]]></category>
		<category><![CDATA[スノーピーク]]></category>
		<category><![CDATA[ピロー]]></category>
		<category><![CDATA[ルーム]]></category>

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		<description><![CDATA[<p>午前中たらたらと過ごしてしまい、気付くとお昼を過ぎていた。</p>
<p>これから出発したら、現地に到着する頃にはもう陰ってしまう。
途中で買出しすることも難しいかもしれない、とパセ&#38;ポプの旅前の散歩をしながら話をする。</p>
<p>パセ&#38;ポプの散歩は夫がしてくれるというので、少しでも時間短縮をするためにわたしは途中で家に帰ることになった。
ひとり家に帰ったわたしは、わたわたと冷蔵庫から野菜を取り出す。</p>
<p>大根、人参、白菜などをがんがん切り、シャトルシェフに放り込む。
持って行く食材の、白菜は一枚一枚はがし洗い、きのこ類、ねぎ、水菜などもすぐ使えるようにしてジップロックへ入れ、かちんこちんに凍った鶏肉とともにクーラーバッグに収めた</p>
<p>散歩から帰ってきたパセ&#38;ポプの足を拭いて、シートベルト着用の乗車仕様にすると、ぽんぽんと車へ放り込む(^^)。</p>
<p>時計はもうすでに13時半を過ぎていた。</p>
<p>ビールや食材を詰めたクーラーバッグ、熱いコーヒーとお湯を車に載せ、留守を頼む母にパセ&#38;ポプがワンワンギャンギャンの挨拶をして、わたしたちも車に乗り込んだ。</p>
<p>14時には出発したい、という希望にはぎりぎりセーフで間に合った。</p>
<p>13時45分、D5は走り出した。
ナビは17時半頃に到着すると言っている。</p>
<p>「あれ、シェルのフレーム入れてきたかなぁ。」
また物騒なことをおっしゃる。
「まさか、タープのポール入っていないよな?」
わたしに聞かれても困るのですが…。
隣駅の前に車を停めて、ラダーを登っていき収納ケースの外から手で探って確かめる夫。
「フレームが曲がっているから、シェルのだと思う。」
間違いがあったときの共犯としてわたしも確かめることにした。
歩道をゆく人がちらちらとこちらを見あげる。
わたしもラダーをよじ登って確認。
最近は女子が肉食系なのよね、なんて思っているのかもしれない。最近の女子ではないけれど…ね(笑。</p>
<p>これでどちらかが間違えた、と不穏になることはないはず。</p>
<p>やっぱりカーサイドタープだけは必ず入れておこう。
そんなに余裕のある車ではないけれど…。</p>
<p>高速は車の数も多くなかった。1000円というのもみんな慣れてきたのだろうか。それとも年末年始で移動したからこの連休に出かける人は少ないのか。なんにしても快適な車の数で気持ちよく走ることができた。</p>
<p>高速道脇に杉かせ立ち並んでいる。ん?と目を留める。
もしかしたらもうオレンジ色に変わっていませんか。
そう思うともう鼻がむずむずしてきてしまう。目までも痒くなってしまう。
そうだった。忘れていたがもうすぐ花粉の季節がやってくる。</p>
<p>今のこの時期を過ぎると、マスクで顔を覆い、薬を手放せない悪夢のシーズンがやってくる。若葉と花が開花する穏やかな春は好きな季節だったのに…。</p>
<p>そういえばお昼を食べていなかった。
高速を降りて、コンビニで昼食を購入した。
ここは茨城だったのね、と地域限定のおにぎりを買った。</p>
<p>今日の宿泊地を横目で見ながら、いつもの食材調達スーパーへ向かう。
現地は車が数台停まっていたけれど帰り支度をしている様子だ。今夜は我が家だけかもしれない。</p>
<p>スーパーでパセ&#38;ポプのためのお刺身やあれやこれやと買い込んで、キャンプ地にむかう。
まだかろうじて日は暮れていない。</p>
<p>先ほど見えていた車はいなくなっていて、代わりに黒い車が一台停まっていた。少し前に設営を始めたらしい。ソロキャンパーだった。</p>
<p>夫はシェルを建てる。
わたしはテーブルなどの家具を組み立てる。</p>
<p>足元はかさかさの枯れ葉が幾重にも積もった絨毯。</p>
<p>ルームを吊るし、銀シートを敷き詰めた上にプロライト2枚、ドッグマット2枚、Zライト2枚を置き、フリースブランケットで覆う。そしてモンベルとスノーピークの3つのシュラフをつないで置き、その上にドイツ軍ブランケットを掛ける。サーマレストのピローを2つをパセ&#38;ポプが暑くなって避難する場所として頭上に置く。ポプラが一人前にピローを使用するので、ポプラの分を含めて3つを通常の枕として並べて、寝室完成。(パセリはわたしたちの足元、シュラフの上に陣取ることが多い。)</p>
<p>18時過ぎ、お座敷仕様のシェルの中でどっかりと座り込むと、グラスにビールを注いだ。
ぷわぁっ、美味しっ♪
夕食の準備をしていると、夫は寝室に読書灯もつけてくれていた。</p>
<p>お座敷仕様の場合、足先がとにかく冷える。厚手の靴下(バックパッカー)を重ねた上にテントシューズも履く。</p>
<p>これまで何度も登場している芋っ子汁が今夜のメイン。里芋となめこと鶏肉とセリが重要な味の決め手。ぬるぬるしているから冷めにくいし、身体も温まる。
もう何十年も前にドイツで生まれたストーブの青い火は21世紀になっても綺麗に輝き、わたしたちを外側から温めてくれる。</p>
<p>白い息を吐きながら見上げる夜空の綺麗なこと。
虫も人も少ない冬のキャンプはやっぱり好きだなぁ。</p>
<p>友だちからメールが届いたので連絡をしてみた。
キャンプ中だと話すと、「大丈夫? この前片山右京さんが遭難したじゃないの!」と言われた。そんな大層なことをしていないよ、比べないでよ、と恥ずかしくなる。</p>
<p>シャトルシェフから芋っ子汁を少しよそって温まる。暗い中、里芋やなめこなどひとつひとつの味を舌で感じる。
マイナス4度になっていた。</p>
<p>本を読んでいたら日付が変わってた。</p>
<p>1泊目はソロキャンパーと我が家のみ。
そろそろパセ&#38;ポプが好き勝手な場所で寝ているシュラフの隙間に潜り込もう。</p>
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		<title>冬ごもりキャンプ　top</title>
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		<pubDate>Sat, 09 Jan 2010 11:41:50 +0000</pubDate>
		<dc:creator>richa</dc:creator>
				<category><![CDATA[2010]]></category>
		<category><![CDATA[2010_index]]></category>
		<category><![CDATA[キャンプ]]></category>
		<category><![CDATA[北関東(栃木・群馬・山梨)]]></category>

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		<description><![CDATA[<p>
Daily PYoNPYoNに投稿したまんま転載ですm(__)m
(1/9-11のキャンプ)</p>
<p>キャンプ中「青空と乾杯」を投稿しましたが、
昨年も1月に行った場所で、2泊してきました。</p>
<p>昨年のレポ &#62;&#62;　2009年 キャンプ初め 01 </p>
<p>幾重にも枯れ葉が重なるふかふかの地面。
古いドイツ製のストーブも大活躍。</p>
<p>
止まることのない水の流れの音を聞きながら、
ときどき通り過ぎてゆく風が枯れ葉を舞い上げる様子を見ながら、
アウトドアで引きこもりのキャンプを満喫してきました。</p>
<p>白い息を吐きながら見上げる夜空の綺麗なこと。
虫も人も少ない冬のキャンプは、やっぱり好きです。</p>
<p>4/16 ひきこもりキャンプの仮題からふゆごもりキャンプに変更してやっと更新します。</p>
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