海漕ぎ!?@江戸川 02

下りはきつそうだねぇと、気合をいれた。
折り返してスターンズを出すと、ういんどさん&じゅりさんのパドリングが上りとめっきりかわっている。すばらしい♪

支流はまだ風が弱い。中州が終わって本流に戻るときっと風辺りが強いだろう。
まだ本流じゃないのに、下流から波があがってくる。
スターンズの底に波が当たるのがわかる。もにょもにょもにょ…。
カナディアンではこれはわからないのでおもしろい感覚。

ところどころ風の影響のないところに入り込んで休憩する。
わたしたちと同じようにカモが二羽ぷかぷか浮かんでいた。
中州の木々か大きく風に揺れている。
カラスが風に負けて「あ～れぇ～」と流されていく。カラスはきっと必死だろうから笑っちゃいけないけど、笑えた。
スターンズの脇の水面ではアメンボがすいすいと移動して行く。陸地の木にはカエルの卵がある。理科の授業を思いだしてしまった(笑)。

本流に入る。ぐんと視界が広くなり、水面は波立っている。
ほんとにここは川?
海じゃないの?というくらい波が向かってくる。
当たった波が砕けて顔に水しぶきがかかる。
カメラにもしぶきがかかってしまうので写真が撮れない。

どぶんどぶんと向かってくる波。
スターンズでもバタンバタンと音が鳴る。

うきき。

たのしいじゃん♪　

風はごーごーと耳障りな音を立ててるけれど、「たのしーっ(^o^)丿」って声を上げていた。

こんな江戸川ははじめて。
こんな川もはじめて。
スターンズじゃなかったら(カナディアンだったら)泣いていたかも～。

やっぱり海だよ～。
波が次から次に押し寄せてくる。
下っているのに下流から波が向かってくる。
海から逆流している～(笑)。

スプレーカバーに水がたまる。
顔に水しぶきがかかる。
でも、「たのしーっ♪」だった。
海原を漕いでいる感覚になっていた。

パセ&ポプがいたらこんなには楽しめなかったかも。
おそらくポプラがバウを陣取っていただろうから、水をばしゃばしゃかぶっていただろう。そして、たぶん落ちている^_^;　もしかしたらスプレーカバーの下に避難していたかな。うーん、でも下に入り込んでいたら、いざというとき危険な気もするのよねぇ。まぁ、スターンズが転覆というのはなかなかあり得ない状況だとは思うけれど…。

ういんどさん&じゅりさんも、問題なく楽しんでいる様子で風に向かっていた。

ちゃんと障害物も避けられていた。
江戸川だって侮れない。杭だってある。
きちんと漕げなければ、危険なことだってある。

先日初心者でも行けるという評判の錦川でカヤックの事故があった。
「なぜ、こんなところで?」という場所で事故が起きる。
江戸川だって、スターンズだって、気を付けなければ…。
ういんどさんたちがもしもうダメ～になってもいつでも陸に上れるようにと、岸近くを漕ぐ。釣りの人たちはいつの間にかずいぶん少なくなっていた。
しかし、はじめてのカヤックで川(?)に出て、これだけ風に吹かれてもういんどさんとじゅりさんは笑顔だった。これからきっと水上にいる時間が長くなるわね。最初にこんな経験したからこれからはいつも楽過ぎて物足りなくなったりして(笑)

リモコンボートが水しぶきをあげている場所まで帰ってきた。
上陸は、その人たちの邪魔にならないように端っこに着岸。

Mダックスさんがあやしいヤツっと近づいてきて吠えている。
パセ&ポプがいたらもっと吠えられて大変だったかも～(^^ゞ

スターンズを駐車場に運んで、空気を抜く。あっという間に空気が抜けるから助かってしまう。ちゃっちゃっと畳んで車に放り込んだ。

我が家(カスケードループ)に戻って少しだけお茶をしながら水遊び談義。

必要な装備の話など、話は尽きなかった。
装備ではたくさんの失敗をして散財してしまった我が家だから^_^;、失敗しないでね～。
今度はフネから下りたらプシューってビールを片手にできるキャンプで!
また、ご一緒できる日を楽しみにしてま～す(^o^)丿